自分が簡単と思うものは、他人にとってそうではない

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ビジネス・マーケティング
これ何度も書いているのですがまた別ネタとして。

今回は言語化です。

頭で考えたことをどう言語化してますか?

言語化とはここで、書き出すことです。このエントリのようにでも、メモでもいい。

このスピードですが、前書いた気がしますが、分100文字だったんですね。僕は。これが速いかどうかはどうでもよくて。ただ、これが僕は普通だと思っている。

それで、タイピング=見たものを写すとか、意味がないものを打ち込むとかでなくて、ここでは思考したものを「まさに今のように」「頭の中に出てきた概念」をそのまま形にしています。実際には色々脳を経由しているのですがそのままやっています。それができるかどうかは多分訓練かなと。

それはいいとして、では分100文字が普通となると、分10文字とかの人は、10分考えて100文字程度となります。文字数では何も判断できないのですが、実際は量と質が大事なので、そのあたりからどんどんと色々と違いが出てくると。

ここでは、言語化スピード=タイピング速度は思考速度より遅いという僕の認識ですが、ボトルネックがタイピングであればそれ以上とならないということですね。これ身体の限界なので、音声入力のほうが速いかもしれないなあとか思いつつ。話し言葉と書き言葉違うからなあというところで、一旦ここで辞めておきます。

その普通を提供すると良い

次にこの自分が普通とか簡単と思っていることを、そうでない人に見せてみましょう。ここではタイピングとか、言語化、言葉にするということです。

それを知らない人は「そんなに速いのか、考えて打てるのか」と愕然とするかもしれないです。またはそれ以上の人なら「遅いよね、こっちはもっとはやい」とかになるかもしれない。それはいいんですよ。お客さんとしての価値は前者の方です。そして価値を感じてもらうのは前者です。後者ではないですよ。

そういう人にあとは何を提供したいかです。タイピング速度だとありえますが、思考の速度とか、考え方とか、またはそれによって資料作りでも良い。色々出来ますよね。

僕としては思考の代替くらいはできるのですが、そこ価値をちゃんと感じてくれる人がいいですよね。企画書作成とか企画とかはそういう感じが強いです。結局思考がただ文字を打つのではない、例えば問題に対して考えを深めるとか、整理するとか色々な意味がある。思考の解像度が低い人には厳しいわけですから、そこを上げてくれると価値があるんだろうなと僕は思っています。

なので、その顧客の立場に立てば「思考を整理したいけどつまづいてしまうとか、一人だとモヤモヤして言葉はいくつか出てくるが続けることができない」という課題になります。

そういう人には僕の言語化は価値になるってだけです。でない人は価値ではない。そこをシンプルに向き合えるかなんですよね。

当たり前のことを言っていると思う人でかつ実践できる人は稀だと思っていて、多くはそれは分かるけど「実践」できてない人が多い印象です。言うは易く行うは難しの部類かなと。シンプルなほど難しいと言うか。

単に言葉にするだけでも価値となる

ここでは言葉にする、考えを出すというかなりシンプルな話をしています。というかそうなのですが、これも意外に難しいのだろうと。

では、どうやってその考えや言葉をもってくる?語彙なのか?表現なのか?文法なのか?経験や知見なのか?アイデアなのか?環境なのか?気分なのか?色々じゃないですか。

少なくとも言語化ができるとか得意とか思う人は、僕がそうであれば、このあたり考えたことがあるんですよね。例えば語彙の問題ではない、けど語彙はいるよなあとか。そういう時に一個ずつ考えたり深めていくことで、「言葉にするだけ」でなく「言葉にする」価値というか、「だけ」っていうと簡単に聞こえますが、めちゃくちゃ難しいことも多いんですよね。

シンプルな「言葉にする」ことも、価値になると。ここまでいえばそうですよね、価値がないなんてことはなくて。多くは価値がある。それを誰に提供するかで全く異なるので、誰に提供するかもセットでビジネスは考えないといけないですよね。

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