保険が必要/不要な人の違いとは(医療保険編)
今までの経験から本当に医療保険が必要ない人とはどのような人なのか、、簡単にまとめましたので、ぜひご参考にしてみてください。1.日本の公的保障はすばらしいという幻想国民皆保険制度により、ほぼすべての方が健康保険証を持っています。健康保険証があれば、たいていの治療が3割負担もしくはそれ以下で受けられますし、
高額療養費制度があるため、年収によって1ヶ月の医療費の上限(世帯ごと)も決められています。
高額療養費制度について簡単に説明すると、例えば、一般的な年収の方(標準報酬月額28万~50万円の方)であれば、
80,100円+(医療費-267,000)×1%が1ヶ月の医療費の上限となるため、
医療費が100万円だったとしても、80,100円+(1,000,000-267,000)×1%となり、
87,430円が医療費の自己負担額となります。100万円の医療費が、87,430円の自己負担で済むということは、医療費の9割以上を公的保障でまかなえるということになるので、
日本の公的保障はとてもすばらしいものだと思います。
ただし、公的保障がすばらしい=民間の医療保険は不要ということではありません。
万が一の場合、公的保障を使っても1ヶ月に約9万円の支出が発生します。この支出は皆さんの家計には影響のない金額でしょうか?2.医療保険は何のため?
医療保険の目的は主に2つあります。1つは、医療費などの支出の増加に備えるため、もう1つは、治療のために仕事ができなくなり収入の減少に備えるためです。医療保険は、この2つの金銭的な負担による問題を軽減する目的で存在しています。
つまり、公的保障がすばらし
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