日本人は一般に生命保険(損害保険の病気、ケガの対象も含む)に入り過ぎているでしょう。
死んだとき、病気になったとき、働けなくなったとき、そうなったらどうしますか?入っていたらこれだけ保険金が出ますよ、と言われれば訴求力は高いでしょう。
保険会社、保険会社ではたらく人が多い(たまごとにわとりの話ではありますが)=供給が多い
月払いが多く、月にすると少額に見える
一度入ったら解約するのが面倒(電話料金、サブスクなどと一緒です)
人は正確にリスクを測れない
付き合いや知り合いからの勧めで入ることがある
保険商品に対する知識がなさすぎる
などなどありますが、
「社会保障制度について知らなすぎる」これが大きな要因となっているでしょう。自分が大病したとき、障害者になったとき、死亡したとき(遺族に)、何が福祉的に保障されるかをあまり理解する機会がありません。学校では専門的に学ばない限り一般教育、一般教養では学びません。
がんになっても、働けなくなっても、死んでも「何もない」と思っているでしょうし、保険を売る人もそんなことはわざわざ話をしませんし、幸運なことに保険を売る人もそんなに詳しくありませんので、知っていることを敢えて言わないということではないので無罪です。
ちゃんとした保険に入りたい場合は、
世の中に迎合、同調しない
サブスクをやらない、ちゃんと辞められる
人付き合いを割り切れる
リスクを測れる(少なくとも理解している)
ようになって、
保険商品の仕組みを知っている
保険会社と関わりがない人
社会保障制度に詳しい
こういう人に力を借りるのがいいでしょう。