訪問看護は身体だけではない。お金も大事

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毎日寒い日が続きますが、朝食にお味噌汁をプラスすると、
身体の中からポカポカと温まり、身体が活性化した感覚になります。
もしよかったら試してみて下さい☆

去年、契約に行った方のお話です。
本人は80代のおばあちゃんなのですが、
息子さんと同居暮らしをしています。
しかも息子さん、うちの事業所の訪問看護を利用されています。
息子さんの疾患名は統合失調症です。


看護師が週1回で息子さんに対応していたのですが、
本人は足の骨折で長く入院をしていました。
何度も、息子さんはお母さんのことを心配して、
訪問看護をキャンセルしたり、
落ち着かない様子でした。


やっと病院でリハビリもして、退院の許可が下りたのですが、
薬の内服管理が不安というのと、自宅に戻ってしっかりリハビリをしたいということで、
先生の判断で訪問看護を導入した方が良いと運びになり、
理学療法士と看護師の対応で入ることになりました。
しかし、キーパーソンは息子さん。


息子さんは統合失調症です。
因みに統合失調症には、陽性症状と陰性症状があるのですが、
息子さんは陽性症状があり、幻聴が聞こえるそうです。
例えば、聞こえないはずの声が聞こえてしまうのです。


息子さんも薬でコントロールをしていますが、
お母さんと一緒に合わせた対応が必要となってきます。
ここで訪問看護の分かりにくいところなのですが、
お母さんは右大腿部転子部骨折で、要介護4の介護認定が下りていますので、
介護保険サービスからの対応になります。


息子さんは統合失調症なので、精神疾患であり、
必然的に医療保険の扱いになります。
本人、息子さんに訪問看護は対応するけど、
病名によって介護保険・医療保険と分かれているのです。


とてもややこしい制度なのですが、
しっかり制度を理解して対応しないと、
利用者さんに迷惑をかけてしまいます。


身体の状態が一番なのですが、
訪問看護を導入する時に家族が次に心配するのはお金のことです。


お金がどれくらいかかるのか、しっかり把握しておかないと、
身体のこと、お金のこと不安だらけになってしまいます。
・これからの生活費
・家族の余暇生活使えるお金
・入院代
などなど、考えることは多く、
家族はそれだけで疲弊してしまう方もいます。


ですから、私たちがしっかり国の制度を理解することによって、
利用者さんだけでなく、安心して家族が受け入れてくれるように努めないとと、
感じています。
読んでいただきありがとうございました。
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