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なぜこんなにも世界に摂食障害を患う人がいるのでしょう?〜飽食の時代と痩せ賛美と精神的貧困〜

昔過食症に苦しんでいた時、「こんなに細い人たちがいっぱいいる日本にいるから、私はいつまでも痩せることにこだわってしまうんだ!ビッグサイズの米国に行けば、私は痩せる必要がなくなって、過食も治るかもしれない!」 と思った時期がありました。 米国はご存知の通り肥満大国です。 米国の成人の42.4%が肥満(BMI30以上)といわれているそうです。 多くの人が、糖質や脂質たっぷりの食事を食べたいだけ食べて、運動をしていない現状だということです。 一方で、 そんな国民の約半分が肥満という米国にも、摂食障害患者は多いのです。 正確なデータが探せなかったので患者数を示しにくいのですが、 米国の摂食障害者数(拒食症と過食症)は125万人ともいわれており、世界トップかトップクラスだそうです。 この患者数には恐らく摂食障害予備軍の数は含まれていないので、 それらの数を含めると、3,000万人になるともいわれているようです。 これに対し日本でも摂食障害患者数は年間21万人といわれています。日本も摂食障害予備軍を含めると相当な数になると思います。 また、米国以外でも中国、ブラジル、メキシコなど世界的に摂食障害患者は存在します。 摂食障害の拒食・過食という問題は日本に限ったことではなく、飽食の時代の恩恵を受ける国であれば浮上してくる問題だと思っています。 食べ物から命を頂く、食べ物を尊く思うような古代人とは違い、現代人にはそんな感覚持ち合わせていません。 コンビニに駅ビルにと常に食べ物に溢れていて、命を頂くことは簡単に叶うので、食べられない危機もありません。 また、食べ物は楽しみで、食べることが趣味にもな
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「胃がパンパン」フードファイター限界への挑戦と過食症の話

先日、胃内視鏡検査を受けてきました。 私は長年の過食と嘔吐のせいで逆流性食道炎です。以前は逆流性食道炎の最強の治療薬であるタケキャブを休むことなく何年も常用していても、 過食嘔吐をしていたので結局イタチごっこどころか悪化の一途だったので、 私の処方箋には「難治性逆流性食道炎」という印が押されていました。 酷い時には背中が痛み(食道の痛みは背部痛として出ることがあるそうです)、 唾液を飲み込むことができないほどの痛みで、唾液をぺっぺっとキッチンの水槽に吐き出しながら生活をしていた時もありました。 過食嘔吐しなくなった今は、タケキャブに頼らず生活することができていますが、 胃液で食道を傷付けてきた年月は取り返しがきかないダメージとなっています。胃と食道のつなぎ目、胃の入り口である噴門と呼ばれる部分は緩み、胃液の逆流による胃もたれといった症状は、未だに常日頃みたいな感じです。 そんな不快な症状を抱えている私にとって、毎年の胃内視鏡検査は欠かせないものになっていて、 先日、2024年度の胃内視鏡検査を受けてきました。 昨年かかりつけ医を変えて、今回のクリニックでは初めての内視鏡検査で、多少胃の所見も変わるかなと、少し不安に思いながら検査をしてもらい、検査後日、結果を聞きに行きました。結果としては 「胃の入り口が開いちゃってるから逆流性食道炎だね。そんなに酷くないよ。食べてすぐに寝ないように。コーヒーとか紅茶、緑茶は控えてね」 とのことで少し安心しましたし、 「ポリープあっちこっちにあるけど、悪さをしそうなものはなかったから大丈夫」とも言われ、これもまあ良かったという感じでした。 また、
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ストレスを過食<嘔吐>で解消してしまう原因と対策

今日はテーマを"摂食障害"に。少し長くて重いかもなので、興味のない方はスルーして下さいね。  今の心境を書いてみます^^全部、私自身の実体験からの内容なので、1人の摂食障害者の考えだと思って、これが正解!!とかというわけではなく、ひとつの想いとして読んでもらえたら嬉しいです。 摂食障害って?聞いたことありますか?言葉通り食べることに対する障害、拒食症や過食症、という言葉は多くの方がご存知かと思います。それに加えて、過食嘔吐(大量に食べて自らの意思で吐く)また食べたあとに下剤を飲んだり極度に運動すること、なんかも含め摂食障害と呼ばれています。 厚生労働省の難病指定されています。  摂食障害の原因は?摂食障害の原因はなにか??摂食障害の本人や、摂食障害の方を身近に持つ方、多くの方が知りたいテーマだと思いますでも、一般認識されている用語を用いて、 原因はこれですよ!と全ての人に共通して言うことは難しいと思います。人それぞれ境遇や環境が違うからです。 自分の経験を踏まえて私は、
摂食障害は栄養不足と、自己否定感が生み出す、自傷行為であると考えています。 摂食障害や鬱は病名、というよりは幼少期からのその人の今の心の状態根深く深いんです、これが 最近わかった、私の過食嘔吐の原因は、栄養不足に加えて<寂しさ>や<よくわからない怒り>、<ぼやっとした不安>や<無自覚の自尊心の低さ>でした。 思春期に差し掛かる15歳の頃、母が病に倒れ、家事一切が私の身に降りかかり当時喧嘩ばかりして母に反抗していた私は荒れていました。ガンの痛みの影響でモルヒネ漬けになってしまいたまに入院中の病院から、一時帰宅する
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「吐けない過食症」と私が思う「リバウンド」について

過食症はごく一般的には、 大量に食べてそれを嘔吐する行為と言われています。 なぜそんな行為をするのかと本当に簡単に説明するのであれば、「太りたくない」ためです。 大量に食べてしまったという罪悪感はあれど、嘔吐すれば太ることを妨げることができます。 しかし、 この大量に食べることを妨げることができない過食症の人がいます。 「吐けない過食症」の人です。 食べっぱなしです。 しっかりと消化吸収されますので、当然体重は増えてしまいます。 吐けない過食症の人は恐らく下剤を大量に飲んで、上から吐けない分下から出すことで、食べたことを食べなかったことにしようと試みると思いますが、下剤の効果は大腸の蠕動運動を活発にするか、便の水分量を増やして柔らかくして排泄をスムーズにするだけなので、 栄養の消化吸収を担う小腸には影響はないために、エネルギーや脂質はしっかりと体内に吸収されてしまうと考えた方が良いでしょう。 (嘔吐する過食症の人も下剤を乱用する方は多いです。自分もそうでした。) そんな吐けない過食症の人は、吐くことができる過食症に比べ、体重は増えてしまうことが多いので、自分に対しての嫌悪感は嘔吐できる人の比ではないと思います。 私も嘔吐できなかった時があったので、嘔吐するコツを何となく掴むまで、 食べた後は本当にこの世の終わりというくらいの暗闇に突き落とされたような絶望感と、 自分の喉に手を突っ込んで胃に入ったドロドロの食べ物を掻き出してやりたい気持ちになりました。 「もー!ヤダー!吐けない!!」と喚き散らしたこともありました。 私が看護学校に通っていた今から20年以上前の話なのですが(中退し
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私が思う「過食症の克服」と「依存症」について

前回のブログでギャンブル依存症と過食症について書き、 依存症は人間の弱さ故の「防御だ」ということも書きました。 ギャンブルするお金があったから 食べることはストレス解消だから セックスするのが好きだから(セックス依存) そんな単純なことで依存症に陥るわけではありません。 人間の持つ繊細さ感受性、 それらが強いために、 社会的環境と自分との間にズレを感じたり、フィット感のなさに不安を抱き、 「社会と調整を保つために必死にもがいている在り様が依存症」だと、私は思っています。 社会は自分を歓迎してくれると思える人、自分に自信があり強く生きていられる人には、依存症に陥る人が理解ができないかもしれませんが、 そんな生き方でしか社会に対峙できない人もいるのです。 依存症はそんな人間の気質や性格でもあるためか、過食症だけではなく他の依存症を併せ持つ人がいたことを思い出しました。 過食症とセックス依存症 過食症とパートナーへの過剰な依存 2人とも数回通った自助グループで出会い、深い関わりは持たなかったので詳しくお話するまでのエピソードはないのですが、 過食症以外の依存症を持っているということを淡々と語っていました。 2人とも「過食症ともう1つの依存症」という認識を持っていました。 セックス依存症の女性は、 セックスをしたいわけではないけど、男性と関わると離れていかれることが不安だからセックスを求めてしまうと語っていました。「それは自分を虐めてることだよ、やめた方がいいよ」と彼女に言ったことを覚えています。 パートナーへの依存があった女性は、 自分は糖尿病1型で(生まれつき血糖値を下げるインスリ
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ギャンブル依存症と過食症という依存症

大谷翔平選手の元専属通訳の水原一平さんが「自分はギャンブル依存症だ」とカミングアウトした件についてです。様々な疑惑や騒動は置いておいて 水原一平さんとは住む世界が全く異なる接点のない自分ではありますが、 「過食症という依存症」だった自分と、過去形ではありますが「依存症」という共通点があり、 自分の思うところを述べさせて頂きたいと思います。 先ず、この方も「弱い人」「人生は葛藤だらけ」で相当に苦しかっただったんだろうなと思いました。 私たちは常に「何かに依存して生きている」と言われています。 子どもが親に依存しなければ生きていけないように、人間ひとりで生きていくことは難しく、何かにもたれかかって生きていくことが自然でもあります。 親や配偶者への依存 仕事への依存 宗教への依存 SNSへの依存 どこまでが正常な依存で、どこからが異常性のある依存かは、恐らくは「依存する度合い」「依存する強度」で決まるのでしょう。 依存症の「依存」の意味をgoo辞典で調べてみると、 『他に頼って存在、または生活すること』と説明されていますので、 「他に頼っていないと存在できない、生活できない」という解釈もできるかなと思います。 私は過去、過食症という依存症でした。 過食症歴は20年以上になるので、ちょっとハマっちゃったという程度ではありません。ガチの依存症だったと理解しています。 過食症を依存という意味に当てはめて、 「過食に頼って存在、または生活すること」 「過食に頼っていないと存在できない、生活できないとい」 と説明すると、 過食症の状態をとても的確に表しているなと思います。 依存症はハマったら最
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拒食症の方の社会復帰を考える

