介護費用にまつわるお話し

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介護されている方にとって、

『介護にかかる費用ってどれくらいかかるんだろう』

というのはとても切実な問題だと思います。



それでも介護保険があるので、サービスを利用したとしても1割、一定所得がある人は2,3割の負担となります。

1か月にどれだけのサービスが使えるのかを金額に置き換えたものが
利用限度額。

それは介護度に寄って変わってきます。に寄って変わってきます。



要支援1から要介護5まで下記のようになっています。



要支援1:5,032単位
要支援2:10,531単位
要介護1:16,765単位
要介護2:19,705単位
要介護3:27,048単位
要介護4:30,938単位
要介護5:36,217単位


となっていて、円になおすとおおよそ×10となります。(地域によって若干違います)


自己負担額は、上記限度額の1~3割となります。


要介護1の方だと限度額は16,765単位、円に直すと167,650円、自己負担額は1割の方だと16,765円となります。(1単位10円の地域の場合)


サービスの内容(種類)に寄って単価が決まっており、

例えば訪問看護を週1回、1回1時間未満利用するとすると、


単価は821単位となり、約821円(1単位10円の地域)が1回の訪問看護の費用(自己負担額)となります。



医療保険を利用する訪問看護だと、また算出方法は異なり少々複雑になるので詳細はご相談いただければと思いますが、


いかんせん、介護にはお金がかかります。



食事も、家族と同じものが食べれるならいいのですが、


特別な食事が必要だとか、とろみをつかないとむせるので、
トロミ剤が必要とか、


ベッドも今まではお布団だったのに、介護状態になってからはベッドが必要だとなると、レンタル費用も掛かります。


ヘルパーさんに来てもらう、おうちで入浴サービスを受ける、デイサービスを利用する、時々ショートステイに行ってもらいたい・・・



などなど



細かい費用がかさんできます。


調査によると大体在宅生活者だと月に6~8万円かかるそうです。






担当しているご利用者家族から、こんな質問がありました。


「おむつって1枚でどれくらい吸収するんですかね?」



寝たきりのおばあちゃんのおむつ交換。


最近のおむつはとても性能が良くて


「〇回分のおしっこを吸収!」とか、


「夜間はこれ1枚で!」


など書かれているものも多いです。



尋ねられたおむつの容量は



「3回分のおしっこを吸収します」というもの。




「3回分のおしっこを吸収するって書いてますねぇ~、でも・・・」



「じゃ、1日3回おむつを変えればいいですね!」




といわれました。


理屈はそうですけど、便が出ていることもあれば、


1回の尿量が多くて漏れることもあるかもしれない・・・・


いくら吸収力がアップして、逆戻りしないとはいえ、

湿ったおむつを長時間あてられると、

やはり皮膚がふやけてトラブルを起こすこともあります。



「あ、いや、夜間はまだしも日中はもう少しまめに・・」



「おむつって意外とたかいんですよね!」



「ははは・・・ですねぇ・・・」




それ以上何も言えずにいました。




できるだけお金をかけたくないのが本音。



どこかで節約したいものなのです。



でも、そうやってちょっとの手間をかけなかったがために、

床ずれができてしまい、結局医療費がかかってしまうってこともあるのです。



どの部分で節約するのか


どう工夫すればいいのか


悩みどころですよね。



サービスを使わずに、家族だけでお世話すれば


介護保険を使わずに、お金も使わずに行けるでしょう。

でも、家族の負担が増えて、家族の生活に支障が出るようなら、

思い切ってサービスを利用して家族の負担を減らすほうがいい。


そう思うのですが・・・。




介護にまつわる費用についてのご相談も

訪問看護師や、ケアマネジャーに相談すればいろいろ教えてもらえます。


おむつだって申請すれば、補助だって出ます。



お金のことは取ってもシビアな問題。


でも悩んでいるなら早めにご相談を!


















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