サポートで大切にしていること。
皆さんは、人と関わるとき、仕事をするとき、大切にしていることがありますか?大切にしたいことは、それぞれ異なると思います。私の場合は、『自分の普通を他者にあてはめないこと』をとても大切にしています。生まれ育った環境や日々の習慣で、自分にとっての『普通』が形成されていきます。そして、その『普通』は同一の人であっても、時を経ることで変わりゆくものだと思います。お客様との会話で、歩く時間の話になることがあります。私にとって歩いて30分の距離は、近いと感じる距離ですが、お客様にとっては15分が近いと感じる距離、というように感覚のズレがあることは多々あります。これは移動で使える時間や運動の習慣、性格などさまざまな要素から生まれるズレです。時間だけでなく、パーソナルトレーニングであれば、1㎏を重いと感じる人、栄養サポートであれば、朝食は必要ないと考える人など、その人の『普通』がそこには存在します。そんな異なる感覚をいろいろな話をしたり、動きを見たりする中で理解しようとすることは、とても大切なことです。本当の意味ですべてを理解することは、どれだけ深い関係になったとしても難しいです。ただ、歩み寄ろうとする意志があることは、サポートにおいて必要だと考えます。だからこそ、私は『他者』をおもしろいと感じます。自分と異なるところを見つけ、新しい考えに触れることは、私にとってとても興味深いことです。『普通』を他者に求めることはありませんが、運動習慣や食事習慣、ライフスタイルにおいて、目標や理想に近づけるために『普通』の基準を変えるサポートはします。〇運動習慣であれば、歩数が1日1000歩に満たない生活をし
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