一切の食べ物を食べない(食べられない) もしくは 特定の食べ物しか食べない(食べられない) それが拒食症です。 入院レベルで血色の悪い飢餓状態の拒食症の方でない限り、その痩せ細った痛々しい身体でも堂々と社会に入り込んでいることが多いかもしれません。 見るのが申し訳ないくらいか、逆に2度見3度見してしまうような細い女性を、学校や外出先で見たことがある人は案外いるのではないでしょうか? そんな他人からは明らかに病的で病院に行った方がいいですよと言いたくなるくらい危なっかしく見える人が、 普通に学校に通って、普通に会社に行けるのは、 「自分が極端に痩せすぎている」「自分は何だかおかしい」という認識がないためか、「群を抜いて痩せている自分」を誇らしげに感じているためで、「病的意識が欠如している」そして「ボディーイメージが歪んでいる」ために、「命を失う危険がある」という意味では、拒食症は過食症より深刻です。 私は高校時代拒食症となり、その後長く過食症となり、40代にしてようやく摂食障害を克服できました。 そんな拒食症の経験から、 「拒食症の方が社会に地に足着けて生きていくため」「拒食症の方が社会復帰するため」 必要だと思うことを考えてみました。 あくまでも、私の経験から考えた3項目になります。 ①「自分は拒食症という病気だ」と認識し、その現実に目を背けず向き合っていく ②信頼できる人に支えてもらう、諭してもらう ③過食症に転じてしまう では、1つずつ説明していきます。 ①「自分は拒食症という病気だ」と認識し、その現実に目を背けず向き合っていく 先述したように、 拒食症の方は「自分は極端に
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過食症の方の社会復帰を考える

私は高校2年生の時に拒食症になりました。 ダイエットから生理がなくなり、黄疸が出るほど肝機能が悪くなっても、痩せようとすることをやめられませんでした。 何度かブログでも書いていますが、拒食症にある時は、痩せるという自分の思いに矛盾なく真っ直ぐに生きていられるので、なんだかんだあっても気持ちは前向きでいられます。 見るに堪えないほどの棒のような脚を堂々と披露している女性を時々見かけますが、 拒食症の時はまだまだ痩せる必要はあるけど、着実に私は痩せていると自分に酔いしれる時なので、活動的に動けたりもします。 しかし、 過食症ともなると、痩せるという自分の思いとは裏腹に、禁断の食べ物を大量に食べてしまうという現象に襲われるので、 それまでは痩せるという自分の思いに矛盾なく遂行されてきたはずの自分のネジが外れ、 思いと行動が矛盾しているコントロールできない自分に、軽いパニックを起こし気持ちは前向きでいられなくなります。 どうやら自分はおかしいようだと気が付き、摂食障害に向き合っていくことを促されていくのはこの過食症にある時ですが、 コントロールが効かない自分に疲れ、自信を失い、「社会生活に支障をきたす」のもこの時ではないかと思っています。 私は、摂食障害を克服するためには「社会とのつながりが最も大切」だと思っています。 摂食障害さんはそのままの自分では自分に自信が持てないので、 「そのままの自分で生きていける」という「強さ」を身につけなくてはいけません。 そのためには、「自分を評価してもらい自分への自信や信頼を獲得していく必要がある」のですが、それらを獲得する場が「社会」なのです。 摂
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過食症はコントロールできない。気が付くための苦しみだから。

このブログを読んでくれている方で、「自分をコントロールできず苦しい」と思った経験がある方はどのくらいいるのでしょう。 私は10代半ば頃から40代前半まで拒食症と過食症で、そのうち過食症であった長い期間、自分をコントロールできないという思いを抱き、それが自分を苦しめていましたが、 摂食障害といった依存症(アルコール依存・薬物・買い物依存など)ではなくても、自分をコントロールできずに苦しいという思いを抱くこと、そんな経験って誰でもあったりすることなのでしょうか? 過食症は 「食欲のコントロールが不能になる」のではなく、 「食べるという行為のコントロールが不能になる」のだと思っています。 食べたいという気持ちは常に持っていて、日頃は意識してそれを抑制しているので、食欲のコントロールは不能になっていません。 災害に遭うなどして食べ物が調達できない時は、過食も鳴りを潜めるより仕方なくなります。しかし、その意識していた食欲のコントロールを振り切ってしまった時、例えばそれは誰にでもあるような、 ダイエット中だから甘いものは食べちゃだめというような 「食べてはいけないと自分に指示していたコントロールを自分で破ってしまった時」食べ物を目で探し、食べ物を手で掴み、食べ物を口に入れ、食べ物を咀嚼し、咀嚼したものを飲み込むという 「『食べる』という一連の行為のコントロールが効かなくなってしまう」のだと思っています。 制御が効かない、歯止めが効かない、タガが外れる、スイッチのオフが効かなくなりずっと稼働している、 そんな状態にも似ているのが、過食症にある時でしょう。 ハッキリ言います。 「過食はコントロ
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ストレスで過食する

なぜ、ストレスがたまると過食してしまうのでしょうか? ストレス状態とは、生物として危機的な状態をいいます。人も動物ですから、生命の危機は絶対に避けなければならない。寝不足もひとつのストレスです。寝ることが出来ないほど、身の危険があなたに、迫っていると脳が勝手に判断してしまいます。たくさん食べて、エネルギーを確保するようになってしまいます。身を守るため、逃げるか、戦うしかないのです。そのために、エネルギーを確保する。 すなわち過食になるわけです。もはや、食欲コントロールが不能になります。戦闘態勢なのです。交感神経がフル稼働します。職場で強い緊張など、ストレスがかかることが多い人は、帰宅すると、ついついほっとして、ドカ食いをしてしまう。夜遅い時間に過食してしまいます。わかっていても止められない。副交感神経が働き、脳がたくさん食べてエネルギー確保しろと、指令を出すのです。また食べる行為によって、興奮状態の脳を、副交感神経に切り替えているとも言われています。 また、ダイエットしたいと思うと、その思う気持ちが食べることに対して、罪悪感を持ったり、強迫観念で、強いストレスを生むという、悪循環を招いています。 
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①ドン底!の摂食障害を経て、心地よく生きられるようになって。【自己紹介】

今日は私がどういう人か「?」と思ってる方へ🌱初めましての人も、そうでない人にも。改めまして、心とカラダの管理栄養士 しま (竹内 瞳)です^^今日は●私がどういう発信、活動をしているか●私の摂食障害の経緯●なぜ摂食障害の発信をしているのかをお話しします。発信をしてると、私がキラキラ✨して見える人もいるかもしれないです。過去はドン底の日々だったの(^◇^;)ーーーーーーーーーー私は今SNSを通して摂食障害からラクになるヒントを発信し、個別の相談窓口も開かせてもらってます。SNSはYouTube、インスタグラム、アメブロです。2023年には視聴者さん、フォロワーさんとのオフ会も開催いたしました✨最初にスタートしたのはYouTube。2022年1月にスタートし、2024年1月現在、1080名の方にチャンネル登録をしていただきました!(ありがとうございます^^)YouTubeでは動画のUPとライブをしております。ライブではリアルタイムで視聴者さんとコメントで交流できるので、私もとっても楽しいです⭐️ライブにもぜひ遊びにきてください💕そして2023年末から、文章でも発信をしていきたいと思い、アメブロを始めました。私のココナラのブログでは・摂食障害からラクになるヒント・心とカラダが歩み寄るダイエットについて、発信しています★ーーーーーーー1991年6月生まれ(2024.1現在32歳)3歳の息子のママ。3人兄弟の長女です。高校3年生、空手部の引退後、ダイエットにハマったことがきっかけで拒食症になりました。身長156cm38kg、生理も止まった。当時は拒食と気づかなかった。ただただ体重が落ちる
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「食べることが大好きなんです」という言葉に詰め込まれる現代人のいろいろな感情。

「食べることが大好きなんです」と言われる人や、芸能人がいますが、 その言葉を聞いて私としては、 1日、1週間、1ヶ月間、1年間生きているうち、 「食べることが大好きなんです」と口から出るような状況なのだとしたら、 「え?なんか違うよね?」と違和感を持ってしまいます。 何故「え?なんか違うよね?」と違和感を持つのかというと、 シンプルに、食欲は、睡眠欲、性欲と同じで人間としての「本能」だからです。 本来人間「食べることが大好き」って思っていないといけないわけですよね。 食べないと生きていけないわけですから。 そう感じるようなデフォルト設定だと思っています。 睡眠にしても、眠って休息をとらないと生きていけないので、眠気を誘って眠るように仕向けるデフォルト設定があるわけです。 性交は、私たち人間という種族が生き残るために必要で、行為の際気持ち良いと感じるデフォルト設定をもたせることで、種族の繁栄へと導きます。 「食べることが大好き」という思いは、生きていくために必要な感情であって、とても原始的で単純な感情です。 その原始的で単純な感情「食べることが大好き」を堂々と答えている人を見ると、この楽しいことで溢れているように見える豊かな日本ですが、大好きなことってこんな単純なことになるのか?他に大好きなことって言えることはないのか? 楽しいの選択肢がどれだけ多くても一周回って食べることに戻るのか? そんなことを考えてしまいますし、 「え?違うよね?本当は他に大好きなことあるよね?」と聞きたくなります。人によっては、その「食べることが大好き」の先頭に 「友達と」「彼氏彼女と」「子どもと」など付
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自分の人生を傍観するのではなく、自分の人生の当事者になる。

新年の幕開け、元旦から能登半島地震、翌日は羽田空港での衝突事故という信じられないニュースが飛び込んできました。亡くなられた方の御冥福と被害に遭われた方が一刻も早くこれまで通りの生活に戻ることを願うばかりです。 今回のような震災、避けようもない災害が起こるたびに「明日は我が身」だと思います。 今回の地震が天災だとしても、人工地震といわれる人災だとしても、 現実に起こって被害が出てしまえば、ましては被害者となってしまえば、 そんなことは、命の危機・不衛生な環境にさらされている現地では、現時点もうどっちでも良いわけで、 そんな天災にしろ人災にしろ、 大勢の命が奪われるような現実を「私たちは阻止することができず受け入れることしかできない」ということだけは確かです。 私は神奈川県に住んでいるため、阪神淡路大震災も東日本大震災も今回の能登半島地震も、直接的に被害にあっていないのですが、 被害にあっていない側からしても、 こんな事が起こると命の大切さを痛感するし、平穏な日常がどんなに幸せなのか思い知らされます。 若い頃は大変そうだなと他人事で見ていたものが、歳を重ねるにつれて他人事ではなくなっていくのは、私だけではないと思います。 人生経験が他人の痛みを理解する人間性を備えさせ、 自分の周囲にいる人はもちろん、自分と直接的に関わらない人(例えば宅配業者の人とか)が欠けただけで、 自分の世界はそれまでのバランスを保てなくなるということを理解することは、人間力を育てるのだと思います。 社会で生きていく人間は、どうしても社会と相互に影響を受けるので、ひとり勝手に生きていくことはできないのだと感じま
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「拒食症と過食症」そんなどうしようもない生き方もある。

