オリンピックも終わっちゃいましたね~
最後の方で行われた男子マラソン
メダル候補と言われていた海外の選手が競技最中に棄権されてましたねぇ
やはり日本の夏って、世界的に見ても過酷なんでしょうか?
湿度が高いらしいですからねぇ・・・
まぁ皆様におかれましても、くれぐれも体調を壊されませぬ様ご注意下さいませ!
さて、本日のブログですが・・・
先ほど、ちょっと食料品の買い出しに行ってきたんですけどね
そこで、ある親子を目にしました。
お母さんは、大体50代後半といった感じでしょうか
お子さんの方は、20代だと思います。
ただ、そのお子さん、男性の方だったのですが、
何か障害をお持ちでらっしゃるご様子でした。
うめき声を上げながら、店内を歩いてらっしゃいました。
行動も、小さな子供の様なふるまいでした。
そんな我が子に対し、お母さんは、まるで他人の様に接してらしたのです。
距離を取り、離れすぎたら
「早く、こっちおいで!」
と、荒々しく声をかけていました。
お買い物が終わり、その親子が帰路についた姿も目にしたのですが、
お母さんは自転車に乗り、早いスピードではないものの、お子さんをそれ程気にかけずに走っていっていました。
お子さんは歩きで、お母さんの後を追いかけるも、どうしても他の事が気になって、その都度、足をとめてしまいます。
そして、また距離が離れると、お母さんは
「ちょっと!早く来てよ!」
と不機嫌そうに声をかけられてました。
そして、お子さんの方は、健気にお母さんの後を追いかけてました。
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お母さんの立場になってみたら、気持ちは解らなくないです。
大変だと思います。
周りの目も気になるでしょうし、
不機嫌にもなるでしょう。
ただ、この光景を目にして・・・
私は他人事に思えなかったのです。
私も、世間的に見れば、異端者です。
なんたって「セクシャルマイノリティ」って言われるくらいですから
少数派なわけです。
差別される事が多い立場にいるのです。
それでも・・・私の母は受け入れてくれて、
一緒に買い物にも行ってくれるし、
私と手を繋いで歩いてくれるし、
私が公の場で女性っぽい言動を行っても、
変な顔もしません。
改めて思いました。
私はなんて恵まれているのだろうか、と・・・。
私だって、もしかしたら同じ様な目にあっていたのかもしれないのです。
いや、実際に母にカミングアウトした時は、こう言われました。
「なに?あんた男が好きなの?気持ち悪い・・・」
それでも、あれからもう6年経ち・・・
私という人間を、しっかりと受け入れてくれています。
感謝しかないです。
それに、そんな母が愛おしいです。
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私は、子供を授かったことがありません。
多分、もう授かることも不可能でしょう。
まぁ、パートナーもおりませんしw
でも、実際に自分が親の立場になった時、
我が子との出会いを迎えた時に、
その子に何か他の人と違う特徴があったとしたら
私はそれでも愛せるのだろうか?
・・・解りません。
はっきりと、『それでもかまわんですたい!』
とは、言えません。
ですから、改めて今日目にしたお母さんに、
私は何も言えません。
かける言葉が見付からないのです。
でも、その代わりになってしまいますが、
自分の母には感謝したいと思いました(*´ω`*)