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FPこそ「EQ」が大切?

― 心に寄り添えるお金の専門家になるために ―ファイナンシャルプランナー(FP)と聞くと、 「お金の知識に詳しいプロ」 「家計や保険、資産運用のアドバイザー」 というイメージが浮かぶ方が多いかもしれません。 でも、FPの仕事をする上で実はとっても重要な“もうひとつの力”があります。 それが――EQ(感情知能)です。💡 EQとは? EQとは「Emotional Intelligence(感情知能)」の略で、 自分や他人の感情を理解して、うまく扱う力のことです。 EQには、主に5つの力があります。 自己認識(自分の感情に気づく力) 自己管理(感情をコントロールする力) 動機づけ(前向きに行動する力) 共感(他人の気持ちを感じ取る力) 社会的スキル(良い人間関係を築く力) (それぞれの力の詳細については、私の別のブログをご参照ください) 💰 FPにEQがなぜ必要なの? FPの仕事は、お金の話を通して、 人の人生・価値観・悩みに深く関わる仕事です。 つまり、「数字やエビデンスだけでは動かない感情」に触れる機会がとても多いのです。 「老後が不安なんです…」 「子どもの進学費用が心配で…」 「投資って怖いんですが、本当に大丈夫ですか?」 相談者が口にする言葉の背景には、 不安・迷い・希望・焦りなど、さまざまな感情が詰まっています。 だからこそ、FPにも「感情を扱う力=EQ」が求められるのです。 ✅ FPがEQを伸ばすとこんなに変わる! ① ヒアリング力が上がる(共感力) 相談者の本音や感情に気づけるようになると、 表面的な質問ではなく、心に寄り添ったヒアリングができるようになります。 💬「
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note「節約ライター&ファイナンシャルプランナーのお得な話」について

こんにちは。フリーランスライターのNA_RU⁺です。ライター歴も長くなり11年目、今までの各企業様から、また個人様から沢山のご依頼を頂き、大変感謝しております。昨年度、ファイナンシャルプランナー(FP技能士2級)の資格を取り、金融関連の記事も取り組んでおります。noteにて今春から『節約ライター&ファイナンシャルプランナーのお得な話』を連載しております。「無理なく、楽しく節約したいけど、どうすればいいのかな?」という疑問に対して、できるだけ簡単にわかりやすく記事を作成して、掲載しております。暇つぶしにでも、御覧いただければ幸いです。金融関連以外でも、今までどおり専門分野である①スピーチ祝辞、挨拶関連(年度末も30件以上の沢山のご依頼、ありがとうございました!)②企業のホームページ・パンフレットのライティング ③ウェディング・婚活④観光・ホテル・旅行関連 も引き続き、対応しております。(それ以外も可能です、ご相談くださいませ)メッセージ等でお気軽にご相談くださいませ。#ファイナンシャルプランナー#節約#記事作成#スピーチ#企業理念#会社案内#代表挨拶#挨拶#会報誌#寄稿文#金融#広報#ウェディング#ブライダル#観光#ホテル#旅行#婚活
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新サービスのご紹介③

<住宅設計・住宅アドバイザー・間取りのセカンドオピニオン> 工務店経営20年の1級建築士と1級FPによる ・建築設計(住宅や店舗の図面作成。他は応相談) ・住宅アドバイザー(住まいや間取りに関するご相談) ・間取りのセカンドオピニオン(間取り図の添削や改良点などのアドバイス) MESSAGE クライアント様の不安を解決するとともに、家づくりの夢を共に描き、ご家族の成⻑のなかで「家づくりしてよかった」と思えるように…クライアント様の「価値観」に寄り添いながら、喜びあふれる住まいを設えて参ります。「一緒に働いて良かった。」そう思っていただけるよう最善を尽くす所存です。 よろしくお願いいたします。
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40代主婦がFP資格を取得して人生を変える方法:仕事探し、収入アップ、キャリアアップ

「40代から新しいことを始めるなんて、できるだろうか?」 そんな風に思っていませんか?子育てや家事に追われ、自分の時間がなかなか取れない日々を送っている専業主婦の方も多いと思います。 しかし、資格を取得することで仕事につながり、収入を得ることができるようになります。 その資格が、ファイナンシャルプランナー(FP)です。 本記事では、40代主婦がFP資格を取得して人生を変える方法についてご紹介していきます。【FP資格を取得するメリット】 40代の女性がFP資格を取得するメリットはたくさんあります。 まず、経済的な安定が期待できます。FPの知識を活かして、自分の家計を見直すことで、無駄な支出を減らし、貯蓄を増やすことができます。また、FPとして働くことで、安定した収入を得ることも可能です。 次に、キャリアアップにつながります。FPの資格は、金融機関だけでなく、さまざまな企業で求められるスキルです。 子育てが一段落したタイミングで、社会に出て活躍したいと考えているあなたにとって、FP資格は大きな武器となるでしょう。 さらに、自己成長にもつながります。 FPの勉強を通して、お金に関する知識だけでなく、論理的な思考力やコミュニケーション能力も養うことができます。 これらはいずれの仕事にも活かせるスキルです。 では、具体的にどのようにしてFP資格を取得し、仕事に繋げていけばよいのでしょうか。【FP資格の取得方法】 FP資格には、難易度が異なるいくつかの種類があります。 まずは3級から取得し、次に2級、1級とチャレンジしていきましょう。 独学でも取得できますが、効率的に学習を進めるためには、
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いつでも相談できるという安心感

記事をご覧いただきありがとうございます^^ ゆう1214です!下記のリンクよりマイプロフィールをご覧になれます。 ↓ https://coconala.com/users/689857 貴方は何かをすぐに相談できる人が身近にいますか?^^仕事の事なら上司であったり先輩、プライベートならその道に長くいる人であったり上手い人に「不安や問題を話す」ということですね。上記の様な仕事やプライベートの事で相談は結構よくある話ではないでしょうか^^経験者に聞く事で問題の解決に近づく事ができますよね!ここで聞きにくい質問というモノがあります、それが「お金の事の相談」です。この相談は他人には勿論、自分の身内でも相談する又は話をすると言うのはかなりハードルが高いとも言われています。上記の先輩であったり、プライベートで相談できる人にもそうそう自分の生活の状態を話すというのは難しいものです。難しいモノの一例に挙げると・自分の収入(年収や月収の手取り等)・現在の支出・自分の保有している財産(現預金や金融商品)・生命保険や医療保険などの民間保険の加入について・今の身体の状態(病気をもっていたり)もうどれも相当ハードルが高いものではないでしょうか?これを自分の知っている人にさらけ出して相談するなんていうのは自分の生まれたままの身体の状態を見せる位の話。でも実際にお金の話をするとなるとこれが必要になってくる事が多いのが現実。だからこそ億劫になってお金の問題の解決を遅らせてしまうという結果になり、対応が難しい状況になってしまいます。それと…よく相談している方が本当に貴方の事を考えて答えや提案、知識を選んで出して
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ふるさと納税について

今回は物件調査ではなく別のテーマを持ってきました。私はFP技能士でもありますので、生活にまつわる税、今回はふるさと納税についてお話します。制度開始から早いもので16年経過しており、このブログ投稿時点(令和6年10月現在)でなんと約1,000万人が利用しているとのことです。総務省発表によると23年度の寄付額は1兆円を超えたとのことですが、その反面、横浜市や名古屋市などは税収の流出が問題視されているなど、何かと話題のふるさと納税です。ふるさと納税に興味があるけど制度がよく分からない方や、やりたいけどやれていない方を対象にお話をしたいと思います。これを参考に皆さんでご判断頂ければと思います。ふるさと納税とは自分で選んだ自治体に寄付をすることによって、その自治体の返礼品を受取りかつ、税金(所得税と住民税)の控除を受けられる制度のことをいいます。自治体によって返礼品が異なり、様々なものがあります。ご当地に関する食材やサービス、日用品に渡りとにかく幅広いです。ご自身の欲しい返礼品で自治体を選ぶ方もいれば、好きな自治体に寄付する方もいらっしゃいます。寄付により控除される税金は所得税と住民税になります。これは寄付金控除といい、原則、確定申告をご自身で行う必要があります。原則と申し上げたのは「ワンストップ特例」制度を利用すれば源泉徴収のみで確定申告が不要になるのですが、それには条件があったり、選べる返礼品も限られています。誤解を恐れずにざっくり簡単に言うと、2,000円の自己負担でご自身の寄付上限額の範囲内で返礼品を受け取ることができる制度です。ここがポイントで決して税金(所得税、住民税)の節税
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登記簿面積と実測面積の違い

今回は登記簿面積と実測面積についてお話します。皆様は登記簿面積と実測面積が異なるケースがあることをご存じでしょうか。不動産取引において契約前若しくは契約時に重要事項説明書を交付して宅建士が説明を行うのですが、「登記簿に記載された事項」という項目があり登記簿面積と実測面積が記載されています。この面積が異なることが結構あります。まず登記簿面積とは法務局で登記されている面積のことで、登記簿謄本にその記載がされています。対して実測面積とは実際に現地で測量した面積になります。ではなぜ面積の差異が生じてしまうのでしょうか。登記簿面積も測量をもとにしているのですが、測量自体が明治時代に行われたものを引継いでいたり、分筆をすることによって更なる面積の乖離が生まれたりというケースがあるからです。実測面積には「確定測量」と「現況測量」があり、確定測量とは全ての隣接土地所有者や道路管理者、官公署が立合って行う測量であり、確定測量図は公的な文書として信頼性が高いものとなります。対して現況測量とは大よその面積を知る為のもので、境界の位置が確定していなくても行う測量のことを言います。法務局に地積測量図がない場合に、不動産取引をする為に、面積や寸法の目安を出すために実施されます。測量から図面完成までの期間が1週間前後と短く、費用も10万円から15万円程です。確定測量は測量から図面完成まで数か月、場合によっては半年近くかかる場合があり、費用も土地面積や隣接所有者の数にもよりますが、少なくとも数十万円と高額になります。その費用も原則、売主の負担となります。また、確定測量には隣地との境界線が明確であることを証明す
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底地と借地の違い

今回は底地と借地の違いについてお話します。 まず底地(そこち)についてですが不動産業者の以外の方にはあまり聞きなれない言葉かもしれません。底地とは、借地権が設定されている宅地の所有権のことです。対して借地権とは、建物を所有する目的の賃借権のことを言います。 何だかいまいち釈然としない言いまわしですね。底地も借地も同じ土地です。ざっくり言うと土地を貸している地主からみてその土地は底地で、土地を借りている借主からみてその土地は借地と言えば分かりやすいでしょうか。 また、ここでいう借地権は建物を所有する目的で賃借人が地主に地代を払い、土地を借りる権利であり、賃借人が地主に地代を払うという点がポイントです。一方で駐車場目的や資材置き場として借りる場合は、建物を所有する目的で土地を借りていない為、借地権には該当しません。この様な土地の賃貸借には、借地借家法上の借地権が成立せず、一般的な土地の賃貸借契約として処理していくことになります。さらに駐車場目的や資材置き場として土地を無償で借りる場合は賃貸借とはならず使用貸借となります。話を借地権に戻しますが借地権とは、賃借人が自身の建物を所有する目的でかつ地主に地代を払い、土地を借りる権利と申し上げました。建物は借地人が所有しており土地は地主が所有しています。このことから、地主が突然「明日からその土地を使いたいから建物を取り壊して出て行って下さい。」と言われたら賃借人としては、たまったものではありません。賃借人は出ていかなくてはならないのでしょうか。結論から言うと出ていく必要はありません。賃借人は借地借家法により保護され、借主は貸主の明渡し請求を
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生命保険の受取人を子供にしたら相続税はどうなる?基礎控除で節税できる?