今年、何でも白か黒かハッキリさせたい人と仕事をすることがあり、そういえばという感じで思い出したのですが、私は若い頃、何でも白黒ハッキリさせたい、グレーなんてあり得ない人間でした。 好きなの?嫌いなの? やるの?やらないの? 食べるの?食べないの? その白黒ハッキリさせたい 食べない極みが「拒食症」で 食べる極みが「過食症」でした。 白と黒という端から端の二分割しかない極端な思考は極端な行動を生むものだと思うような実体験でした。 拒食症当時、 心身ともに受け入れるのは1日500キロカロリー程度の食事『全粒粉パン、ちくわ、チーズ、インゲン』で、 毎日毎日自分が良しとしたこれら食材を食べ続ける拒食をしていました。 過食症当時、 このチョコレート1つだけと口に入れた途端に、ブチッと何かが外れると同時にスイッチオン。 これまで禁食としていたスイーツやパンを口に放り込み、お腹がパンパンになるまでやめられない、やめたいのならお腹をパンパンにするしか方法がない過食をしていました。 この二分割の端っこに在る時はエネルギーを消耗するので生きていきにくくなると感じます。 極端な寒さも極端な暑さも身体に負担を強いるように、 植物に水が与えられないと干からび、 植物に水を与えすぎると腐るように、 貧困が過ぎれば飢餓となり、 栄養が過ぎれば肥満になるように、 極端な現象は短期間であればなんとかなったとしても、それなりの時間それを守っていくことは、 「エネルギーを消耗させる」か、 「エネルギーを蓄積させた後に蓄積が過ぎた末に消耗する」か、 パターンとして違いがあるだけで、結果的には「エネルギーを消耗させるこ
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ずっと過食症のままということなどあり得ないから大丈夫という話。

「自然界で起こることは人間界でも起こる」 と古代中国人は考えていたようです。 自然の中で生き、自然の恩恵によって生かされている私たちは、 「自然にのっからせてもらっているだけ」 なので、自然を無視して生きることは絶対にできません。 昨日は1年で最も日が短く夜が長い冬至でした。太陽の角度は低値のピークを迎え、これから徐々に日が伸びて明るい時間が長くなります。 太陽に照らされ明るい時間が長くなるというと、緊張がほどけて開放感があるイメージに対して、 太陽が隠れて暗い時間が長くなるというと、気持ち的にちょっと構えるような緊張感や刹那的なイメージを抱きがちですが、 暗いと感じるから、明るいと感じられる。 暗い夜があるから、日中が明るいと感じられる。 暗い夜には太陽が見えないけれど、明るい日中では見ることのてきない月を見ることができる。 つまりは、 暗いも明るいも表裏一体、片方があるからもう片方が引き立つといった感じで、 良い悪いはないということになります。 しかし、この事を実生活で理解するよう咀嚼して飲み込むには、なかなかの修行だなと思いますよね。 ここを乗り越えればきっとたどり着けると思っていても、街灯もなく暗い道を歩くのは辛く苦しく、明るい光が差し込む兆しすら感じられなくなって、 どこまでこの道は続くのか、この道で良いのか不安になるものです。 途中、店内の明るさが外まで漏れ出るコンビニを見つけて、その明るさにやっとたどり着いたと自分を称え安堵を得ても、 コンビニにそのまま居座ることも、コンビニの駐車場に座り込んで寝泊まりしようにも、営業妨害だと店員さんに注意され警察官に連行されて、
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私的過食症を克服したい人の心構え

① いつか必ず過食症から解放されると信じ悲観的にならない。 ずっと同じ状態が続くなんてこの世には有り得ません。 慰めにならないかもしれませんが、おばあちゃんになってまで過食症だという人はいません。 ② 人によりますが、長期戦の覚悟はしておく。 過食症は依存症のひとつなので、1度陥ってしまうと抜け出すことが難しいことは認識しておきます(浅く浸かりならあっさりと抜け出せる人もいます)。 ③ 過食嘔吐に振り回されない。 過食嘔吐することは事の本質ではないので、そこに問題意識を向けていても何も解決しません。自己コントロールできない自分に自暴自棄になったり自信喪失しないこと。 ④ 過食嘔吐する自分を責めないようにする。 誰がなんと言おうと、過食も嘔吐も今の自分に必要だからしていることだと信じます。 ⑤ 1度に大量に食べること、それを嘔吐することは、自分の身体を虐めることだと認識しておく。 過食嘔吐は自分にとって必要なことだとしても、身体にとっては大きな負担となる迷惑行為だということは忘れずに。 ⑥ 嘔吐したあとのトイレ掃除はきちんと行う。 やったことの自己責任として、汚したトイレは自分でしっかり掃除します。 ⑦ 痩せること以外の目標を持ち努力する。 大きな人生目標ではなく、小さな目標・中くらいの目標でいいので達成するための努力をして、自分を信頼する力を育てます。 ⑧ リアル社会とのつながりを断たない。 社会で関わる人や経験を通して学び成長します。これ以上は無理だと感じたら避難しつつ、リアルでの接点をできる限り保つようにします。 ⑨ 過食症は自分で克服するしかない。 カウンセラーやパートナ
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太ることへの恐怖をかわす術→「逃げる」「誤魔化す」「帳尻を合わせる」

私は過去長く摂食障害でした。 拒食症となり食べて吐く過食症から解放された今でも、太ることを許さない自分がいることを強く感じています。 この強い気持ちは、 摂食障害を克服できたつもりでいたけど、きちんと克服していないのか、 摂食障害者としての染み付いた思考の名残なのか、 摂食障害を経た美意識的な拘りなのか、 意識して自分の気持ちを追ったりしています。 自分の気持ちを追って探っている中で、 「自分は太ることへの嫌悪はあるけど、太ることへの恐怖はもう持っていない」とはっきり意識できたので、 太ることを許さない自分はいるけれど、それは染み付いた思考や美意識的な拘りに傾いていて、摂食障害は克服していると言っていいだろうなと思い至りました。 摂食障害者は太ることへの恐怖でいっぱいです。 恐怖は常にコップ1杯スレスレの液体が入った状態です。 常にコップ1杯スレスレなので、コップの中にスポイトでポタリとたった1滴の液体が入っただけで、コップから液体が溢れます。 液体が溢れた瞬間に、自分が壊れるかのような恐怖が押し寄せてきて、その恐怖に自棄(やけ)になるかのように、恐怖を振り払うかのように、もっと自分を破壊するかのように過食をします。(その後それをリセットさせるかのように嘔吐をします。) その1滴の液体が流れ落ちる時は、だいたい意にそぐわないものを口にする時です。例えば、 仕事で会食があり出席しなければいけなかった時や、学校の調理実習後の致し方ない試食だったり、 友人に食べてと催促された飴玉ひとつを口にしてしまった時や、ゼロカロリーだと思って自分で選び飲んだ飲料水がカロリー控えめ(ゼロではなくい
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「君、アノレクシア(拒食症)だろ」と言われた時の話。

拒食症の人は病的な細さで「そうだ」と分かるといわれています。ある一定ラインを超すと身体のラインがギスギスして丸さがなくなり、体脂肪とともに筋肉量が減少するので、削げたような印象になるかと思います。 マンガやアニメの病人って、頬がコケて身体の厚みがなく薄っぺらく、骨すじを際立たせ、笑顔もどこか儚く描かれると思いますが、拒食症もそんな感じです。 そんな風貌の人が自分の細さを気にもせず、逆に披露するように、 棒のような脚をあらわにして歩いていたり、風に吹かれたら飛んでいってしまいそうな肩を露出して歩いていたら、やっぱり拒食症を疑ってしまいます。 そんな拒食症らしい人に遭遇する確率としたらそう高くないと思いますが、 見かけても、職場にいても、学校にいても、 大抵は、気にしつつもそっとしておくか、心配する言葉をかけるか、ぐらいでしょう。 なんだか触れてはいけないような、オブラートに包まないといけないような気にさせられる それだけ、痩せてくる、痩せている、ということはセンシティブなことだということです。 私は過去に1度だけ、そのセンシティブなことをズバッと真正面から指摘されたことがありました。後にも先にもこの時だけのことで、今でもよく覚えています。 ちょっと恥ずかしさの混ざる話なのですが、まあ摂食障害を綴っている時点で、もう恥ずかしいとかよく分からなくなっているので、いいかなと思っているので書いていきたいと思います。 数年前のまだ結婚していた時のこと。 旦那さんが家にお金を入れないと言い出し、本当にお給料が銀行口座に入らない時がありました。 既に「なんで?」とか聞くようなことも無駄に思える
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「食べ物が簡単に手に入らない環境であれば過食しないのかもしれない」という考察。

ようやく秋めいてきました。私は極端な食事制限をした拒食症が原因で、体脂肪と共に急激に筋肉量・体内循環血液量も減少し、血液の巡りが悪くなったため冷え性になったと思っています。 そのため、比べものにならないくらい猛暑の夏より寒い冬が苦痛で、猛暑といえど長い夏の終わりを寂しく思っています。 とはいえ、夏至を境にしっかり秋にはなっていましたね。 昼間の暑さで目隠しされたように秋を感じにくくはありましたが、 日はどんどん短くなり18時でもう外は真っ暗。スーパーでは夏の味覚が片隅に追いやられ姿を消しつつある一方で、秋の味覚はスーパーに揃い始めていますし、 空気の乾燥を感じ、ハンドクリームを塗るようになりました。 陰陽の変化は規則正しく、季節は乱れることなく、しっかり巡っているんだなと、私は感じています。 さて、 今年の夏は猛暑だったので、過食症の人は大変だったろうなと思っています。 食べて嘔吐する場であるトイレの蒸し暑さは、なかなかキツいのです。 私は上手に吐けないタイプだったので、夏はトイレで汗だくになりながら必死に吐いていたことを思い出します。 それに加え、 今は社会的な物価高騰で過食代が相当苦しいんじゃないかと思っています。 食べる物欲しさで万引きに走らないといいなと気にしています。 過食症の食べたい衝動は、万引きにつながるほど大きく抑えがたいものであることは、経験してきたものとして良く分かります。 過去に私も食べ物を求めてコンビニに走り、それでも足りなかった時には、自宅にあったコーヒー用の角砂糖をバリバリ食べたり、調理用の砂糖までもスプーンですくって食べていた時があり、 それに気付
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「セロトニン」って何?

