一人で、感情に任せて反応してはいけない

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コラム
労働トラブルの相談でたまに見かけるのは、泥沼化しているものです。労働トラブルで勝ち目があるのは自分に非がない、攻撃される隙がないなど、自分がクリーンであればあるほど有利です。やられてやり返していたり、反抗的な態度を取っていたり、業務命令に背いていたり、不正や非違行為をやっていたりするといくら被害の実態があっても、その部分を攻撃し返されます。なかなか清廉潔白、まったく落ち度も非もなく、客観的に従順であるという状況はなかなか難しいかもしれませんが、トラブルを解決に向かわせるためには、少なくとも自分がクリーンになってから動く必要があります。

もちろん発端は、自分ではなく他人であることもあるでしょう。その場合はすぐ自分で感情的に反応せずに、専門家にアドバイスを仰ぐのがいいでしょう。自分一人で動くのはリスクが高いのです。「やられた」という感情が入ると冷静に行動できなくなります。そこで客観的なアドバイスを取り入れることで冷静に判断できるチャンスが生まれます。本当に正真正銘のパワハラ上司なら、その人をクビにすることはおそらくできませんが、遠ざけるくらいのことなら、手はいくらでも打つことができます。

感情に任せて反論する、長文のメールをする、態度に出す、などしてはいけません。その前に相談して下さい。
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