ご自身の死後、大切な家族に少しでも多くの財産を残したいと考えるのは自然なことです。 生命保険は、そのための有効な手段の一つですが、「生命保険の受取人を子供にしておくと、相続税はどうなるの?」「基礎控除ってなに?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。 この記事では、生命保険の受取人を子供にした場合の相続税について、基礎控除を交えながら詳しく解説していきます。【生命保険の受取人、なぜ子供が選ばれるの?】 生命保険の受取人として、配偶者とともに子供を選ぶケースは多く見られます。その理由は、 相続税の節税効果: 後述しますが、生命保険には非課税枠や基礎控除があり、節税効果が期待できるからです。 子供の将来のために: 教育費や生活費など、子供の将来のために資金を準備したいという親心から。【相続税と生命保険の関係】 生命保険の死亡保険金は、原則として相続財産に含まれ、相続税の課税対象となります。しかし、以下の2つの制度を利用することで、節税効果が期待できます。 非課税枠: 生命保険契約の種類や契約者、被保険者、受取人の関係によって、一定の金額までは非課税となります。 基礎控除: 相続税には、基礎控除という制度があり、一定の金額までは相続税がかかりません。【基礎控除とは?】 基礎控除とは、相続税の計算において、遺産の総額から差し引かれる金額のことです。基礎控除額は、相続人の数や法定相続分によって異なります。 生命保険の受取人を子供にした場合のメリット 非課税枠の活用: 子供が複数いる場合、非課税枠が大きくなり、節税効果が高まる可能性があります。 基礎控除との組み合わせ: 非課税枠
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50代になったら ~ライフキャリアデザインの視点から~

今、50代の社員向けにライフキャリアデザインのセミナーを企画立案しているところです。丁度、キャリアコンサルタントの更新講習でピッタリのテーマを受講できたことや、自分がつい数日前に51歳になったこと、定年退職の人のアイデンティティを考察した論文に巡り合わせたことなど、私自身の思考がだんだんと耕されてきています。 50代になると、会社勤めの方なら「定年」が視野に入り、定年後のライフキャリアを考え始めるようになると思います。「定年」は本人にとって予測可能なことであり、そこで何が起こりうるのかを十分吟味することで、ある程度のレディネス(構え)を獲得することも可能です。できる準備は早いに越したことは無い…と思います。私も会社勤めの身ですが、今の段階では定年において自分の身に何が起こるか、はっきり言ってリアリティがありません。そんな自分にちょっとばかりの危機感や不安も無いわけではありません。ですので、一緒に考えてゆきましょう。 * キャリアの視点からは、本人の「アイデンティティ」が大きく揺さぶられ、変化するということが言えます。アイデンティティとは日本語に訳しにくい言葉ですが、自己同一性と言います。他者や環境に対して、自分が何者であるかが自己定義され統合された「個人としての自分」のことです。50代においては、何かを喪失することによって、アイデンティティが拡散し、苦悩や混乱の時を乗り越えなければならない課題が迫ってきます。「定年」は、いわば職業人としての自分、社会的役割を持った自分をいったん喪失することで、アイデンティティ拡散の危機がやってくる、将来確定しているイベントなのです。 ファイナン
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【番外編?】東京ディズニーリゾートの実録家計学!? ~行ってきました~

毎日熱中症警戒アラートが鳴り響く中、子どもの要望に応えて何年かぶりに東京ディズニーランドに日帰りで行ってまいりました。何やらアトラクションに乗る際のシステムが色々変わったらしいのですが、ろくに調べもせずアプリ片手に突撃してきましたら、中々に「よくできた」仕組みだったので、いちFPから見た体験を書いてみたいと思います。(各計算は大人2人、中人2人としています。) *まず、パークチケットを予約しなければいけません。これは、スマホアプリから2か月先まで取れます。予約日が8月1日でしたら9月30日までチケット購入できます。曜日やシーズンで金額が変わりますが、我が家が行った日のチケット費用は以下の計算です。  大人9,900円×2枚  中人8,200円×2枚  合計36,200円 数年前に比べると、かなり値上がりしているように思えます。大人10,900円の日もあるようですね。 そして、パークまでの交通費。我が家からの車での道のりは往復250kmくらい。もちろん、高速道路を利用します。以下の通りです。  高速道路代平日片道ETC利用3,470円×2=6,940円  ガソリン代燃費9km/㍑、1㍑165円=4,583円 パークに到着して、駐車券を買います。  駐車券3,000円 しばらく入場待ちの列で開園を待ちます。(暑かった・・・)開園したら、まずアトラクションのチケット取りです。この行動自体は以前(ファストパス時代)と変わりませんが、現在はアプリで取得するようになったことと、優先的に乗るための「別料金」が設定されていました。この時、初めて課金システムを理解しました。 ディズニー・プレミア
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30代のキャリア形成で伝えたかったこと ~セミナーを終えて~

今月、30代社員向けにキャリア形成&資産形成のセミナーを実施しました。先日セミナー1日目を終えて一旦記事を書きましたが、今回は一連のセミナーが終了したので、振り返りとして書きたいと思います 約300名の受講者を5回に分けてハイブリッドで実施しましたので、講義形式とならざるを得ませんでしたが、できるだけ受講者の方がご自分で思考を巡らせることにつながるように、語り掛けることを大事にしました。一番のポイントは「主体的に自分のキャリアを考えてみる気になってもらう」ことでした。 *受講者のみなさんは「キャリア」という言葉にほとんど馴染みが無い様子でしたので(言葉としては知っている程度)、まずはキャリアという言葉が持つ意味合いの共通認識をつくるところから始めました。受講者の方が縁遠く感じないように、キャリアとは「仕事を含むあなたの人生の歩みそのもの」なんですよ~。というような声かけをおこない、ライフキャリアとファイナンシャルプランニングがお互いに影響を及ぼし合って時が進んでゆく、人生を豊かにしてゆくことをイメージしてもらいました。 そして、不確実性の高い時代において、人生100年生きることが当たり前の時代になりつつあることで、従来型のロールモデルに飲まれるままでは新たな時代への適応が難しくなるということを語りかけ、自律的に自分のキャリアを作ってゆくための資源について提示しました。ここは、資産形成のポイント(時間、投資、積立、果実・・・等)とも重なる部分がありますので、特に伝えたいところでした。まだまだ話の練りこみができる部分なので、今後の他の年代向けのセミナーでも力を入れていきたいと思いま
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セミナー開催で気づいたこと ~ライフキャリアデザインの話題提供を通じて~

先日、初めてキャリアコンサルタントとして登壇し、人前で話をいたしました。ご参加の皆さまが所属する組織においても、おそらくキャリアの話を公式にすることは初めてのことです。それを踏まえた上で、私からお届けしたいことをしっかりお話しすることは出来たと思います。 実際にお話ししてご参加者の皆さまの様子や、事後のアンケートを見てみるといくつかの発見がありました。 * ひとつは、「キャリア」という言葉に触れたことのある人はやはり少ない、ということでした。これはある程度予想していましたので、キャリアという言葉の持つ意味について解説し、キャリアについてその場での共通理解が形づくられるように仕込んでおいたことが役立ったと思います。キャリアの定義については、数多の研究者による定義もあれば、行政府による定義もありますので、キャリアとはこれだ!という断定は避けましたが、「キャリアは人生全体に関することであり、その中に仕事のことも含まれる」ことを丁寧にお話ししました。 * 次に、私はライフキャリアデザインについて、ファイナンシャルプランニングと一緒に考えてもらうことを目指して話を進行しました。今回は、私の登壇の後を引き継いで、別のFPの方が資産形成の話をしてくれる形となっていたのですが、やはり資産形成の話の中にも適宜ライフキャリアデザインからの示唆を組み込んでゆく必要があると感じました。例えば、投資信託の基本ポイント(長期、分散、積立)は、キャリア形成にも共通するような話ですから、ライフプラン表を作成する上での工夫の材料にできます。そのように、仕事と生活とお金の話が統合された生き方を促すことで、ライフキ
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地方創生とキャリアデザインについて考える ~研究会に参加して~

先日、日本キャリアデザイン学会主催の「地方創生とキャリアデザイン」という研究会に参加してきました。ノンフィクション作家の神山典士氏、衆議院議員の石破茂氏、法政大学の梅崎修教授が登壇し、各氏の取り組みや知見から様々な視点を伝えていただきました。雑感等書きたいと思います。 ・東京一極集中は、明治維新からの国策であった。・将来に向けての人口減少は危機的だが、日本人は危機を見て見ぬふりしてしまう。・江戸期は地方分散を保つ政策があった。・地方のことはそこに住む人が分かることで、霞が関では分からない。・かつて全ての地方自治体に給付された1億円は自治体の力量を視るものだった。・海水浴場が減る、海水浴客はもっと減る、等、体験すること自体が少なくなっている。・早い年齢のうちからふるさとのことを書くことで、その人にふるさと愛が育まれる。・年齢、年代が交わる、異年齢教育の体験価値。・わいわい冠婚葬祭すべての行事が行われる、大広間という場が旧来の家にはある。・会えて楽しい、と、テレワークのバランスをどうとるか。・キャリア=生き方、一身専属のものであり、時間と空間がある。時間先行になりがち。・会社の選択が最初にあることで、キャリアデザインに制約をもたらしている。・自分の居所でのキャリアについてどう実体をつくってゆくのか。・仕事や稼ぐためだけのキャリアは、「空気」のようなものになってしまう。 以上は、私がメモをとったものです。多くの語りの中のほんの一部ですが、ここからだけでも、日本国民1人ひとりのキャリアデザインに、何が大きく影響しているのか、を垣間見ることができると思います。日本という国の姿が、地方を豊
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【番外編?】CFPの試験勉強 ~自己流で何とかする~

関係ない人には全く興味ない話題ですが、もしかしたら役立つ方もいるかも、と思って私の試験勉強について書きます。 CFP(Certified Financial Planner・FPの国際資格です)はファイナンシャルプランニングに関する6科目に合格する必要があり、6科目を一度に受検して合格することは至難の業です(合格率ひと桁台)。したがって、私は半年ごとに1科目ずつ受験して3年かけて取っていこうと考え、気長に取り組んでいます。 1科目ずつの科目受験の合格率は概ね30%台です。ただし、足切りとして毎年合格ライン(50問中**問の正答、の形)が変わりますから、受験者同士で相対評価(競争)の試験となります。ですから、しっかりと基礎から応用まで勉強しておかないと、落ちます。 昨年秋に初めて1科目(タックスプランニング)を受験し、合格することができました。その際の試験勉強の仕方を踏襲して、今年は2科目同時受験にチャレンジします(気長にって言ったのに・・・)。私は塾の類が大の苦手なので、資格予備校に通う選択肢は最初から無く、独学で臨みます。 * 揃えた教材は3つです。・CFP資格標準テキスト(日本FP協会)・CFP資格審査試験問題集(日本FP協会)直近3回分・CFP精選過去問題集(FPK研修センター)1科目揃えるのに、8,740円かかりました。今回は2科目なので17,480円。 この教材を使って、(一応)計画的に試験勉強を進めていきます。① まず標準テキストを通読し、その科目が対象とする内容を把握する。② 実際の試験問題を1度解いてみる。→これがメチャクチャ辛い。制限時間2時間のところ、4
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伝えたいから伝える ~統合した価値を届ける意思~

私はキャリアにまつわることと、ファイナンスにまつわることを統合し、ライフキャリアデザインとして個人の人生設計や社会に向けての啓蒙に資することを志しています。私と同じような考え、または似た考えをお持ちの方がこの世の中にはいて、活躍されていることを知ることもあり、そんな時は何か心強く思うものです。 キャリアにまつわる話は人の人生全般にわたる、とても大きな話になることもしばしばありますので、私の話を聞いた人の中には、捉えどころが分からず困惑する(私が困惑させてしまう)こともあります。一方で、ファイナンスにまつわる話は数値で表すことができるためか、話を聞いた人にとって内容が分かりやすく見えるようです。 しかし、ファイナンシャルプランニングにおいて、その人のキャリア・人生設計を把握し助言をすべき場面は避けては通れないものだと私は思います。ただ計算をして、お金についてはこうなりますよ、というだけではその人に対する支援として十分とは言えないのではないかと思います。その人のお金に対するニーズの背後にある、その人のキャリアイメージ、人生に対する希望や目論見に触れ、十分に話を聴かせていただくことができて初めて、ファイナンスにおいてもキャリアにおいてもその人にとって有益な支援が実現するのです。 そのことを、私はキャリアカウンセリングとファイナンシャルプランニングを統合したライフキャリアデザインという価値として世の中に届けたいと思っています。日々、研鑽を重ねて、他者に伝える時には言葉を尽くして丁寧に理解を促すことに力を注いでいますが、2つのものが統合された状態を分かっていただくには、まだまだ私は力不足
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出世とキャリア自律の関係を考える ~上昇志向を資源にするには~