こんにちは✨ ダイエット心理カウンセラー りりです🌈 「セロトニン」って何? 今日は、幸せホルモンのお話しです。✨✨✨✨✨✨✨✨✨ 人生は、嬉しい楽しい事もあるけど、人間だから、そりゃ、つらい事や苦しみを感じる事もありますね。 大なり小なり、感情の揺れはあって当たり前です😭 そんな、感情のコントロールを支配しているのが「セロトニン」 脳内神経伝達物質です🌈 例えば 悲しくて泣きっぱなし・・ つらくて、食欲もない・・ 悔しくて眠れない・・ 平常心に戻らないという事は つらい状態がずっと続くという事です。 また嬉しくて、ぴょんぴょん飛び上がる!楽しくて、ゲラゲラ笑う!なんて、ずっと続けていたら、それはそれで、生活に支障が出ます。これを平常心に戻す働きをするのが「セロトニン」なのです。 🌺セロトニン不足にしない 必須アミノ酸のトリプトファンを摂ってください。 主に、タンパク質源。 大豆製品、乳製品(チーズ・ヨーグルト)赤身の肉 などに含まれています。 食べないとセロトニンが作れないのです😭 ここが重要です😭もう一度言います。食べないと作れないのです✨✨✨食べて忘れよう!とか、 食べると元気になる!って そういう事かもしれませんね😄 何を食べるかって、とても大事な事なんです❤️ いつもあなたを応援しています🌈
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ブログを書くキッカケ「管理栄養士でなくてもワタシ」になって気が付いたこと。

私はブログで摂食障害について書いていますが、摂食障害のブログを書くまでは、管理栄養士として管理栄養士のブログを書いていました。摂食障害のブログを書くことは自分の中でタブーでした。それは、そのまんま「管理栄養士」という意識であったからです。管理栄養士として、栄養・食事管理のプロとして、食事から健康増進・維持を指導する立場でありながら、その対極にあるような摂食障害を語るブロガーはいるし、アリだとは思うけど、管理栄養士である自分の中では「ナシ」でした。それだけ、私の中では管理栄養士であることが誇りで、汚したくない、侵されたくないものでした。そんなカミングアウト「ナシ」の私が、どうしてカミングアウト「アリ」に変化したのかというと、管理栄養士という仕事への意識が、「生きがいや自己実現」から「お金を稼ぐための手段」に変化したためでした。「管理栄養士のワタシ」から「管理栄養士でなくてもワタシ」に気持ちが変わりました。これまでずっと、摂食障害だったということを封印して隠したかったのは、自分の管理栄養士としてのプライドでした。管理栄養士として働いていることは私を助けました。生活も、世間的な目も、国家資格でそれなりの資格ということも、管理栄養士という職務に就いているから、「自分を保っていられる」そう思っていました。それに気がついてしまった時に「なーんだ、やっぱりアホか」と思いました。「痩せていないと自分を保っていられない」気が付けば、摂食障害にある時と同じ心持ちでいました。「痩せ頼み」「管理栄養士頼み」「◯◯頼み」思考でした。このことは、管理栄養士としてステップアップしようと体当たりでチャレンジし
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40代から太る人と太らない人がいる

心理カウンセラー りりです。「40代から太る理由について」🌈太る人と、太らずにシュッとして若々しい人との違い✨✨✨✨✨✨✨✨✨🌺年齢とともに減少するもの*代謝*筋肉量*ホルモン中年太りは、老化現象とも言えます。老化とは、身体の中での、酸化、糖化、炎症が進む事です。太らないようにするとは、老けていかないという事でもあるのです。若々しくいる人は、体内も若いのです。🌺酸化防止に効果がある栄養素<野菜をたっぷり摂る>*β―カロテン*ビタミンC*ビタミンE*ポリフェノール*フラボノイド🌺糖化防止<糖質に偏らない食事>体内にあるたんぱく質と、食事によって摂った糖が結びついて糖化タンパク質になり、組織の老化を早めます。お米、パン、パスタのみの偏った食事をしていませんか?血糖値を上げないような食事をしましょう。🌺若返りホルモンDHEAこのホルモンは20代がピークで、40代になると約半分まで減少し、80代では、ほぼ分泌されなくなるのです。このホルモンをアップさせるためには、*ストレスをためない生活*軽い筋肉運動*ビタミンCこのような老化が進まないような食生活や運動習慣ありますか?自分に向いている、ストレス発散方法がありますか?身近な人との人間関係が良好ですか?それが大きな違いとなっているのが事実です。いつもあなたを応援しています🌈
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モデルさんアスリートの弱肉強食の世界と、一般人にも大切な防御力。

私は何度も書いているように、摂食障害歴が人生の半分ほどの20年以上と、えらく長いのですが、拒食症歴と過食症歴の割合としたら 拒食症だったのは1割ほどの2年半といったところで、残りの9割が過食症。 私の摂食障害歴は、ほぼほぼ過食症歴だということになります。 拒食症は死ぬか、過食症になるかの二択と言ってもいいくらいに、恐らく長く続くものではありません。 それは、前回のブログに書いたように「不自然な在り方」だからです。 私たちは生に向かって、未来に向かって進むことが自然な姿なので、 「生きること、食べることを拒否する自然に反したこと」は無理が生じて長続きしません。 一方の過食症は「食べる」ので、拒食症よりは自然に近い状態です。 ですが、嘔吐する行為が自然の営みからは外れます。 (過食症は過食嘔吐の症状が有名ですが、嘔吐できず過食だけを重ねる過食症の方もいます。今回は嘔吐する過食症を取り上げて書いています。) 嘔吐することは、これまた不自然な在り方ではありますが、 嘔吐しても、食べ物が全て胃から綺麗になくなるわけではありません。 いくら嘔吐のプロでも、自発的に嘔吐する場合、食べた物の幾らかは胃内に残っているはずです。 摂取エネルギー量が、個人の必要エネルギー量を満たせずに痩せていったとしても、 口から自由に大量に食べて、微量の栄養は消化吸収されていることを考えると、 嘔吐する行為は通常の生活において、不自然極まりないとしても、 自然の営みは維持されていると考えられるのかなと思うのです。 拒食症よりは、ですが。 自分が嫌悪する、太る元凶であるスイーツやパンを、狂ったかのように貪る自分の姿
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邪魔者が入り込んでこそ「自然な在り方」に近付ける意味。

拒食症は、過食症に転ずることで克服できます。しかし、 そこから拒食症の時には抱かなかった葛藤と混乱が生まれるようになります。 過食症になる前は、徹底した「食べない」を貫くことができましたが、 過食症に1度でも踏み込むと「食べない」を貫くことができなくなります。 制御できない衝動が自分を襲うようになります。 コントロールできない食欲に、何が起きたのかと、自分はおかしくなってしまったと恐怖するのが、この頃です。 食べ過ぎてしまったことを激しく後悔し、太ることを死ぬほど恐れパニックになります。 そこで、どこかで見かけた「嘔吐する」という解決策を試みます。 上手く吐けずに苦しくて泣く人もいれば、 スルッと楽ちんに吐けて笑顔になる人もいるでしょう。 苦しくても楽ちんでも、どちらにしても吐くことを覚えてしまったら最後、 「徹底して食べない」を貫くことは、非常に難しくなります。 「こんなこと、もう二度としない!明日からはちゃんと(食べないように)する!」 そう自分に誓います。 今日食べないでいられた、3日間食べないでいられた、もう1週間食べてない! 「あの時の卑しい自分は違ったんだ。もう全然大丈夫だ!」 そう思っていても、ある日やっぱり、引き金が引かれてしまうのです。 母親が知人から貰ってきたという小さなお饅頭が目に入りました。 もう1週間も余計なものを食べないでヘルシーな生活を送れているんだから、1個くらい食べてもいいかな。和菓子なら脂肪分が少ないからヘルシーだし。 そう思って口にしたら最後、ノンストップです。 自分の中に眠っていた何かが目覚めたように、激しく強い食欲が自分を襲います。 食
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拒食症の清く矛盾ない完璧な世界と、その裏側。

私は周囲の人間をバカにして「私はこいつらとは違う」と思い、過去に私をバカにしてきた友人もまるごと 「全員見返してやる」との思いでダイエットすることを決意しました。 高校1年の夏でした。 前回のブログ・・・そこから私はぐんぐん痩せました。 私のことを「言葉がキツイから嫌い」と言ってきた同じ中学出身の女子から 「脚が細くなってない?」と言われ、 認められたような気がして、もっと痩せようと思いました。 痩せることに没頭していた時は、まさに無の境地でした。 最高に孤独だったけど、余計なものを一切受け付けない、自分だけの最高に清い完璧な世界でした。 拒食症は過食症よりも完璧な世界で生きていられます。 過食症は食べたくないのに食べてしまう矛盾に苦しみます。 自分を太らせる憎い食べ物なんて体内に入れたくなんかないのに、入れてしまう。 憎い食べ物の誘惑に勝てない、自分という人間の弱さと醜さに打ちのめされ、 ダメ人間という印を自分で自分に押し続けるようになります。 一方、拒食症はその辺抜かりなく、完璧です。 食べたくないから食べないでいられます。自分を太らせる憎い食べ物なんて体内に入れない絶対的な意志を貫くことができます。 矛盾に苦しむこともありません。客観的に見たら十分痩せているのに、まだ太っていると思う「認知の歪み」から自分を追い込むので、更なる強さが加わります。 自分は痩せた身体になるんだと、矛盾なく頑張ることができるので、自分で自分をコントロールしていけるという万能感をも生まれます。 痩せることしか頭にないので、痩せる、絶対に痩せると自分をひたすら追い込み続けることができます。 私は精神
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「離脱ごっこ」は要らない。

