定期保険が有効なとき

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家族がいる場合、自分がもし急に死んでしまったら、家族が困るだろうと思うのは普通です。家は持ち家で、しかも団信に入っているので、死んでもローンはなくなりますし、家族が住むところは確保できます。

終身保険や定期保険の大きめな死亡保障のある保険に入っていない場合や、貯金や金融資産があまりない場合、長期的には貯金で対応したいところですがなかなかすぐ貯金を積み上げるのは簡単ではありません。

そういう場合は必要最小限の定期保険に入ることをおすすめします。300万円から入れるものもあります。300万円あったからと言って、子どもが成人するまで足りるかと言うとそうではないでしょう。

ところで、地震保険は建物や家財が地震によって損害を受けた場合、保険金額に応じて一定の割合で保険金が支払われます。実は、これは建物や家財を直したり新しくするための趣旨ではありません。地震で被害を受けて、当座の生活資金や出費などのため、という趣旨なのです。いわば生活再建に備える資金なのです。

自分が死んだときに、まったく現金が残せない場合、この定期保険を活用することで家族が使える当座の資金を手当することができます。例えば300万円あれば、家族2人であれば1年間くらいは何とか凌げるかもしれませんし、その間に生活を新たに組み立てる準備ができます。

死亡保障や貯金がない状態の方は、定期保険に少額で入り、そして貯金をしっかりすることをおすすめします。
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