突然ですが、みなさんは出世に興味はありますか?「出世」。辞書を引いてみると、「世の中に出て立派な地位・身分となること。(広辞苑)」とあります。もし企業にお勤めの方であれば、「早く課長になりたい!」とか「いつかは役員になりたい!」とか、そんな言葉が出てくるでしょうか 先日、「出世したいです。どうすれば出世できますか?」といった内容のご相談を受けました。中々ストレートではありますが、勇気を出して自ら言葉として表に出すことは、キャリア自律の点からも素晴らしいことです。誰かに言うことで、自分の中の何かが動き出すのですから。 出世を望む背景は、人それぞれだと思います。会社での競争に勝ちたい、収入を増やしたい、自分を価値ある人間として認めてほしい、仕事をするために権限を持ちたい、部下を持って仕事を成し遂げたい、転職のために箔をつけておきたい、等々、何らかの目的を達成するために出世という手段に目を向けているはずです。(ひょっとすると、何だか分からないけど出世そのものが目的になっている方も少なくない?かも…) * キャリアの捉え方で、「外的キャリア」と「内的キャリア」があります。外的キャリアは、外側から見て分かるもので、肩書や、職種、技能、実績、年収など客観的に把握できます。または、誰かから与えられたりします。内的キャリアは、その人の内側にある価値観で、自分の仕事人生と役割についての主観的感覚です。仕事のやりがい、矜持、他者との関係性に対する満足感、どう生きるか、など一見分かりづらいものです。 「出世」はまさに辞書的な意味で外的キャリアですよね。組織内でのキャリア発達について、E.H.シャイン
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社員がキャリアに関心を持つようになるには ~やることの上乗せにならない方策を考える~

キャリア自律というワードがあります。聞いたことのある方もちらほらいるかもしれません。「その人が、主体的に自らのキャリアを考えて、目指すキャリアの実現に向けて能動的に行動する。」といった意味合いで捉えていただければよいかと思います こういった考え方は、大量生産・大量消費の実行こそが企業の使命であり続けた昭和・平成の社会における価値観・教育観ではあまり見られなかったものです。どちらかというと、「会社が社員のキャリアについて画一的に管理し、社員は定年までの終身雇用の保証を受ける。出世はある程度運による。」という型の方が会社も個人もお互いに都合がよかったと言えましょう。 しかし、企業の寿命よりも個人の寿命と就労年数の方が長くなってしまった現在においては、自分の一生を100%会社の庇護を期待して委ねることはリスクでしかなくなりました。そのような背景があって、昨今だんだんと学び直し、リスキリング、副業・兼業、転職、起業等について、関心が高まってきているのだと思います。したがって、キャリアについて誰もが関心を持ち、そのための何らかの資源を自ら確保しておくことは喫緊の課題であると思います。 * 現状は、会社による社員へのキャリア自律に関する支援を進んでやっている、というケースはまだまだレアなのではないかと思います。本業が忙しいから、とか、キャリアをどう支援するかの知識やノウハウが無い、とか、人が足りない、とか、効果がよくわからず単に気乗りがしない、とか色々な理由があるのでしょう。現業に「上乗せ」するかたちで、キャリアというよくわからないものについて取り扱うことには中々腰が上がらないだろうと思い
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答えの出ない事態に耐える力 ~ライフキャリアデザインの場面で~

突然ですが、みなさんは「問題解決」の圧力に疲れることはありませんか私たちは、大抵の教育機会において、旧来の3ステージ(教育・仕事・引退)のキャリアに適合するべく様々な学習経験を与えられてきています。「とにかく、早く答えを出す」ことを奨励され、さらにはそうすることで高い評価を得られることにどっぷり浸かってきています。 「問題解決」でどうにかなる「技術的問題」ではなく、その時の状況に合わせて柔軟に変化することが必要となる「適応課題」について、区別して考えられる力があればよいのですが、これまでの学習経験から、何でもかんでも「問題解決」志向で正しい答えを出さなければならないというパターンにはまってしまっている方は少なくないのではないかと思います。私自身もついつい、陥ることがあります。 すでに成熟期を過ぎて衰退の時期に入っていると思われる、大量生産・大量消費の時代でしたら、過去の成功体験から解決策を導き出すような「問題解決」で大抵のことは処理できたでしょう。しかし、不確実性が高くなり混とんとしている現代では、自分自身も当事者となり「答えの出ない事態」に向き合う場面が多くあるはずです。そのような場面では、「問題解決」を用いようとすると歯が立たないことがあります。ものの見方を変えたり、周囲との関係性を見つめ直したり、あるいは自分の内面を探ったり、という風に様々な「適応的な」試みをする必要が出てくると思います。 そのような試みに必要な、「答えの出ない事態に耐える力」をネガティブ・ケイパビリティ(陰性能力)といいます。精神科医の帚木先生によれば、「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、
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判断基準をもつこと ~当期の目標づくりの場面で~

私の勤務先では、半期に一度、先期を振り返り評価し、当期の目標設定をおこないます。その目標設定をすることで、当期にやることが明確になり、日々の仕事にしっかりと目的意識を持って取り組むことができます。私は管理者として部下の目標設定をサポートする立場にありますし、もちろん自分の目標も定めます。 多くの一般企業において、このような目標設定と評価の制度を何らかの形で施行していると思われます。この目標設定を苦手とする方は意外と多いのでは・・・とこれまでの経験から感じています。そうなる原因は様々なことが考えられます。制度そのものの建て付け、実際の運用フロー、評価者の資質、本人の動機付け、目標設定の解像度、判断基準の有無・・・等々 * 私が思うに、目標設定に躓くことに大きく影響するのは、「判断基準」が明確かどうか、です。「判断基準」には、会社の理念、経営方針、部門のミッション、各階層への期待役割、個人の哲学・美学まで、絡んでいるのですが、それらがどのくらい一致しているかの度合いが目標設定をするメンバーに見えることが肝要です。 それらがきれいに一致し矛盾しないことなど稀でしょう。むしろぶつかり合い、コンフリクトを生むことの方が自然です。だからこそ、管理者(評価者)によるサポートが必要になります。管理者は、何を弁えていなければならないでしょうか? もし管理者が部課室クラスの長であれば、自部門のミッションを明らかにすることが最初の仕事です。それは、自部門のミッションの上位方針である会社の理念や経営方針を、自分たちが求められる仕事が何であるかが分かるように翻訳してゆくことに他なりません。管理者はこれが
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ライフキャリアデザインの伝え方 ~就業者向けセミナーの企画~

只今、来月以降スタートするキャリア関連セミナーの絶賛準備中でして、楽しく仕事をしています。主には3つ。・新入社員向け・30代社員向け・40代社員向けこれを、内容をある程度ユニットに分解しつつ組み立てていますが、世代に合わせた調整を少しずつしてゆくのが面白いですね。何にしても、キャリアに関する事柄に触れるのが初めてという方々を相手にするので、かなり慎重にやろうとしています。以下のポイントを押さえておこうと思っています。 ・「キャリア」という言葉の意味合いを理解してもらう・人生100年時代について知り、理解してもらう・働くことに対する価値観の変化について知り、理解してもらう・主張を裏付ける統計やキャリアの理論家の理論を引用、援用し、出典を明確にする・各年代の発達段階に応じてライフキャリアデザインを考えられるようにする・キャリアを自分事として捉え、主体的に前向きに向き合う気持ちになってもらう・会社の制度(人事考課制度や資産形成制度など)との接続をおこなう 企画立案の真っ最中ですが、結構たくさんあるなあ、という印象です。本当は対話的なグループワークを組みたいところですが、持ち時間に限りがあるので難しいかもしれません。あまり欲張らないようにしないと・・・。 *今このように全体の組み立てをしつつ、キャリアの理論家の理論を復習しています。ワーク・キャリア(狭義のキャリア)とライフ・キャリア(広義のキャリア)を行ったり来たりで様々な理論家の理論を確認している中で、E.H.シャイン先生の「キャリア・アンカー」と「キャリア・サバイバル」にまつわる話はとても興味深く、どのように伝えようか、ワクワクし
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資産運用は食わず嫌いが出てしまうモノ

記事をご覧いただきありがとうございます^^ ゆう1214です!下記のリンクよりマイプロフィールをご覧になれます。 ↓ https://coconala.com/users/689857最近は新NISAが始まり、日経平均やダウ平均が上がり投資している方が増えてきていますが、まだまだ資産運用を怖がってしまうという方もいらっしゃいます。資産運用をしなければならないという訳ではないのですが、「リスクが怖い」「損するからいやだ」「怪しいモノでしょう?」そのような気持ちになってしまう…運用を行っていないけど、怖いに決まっているという「食わず嫌い」の場合もあります。それは勿論、いきなり株式投資で個別銘柄に一点買いみたいなギャンブルにしては危なすぎますが^^;※ギャンブルの面で見ても一瞬のゼロサムゲーム(0か100か)ではなく、企業の倒産以外は0円になる事はないです。どんなに価値が下がろうとも。案外気づいていらっしゃらないですが、皆さんが行っている資産運用って実はあるんです^^・銀行や郵便局への貯金・生命保険、個人年金保険(円建て国債)・公的年金(国民年金、厚生年金)という運用方法です。難しく考えると、銀行や郵便局の貯金は現在の経済状況「インフレーション」(物価上昇と賃金上昇)※スタグフレーション(物価上昇、賃金下降)とも感じますが…では公的年金以外は物価上昇に弱くなってしまいます。生命保険では日本国債を使って運用している事が多く、償還時には元本保証なので利息をもらって満期になれば金額がプラスになるのですが、物価が上がれば現金の価値が下がってしまい(ややこしいですが…)株式や不動産の方がお金を
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お金の事を相談するのを当たり前の社会にしよう

おはようございます!ゆう1214です^^マイページはこちら↓https://coconala.com/users/689857ここでいきなりですが質問です!「貴方はお金の相談をしたことはありますか?」それと…「不安をもっていても相談する相手が難しかったりしませんか?」例えば、このような事はありませんか?・不安をもっているけど何が問題かわからない・身内に自分の家計や資産情報を出すのはちょっと…・銀行や保険の人に相談したら商品を契約されそう…・専門家って難しい事言いそうで一歩が出ないなぁ・色んな人に情報をたらいまわしされるの面倒…・無料って何かその後に売りつけられるんじゃないか?・相談して怒られるの嫌だな…などお金の不安もさることながら、こんな風な不安ももたれているかもしれません。早く解決する方が良いと分かってはいても中々億劫だ…なんていうご不安は私のサービスをご活用いただくともっと気軽に一歩を踏み出せますよ^^よく企業では社長の会社に補助をする方々がいます。税理士や会計士、社労士(社会保険労務士)、経営コンサルなどそして社長個人に付いている銀行の営業や投資の相談相手。お金をもっているから付けられると思っているのでしたら、ぜひ常識を変えましょう!^^一般の方、貴方も会社員のあの人も主婦のあの人も。金融機関や保険代理店とは独立したFPと顧問契約してみませんか?家計相談や資産運用のいろはを気軽に相談できる人を付けてみるという一歩を踏み出すのは如何でしょう^^お金の事以外にも一般的な相談や愚痴を言える人という一般の人でも専門家と一緒に進めるというサービスをご活用してみるのも解決を早める選
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ライフキャリアデザインと金次郎の教え ~映画「二宮金次郎」を観て~