20年以上の摂食障害歴を持ち、40代でようやく過食嘔吐から解放されたことで摂食障害から解放されるためにはどうしたらいいのか?ということを自分なりに考えてブログにして書いています。個人的には「摂食障害は成長を促すための課題」として捉えていて、「自分らしさ」へ向かう成長へのステップなので、課題解決方法は一人ひとり異なると思っています。私の場合は、愛情が持てなくなった人と離婚して、人生を再スタートさせようと動き出した時から、もう過食嘔吐は必要ないものになっていました。けれど、悪習慣としてズルズルと過食嘔吐を手放せなかったことで、左上腹部の腫瘍(良性)が見つかり手術となり、強制的に過食嘔吐から解放されたわけです。「不必要なものにしがみつくと、こうなるんだな」と感じたことでした。「自分を信じることができれば摂食障害なんて必要ありません。」自分を信じることは、自分に自信を持ち、自分を信頼して、自分を大切にすることとイコールです。私は、自分を信じてもう一度自分らしい人生をスタートさせようとしたことで、摂食障害から解放されました。課題解決には人それぞれテーマが違えど、ある種、自分の強さが必要になると感じています。なので、私個人の考えとしては、摂食障害のコミュニティなどで、過食嘔吐に共感を求めたり、応援し合っていると、摂食障害から解放される日が遠のくように思っています。「辛い、苦しい、もうやめたい、今日もうすでに過食2回目」「わかる、食費がヤバいよね、死にたい、吐く前に炭酸飲料飲んだら少しラクに吐けた」感情を吐き出せるので、その時はラクになり救われたような気持ちになるかもしれません。でも、感情を
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自然の流れに倣い、急がないことで事が動くこともある。

食べて吐く過食症は、人間の生理的な自然に反します。食べ物を口に入れて咀嚼して飲み込んで消化吸収させる生理的な営みを、強制的に阻止するべく逆流させることは、自然に反する不自然なことです。 あえて命を削りにいくような、生きることに反する行為を取り続ける拒食症も、不自然です。 自然に反する不自然な行為は、見ている人にどこか危なっかしい印象を与え、 不自然に生きることの方が、実は何倍も難しいんじゃないかと思ってきています。 私たちは自然に包まれ保護され生きています。 太陽の光からエネルギーをもらい、天が降らせる雨で潤い、それらを受容する大地から生まれた恵みを口にすることで、生命活動の原動力を頂いています。 上から下から、私たちは大きなエネルギーで守られているのだと感じます。 わたし達が生きるためには「母なる大地」「母なる海」「母なる地球」と言われる自然の保護が必要で、 それら母からの守りがないと、無力な赤ちゃんのように、わたし達は生きてはいけないのでしょう。 自然は常に規則正しく循環し、時が流れています。 常に季節が巡ることで、大いなる恵みが生まれ、わたし達は成長という流れに従えるのです。 そんな大いなる自然の中に在るわたし達が、自然に保護されている身だということを忘れ、自然の中で悪目立ちするようでは自然から干されてしまいます。 自分達が世界を作っていると勘違いして、自然に在ろうとしなければ、不自然な異物として排除されてしまいます。それが「自然の摂理」だからです。 わたし達は地球という場所を借りて生きているだけなのでしょう。わたし達の世界は確かにあるけど、その世界を形作る「基盤」は借り
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摂食障害について知ろう!〜健康と向き合う第一歩〜

摂食障害とは? 摂食障害とは、食べることに関する異常な行動や考えが見られる病気の総称です。代表的な摂食障害には以下の3つがあります。 過食症:大量の食事を摂り、自己コントロールを失う症状がみられる障害です。 拒食症:極端なダイエットや制限的な食事制御が行われる症状で、体重が低くなることがあります。 過食嘔吐症:過食の後にわざと嘔吐したり、過度の運動をすることでカロリーを排出しようとする症状です。 摂食障害の原因とリスク 摂食障害の原因は単一ではなく、複数の要因が関与しています。遺伝要因や心理的な要因、社会的なプレッシャー、外見への関心などが関連しているとされています。 心理的要因:低自尊心、完璧主義、うつ病などが摂食障害の発症に影響を与える可能性があります。 社会的要因:メディアの影響や体型に関する社会的な期待などが、摂食障害を引き起こす要因となることがあります。 生物学的要因:遺伝的な傾向も摂食障害のリスクを高める一因とされています。 摂食障害の兆候と影響 摂食障害の兆候は人によって異なりますが、一般的に以下のような兆候が見られることがあります。 体重の急激な増減:急激な体重の変化が摂食障害のサインとなる場合があります。 食事の制御:極端なダイエットや食事制御が見られることがあります。 体型や体重への過度な関心:自分の外見に対する過度な気になりや不満がある場合があります。 摂食障害は身体だけでなく心にも深刻な影響を及ぼすことがあります。うつ病や不安障害などの精神的な問題が併発することもあります。 摂食障害の治療とサポート 摂食障害の治療には医師、心理士、栄養士などの専門家が関
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「セルフマネジメント」の基本

こんにちは✨ 「嫌な気分を切り替える」心理カウンセラー りりです。「セルフマネジメント」できていますか?🌈 ・ストレス管理 ・感情コントロール ・時間管理 ・健康管理 いろいろあります。 ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ 人は健康になるためだけに生きているわけではありません。 それぞれの人に、それぞれの目標がたくさんありますね💕 想いを実現するためにも、セルフマネジメントは重要です。 「自己管理」もどれかひとつではないはずです。 でも、どれも、健康を左右してしまうものです。 🌸食生活セルフチェック🌸 ✔1日3食、決めた時間に食べる。 ✔1日に何をどのくらい食べればいいのか、だいたい把握している。 ✔間食した時やイベント食の時には、その後に調整している。 ✔外食の時にも栄養バランスを考えて食事を選んでいる。 ✔なるべく食事はゆっくり食べるようにしている。 最近、太った、または痩せてきたなど、体型の変化はありませんか?体型の変化は、こころの変化でもあります。または、なんらかの病気のサインかもしれません。そんな、身体の変化を見逃さないで下さいね。人生を自分の理想にしていきましょう🌈 いつもあなたを応援しています✨
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摂食障害予備軍について考えてみました。

食事を拒否する、あるいは最小限でしか口にできない、自分で良しとしたものしか口にできない症状を一般的に拒食症と呼びます。 大量に食べては自発的に嘔吐する、あるいは大量に食べて嘔吐しない、嘔吐できない症状を一般的に過食症と呼びます。 拒食症も過食症も、器質的な問題はありません。 そして、拒食症と過食症の総称を、一般的に摂食障害と呼んでいます。 私は摂食障害の専門家ではありませんが、 自分の人生の約半分を占めた拒食症と過食症からようやく解放された経験から、 摂食障害について毎度飽きもせず考えています。 今回は「摂食障害予備軍」について考えてみました。 予備軍なので、境界線だよねというところです。 うちの高校生の長女は完璧な摂食障害予備軍です。 食べるもののカロリーチェック、食事量やスイーツの制限、など、いわゆるダイエット生活をしています。 一方で、お友達と遊びに行くとお腹いっぱいになるまで食べてきては、 「どうしよういっぱい食べちゃった」と言って厳格なダイエット生活に戻ります。 これに加え炭水化物を制限していた頃、毎月順調に来ていた生理が来ないと言ってきたので、 ここまであえて放っておいた私もさすがに声を掛けました。 「貴方の身体はもうここが限界ということだよ」 「ダイエットのし過ぎ。排卵誘発剤を打つために婦人科に行かなきゃいけなくなるよ」 長女は「もっと痩せたかったのに」と口にしたけど、ヤバいなと感じてくれたようで、 「え〜ママどうしたらいいの?」と聞いてきたので 「ごはんを抜かないできちんと食べるようにしなさい。うちは玄米混ぜてるんだから健康的なんだよ」と答えました。 長女は私と
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過食の毎日で身体も心も限界だった時(part3)

高校生活も後半になり、心身ともに、パンパンで相変わらず満たされない気持ちを食べることで埋める毎日が続いてました。学校が終わり、直ぐに電車に乗って帰宅する(多分、誰よりも早く学校を出てました)いつも通り、食べ物を買って家に帰ってテレビを見ていると(もうその頃には、お菓子を隠してもバレてたので堂々と食べてました(笑))母が隣に座って『マリ、高校生活ってもっと楽しい時なはずなのにこのままでいいの?高校生は今しかないし、いろんなストレス発散が全部食事になっててもったいないんじゃない?』その喋り方が、すごく気を使って言葉を選んで話してるのが伝わってきて涙が止まりませんでした。私のその時の感情は、親にも過食や友達関係が上手くいっていないことがバレてる恥ずかしさと虚しさと心配かけたくない気持ち、そんなこと言ったてどうしようも出来ないんだもんという気持ちでした。母『身体を動かすとスッキリするから、少しジムに行って運動するのもいいよ!』と元々身体を動かすことが好きだった私は母が行っているジムに通うことになりました。最初は乗り気ではなく渋々でしたが学校終わりにまっすぐジムに行きその時間帯ってほとんど人がいないので自分の容姿を気にすることなく、走ったり、エアロバイクをしたり18時ごろになると、スタジオでヨガやエアロビもやっていたので積極的に参加しました。すると、楽しい楽しい!汗かくとスッキリして無駄な食欲も徐々に落ち着いていきました。休みの日もジムに行き、汗をかいてスッキリ♪すると友達とも出かけたくなり理由をつけて断ってたお出かけも、どんどん行くようになりました。何より、過食が落ち着いて、自分自身の
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軽い気持ちのダイエットから(part2)

食事量を極端に減らし、テレビや携帯で見た情報の自己流ダイエットを3ヶ月過ぎた時、明らかに痩せ細って、顔もこけて、身体もガリガリ。でも全く食べないわけではなかったので、細ーい女子高生という感じ。しかし、急に、がっつり食べたくなる。例えば、夕飯を食べている時。いつも通り、おかずをちょこっと食べている時。ごちそうさまでした〜。と食べ終えたはずなのに冷蔵庫前をうろうろ。炊飯器を開けて見たり、戸棚のパンを手に取っては戻してみたり。結局我慢できずに、ご飯をよそり残っているおかずを食べそれでは収まらずに、パンやラーメンを食べる。そしてお腹がいっぱいになると同時にとてつもない罪悪感と太るという恐怖に襲われるんです。すると、私は下剤をこっそり飲んで無理くり便を出して、体重を減らそうとしたり次の日には断食をしたり、家にあるエアロバイクを必死こいてやったり、、そしてなんとか過食する前の体重に戻る。そして少ない食事の日がつづく。そして食欲が爆発して、また過食する。するとどんどん一度に食べる量が増えていくんです。人間ってすごいですよね。胃袋って大きくなるんだなって思いました。(笑)その頃には、私は高校2年生になり仲良しのグループ3人でした。3人だと、2人でペアになるときや、一緒に行動する時誰かが1人になるので、あまり仲良くない人とペアになることがありました。私は、私がいなければこの2人はずっと一緒にいれるもんね。私邪魔だよね。と強く思うようになり。自ら1人になったり、いつもポツンと1人でいる子とペアになれば丸く収まるよね。と、なんだかしらないけど覚悟を決めて仲良かった2人と距離をとり、1人でいる子と一緒
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マリが過食・拒食になった些細なきっかけ(part1)

