【体験談】銀行員が家を買う④
前回(銀行員が家を買う③)は「物件を見る際のポイント」について紹介させていただきました。
(前回からだいぶ間が空いてしまいました・・・) 住宅購入は人生で一番高い買い物になる方も多いので、お金の不安は必ず付きまといますね。 そこで今回は住宅購入におけるお金の悩み「予算の決め方」について書きたいと思います。(「住宅ローンの選び方」も予定していましたがボリュームの関係で次回にしたいと思います)予算=自己資金+借入(住宅ローン)になりますが、実際どのように考えていけばいいのでしょうか。(ⅰ)自己資金 今は住宅ローン金利も低く、借りることが比較的容易であるため、全額ローンでという方も多いですが、低くても金利はかかりますので、自己資金をいくら使えるかということはまず考える必要があります。 家族構成や収入の状況(共働きか)、親の援助の有無など人それぞれですが、「物件価格の1割」を目線にしましょう。 じゃぁ「3,000万円の物件を買う場合は300万円は自己資金で残りの2,700万円を借りる」ということかというと、それは違います。 3,000万円の物件を購入し、3,000万円フルで住宅ローンを借りる場合を考えてみると、通常以下のような費用がかかります。 ・購入物件の仲介手数料(約106万円) ・住宅ローンの事務手数料(約66万円) ・登記費用や火災保険料(数十万円)もうこれだけで200万円は超えますね。他にも引越代などもかかりますし、一番忘れがちで高額なのは新しい家具代。やっぱり新しい家に引越すときは家具を新しくしたいと考える方も多く、この金額は馬鹿になりません・・・お分かりいただけたかと思い
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