先日、小田原に新しくできた小さな映画館「小田原シネマ館」で、映画「二宮金次郎」を観ました。確か、5年前くらいに完成した映画で、金次郎の地元小田原に住む私はずっと観たかったのですが、中々機会を捉えられずにいました。ですので、とても楽しみに観ることができました。 映画の内容はネタバレになってしまいますので言及しませんが、「働くこと」「力を合わせること」「人を受け入れ信じること」「本当に大事にすべきこと」ということについて、よく考えさせられる映画でした。ぜひこれからも多くの方に観ていただきたいと思う映画です。映画『二宮金次郎』公式サイト - 二宮金次郎の激動の生涯を映画化!全国各地の市民会館・公民館等の各施設で上映予定 (ninomiyakinjirou.com) *二宮金次郎の教えに「至誠」「勤労」「分度」「推譲」があります。私が支援するライフキャリアデザインの上でも非常に示唆に富む教えですので、ご紹介したいと思います。「至誠」とは、うそいつわりのない真心の状態をいいます。自分自身のキャリアを歩む上で、自分に嘘をついてしまうと、その嘘はどんどん大きくなって、回収しきれなくなってしまいます。そうすると、精神的にもつらい状態になりますし、色々なことにしわ寄せが行き、かえって生きづらくなってしまうでしょう。もし「今ここ」で何かが引っかかる、本当の自分じゃない気がする…、といった感情が生まれたときには、いったん深呼吸して、自分の内面に起こっていることをしっかり抱きしめてあげてください。そうして、今一度自分が本当に進みたい方向を確認し、進めるように自分の心を整えましょう。 「勤労」は自分や周
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時間の使い方を考える ~即時指導の経験から~

年度末ですね。みなさまの職場は締め日に向けて、てんやわんやの状況でしょうか。いつもと変わらぬ仕事内容ではあるけれど、何か気忙しい、そんな雰囲気ではないかと思います。私も、過去10数年前までは、仕事を詰め詰めにして毎晩遅くまでやっていました。0時過ぎて終電に乗るのが当たり前の時期もあり、まだ若かったというのもありますが、だいぶ無茶をしていたと思います。今思えば、もう少しうまく時間を使うことができていれば、そこまでやらなくてもよい状況にできていたでしょう。 時間は有限です。そして、誰にとっても生きている間は平等に与えられたものです(寿命の長い短いは別ですね…神のみぞ知る)。1日24時間をどう使うか、がビジネスパーソンに課せられた課題といえますね。 私のいる会社では、かつて大雑把に1日を3つに分けて、仕事8時間、生活8時間、睡眠8時間、という3つの8時間という概念を提唱していました。まったくその通りにいくことは中々稀かもしれませんが、概念としてはわかりやすいと思います。 自分のキャリアを持続的に生きてゆく上で、3つの8時間を有効に使えるようになることは優先順位が高い取り組み項目でしょう。時間感覚を自分のコントロール下におけるということは、自立した社会生活を送ることに直結します。一番分かりやすい例で言えば、「待ち合わせ時間にちゃんとその場所にいる」というようなことですね。 * 先日、時間管理に関して私からある人に即時指導をしなければならない場面がありました。その人は、終業時間まであと15分くらいの場面で、何やらせわしなくデスクに向かっています。その姿を見て予想はしていたのですが、案の定
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お金の優先順位を決めて家計を黒字にする

記事をご覧いただきありがとうございます!ゆう1214です^^今は物価高に対して賃金が低い状態になっています(実質賃金がマイナス)色んなモノの値段が上がり、今まで通りに家計がいかないという状況の方も多くいらっしゃいます。前ならリンゴが1つ100円程度だったのが、今や200円までになっていたり珈琲のお供のお菓子が連続で値上がったり…そして趣味にかかるお金もやる事は変わらなくても価格が上がったりして同じ金額で楽しめなくなっているのは感じているかもしれません。そんな時、多くの人は貯金をする為に「節約しなきゃ!」と考えます。それ自体は間違っていないのですが、この節約しなきゃは「支出全てを意味するもの」ならかなり大変な作業になります。健康面や肉体面、精神面まで負の面に侵されてしまう可能性が高くなります。衣食住や贅沢は勿論、趣味や楽しみな事まですべてを捨てて節約に意識が言ってしまいます。それとご家族がいるならお子様の教育費のためにお金を最優先で貯める為に趣味などがおろそかになってしまう事もあります。お子様への教育費も勿論大事です。色々な選択肢が得ることが出来るのは間違いありませんが、その為に親の健康や精神面がボロボロになるのは、お子様にとってもいいものではありません。子供は親の背中や行動を見て育つもの、人生は良いものだと伝えるためにもご自身の人生を楽しく生きる事が大切です。そこで家計が難しい時に考えるべき事を知っておく事は大切です^^例えば・今の収支の見直し・固定費の見直し(保険やサブスク、月謝の習い事など)・家計簿などによる自分の支出を確認できるようにするが挙げられますが、これにもう一つ加
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キャリコンがキャリコンに面談してもらった ~来談者の身になってみる~

先日、セルフキャリアドックの一環として、外部キャリアコンサルタントによる面談を受ける機会がありました。私はいちクライアントとして面談に臨むわけですが、私自身がキャリコンでもあるので、来談者の立場からの視点だけでなく、一段メタに上がってこの面談で起こっていることを観る視点も発動してしまいます。本当は純粋に来談者として受けたいのですが、いたしかたないことなのですが・・・。かくして、面倒くさいクライアント(笑)のまま面談に臨みました。熟練のキャリコンさんが面談をしてくれましたので、色々と良い気づきを得ることとなりました。普段から更新講習などで自己理解を深めるワークをやっているおかげで、私自身のキャリアに関する手持ちのネタは豊富にあります。*面談を受けてまず思ったのが、話を「聴いてもらう」ことの有難さでした。私の話すエピソードや、その時の感情など、キャリコンさんはひとつひとつ丁寧に伝え返しなどして受け止めてくださいました。そうしていただくことで、私自身のことが尊重されている気持ちが湧いてきて、話すのがうれしくなりました。日常においては、このような丁寧なかかわりは中々無いことです。「聴いてもらう」ことがいかに貴重なことか、実感しました。次に、私自身のタイムラインとその折々に何を感じ、何を学んだのかをゆったりと話しました。自分語りの時間であり、ひとつひとつの出来事を辿りながら、過去から現在まで自分の言葉で話すことで、あらためて色々な経験をしてきたんだなあ、と感慨深くなりました。そして、キャリコンさんが「今のお話の中のこの部分で考え方の変化がおありになるように思いましたが、もう少し詳しく聞か
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ライフプランニング②:家計の収支を把握しよう

はじめに本記事を読んでいただきありがとうございます。 FPととです。前回記事に引き続きライフプランニングついてです。前回記事でライフイベント表を作成しました。実際に作成していただいた方は、ご自分の希望のライフスタイルや将来必要なお金がだいぶ見えてきたのではないでしょうか?家の購入価格やお子様がいらっしゃる方は大学の学費など、調べることが多くて、だいぶめんどくさいと思われたのではないでしょうか?でも、ここで少し頑張ることで、希望のライフスタイルを叶えるために「収入を上げる努力をすべきか」「節約をもっと頑張るべきか」はたまた「金融資産運用にチャレンジすべきか」という、自分の『現在地』と『起こすべきアクション』が見えてきます。さらに、ライフプランニングの重要なツールの一つであるキャッシュフロー表(家計シミュレーション)は毎年作り直すことで精度の高い結果を得ることができます。めんどくさいですね。めんどくさいので、私はExcelでツールを作って自動でキャッシュフロー表の計算ができるようにしています。以下のサービスで販売しておりますのでよろしければご購入を検討ください。入力の方法もブログで公開しています。収入を把握しよう前回のライフイベント表の作成と比べると収支の把握はイメージがつきやすいですね。まず以下の表をご覧ください。これだけです。鋭い方は「あれ?税金は?」と気づかれる方もいると思います。税金は次回説明する「キャッシュフロー表を作ろう」で計算しますので、今は総支給を記入してください。ここまでは簡単ですね。支出を把握しよう次は支出の把握です。支出は以下のような項目に割り振って年間にかか
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キャリアの自己認識を深める効用 ~ワーク&ライフラインの軌跡から~

みなさんは過去・現在・未来のどのあたりを見ながら日々を送っているでしょうか。以前、退任間近のある役員の方と立ち話をした時に、「俺はこれまで前しか見ていなかったから、過去のことはひとつも憶えちゃいないな。」とおっしゃっていたのを聴いて、随分とかっこいいなあ~、と感心したことがあります。私自身は、過去があるから現在があり、現在は未来につながっているという考えに常日頃から意識的です。が、やはりこういった捉え方も人によって全然違ったりするのでしょう。過去を大事に思う人もいれば、今ここにひたすら生きる人もいて、さらには未来の自分を思い描き生きるエネルギーにする人もいると思います。その生き方はすべてその人のものです。*先日、自分自身のワーク&ライフラインを描き、それを他者に語ることによってキャリアの自己認識を深めるというワークに参加しました。私にとってはもう28年前の昔のことですが、大学を卒業して入社した時点から、じっくりと年を追って、自分が何をしていたのか、その時の気持ちはどうだったのか、何を学んだのか、について書き出してゆきました。別のワークで使った資料があったおかげで、あれよあれよという間にA4用紙2枚にわたってワーク・ライフラインが書き上げられ、しげしげとそれを眺めました。28年間というのは結構な積み重ねになっているものだなあ、と感慨深いものがありましたし、これから自分はどうするんだろう?という思いも湧き上がってきます。*そのワーク・ライフラインを使って、3人グループで「キャリアの自分語り」をしました。1人15分ほどでじっくりと自身の軌跡を話し、他の2人は言葉を挟まず、聴くに徹しま
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FIREできるか試算サービス詳細について

本記事をご覧いただきありがとうございます。 こちらでは、私が出品しているサービスの詳細について説明させていただきたいと思います。サービスの概要 本サービスは、お客様の家計の状況を入力していただき、 そちらに基づき家計のキャッシュフロー表を作成しFIRE可能か試算するサービスです。サービスの大まかな流れは以下の通りです。 1.お客様の情報の入力  ・FIREプラン  FIREしたい年齢・FIRE後の収入等 ・家族構成  ・収入  ・支出  ・現在の金融資産の状況  ・今後のライフプラン(自宅の購入、車の購入、年に一度は旅行したいなど) 2.入力いただいた情報を基にキャッシュフロー表を作成 3.FIRE可能か試算しアドバイスを添えてキャッシュフロー表をお渡し入力いただく情報の詳細 入力項目がどのようなものなのか、自分一人で入力できるのか不安な方もいらっしゃると思いますので、ここで架空の家計を参考に入力項目の詳細について説明させていただきます。1.FIREプランを入力するFIREプランを入力していただきます。FIREをご希望される年齢、FIRE後の収入を入力してください。ご本人・配偶者いずれかがFIREされない場合は定年時の年齢を入力ください。「FIRE後の年収が継続する年齢」はFIRE後おいくつまで働かれるかを入力してください。退職金はFIREご希望年齢で退職された場合の退職金を入力ください。2.家族構成を入力する 家族の年齢をそれぞれ入力していただきます。 配偶者がいない場合も将来結婚の予定がある場合は、配偶者の現在の年齢を入力してください。 お子様は第3子まで入力いただけますが
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キャリアの語りから感じたこと ~セルフ・キャリアドックの取り組みから~