過食や拒食、むちゃ食いやドカ食い、まさか自分が苦しむとは思ってませんでした。この悩みで苦しんでるあなた、苦しかったあなた、もしかしてそうかも?って思ってるあなた。私自身の経験をちょこっとお話します。きっかけは高校1年生の夏休みでした。当時の体型は太ってもないし、痩せてもない、ごくごく普通体型でした。いつも一緒にいた友達と、軽い気持ちで私はダイエットを始めました。夏休み明けに、2人で痩せて、え?痩せた?ってみんな驚かせよ〜♪ぐらいの本当に何気ない会話でした。最初は友達と一緒に運動をしたり、おやつを食べないように意識するぐらいでした。そして何気なく体重計を測ったら、1キロ位減っていました。その数字がめちゃくちゃ嬉しくて、すごく達成感。その日から、食べる量をすごく意識するようになり、おやつは絶対食べない、誰かにもらったお土産や、飴玉すら徹底してました。朝ご飯もお米は抜いて、昼のお弁当も親にバレないようにお米の量をこっそり減らし、夕飯もお腹空いてないと嘘をつき、おかずを軽く食べるぐらいでした。すると毎日毎日、体重計の数字が少しずつどんどん減っていったんです。今思うと当たり前ですよね(笑)でもそれが嬉しくて嬉しくて食べなければ食べないほど結果が出る!どんどん痩せてる=可愛いみたいな方程式作っちゃってたんです。元々が普通体型だった私は、夏休み後に久しぶりに会った友達や先生にも え?なんか痩せたよね?と驚かれ、それも嬉しかったんです。一緒にダイエットを始めた友達も、ちょっと痩せすぎじゃない?親にも、きちんと食事は食べなさい!痩せすぎ!とその頃から言われるようになりました。でも私は、本気で え
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焦らなくていい 拒食症・過食症は良くなる

焦らなくていい 拒食症・過食症は良くなる 最近摂食障害は急増中で なんと小学生にまで 広がっている有様ですこれもSNSで広がっている 間違った美意識や価値観 痩せている=美しいだったり 周囲にNOが言えない ストレスが爆発している ものと考えられます 多くの患者さんは女性ですが 彼女たちは 食べ物を粗末にしているのでは ありません 食べ過ぎること 吐くことに 皆さん罪悪感を感じています 本当は 過食や嘔吐、拒食の代わりに 伝えたいことがあります それがうまく言えないから 自分でも良くわからないから 摂食障害の症状として 現れてしまうのです 食べなくちゃいけないのにべられない暴走する食を抑えられない太るのが怖いから吐いたり運動しまくる食欲をコントロールできないのが この病気の症状です もし家族が摂食障害の 症状で苦しんでいたら ・食べるの我慢できないの?・もっと食べなくちゃ ・痩せすぎだよ ・ぽっちゃりしている方が可愛いから このような言葉はNGです正しい知識を得て 症状については そっと見守りながら 時間をかけて コミュニケーションを取ることで 回復を促すのが 一番効果的な方法です 摂食障害には治療薬がなく 医師にも間違った 思い込みを持った人がいます 物資が豊かな国日本に起こる 恐ろしい病 精神疾患の中でも 命を落とす危険性の高いものです 少しでも早く ただしい知識を 手にとってくださいね おかしいなと思ったら早めの相談が一番です#摂食障害 #拒食症 #過食症 #過食嘔吐 #食欲コントロール #カウンセリング
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「食べることは生きること」を少しだけ考えてみました。

「食べることは生きること」と言います。食べることで身体の各組織に栄養が行き渡り、生命が営まれること、 「食べることで生命が維持される」ためだと私は考えています。 私たちは生命を維持するために、 食べることを諦められない、諦めない、 「常に食べることに挑み続ける」 そんな遺伝子を持っているのかもしれません。 貧困に苦しむ国は、 その日を生き延びるための飲み水と食料を確保することに必死です。 古代人は自然と共存していたため、 食べものを得るには動物に襲われる危険があり、 常に死と隣り合わせのような生活で、 食べることも命がけだった時代です。 いつ来るか分からない自然災害に備え、 食料の備蓄に知恵を働かせていたことでしょう。 「食べることに挑み続ける」って、 「食べることも生きることも放棄しないこと」だと感じます。 今の日本は豊かで、 食べ物を得るために動物に襲われるような心配はないけれど、 生活習慣病になったら自分で食べること(食生活)をコントロールしていかなければ、 寿命を縮めてしまいます。 摂食障害の拒食症は食べることを拒否しているから、生きることをも拒否しています。 過食症は食べて吐くので、食べること・食べ物を受け入れてもやっぱり拒絶し、生きることを拒否しています。 摂食障害の人も生きることを諦めないで 食べることに挑み続けなければいけないと感じます。 食べることは 「生命を維持すること」ではありますが、 現代では「生きる力を与える役割」「生きるための活力」といった意味合いも含まれると感じます。 自分の好む物も、苦手な物も、未知の物も全て飲み込んで、 必要な物は消化吸収して自
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初投稿♡ 私について^^

こんにちは! \可愛いよりもカッコいいって言われたい/ 主には女性を対象に、 【30年後も走れて見た目もキレイな体作り】をサポートしている岡田なつみと申します。 今でこそ、誰かの役に立ちたい!だなんて オススメの運動動画やモデルをやったときの写真を載せたりしていますが、 私も立派に悩んでいた時期がありました!>< 常に誰かのために頑張っているあなたは、 そろそろ自分の身体のことも気をつけよう!と思ったけれど 「忙しいからジムに行く時間はない!」  「外食も多いし、食事制限なんてキツイ!」 「自分で運動してみてもあってるんだかわからない」 という壁にぶちあたってはいないでしょうか? 実は私も、30歳を過ぎた頃 ベルトの上にのったお肉が気になりながら 友人とのパーティーはやめられず・・ 何かうまく痩せる方法はないものかと思っていました。 でも、簡単なものなんて結局なくて>< 結局はこの肉だけ落ちればいいや!という考えで たまに突然食事を抜く!という不健康なことをしていました。 ムリな減量をしたばっかりに・・ 本当ならダメだとわかっているのに、「とりあえず食べなければ増えない」 「吐いて出せばプラマイゼロ」 「私のメンタルは問題ない」 と変に過信して愚かな減量を定期的にしていました。 そしたらついに「体重が落ちない」状況に陥ったのです。 焦ったあげく、食べない・吐く・過食する がエスカレートし 脂肪燃焼のサプリや、置き換えダイエット食品をやたら買っては無駄にしたし、笑顔で健康指導しているくせに、メンタルボロボロになっていました。・・そんな時に私生活での離婚問題が重なったもんだから、
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摂食障害ってどんな病気?

過食や嘔吐は摂食障害でなくても 経験がある人はたくさんいます では 摂食障害とそうでない人との 違いはなんでしょう? それは社会生活に支障をきたしていたり 生命に危険があるということだと思います 日本ではいまだに 「女性は痩せているほうが美しい」 という思想がはびこっています また 挫折や失敗 悲しみや喪失 環境の大きな変化に 心がついていけなくなったとき 体重が減って 周りから「痩せてきれいになったね」 などと言われ 体重は自分でコントロールできることを知り 依存してしまうケースが多いような気がします 摂食障害の人は 自分が痩せていると思えなかったり 肥満や体重が少しでも増えることに 想像できないほどの恐怖を感じています 過食嘔吐なども 自分ではどうすることもできず 実際罪悪感も持ち合わせています 食べない、過剰に運動する、むちゃ食いする 過食嘔吐、下剤乱用 これらは全て 様々なストレスが引き金になって 起こる心理的な症状です 摂食障害の人は病気です ですから きちんと心の治療をしないと 症状だけ抑えることはできません 環境が大きく変わり 自然に治る人もいますが 決して多い数ではありません 自然に治ることを期待していたら それこそ取返しのつかない ことになりかねません カウンセリングでは 摂食障害になると 身体的にどのような影響があるかを 聞かれなければお話しません 脅かすことは患者さんを不安にさせますし 本人はどうなるかをちゃんと知っています それでもやめられないのは、やはり病気だからです※摂食障害が及ぼす副作用を、今回だけ一部記述します低体重が深刻になれば 生命の危機に直
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経管栄養という選択と、「肉体」「精神」の一致しない歩み。

経管栄養とは胃ろうや腸ろうといった 胃や腸にチューブを繋いで栄養を注入することです。 経管栄養は「延命行為」です。 様々な理由で食事が口から入らなくなった方が、 胃や腸といった消化器官にチューブ管を造設し、 そのチューブから栄養を注入することで、 肉体は維持できる。生命を維持することができます。 今は昔よりも延命行為を選ぶ方が少なくなってきているようです。 私は管理栄養士としての職務経験は浅いし、 1箇所の施設に長く勤めたこともないので、 経管栄養の方の最期というのを知りませんでした。 先日、あるご入居者様がほとんど食べられなくなり ご家族が胃ろうを希望しているという話から、 ベテラン看護師さんに 「経管栄養の方の最期ってどうなるんですか?ずっと栄養は入っていくわけですよね?」 と聞く機会がありました。 「栄養剤を拒否するようになるの」「胃から入れても逆流してゴロゴロして、誤嚥性肺炎になったりする。ゴロゴロするたびに吸引処置もするしね。栄養や水分を入れる管はあるわけだから、 8時間とかかけて、500mlの水分を入れたりする。あとは、胃と管を繋いであるところから栄養剤が漏れたりする。最期にはもう、身体が栄養を受け付けなくなるのよ。もちろん、私がみてきたことだけではないケースもあると思うけどね。 私は経管栄養の末路をみてきたから、 絶対に自分はしてほしくないと思っているけど、 実際に親がそうなったとしたら、生き延びてほしいと思うのかしらね。」 看護師さんは答えて下さいました。 これって、 過食症の人が、自発的に嘔吐することと似ているなと思いました。 自らの意志なしで身体が栄養を拒否
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《摂食障害》これができれば克復できる5つのポイント

