7冊の本と、新しい光。母の誕生日に誓った「今、学ぶ」ということ。
今日は、亡き母の誕生日。
久しぶりに深く眠れた朝、初夏に似合いそうな色の花を買い、私は清々しい気持ちでお墓参りに向かいました。
季節は「立夏」そんな節入りの日に、母が好きだった「学ぶこと」への情熱を、改めて自分の中に感じる一日になりました。私の母は、本当に勉強が好きな人でした。
何か知りたいことがあると、図書館へ行って7〜8冊の本を一気に借りてくる。そしてカフェに行き、それらを一気に読むのです。
「すべての本にこう書いてあったから、この情報は信頼できる」
そう言って、情報の核を自らの目と手で手繰り寄せていた母。
晩年、母が熱心に取り組んでいたのは、海外留学も視野に入れるほど本格的な「自然療法」の学びでした。
グローバルに活躍し、どこまでも専門性を極めようとしていた母。
けれど、そんな情熱のさなかにあったある日、突然の病が母から自由を奪いました。
半身の麻痺と言葉を失うという、あまりにも過酷な現実。
最後まで学びを諦めなかった母にとって、どれほど無念だっただろうかと、墓前でその想いに触れたとき、自然と涙が溢れました。
「やりたいことは、今やらなきゃいけない」
母が身をもって教えてくれたのは、明日に回していい時間なんて無いということ。
毎日をただなんとなく過ごすのは、もったいないのだと。今、私は窓の外が見えるお気に入りのカフェの席で、母がかつて何冊もの本を広げていたみたいに、静かに学びの時間を過ごしています。
母ならきっと何日もかけて丁寧に紐解いていたであろう深い英知。
私は今、新しい時代の力を借りて、そのエッセンスを大切に受け取っています。
学ぶ形は変わったけれど、
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