先日、機会に恵まれまして職場でキャリアについて語り合う場が設けられ、いち参加者として参加しました。会社の意図的な試みによるこのような場を持つことは十数年ぶりではないかと思います。「キャリア」という言葉自体、普段なかなか意識しない、触れることが少ない言葉だと思いますので、いち参加者でありながらもキャリアコンサルタントとしての私は、参加された方々のキャリアについての捉え方を興味深く聴くことができました。 とても大きな世界観から仕事も生活も区別なくキャリアを捉える方もいれば、ご自分の目の前の仕事について一生懸命キャリアを考えている方もいました。時間軸の観点から、昔は楽しかったけど今は仕事に追われて苦しい胸の内を明かす方もいました。 一人ひとりの考える「キャリア」が良いも悪いもなく尊重される価値のあるものだと私は考えています。当然、一つとして同じキャリアというものは無く、それぞれが多様であり唯一無二のもの。「キャリア」という言葉には世の中に様々な定義があり、人によって様々に捉えられる言葉です。一例を挙げますと、キャリア発達理論の研究によってかの有名なライフ・キャリア・レインボーを開発したD.スーパーは、キャリアを「生涯においてある個人が果たす一連の役割、およびその役割の組み合わせ」と定義しています。 * キャリアの語りの場で私が感じたことは、「キャリア」はその人の主体的な人生の営みそのものを指す、静的というよりは動的なものだな、ということでした。だからこそ、その語りの場に集った人はみな、お互いのキャリアについて関心を持って真剣に聴くことができ、相手に対して真っ直ぐにフィードバックをして
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家計キャッシュフロー表作成サービスの詳細について

本記事をご覧いただきありがとうございます。こちらでは、私が出品しているサービスの詳細について説明させていただきたいと思います。サービスの概要本サービスは、お客様の家計の状況を入力していただき、そちらに基づき家計のキャッシュフロー表を作成するサービスです。サービスの大まかな流れは以下の通りです。1.お客様の情報の入力 ・家族構成 ・収入 ・支出 ・現在の金融資産の状況 ・今後のライフプラン(自宅の購入、車の購入、年に一度は旅行したいなど)2.入力いただいた情報を基に今後60年分のキャッシュフロー表を作成3.家計に関するアドバイスを添えてキャッシュフロー表をお渡し入力いただく情報の詳細入力項目がどのようなものなのか、自分一人で入力できるのか不安な方もいらっしゃると思いますので、ここで架空の家計を参考に入力項目の詳細について説明させていただきます。1.家族構成を入力する家族の年齢をそれぞれ入力していただきます。配偶者がいない場合も将来結婚の予定がある場合は、配偶者の現在の年齢を入力してください。お子様は第3子まで入力いただけますが、現在お子様がいない場合は空欄にしてください。2.年間の収入の入力ご自身と配偶者の現在の年収(税引き前)と年間の昇給の割合を入力します。3.年間の支出年間の支出をそれぞれ入力してください。毎月の支出は「毎月」の欄へ1カ月当たりの支出を入力してください。年に数回の支出は「年に数回」の欄へ1年間の支出を入力してください。学費の入力は後程説明する部分に入力欄がありますので学費の入力はここではしていただかなくて大丈夫です。また、現在ローンがある方はローンの残り年数を
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40代~50代に訪れること ~中年期の危機って?~

私は昨年50歳になりました。日々、中年ど真ん中を生きていますが、キャリア界隈では「中年期の危機」というものがよく語られます。「危機」という言葉がめちゃくちゃネガティブに聞こえるので身構えてしまうかもしれませんが、ご自身の対処のしかた次第で「危機」の意味合いは変わってくるものです。人間、20歳を過ぎれば緩やかに体力の衰えが始まるといいます。20代~30代のあたりはある程度体力を維持しているのですが、40代を過ぎると筋肉量の変化などで衰えを感じやすくなるのではないでしょうか。また、脳の活動においても、40代を過ぎて記憶力の低下を実感する方が多くなると思います。私自身も心当たりが山ほどあります。駅の階段を上るときですとか、人の名前が思い出せないとか・・・。中年期になるとこういった身体的・生理的な変化が起きてきます。環境面ではどうでしょうか。ご自身を取り巻く職場や家庭での変化はどのようなことが起こっているでしょうか。職場では、もうベテラン社員として扱われ、後進の育成を期待されるようになっているのではないでしょうか。一方でご自身の昇進・昇格の先もある程度見えつつあるかもしれません。50歳を過ぎれば「あと何年・・・」といった気持ちもわいてくるでしょう。家庭では、子育て期の方でしたらお子さんが親離れするタイミングですとか、ご両親が年老いて介護が視野に入ってくるですとか、生活変化の兆しが見えてくる時期でしょう。このような変化は、ご自身の心理面に知らず知らず影響を及ぼします。多くの方にとって、若かった時よりも「お悩み」が増えてくるでしょう。すぐには解決策や結論が出しづらい問題が増え、さりとてじっ
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ジョブ・カードを書いてみよう! ~生涯を通じたキャリアのために~

突然ですが、「ジョブ・カード」をご存じでしょうか。職業能力開発促進法における職業訓練を経験したことのある方は書いたことがあるかもしれません。私も国家資格キャリアコンサルタントの取得のための養成講習に申し込むにあたって「ジョブ・カード」を書きました。先日、その「ジョブ・カード」を見直す機会があって、1年半ぶりに内容を更新することになりました。それで、この「ジョブ・カード」、振り返りのツールとして使えることを体感し、自分自身のキャリアを見つめるには誰でも取り組めてかつ非常に効果的と感じましたので、今回ご紹介しようと思います。「ジョブ・カード」は厚生労働省で「ジョブ・カード制度」として整備されたものです。説明書きを引用しますと、『ジョブ・カード制度とは 個人のキャリアアップや、多様な人材の円滑な就職等を促進することを目的として、ジョブ・カードを「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」のツールとして、キャリアコンサルティング等の個人への相談支援のもと、求職活動、職業能力開発などの各場面において活用する制度です。』とあります。そういうわけで、「ジョブ・カード」は国の諸制度に紐づいて活用されることが想定されています。どのような構成になっているか、簡単にご紹介します。1.キャリアプラン・シート[様式1-1 ※就業経験がある方用]価値観、関心事、強み、将来取り組みたいこと、これから取り組むこと、について簡潔に書きます。書くことで、「自分はこういうことに関心があるんだなあ」「あまり意識していなかったけど、強みがあるじゃないか。」といったように前向きな気づきが生まれる可能性があり
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学びの積み立て投資 ~ドル・コスト平均法で考える~

新NISAに注目が集まっていますね。日々、「投資」に対する熱量がどんどん上がっていっている感じがします。先の記事(有料記事)では積み立て投資について具体的に書きました。今回は積み立て投資のコツが自律的なキャリア形成にも活きるのではないかと思い、書いてみます。積み立て投資は、毎月あるいは毎週、毎日と一定額で投資商品を購入して資産形成につなげる方法です。「一定額」がポイントで、投資商品が値下がった時はより多い量を、投資商品が値上がった時はより少ない量を購入してゆきます。そうすると、そのように投資を続けた期間(時間を分散している期間)は全体として購入量と購入単価が平準化されます。このような投資行動の方策を、「ドル・コスト平均法」といいます。この方式の良いところは、高値掴み(つまり、相対的な損)をできるだけ避けることと、いつでもスタートのタイミングであること、です。とにかく始めることです。そうして少しずつ増えてゆく元本に対して、時間の経過と連動しての複利効果により利潤を得ることを期待します。これを、自身のキャリア形成という点でも活かせるのではないか、と考えました。自律的なキャリア形成には「継続的な学び」を欠かすことができません。しかし、学ぶことは楽しい時もあればしんどい時もあります。肉体的にも精神的にも、です。楽しい時は学びの労力(コスト)は低く、しんどい時は学びの労力は高いと言えるでしょう。ありがちなのが、しんどい時は学びを完全に止めてしまう(ゼロ)ということではないでしょうか。やるか、やらないか、という思考ですね。かつての私も割とそうでした。ここを踏ん張って、学びの継続をドル・コス
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614.「お金のことなら何でも聞ける」と思ってない? FPに聞いて分かった「相談」できること&できないこと

「お金のことなら何でも聞ける」と思ってない? FPに聞いて分かった「相談」できること&できないこと あなたは「ファイナンシャルプランナー(FP)」に相談をしたことがありますか。家計管理から資産運用まで、生活を取り巻くお金の悩みにアドバイスをくれる存在です。しかし、実際にどんな相談に乗ってもらえるのか、反対に相談できないことはあるのかについては、「実はよく知らない」という人も少なくないのではないでしょうか。そんな疑問について、ファイナンシャルプランナーの齊藤颯人さんに聞いてみました。 具体的な税務相談は対応不可 Q.ファイナンシャルプランナーにはどんなことが相談できるのですか。 齊藤さん「ファイナンシャルプランナーの専門分野は、『身の回りのお金にまつわること全般』といえます。具体的には、次のような相談内容が一般的です」 ・ライフプラン設計 ・家計管理 ・相続対策 ・資産運用(NISAやiDeCoの活用法など) ・保険(選び方、保険料の抑え方など) ・不動産(住宅ローンなど) Q.では反対に、相談できないことは何でしょうか。 齊藤さん「相談できないこととしては、『来年の所得税を◯◯円に抑えたい』といった、相談者個人に関する具体的な税務相談などでしょうか。個別の税務相談は税理士しかできない業務と法律で決まっており、ファイナンシャルプランナーが対応することはできないのです。 その他、『確定申告をしてほしい』『税金にまつわる書類を作成してほしい』といった税金申告などの業務も税理士の専門分野ですし、法律関係の手続きであれば弁護士に、というすみ分けがあります。ただし、税理士や
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話話し相手はいますか? ~相談でなく雑談でもよいのです~

カウンセラーの協会団体から送られてきた会員向け冊子に「ふつうの繋がりの得難さ」というテーマで特集が組まれていました。しみじみと読みましたが、確かに、ウィズコロナを経てアフターコロナかつオンライン全盛の今の時代にふつうの繋がりでも難しいのに、もし自分のことを好きなだけ話せる相手がいるとしたら結構すごいことなのかもしれないなあ、と思いました。家族、職場、地域の人・・・、多くの人とかかわりを持って社会生活を営んでいる私たちです。話す相手なんていくらでもいるよー。と言いたいところですが、何時間話し込んでも大丈夫な関係って、実はそれほど見つからないのではないでしょうか。 なぜそんなことを思ったかというと、私のところに来ていただいている相談者の方とは、相談というよりは雑談に近い話を随分時間をかけてしていまして、しかしその雑談をすることで、相手の方の仕事や生活のことが活き活きと(たとえネガティブな内容でも)浮かび上がってきますし、一生懸命話をしてくれている相手の方の生命エネルギーの高まりを感じるのです。その姿からは、「うわー、話せてうれしい!聴いてくれてうれしい!」という全身からの思いが伝わってきます。普段は解放できない何かを解き放っているかのようです。そういう方と多く出会います。 そんなわけで、社会的な存在の私たちでありながら、自分のことを開放的に話せる相手は意外と身近にいなかったりする・・・、と感じるのです。孤独・孤立は我が国において解決すべき課題ともなっているようです。記事を読んでくださっているみなさんには身近に何でも話せる相手はいますか? キャリアカウンセリングをおこなう私にとって、
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自分は能力をどう使っているか? ~本物の真っ暗闇の中で気づいたこと~