摂食障害の根本の原因は、心の不安。それが症状にでたものが摂食障害。自分では見えなくなってしまっている心の不安を摂食衝動により麻痺させることにより、一時的に心の不安を解消するというものであったりします。また自分ではコントロールできなくなってしまった心の不安やストレスを、食事や体重をコントロールすることで安心感を覚えるという心の病気ともいえます。食べることに問題をもってしまう病ですから、長い間の身体面の栄養不足が、メンタルにも影響し、ネガティブになってしまったり、偏った考え方のクセにもつながります。誰が決めたわけでもない、「マイルール」がそうであったりします。克復するためには・克復すると覚悟を決めること・表現できない気持ち、隠れてしまった本音を言語化すること・自分の気持ち、感情を感じ取ってあげること・考え方の癖に気づき、改善をしていくこと・食べるトレーニングをしていくことです。この中で食べるトレーニングは、心の問題とも同時に向き合っていくことができることです。そうしないと食べることができない、とも言えます。私のサポートでは、心のブロックになるところを探りながら、本音を発掘し、考え方の癖を見直し、かつ、人種、民族、文化を問わない、人間の共通の構成要素である細胞にアプローチする食事法で克復する心と体を目指します。食事はホルモンバランスにも多いに関係するので、底を整えていくことにより、克復を最速最短で目指せます。
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摂食障害をすぐに止める方法を探していませんか?

過食嘔吐、非嘔吐過食、下剤乱用、拒食…。苦しいから、今すぐに止めたい、治したい。そう思いますよね。わたしもそうでしたから。でもね、よく考えてみてくださいね。年単位の、人によっては10年20年の摂食障害が1日2日で止まると思いますか?摂食障害は重い病です。他の怪我や病気のことを考えてみてください。例えば、骨折を例に上げましょう。固定してから、リハビリをして、初めて、元に近い動きができるようになります。それも、折った場所や度合いやリハビリの内容、その人の年齢や健康状態などにもよって治る速さは違います。摂食障害から回復するためには、ある程度の時間がかかります。それは人によって差があります。回復に取り組み始めてから、3日もすれば止まり始めて、2週間もすると、症状がほぼ止まる人もいれば、取り組み始めても、症状が止まるまで、何年もかかる人もいます。人と比べず、焦ることなく、こつこつと、回復に取り組むことが解決につながります。摂食障害からの回復に必要なのは、しっかりと自分と向き合うことです。症状である食べ方や運動強迫、下剤乱用など、だけを止めようとしても、止まることはありません。原因である、心の問題、生き方、思い方のクセ。それらに取り組み、初めて楽にやめ続けることができ、もとに戻ることがなくなるのです。
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過食症も感染する?免疫力強化で世界は広がる!

過食症の方は拒食症の方のように、見た目にはわかりません。若年層には、結構な割合で潜んでいるのではないかと思っています。 私が中退した専門学校のクラスメイトにも3人潜んでいました。 そのうちの1人は、日頃ほぼ会話することのない別グループでしたが、 摂食障害だったという外部講師の先生を通じて仲良くなりました。 お互いその先生に自分の普通じゃない行動を相談していて、 先生が悩みを語り合える仲間が必要だと、引き合わせてくれました。 2人目は、全く接点のないクラスメイトで、 ある時、随分痩せたなと思ったら、 ロングだった髪をバッサリ切ってショートカットにしてきて、 細い首を強調させたかと思ったら、 ある日突然学校に来なくなり、退学しました。 3人目は、元々仲良くつるんでいた子で、 私が過食症だとカミングアウトしてから間もなくして、 「私も食べて吐くようになった」とカミングアウトリターンしてきたので え?嘘でしょ?という感じでした。 私は、過食症は ウイルスや細菌などのような病原性の感染はしないけど、 その食べて吐くという行為のインパクトの大きさ 痩せている身体への憧れ 物品購入など必要ない、思い立ったら即開始できる手軽さ などから、自分に自信がない人、自己肯定感が低い人、自分は生きている価値がないと思っている人といった、 「外部への免疫力が脆弱な人」には 感染するような現象を引き起こすのではないか? と感じています。 類は友を呼ぶのような 波長が近い似た者が集まりやすいという 世の常みたいなことも、あるかもしれませんが、 「彼女がやっているのなら、私も」 そんな弱った気持ちにスルッと感染
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過食症の方に食事療法的なものは効果があるのか考えてみました。

身体と心は表裏一体です。風邪をひいて身体がダルいと元気がでないし ストレスが原因で体調を崩したり 寝不足で疲れがとれないとやる気が出ないなど 身体と心はつながっているとは、 日常でよく感じることなので、 きっと誰もが思うことだと思います。 元気な身体をつくるためには、栄養バランスの良い食事が必要です。 アメリカやヨーロッパの研究で、 ジャンクフードが若者の犯罪率を上げるといった研究報告があるようですし、 刑務所や少年院で出される食事が、 管理栄養士や栄養士がきちんと栄養計算した、バランスの良い食事であるのも、 身体だけではなく心も元気にと 「心身ともに健やかである状態に近づける」という食事・栄養目標があるのだと思っています。 では、 過食症の人に、きちんと栄養計算したバランスの良い食事を食べてもらったら 心身ともに健やかである状態に導けるのか といったら、 それは難しいと思っています。 過食症の人の表立った問題は 太ることへの恐怖からくる 食コントロールの欠如です。 食べること全般においてコントロール調整がうまくいかなくなっているので、 基本的に 適量が分からなくなっています。 (どこまで食べたらいいのか分からない どこで食べやめたらいいのか分からない)分からなくなって自暴自棄になり食べ過ぎたり 食べ過ぎては太ることが怖くて、半分自暴自棄になって吐いたり コントロールが失われた状態になり苦しんでいます。考えてみます。 年齢、性別、身長、活動指数などから必要栄養量を計算して 分からなくなってしまった 「個人に適したバランスの良い食事」をコントロールしてあげたとしましょう。 まず、
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摂食障害のプロ

私は過食症で、人生の半分以上を摂食障害とともに生きてきました。 まったくもって誇れたもんじゃないのですが こんなに歴も長く 歴も長いわりに健康でいられるのならもうこれは摂食障害のプロと言えるレベルだなと思えてきました。 そんな、なりたくもなかったプロとして生きてきたことで、 反省していることは本当に山ほどありますが その中のひとつに「食べ物を粗末にしてきたこと」があります。 貧困に苦しみ、今日1日の食べ物、飲み水さえなく命を失う人が大勢いる広い世界で、 なんてことをしていたんだろうとは思っているけど、 なかなかリアルには感じられないのが本当のところなのですが、 食べ物が豊富にあるデパ地下に行ったり 駅ビルのお惣菜売り場に行くと 「私はどれだけ食べ物を粗末にしてきたんだろう」と リアルに感じています。 デパ地下の豊富な食べ物も 駅ビルのお惣菜も自分の生活の縮図や、自分の生活そのものだったと思え 結局は汚物としてトイレに流される 廃棄される フードロス問題に近い 「食べ物を粗末にする」という意味では同じような自分の過去に、心から反省しています。そんな反省の意を込めてというほどではないけど今の私の食事は粗食、質素傾向です。 裕福でもないし、 歳をとったせいもあるけど、 昔より一層、自分の作る粗食が美味しいと感じるようになりました。 そんな気持ちになったのには、社会的な影響もあると思っています。地球温暖化の問題、二酸化炭素排出量増加、持続可能な社会 そんな社会的活動が数年前から目立ってきて、 私個人としても、物質的な豊かさを求めたくなくなったという気がしています。 地球温暖化の問題に関
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過食のトリガーと習慣

習慣というのは恐ろしいてす。生活習慣病にしても毎日習慣となっている不適切な生活習慣不適切な食生活の積み重ねで発症します。 過食症も生活習慣的な要素があります。 個人個人恐らく過食スイッチが入るトリガーがあると思っています。 ① ストレスを感じる時のストレス解消法として ② ピーンと張り詰めた緊張感から解き放たれた安堵感から(週末) ③ 子どもたちが寝た夜、元旦那さんの帰宅が遅い夜の自由になれる時間に この3つは私の代表的な過食トリガーでした。 その他ちょっと複雑なトリガーもありました。 自分で決めた「完璧な食生活」を守れず 禁止としていたお菓子を食べてしまった 禁止としていたカロリーを上回ってしまった時。 完璧じゃない自分を一旦破壊させ(=食べて吐く=デトックス) 生まれ変わる行為(=リセット)として このトリガーは上記3つより私を苦しめるたので過食嘔吐は 「完璧じゃない自分をなかった事にして生まれ変わるため」の 必須アイテムでした。 私は何度生まれ変わったのか図りきれませんし、 他人には理解し難いと思うのですが、 「完璧じゃない醜い汚い自分が許せない」自分で描く完璧を食生活に投影していたのでしょう。 トリガーは本当に突然予期なくやって来ることもありますが、 特段珍しくもない、日々の延長のようなところで発生することが多いので、 それは習慣に等しくなると感じています。 子どもたちが寝静まれば 元旦那さんが夜遅いと分かれば 週末になれば 直前までは「完璧な食事」を保っていても トリガーが放たれれば自動的に手を動かし口を動かし足を動かしコンビニへ向かうのです。 習慣化すると断ち切るの
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過食症と生活習慣病