先日、視覚が全くきかない暗闇で白杖を手に行動するという体験をしました。ダイアローグ・イン・ザ・ダークという体験施設で、視覚障がい者の方のアテンドにより、安全がしっかり確保されています。期待と不安が入り混じる中、数名の体験者とともに、本当に何も見えない中を一歩一歩慎重に歩き始めます。白杖や周りの音を頼りに歩いたり、グループワークをしたり、アテンドのニノさん(日本語が超絶堪能なネパール人の方でした)の家にお邪魔したり、お茶屋さんでお茶を飲んだり、色々な体験をしました。全部真っ暗闇の中で、目は開いていても全く見えない状態です。今までにない感覚です。 最初は戸惑いしかなかったのですが、次第に白杖の扱いに慣れ、様々に聞こえてくる音の方向やうごめく場の空気のようなものを感じながら動けるようになってきて、不安はなくなってきました。その時に強烈に感じたのは、「誰かがいてくれるから自分がどこにいるかが分かる」ということでした。 「誰かがいてくれるから」 言葉で書くとそうなのですが、目が見えない中でのこのような感じは初めての経験で、ある意味衝撃でした。誰かがいてくれないと自分が今どうなってるのか分からないのです。だから、体験者同士で声をかけあったり、自分の状態を知らせたり、誰かのからだに触れたりして、確かめます。それはとても思いやりと関心、そして受容に満ちた世界でした。 このことを考えると、目が見えている時の自分の行動とは全く違うことに気付きます。道を歩いていても声はかけ合いませんし、自分の状態を知らせませんし、ましてや他人のからだに触れたりしません。むしろ、自分は視覚を駆使して他者との境界線を強
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今年のキャリアはどうだった? ~年初の漢字で振り返る~

2023年の初め、今年の漢字を「会」としました。(私は例年、年初に今年の一文字を想像します。)コロナ禍の中でも人と会うことを止めないこと。自分に刺激を与え続けること。そんな気持ちがあったように思います。今年に入ってwithコロナはafterコロナに移行し、うれしいことに「会」を現実にすることができた1年だったと思います。振り返ってみますと、 ・国家資格キャリアコンサルタント資格取得との「会」 ・ドラムサークルファシリテーターの仲間との「会」 ・県西ドラムサークルに集うみなさんとの「会」 ・小田原ワインプロジェクトのみなさんとの「会」 ・AFP資格取得とCFP資格試験スタートとの「会」 ・組織開発を学ぶ仲間のみなさんとの「会」 ・南山大学人間関係講座のみなさんとの「会」 ・インストラクター仲間のみなさんとの「会」 ・5年ぶりのTグループとの「会」 ・中学の同窓会(幹事会含む)との「会」 ・中学の部活の35年下の後輩たちとの「会」 ・大学OBバンドとの「会」 ・職場に訪れる様々な相談者の方々との「会」 ・ふらっと立ち寄ったベルギービール専門バーとの「会」 などなど、すべてを書き切れませんが、本当に多くの「会」に恵まれ、自らのキャリアを育むことができました。感謝感謝です。 自分から機会をつくった「会」もあれば、図らずも機会が巡ってきた「会」もありました。ひとつひとつは別々の出会いですが、全体としては何かの縁でつながっているのかな、という気もします。 私はそれぞれの「会」で「共にいる」ということを意識していて、共にいることで起こる様々な出来事を楽しんだり味わったりしています。私自身はグ
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その出会いは必然? ~セレンディピティを感じる時~

先日、ある集いでコロナ禍前の自分とコロナ禍の中の自分とコロナ後の自分について振り返りをする機会がありました。それぞれの時期の自分がどうだったのか、仕事やプライベート、ODの取り組み(OD=組織開発/Organizational Development、たまたまOD系の集まりだったので、そういうテーマ性がありました。)について、少し大きめの紙に自由に書いてゆきました。書いたものを眺めると、コロナ禍前に熱心に取り組んでいたことや準備していたことが、思いがけずコロナ禍の真っただ中で役立って、人との関係性を失わずに済んだり、新たな人や物事との出会いを生んだりしていることに気づきました。また、コロナ禍なりに色々と自分で機会を捉えて動いていたことがコロナ禍後に実を結びつつあることにも気づきました。 「今ここ」の状態にある時は、そのようなつながりに大して意識を向けることもなく突っ走っていっている私ですが、あらためて振り返ってみると様々なこととの出会いは必然だったのか!?とも思い、セレンディピティ(偶然の幸運に出会う能力、と訳されたりする、古くからの造語)を感じます。何かの出来事の後で結果的に感じるのかというとそれだけでもなく、セレンディピティ的なことを感じる経験を繰り返していると、出来事が起こる前にうすうすそういうことになるような・・・、でも確実とは言えないけど・・・そっちに進んでいる気がする、といった感覚が生まれてくるのです。 経験上少なくとも言えることは、自分から何もしていなければ何も起こらない、ということは確実であるようです。棚ぼたのような出来事も、それをキャッチできる器を自分で持って
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万有引力の力なのだろうか? ~集うということ~

年末が押し迫って、人と会う機会がぐっと増えています。もちろんリアルで。不思議なもので、コロナ禍真っ只中の時にほぼすべての集まりがオンライン上で行われることになったことが過去のものになろうとしているような、そんな気がします。 オンラインの便利さは一度知ってしまったらやめることはできないだろうと思います。行き帰りの手間が無いし、上着さえ来ていれば(笑)ちゃんと画面に登場できます。データのやりとりもその場で瞬時に送受信が可能だし、やろうと思えばみんなで一緒に画面にお絵描きをすることすらできます。 でも、やっぱりオンラインはリアルで会うことには及びません。オンラインは何かがもの足りなくて落ち着かない・・・。目線が交わらない。相手の空気感が伝わらない。遠いものを見ているような気持になる。などなど。 今年はコロナ禍における感染対策もかなり緩和されてきたためか、リアル回帰のような現象もそこかしこで見られたと思います。私も感染予防には十分に気を払いつつ、積極的に様々なリアルの集いに身を置くようにしました。講座、研修、勉強会、農作業ボランティア、市民活動、学校の部活動支援、懇親の場・・・、振り返ってみると随分と参加したものだと。ありがたいことです。 最近思うのは、「人はお互いに惹かれている」ということです。精神的にも物理的にも、お互いに引き合うものがあるように思います。これって万有引力のなせる業なのかな?とも思ったり。カウンセリングでは、最初に適度な距離を確認します。「このくらいでお話ししやすいですか?」のように尋ねます。近すぎても、遠すぎても、落ち着かない。地球と月が引っ張りあっているように、
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国家資格キャリアコンサルタント取得の投資額を計算してみたら ~お金と時間の投資~

今年も早12月に入り、1年を振り返る時期になりましたね。みなさまにとってどのような2023年でしたでしょうか。私は、本業に従事しつつ、国家資格キャリアコンサルタント(以下、国キャリ)やAFPを取得し、今後の複業の足掛かりを構築していった年となりました。現状は複業体制が十分に稼働しているとは胸を張って言える状態ではないですが、直近で最も多くの投資をしたと思われる国キャリの初期投資について、私個人のケースではありますがキャリアプランにもファイナンシャルプランにも通ずる話ですので、振り返りをしてみようと思います。これから国キャリを目指す方の参考にもしていただけたら幸いです。 国キャリの試験を受けるには、一般的なコースとしてまず養成講習を修了する必要があります。私の受けた養成講習は約3カ月で、12日間計84時間のオンラインスクーリングと計69時間の在宅eラーニングをこなしました。 【養成講習の費用(某協会)】 養成講習330,000円-会員割引33,000円=297,000円 専門教育訓練給付金の適用を受けたため、実質費用89,100円 ー① (養成講習修了時148,600円給付、資格取得時59,400円給付、審査要す) 某協会入会登録料7,000円+年会費10,000円=17,000円 ー② ①+②=106,100円 ー③ 養成講習は、初心レベルのキャリアコンサルタントを育成するものであり、国キャリの試験対策を目的とした指導は許されていません。したがって、養成講習で国キャリの受験資格を獲得し、その後試験対策の勉強をスタートする流れとなります。試験対策には別に費用と時間がかかるというこ
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集中的グループ体験から学んだこと ~Tグループに参加して~

11月下旬に3泊4日の「集中的グループ体験」の場に身を置いてきました。私が参加した「Tグループ」と呼ばれる場は、非構成的なラボラトリー方式の体験学習を4日間かけておこなうものです。グループでの出来事は守秘義務がありますので、具体的な内容は書けないのですが、私が学び取ったことをお話ししようと思います。 Tグループは少人数(6~10名程度)のグループを形成し、1回あたり75分でおこなわれるグループセッションを繰り返し、グループセッションで起こったことを都度振り返り、体験学習のサイクル(体験→意識化→思考→仮説化→試行→再体験)を実践するものです。体験を振り返り、そこから学び、新たに試みてみる、といった営みを繰り返します。 グループにおいて予め決まったテーマや手続きはありませんので、グループセッションは「無」から始まるような感じです。(グループで集まっている瞬間に、実は無ではないのですが、これは実際に体験しないと理解し難い感覚だと思います。) 時が経つにつれて、自分自身の中やグループのメンバーとの間に様々なことが起こります。私は自分自身の課題として「心を開き、グループの今ここに素直であり、言動、行動を試みること」を決めていました。しかし、なかなか思ったようには動けないもので、自分の中に様々な葛藤が生まれました。そのこと自体が「体験している」ということになります。 私が意を決して行動を起こせば、場に影響を及ぼします。それはさざ波のようにグループの中に広がり、グループの誰かの感情の起伏や行動を引き起こしました。例えば、私の発言に対してメンバーが思ったことを私に直接フィードバックしてくれる
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自分をアップデートすること 〜学び続ける選択〜

先日、ファイナンシャルプランナーの上級資格取得に向けて、CFPの科目受験をスタートしました。6科目を3年程度の目線でクリアしてゆく計画です。最初の科目は自己採点で合格圏内に入ったとみてまずはホッとしています。(合格発表は12月下旬ですが)資格取得そのものにも意味はありますが、それ以上に何かしら目的を持って自分をアップデートし続けることが今を生きてゆく上で必要なことであろうと思っています。そんな考えは私が新卒入社したころの1990年代後半には全くありませんでした。大学を卒業して、あー、もう勉強しなくていいんだ、という感覚すらありました。今だから白状しますが(笑)そのころの私は、恥ずかしながら勉強の意味がわかっていなかったのでしょう。学ぶ、ということは一生続くのだ、という感覚を持ち始めたのは、社会人6年目くらいからでしょうか、企画の仕事を任されるようになったころです。それまでは、何か先人の残したフォーマットのようなものがあり、それを探り探りで仕事は成立しました。しかし、企画の仕事はゼロから何かを生み出すことが要求されることが普通のことであり、自分の頭と足を使って行動を起こさなければなりませんでした。特に、全社に向けて会社の方針を伝えるツールや言葉をまとめることは、自分が何も知らないことを前提に、いろいろな資料、書籍、ディスカッション、思索を通じて付加価値を編み出すことそのものでしたから、そこにどっぷり浸かっていた私は、一生学ぶことから逃げられない!と覚悟を決め、やがて学ぶことから新たな自分が生まれることの喜びに気づくようになりました。人材開発と組織開発に携わるようになった2010年
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そのモヤモヤはどんな感じですか ~言語優位の中で忘れられたもの~

「モヤッとする。」は、自分自身のからだやこころに起こる何か割り切れない感覚をあらわす時に昨今よく使われる言葉です。「そのモヤッって何?」ともし聞かれたら、私たちは言葉を尽くして一生懸命それを表現しようとするかもしれませんね。でも、言葉を使えば使うほど、「モヤッ」の実体からどんどん遠くなって、違うものになってしまうのではないでしょうか。あるいは、言葉が事実のごとくになり、実は違っていても本当であるように錯覚してしまうことも起こり得ることです。 私は今年前半の国家資格キャリアコンサルタントの資格取得後に、キャリアコンサルタントの中核的な態度条件に関わる「パーソン・センタード・アプローチ(PCA)」について、とある大学の研究所が主催する講座を通じて学んでまいりました。 そこでの学びは、対人支援の場のみならず日常を送る上でも、いつでも人間中心に自分と相手の今ここに向き合う態度がお互いを結び、十分味わって傾聴することが相手への理解を深め、、自分の今の「モヤッ」に気付いていることも相手の「モヤッ」に意識を向けることもお互いの発達に役立つことであると、体感的に学び身につけてゆくことでした。 PCAの研究者で心理学者・哲学者のジェンドリン博士は、このような「モヤッ」を「フェルトセンス(felt sense)」と名付けました。フェルトセンスは、「怒り」や「喜び」のように明確な言葉にできる感情ではなく、何かの出来事が自分に起こった時に、からだとこころで感じている曖昧なものであり、言葉で表すと断片的になってしまうので上手く言い表せないけれど、「~のようなもの」として感じているものです。 例えば、ゆっ
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顧客視点の働き方から学ぶ ~日々、愚直に続ける~

私は毎朝、通勤の通りかかりにあるカフェに立ち寄ります。もう2年近くになりますが、すっかりルーティンになっています。ルーティンになっている理由の一つに、カフェで働くスタッフのみなさんの素晴らしい働きぶりに触れることができるから、ということがあります。 応対品質と言うのでしょうか、スタッフの方々一人ひとり身だしなみや応対スタイルは少しずつ違えど、私が受ける印象は「感じがいい」ということに集約されるのです。 例えば、お店に入って注文レジまでは数メートルの距離がありますが、基本的には私が入り口に立ったら気付いて、「いらっしゃいませ」の声掛けを欠かすことがありません。 そして、注文の際は、私は毎回マイボトルを持っているのですが、「いつものですね」ではなくて、「お飲み物、何になさいますか?」としっかり確認を取ってくれます。日によって気分が違う(かもしれない)ことに気を払ってくれているのだなあ、と感じます。 たまに、フードを頼むことがあるので、「今日は、お食事は何かお取りしますか?」とこれも確認をしてくれます。せかすような聞き方ではなく、自然体の会話であるかのような丁寧なリズムでオーダーのプロセスが進んでゆき、たいへん心地よいものがあります。 少し列が出来ている時には、スタッフ同士で、いま自分がお客様に対して出来ることを協力してやろうとしています。例えば、列の次の順番のお客様に、先のお客様への商品提供が終わったレジとは別ポジションのスタッフがすでに目配りをしています。そして、「先にこちらからお飲み物のご注文を承ります」とスマートに声掛けをします。そして次のレジに誘導します。お客様の貴重な時間
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どうやったら管理職になれますか? ~肩書か、処遇か、役割か~

先日、ある人(Aさんとします)から「単刀直入に聞きますが、どうやったら私は管理職になれますか?」と聞かれました。私はAさんの働きぶりに見るべきところがあることを承知していたので、少し考えて、「管理職になりたいことを会社に分かるように言い続けるしかないと思いますよ。」と応じました。Aさんの話を詳しく聴いていると、今難しいプロジェクトを手掛けていて、関連会社の役員クラス、部長クラスを相手に合意形成をしたり、その関連会社の社員さんをインストラクターに育て、プロジェクトの目的達成に向けた環境づくりを進めているところ、Aさんが一般職の立場でそれをやっているのがどうにもしんどい、ということでした。お金(処遇)の話ではなくて、仕事を円滑に進めるために役割に応じた肩書を付けてほしい、といったところです。 私は、なるほどなあ、と思いました。どうやら、支援先とのコミュニケーションは取れているようですが、この先の、関連会社の中でより多くの人とかかわりを持とうとするときに、「この人誰?」みたいに扱われることのロスやリスクを避けたいのだな、と。確かに、「○○です。よろしくお願いします。」という場合と、「**プロジェクトを統括します、@@室・室長の○○です。よろしくお願いします。」という場合だと、相手も見方が違うのでしょうね。肩書が付いていた方が、「ああ、ちゃんとした人が来てくれたんだな。」という第一印象を持ってもらう効果は確かにあるでしょう。 肩書なら、名前だけでも創ってしまったらよいのでは?とも考えてしまいましたが(例えば、チーフディレクター、とか、エグゼクティブプラクティショナー、とか、言ったもん勝
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誰もが影響力を持っている ~リーダーシップの履歴~

私たちは社会の中で、その社会を形づくる誰か(個人または集団)と関係性を持ちながら生きています。そしてお互いに言語・非言語のコミュニケーションを交わしたり、仕事で業績を挙げたり、地域の何かに貢献したり・・・、常日頃から影響力を発揮していると思います。そうした影響力の発揮のひとつひとつは、ご自身の経験としてキャリアに刻まれてゆきますが、日常あまり意識していないことかもしれませんね。例えば、職場で毎週定期的に行われる会議があったとして、ご自身がどのような影響力を発揮したか、その時その場で「自分はこの会議の目指す方向を変えるきっかけを作ったな」と内省的に振り返ったり、誰かから「あなたの発言があったおかげで私の考えが明瞭になった」などのフィードバックをもらったりするようなことは中々起こらないのでは、と思います。 それでも、誰かと誰かの間では関係性の中では常に、相互に何らかの影響を及ぼしていますから、人は常時「リーダーシップのようなもの」を自分の役割として発揮しているのではないか、と私は考えています。 リーダーシップ、を辞書的な意味で拾うと、「指導者としての地位・任務。指導権。」や「指導者としての素質・能力。統率力。」(デジタル大辞泉 小学館)のようになります。「指導者」の響きから、指導する権限がある人が指導される人にリーダーシップを行使する、のように権威主義的な行為を想像しがちかもしれませんが、私のイメージする「リーダーシップのようなもの」の発揮はそれとは異なります。 「権限によらないリーダーシップ」をお聞きになったことはあるでしょうか。早稲田大学の日向野幹也先生によって提唱されているリ
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キャリアと収入について考えたこと ~所得と税のはなし~

自分のキャリアを考える時に、収入のことを考えない人はほとんどいないのではないかと思います。自分のやりたいことができるかどうかの度合いと、収入は増えるのか、減るのか、あまり変わらないのか、を総合的に考えて生活が無理のない水準で成り立つように決断をしてゆくでしょう。 ご自分や家族の人生がかかっていますので、安易な思考や拙速な決断をできるだけ避け、自分自身の内省と周囲からの助言に耳を傾け、悔いのない道を選ばれるように、自律的な思考と行動を意識してまいりましょう。そうすることでコミットメントが高まり、より良い成果につなげる意欲も湧き出てくると思います。 ご自身のキャリアプランを計画する際には、ファイナンス面、とりわけ時系列のキャッシュフローをおさえておくべき、という話を、以前のnoteで書きました。キャッシュフローを明らかにするための変数となるのは大きく収入・支出・貯蓄・投資であります。今回は「所得と税」の話から、収入について考えてみたいと思います。 収入と所得は別のものでして、簡単に言うと、収入に対して最低限考慮されるべき経費や担税上・社会政策上の物的人的配慮を差し引いて(控除)、課税の対象にしますよ、というのが所得です。その所得に対して、所得の金額の大きさに応じた税率が課され(超過累進税率といいます)、「所得税」として国家に納めることとなります。 所得にはいくつかの種類があって、みなさんがキャリアを考えたときに、自分の収入はどの分類の所得になるのか?ということをおさえておくと、今後いわゆる「手取り額」の検討をするのに役立つと思います。 【所得税における所得の種類】  ・利子所得  
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人に相談するということ ~人間中心の実践~

人間誰しもが、うれしいことがあったり、困ったことがあったり、悲しいことがあったり、色々な出来事が起こりますよね。その時、誰かに話をするということは、とても意味のあることだと思います。誰かに自分のことを聞いてほしい、と思い、すぐにその「誰か」がそばにいて話を聞いてくれることは、本当にありがたいことではないでしょうか。自分で独り言を言うのとは違って、話す先に相手がいるということで、その相手が自分の鏡になってくれることがよく起こることなのだと思います。 相手に話している自分や相手から返ってきた言葉に何かを感じたり、気づいたりする自分が映ったり、はたまた相手から返ってきた言葉に驚いて内省を深めたりする自分を相手の中に見ることもあります。最初相談したかったことを話しているうちに、自分が気付いていなかった本当に相談したかったことが自分の中ではっきりしてくるとか、そのような作用は聞き手が話し手の自分にしっかりと寄り添ってくれている結果としてあらわれたりするものです。 「あなたがいてくれることで、気付けたよ。」「ふたりで話したことが良かったよね。」「ひとりで悩んでいたら抜け出せなかった。」などの言葉を、聞き手としての私が受け取ることがしばしばあります。その時に、私は、ああ、この場にいることができてよかったなあ、と心の底から感じます。話し手の方が何かを自分で掴み取る瞬間のために、かかわり、貢献できていることが私の生きがいになっていると思います。 私がどのような自分自身の在りようを大事にして人の話を聞いているのか?についてお話ししようと思います。 他者にかかわる時に、「その人は自分で建設的・成長的
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自ら仕事を創り出すこととは ~ある出来事とおじさんの手紙〜

先日、このようなことがありました。ある人が、ある〇〇君の職場のことを指して、「〇〇君はここで毎日何をしているの?〇〇君はいつまでここでやっていくの?“こんなところで”終わるわけではないよね?」といった主旨の発言をしたそうです。その職場ではたらく人達はそれを聞いて、たいそう立腹し落ち込みましたが、そのような発言をした相手に何かを言い返すことは出来ませんでした。「職業に貴賎なし」とは言われることですが、現実はこうでした。私はその出来事を聞いた時に、ふたつのことを思いました。一つは、発言した人の思想の貧困と、想像力の欠如についてです。その職場の表層的な部分だけを捉えて軽薄なラベリングをしてしまうこと自体、その人自身の職業観をそのままあらわしているのだな、と感じました。もし私がその場にいたとしたら、「その職場の何を見て、何故そのように(こんなところで、と)思ったのですか?」「その職場が何を生み出しているところか、立ち止まって一緒に考えてみませんか?」と対話を求めたでしょう。(実際に、その職場は表層的には単純作業、ルーティンワークをしているように見えるのですが、深層の部分では高度な知的生産性をともなった業務をおこなっています。業務プロセスを分解してみれば明らかに分かることです。)もう一つは、発言を受けたその職場の人達が自分の仕事に対してどのように捉えているか、誇りをもっているか、です。心無い発言をされて、怯んでしまった、心が折れてしまったということは、ひょっとしたら、職場の人自身もうすうす「こんなところ」「こんな仕事」のような見方を持ってしまっているのではないだろうか、ということを思いま
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資産価値が落ちづらいマンションって!?売れやすい物件の見分け方~再販業者が選ぶ物件とは!?~

最近キャッシュで住宅購入をする中国のお客様とよく会います。キャッシュで購入できるぐらいの資産が欲しいと毎回思います・・。どーも、Ponchaです('ω')昔は住宅は一生の買い物!という感じでしたが、ここ近年では住み替えも考えて住宅購入を考える方も増えました!そうなると気になるのが、数年後に自身が購入した物件は売却できるのか?という点!この辺について本日はお話ししていきたいと思います!ということで今回は、資産価値が落ちづらいマンションって!?売れやすい物件とは!?というテーマで、住宅の中でも買取再販が多いマンションの資産価値についてお話ししていきたいと思います!近年は大変多くの情報に溢れています。相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォームよりお問い合わせください!お仕事のご依頼・ご相談はこちら!お問い合わせは、こちら('ω')ノ数年後にいくらで売却できるかはわからない!?資産価値が残りやすい物件についてお話をする前に、よく聞かれる○○年後に自身が購入した金額と同等で売却できますか?という点についてお話ししていきたいと思います!
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知識が増えれば趣味も長く楽しめる!

こんばんは!ゆう1214です^^今回は趣味系の話題なので、少し雑談的な感じに。僕は記事の上の画像のように車が好きで(走り屋やVIP的なのではないです(笑))前はマークXのスポーツタイプのエアロを11年乗り、そこから中古のメルセデスのC180ローレウスエディションに乗っています。こちらは4年目で車検を今年受けております。「外車は維持が難しい」とよく言われますが、果たして本当でしょうか?実際には今の所は極端に難しくないと感じています。お金がかかるパターンが国産とは違うのでそこを抑えておけば案外いけるかもしれません^^知っているといい事①ディーラー任せにしない!ディーラーでメンテナンスを行う事は安心を購入する事になります。メーカーの車の知識や理解が高く、在庫も持っている、そして代車がそのメーカーの車を出してくれるというようなメリットがあります。でも、実はディーラーは定価で消耗品を売る事が多い。タイヤなんかは特に定価で整備なのでかなりの金額がかかってくるのが苦しくある一つの事。お金が大量にある方やいい気分を味わいたい方はディーラーがおすすめ。ですが、維持にお金をかけたい場合はネット購入と持ち込みでかなり安く抑えられる事が多いです。僕の事例ではメインバッテリー45000円→20000円サブバッテリー12500円→5000円タイヤは定価で4本20万オーバー→110000円車検代→150000円これだけでも全然残るお金が違います^^余ったお金は維持に置いておく、好きな事に使う、投資に使う(笑)色んな選択肢が出てきますね。知っておくと良い事②ある程度車に興味を持っておく外車の場合は国産とは違い
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お金の事は自分が思っているより心が大事

こんばんは!ゆう1214です^^生活をしているとお金の事と離れる事ができないですが困っている人の方が多いのが現実です。・将来のお金が2000万円準備しないといけない…・物価高で節約しないと貯金が出来ないけど貯金が無理!・会社員(本業)だけでは収入が厳しいから副業と言っても…こんな問題や不安がもっている人が殆どです。もっていない位の方は準富裕層レベルでしょうか。厳しい事を言うと、年収1000万円でもかなり厳しいのです。「年収1000万円」って聞くとかなり「お金持ち」と感じるかもしれません。実はそんなこともないのが現実なのです。年収400万円の方でもお金の不安を出来る限り抑えて生活できる方もいらっしゃいます。これの違いは何だと思いますか?お金を稼ぎまくってもこの問題は解決しないのです。自分の心の状態がお金に返ってきます。スピリチュアルっぽいですが、きちんと理屈があるのです^^会社員の年収1000万円はお金持ちというのはある支店が抜け落ちています。「税金」です。どの程度取られると思いますか?貴方が会社員なら給与明細を見てみましょう!所得税と住民税が引かれていませんか?※社会保険料や雇用保険料もあります。この最大所得税は45%、住民税は比例割(収入に応じて)一律10%を支払います。(控除額はあります。)勿論天引きでです。単純に55%も取られてしまいます。お金持ちとは資産を持っている事で稼ぐ事とは違うのです。稼ぐのは高所得者と考えられます。つまり、生活の仕方次第であまり割合では変わらないという可能性も十分あり得ます。お金を稼がないといけないという思いではなくどうお金を管理するのか?・貯金
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金額だけを目にしない!働く以外の収入を得よう!

おはようございます、ゆう1214です^^記事のカバー写真といいますかこのようなモノが欲しいと思ったことはありませんか?「お金のなる木」というもの。色んな人がほしいけどそんなものはないと考えてしまいがち。ですが、皆さん持たれている事に気づいていないんです。「会社員でいること」も実はお金のなる木の一つ!所属して労働する事でお金を得る事ができる成果に関わらずにお金を得る事ができる(日給月給)という見方や「自営業」の方は自分のサービスがお金のなる木にさせる事も出来ます。こちらは労働で売れば売るほどにです。ですが、皆さんの思われるお金のなる木は「不労所得」(自動収入を得る事)の事が多いです。「働かなくてもお金が入る方法があれば最高だ!」そういう風に思う事は間違ってはいません。でもここで題名にある「金額だけを目にしない」という言葉。働かないでお金が入る金額がたとえば1日に1円だとしたら殆どの人は、そんなもの無いに等しいと答えます。私からすれば天と地の差ぐらいのモノが存在すると考えています。不労所得のやり方を得た人と得ていない人得た人はそれを大きくする事は出来ますが得ていない人はそれを大きくするどころか働かずに得る事すらできないまた、収入の木が増やせる人はどんどん楽にさせる事ができますが木が1本しかないならそこで頑張って木を育てるしかない複数の木がある人は「お金のなる林」を持つ事も。会社員だけでなく、投資家としての収入源を得るだけでも周りと大きく差が付きます^^そんな一歩を踏み出してみませんか?年間100円だとしてもこの意味は大きく変わります!その知識や技術をこちらのサービスから学んでみませ
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お金の事で相談できる人、貴方はいますか?

ブログをご覧いただきありがとうございます^^ゆう1214です。子供の頃は先生や先輩に勉強や運動などを教えてもらっていたりしたものですが、大人になっても仕事やプライベートの事を相談する事もあるかもしれません。でも、お金の事を相談する事はどうでしょう?上司や先輩に相談してみるという事はあまりないかもしれません。なにより自分の金銭状態を知られるのは結構嫌ではないでしょうか?でも社会で生きていて多くの会社員や主婦の方がお金の事で不安や問題をもって生きている…それはきちんとした人に相談すれば、解決が早くなるかもしれないし、新しい視点が見える事もあります。そんな人を知っておく事やもっておく、連絡を付ける様にしておき何かあったらすぐに相談する。これだけでも大きな問題を避ける事ができます。お金の相談をする事(家計相談や資産運用相談、保険の相談)が出来る人の中にFP(ファイナンシャルプランナー)と呼ばれる人がいます。そんな人に相談してみると安心してお話しできるかと思います。第三者のお金の専門家にコーチングやアドバイスをもらえる…早い相談と早い解決を目指してみませんか?私のサービスは以下の3種類を提供しております^^・家計相談サービス(3か月契約)・家計、お金の知識取得の相談(1か月間)・スタートアップ用資産運用コンサルティング(3か月契約)がございます。どのサービスも貴方の不安や希望を基にオーダーメイドに換えていきます。貴方用の説明、やりやすい方法をお伝えする形でご提供させていただきます。是非、不安を持たれているなら相談してみませんか?
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もうすぐ10月。あっという間に年末へ・・・

やっと蒸し暑い日々からすっきりとからっと涼しい気候になりました^^何をするにも快適(お仕事は気持ち的にはちょっとかもしれませんが(笑))こんな時には旅行やスポーツをするのに最高です!もう10月、あっ!ってなったらもう11月に12月。ハロウィンにクリスマスに年末で仕事納め。やっと自由に動けるようになってきているので、あとはお偉いさんが責任をもって発言できるかどうかの問題ですね。規制撤廃の状況、2020年以前の日常にもういけるはずなので。いつまでも国民が貧乏になっていく世の中や一部の利権に預かる業種にばかり優遇される時期は終わらさなきゃいけません。専門家じゃなく、素人でもわかる感覚を大事にして生きていきましょう^^お金の事も大事なんですが、時間はお金と違ってその一瞬しかないもの。お金はまた稼げば何とかなるし、それこそ節約をして抑える事も可能。お金を最優先にするんじゃなく、生活を充実させる事を優先にしていく方がおすすめ。老後が怖いのは貯めなければ「ならない」という気持ちがあるから。それをどう対策するかを考えておけば、無茶はあまりしてはいけないですが、しっかりと楽しんでいける人生にする事が出来ます^^皆が楽しめばお金が動き、貧困を無くしていく事が出来ますよ!勿論、豊かになれる人も多くなります!!
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【FPが解説】住宅ローンは誰に相談する?相談する人を間違えるとあとで後悔するかも。

現役銀行員、1級ファイナンシャルプランニング技能士のFPまっくです。住宅購入を検討している、もしくはもう既にどの銀行に申し込むか悩まれているかた。当然住宅ローンは人生で初めてという人が大半だと思います。いくら借りれるの?金利はなにを選択すればいいの?など、わからない事だらけです。一番やってはいけないのは、すべてが勧められるがまま自分で考えず決めてしまう事です。人生で一番高い買い物は住宅の購入です。その大事な事をなんとなくで進めてしまうと、あとで知らなかった!こんなはずではなかった!では済まされません。では、その住宅ローンの相談は誰にすればいいのか?どのように判断すればよいのか?私が銀行員の目線で、経験に基づいて解説させていただきます。不動産業者の営業マンに相談する家を購入しようとしたら、まず最初に向かう先は、、そう不動産業者ですね。条件のあう住宅を探して、では購入申し込みという段階で住宅ローンの話が出てきます。自然な流れで営業マンに住宅ローンの事をあれこれ相談すると思います。では、その営業マンに住宅ローンを相談するべきか?ひとつ言えるのは、不動産の営業マンは住宅販売のプロであり、決して住宅ローンに対して十分な知識を持っているとは限りません。なかには経験豊富な営業マンもいらっしゃいます。しかし、あくまでも住宅ローンは購入していただくための手段の一つとなるので、極端な話、家を買ってもらう事が第一優先の説明になりがちです。場合によりますがそのお客さまのためにならない事を説明される可能性もあります。例えば金利は変動と固定はどっちがいい?と質問したらほぼ間違いなく”変動金利”と答えます。
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年収130万円の壁を知らなければ大きく損をしますよ

『年収103万円の壁』や『年収130万円の壁』など年収の壁を聞いたことはないでしょうか?本当にお得なのはどの年収の壁なんだろうか。今回は年収の壁についてまとめてみました。●年収100万円の壁(住民税の壁) 年収が100万円の場合は住民税・所得税も発生しません。所得税及び社会保険の扶養範囲内なので影響はありません。●年収が101万円の場合 年収が101万円の場合、所得税は課税されませんが、住民税は課税されます。住民税額は約6,500円となり、手取り収入は約1,003,500円となります。所得税及び社会保険は扶養範囲内です。●年収106万円の壁(社会保険加入の壁) 2016年10月1日より、従業員501人以上の企業に勤めている労働者は、以下の条件に該当した場合、社会保険に加入することになります。 ※ 2022年10月より従業員101人以上に拡大・週の所定労働時間が20時間以上・月88,000円以上(年収106万円以上)・1年以上雇用見込みである人 年収106万円で社会保険加入ありの場合、社会保険料年額が約15万円となります。所得税は課税されず、住民税は減額となり約5,000円課税されますので、手取り収入は約906,000円となります。所得税は扶養範囲内ですが、社会保険の扶養加入はできません。●年収106万円の場合(社会保険加入なし) 年収106万円で社会保険加入無しの場合、所得税及び住民税は課税されます。所得税が約1,500円、住民税額が約10,500円となり、合計20,000円課税されます。手取り収入は約1,040,000円となります。所得税及び社会保険は扶養範囲内です。 ●年収
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2021年実績 ライフプラン作成が一番人気でした

はじめに2022年も本日から本格的に始動しましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 昨年はコロナで始まりコロナで終わる年となってしまいましたが、当事務所も新型コロナ対策で本格的にオンライン業務に専念する様になって、もうすぐ1年になろうとしています。そこで、今回はオンライン相談業務1年間の実績をまとめましたので、皆さんにもご報告したいと思います。オンライン業務に専念した1年でした2020年4月に長年勤めてきた会社を退職し、FP業務を開始しましたが、2021年1月からオンライン業務に専念した理由は、言わずと知れた新型コロナ対応です。2020年4月の退職直後に開業したにも関わらず、同時期に顕在化した新型コロナの影響で、対面での相談業務が事実上困難になってしまったからです。当初はお客様と対面で細かいご希望や現状をお聞きし、ライフプラン作成や相続・終活、資産運用の提案や、セミナーや勉強会を行う予定でしたが、実際には全く実施する事ができませんでした。そこで、 2021年1月 にオンライン専用のホームページ開設、2021年3月にココナラ支店を開設とホームページの全面改装を行い、現在に至っています。当初は知名度も全くなく、開店休業状態が続き、知人の紹介による小さな相談業務しかありませんでしたが、Google検索で表示される様にもなり、マネーの達人等へのコラム掲載、ココナラ支店からの依頼も増え、小さな相談業務も含めると1年間で34件の実績で2021年を終える事となりました。ご依頼いただいたお客様には深く御礼申し上げます。やはりライフプラン作成が一番人気でしたファイナンシャルプランナー(FP)が
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