糖尿病や高脂血症などの生活習慣病は遺伝要因の他、 食生活に原因があると言われています。 食生活を正していけば改善するということです。私は底辺の管理栄養士なので、 経験も浅く生活習慣病について立派なことは書けないのですが、 ほんの少しの期間調剤薬局の管理栄養士として栄養・食事相談業務をしていた時に生活習慣病についての基礎的な知識を勉強しました。 相談に来られる方の多くは 頑張ってるけど血糖値が下がらない 頑張ってるけど血圧が下がらない カリウムはどう減らせばいいの? などなど生活習慣病に関する事柄が圧倒的でした。 血糖値が下がらないと悩み、口にされるのは 「頑張ってるのに血糖値が下がらない」 この頑張ってるのに、は過食症とリンクするなと思いました。 糖尿病の人に 「頑張ってるけど」の「頑張ってる」はどんな内容なのか聞くとたいてい「間違った知識を正しいと認識して実行していた」 そして「実は頑張れなかったことの言い訳」 でした。 ごはんなんて本当に食べてない、なのに血糖値だけ上がって。 体重も減ってるし、食べてないのになんでかしら。 「そうなんですね」と、よくよく聞いていると ごはんは食べてないし全体的に食事量は減らして頑張ったけどお菓子は我慢できずに食べちゃったとか夜寝る前、お腹がすいて眠れないからお菓子を食べちゃったとかやっぱり結局食べていました。 ごはんは適量食べて、お菓子をやめることが、まず取り組むことでした。 でもきっと、病院でも管理栄養士さんやお医者様に教わる事ですし、 わかっていても出来なかったのでしょう。 だって眠れないのは辛いじゃない でもそんなに食べてないのよちょ
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身体がボロボロになる前に~かけがえのない健康を取り戻す~

前回のブログを書きながら思ったことです。私は恐らく、ココナラブログを通して「自分語り」をしているのだなと思いました。主には過去の自分の浄化です。自分語りはカウンセラーの先生にもしてきたし、 同じように過食症に悩む友人が1人いたので、彼女と語り合ってもきました。 しかし、今の私の自分語りの大きな意味合いは、 この経験から得たことを必要な人に役立ててもらいたい為です。 とっても繊細でパーソナルな問題ある病気なので、 治す道は、本当に一人ひとり違うと思っています。 摂食障害の治療本にあるマニュアルめいたこととか過信しちゃダメだし、 ネット広告に踊らされないように、気を付けてもらいたい。 摂食障害を治療するには、 傷付きながら「自分」と「社会」と向き合って、 大人になること以外にないんです。 私はこれまで、 命ある食べ物を粗末にしてきて、後ろから石を投げられて当然だと思っているし、 いつかきっとバチが当たるだろうと思っています。 けれど、 申し訳ないほどに、このみっともない過去があったから、今の私が在ると確かに感じています。 私は拒食症から数えると、摂食障害の克服までに、25年以上という相当な時間を要してきました。 それだけ、自分で自分を痛めつけてきたということだと、今なら分かります。 吐くことで当然、胃酸によって食道を傷つけます。 私はサクッと吐けるタイプではなく、 指を喉奥深くまで突っ込んで無理やり吐いていたので、 指が血だらけになりながら吐いていた日もありました。 当然、炎症による逆流性食道炎に長い間苦しみ、 何種類もの服薬が欠かせない状態が長く続きました。 おばあちゃんになって
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「自助グループ」は過食症や摂食障害に効果があるのか?

アルコール依存症を代表とする、いわゆる依存症の治療に有効だとされるものに「自助グループ」があります。「自助グループ」とはWikipediaより “メンタルヘルス関連の自助グループ(じじょグループ、Self Help Group)とは、なんらかの障害・困難や問題、悩みを抱えた人が同様な問題を抱えている個人や家族と共に当事者同士の自発的なつながりで結びついた集団[1][2]。その問題の専門家の手にグループの運営を委ねず、あくまで当事者たちが独立しているというのが特徴的である その役割は、このかかわりの中で自ずから問題への取り組みの姿勢や理解の仕方の上で、自己変容的な成長が期待されること、また彼らを取り巻く地域社会との関わり方、受け入れられ方にも変化が出てくることなどがある。“ 過食症も依存症のひとつなので、 至る箇所で様々な自助グループが存在しているのではないかと思います。 私は過食症になって3〜4年程経った頃、 今から約20年ほど前になると思いますが、 過食症や摂食障害の自助グループの先駆けのような、某自助グループの集まりに何度か参加したことがありました。 気が狂ったかのように食べては 悲しくて悔しくて泣きながら吐くという この日々の連続に疲れて とにかく、この状況が少しでも良くなる可能性があることはやってみようとの思いでした。 都内某所 神奈川県に住む私には、ちょっと距離を感じる場所でした。 自助グループの事務所は普通のマンションの1室で、 数人の運営者と、数人の参加者がいました。 運営者は皆さん、元摂食障害だと言っていました。 当時、摂食障害に関する書籍など、多数出版されてい
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「薬物療法」は過食症や摂食障害に効果があるのか?

前回のブログで、8年間カウンセリングを受けていた話をしました。カウンセラーの先生に 「薬も効く人がいるから試してみなさいな」 と促されて過食症に薬が効くなんてあまり聞かないけど、薬物療法も試してみようかなと 先生が紹介してくれたクリニックに通っていたことがあります。 何年間通ったでしょうか 間を空けて通ったり通わなかったりで、でも何だかんだ結構通いました。 トータルすると6年間くらい?もっとかな? 通っていました。 クリニックに通うことで何が1番良かったかと言ったら クリニックで薬が処方されることで 「あなたは心の病気として確定!」 と太鼓判を押されたようで嬉しく思ったことです。 食べて吐くという奇異な行動は、 多くの人が同情してくれるような、多くの人が心配してくれるような そんな病気ではなくて 痩せたいなら食べるな 食べ物を粗末にするな ドMアピールうざい そんな馬鹿にされがちで人間性も否定されがちな世間一般の声を前に 間違っても大々的に 「わたし過食症になってしまって辛いんです・・・」 なんて口にできません。 どん引きされるか、引かれるか どう返事をしたらいいかと相手を困らせるだけだとしか想像できません。 それが、です。 薬を処方されることで堂々と「病気なのわたし!」「病気だからお薬を飲まなきゃいけないの!」 と叫ぶことができるようになれたというか 過食症とか摂食障害とか、異質で奇異で恥ずかしさの塊みたいなものが 「病気」として確かなカテゴリーにされた安心感がありました。 どこかに収まると安心します。 何が何だか分からない状態が、みんな不安で怖いのです。 近年、鬱病とか統合
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「カウンセリング」は過食症や摂食障害に効果があるのか?

私はずっと昔の若い頃、食べて吐くようになった自分を何とかしようと、カウンセリングを受けていた時期があります。 某有名大学病院の精神科を受診して、 以後、8年間ほどの付き合いになる先生に出会いました。 今はもう記憶が薄いけど 大学病院ではロールシャッハ・テストという投影法に分類される性格検査をしたり ノートに過去のことを書いてきてとか 母を連れてきてと言われたり 毎回、涙を流したような気がします。 2年間ほど通った頃、先生が独立するということで、先生のクリニックに通うことにしました。 先生が独立したクリニックは、こじんまりした普通の家でした。 月に1度くらい通ったと思います。 私は先生に会うのが楽しみでした。 話を聞いてもらえる、自分を受け入れてくれる安心感と 先生の温厚そうな人柄と優しい笑顔に 定期的に来たい場所になっていました。 先生は「自律訓練法」を専門としているようでした。 "自律訓練法(じりつくんれんほう、autogenic training)とは、1932年にドイツの精神科医ヨハネス・ハインリヒ・シュルツによって創始された自己催眠法であり、リラクセーション技法である。ストレス緩和、心身症、神経症などに効果がある。"Wikipediaより リラックス方法を私に教えていこうとしていたようでしたが「あまり変わらない」「笑っちゃってできない」「家で?やってないよ」あまりにも非協力的な私の態度に匙を投げ 「君は頑固だなぁ」と 私の話を聞いてくれるだけになりました。 話を聞いてもらえることだけに高額費用を支払っていましたが、 私にとっては意味のある価値のある時間になっていました。
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「そのままの自分を愛しなさい」って本当ですか?

そのままの自分を愛しなさいありのままでいいんだよ 頑張らなくていいんだよ 自分を肯定するようにと、 昔からよくそんなことを聞くし、目にします。 私が摂食障害ど真ん中だった頃に カウンセリングをしてくれた先生にも、そう言われました。 大好きな先生でしたが、 この言葉は、私には全然響きませんでした。 みなさんは実践できますか? ありのまま、そのままの自分を愛せますか? 私は若い頃とは比較できないほど、自分のことを好きになってはいるけど、 そのままの自分って、 等身大のまま、背伸びもしなくて今のまま ということに近いと感じているのでそれで、自分を愛せるわけないじゃん と思っています。 自分を自分で認めてあげたいから背伸びもするし等身大の自分では納得できないから挑戦するのでしょう? 何かにぶつかって思い通りにならない現実があるから、 自分を見つめて自分の行動を振り返ってどん底の中で 泣いて後悔して学んでそんな経験から今度こそはと学び得たことを行動することで、 人間は成長できて強くなれるのでしょう? 「ありのままでいたくない気持ち」をバネに、 「ありのままの自分を愛することができるように努力する」のでしょう? 価値観や考え方は人はそれぞれです。 もしかしたら、私は多くの人よりズレているのかもしれませんが、 私はずっとそう感じてそう思って生きています。 私のような考え方で生きていけるのは、多分自分に厳しい人です。 自分に優しい目を向けられる人は、 私のような考え方では潰れてしまうかもしれません。 恐らく、過食症になるような方はプライドが高くて、向上心も高い方が多いと思っています。 理想とす
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過食症になった当時の自分の話

自分が拒食症の話はざっとしてきたので、今回は過食症当時の話をしたいと思います。 拒食症となり33kgになり、 その後母に婦人科に連れて行かれたことで、一旦拒食症は幕引きとなりましたが、 その後も、食事コントロールをして37〜38kgをキープしていました。 食事コントロールは主に摂取カロリー調整でした。 痩せることに没頭していたので、 ダイエット本や雑誌で食品や料理の栄養素や栄養価を勉強しました。 基本的に1日のカロリー摂取量を厳密に守っていくという感じでした。 今、管理栄養士として働いているのも、多分この頃の経験がベースとなっています。 ずっとうまくいっていました。 2年近く体重を維持できていることが何よりの証明でした。 このときは、体重を減らす、痩せることが目標ではなくて、 体重をずっと維持することが目標でした。 なので、 人との関わりや友達なんて必要ありませんでした。 むしろ邪魔でした。 クラスに友達でもいようものなら、 休憩時間に一緒にお菓子を食べなきゃいけない、 一緒にマックに行かなきゃいけない、ミスドに行かなきゃいけない。 完璧な自分の食事コントロールが邪魔されること 自分で決めた食事ルールを乱されることは たとえ飴1個でも 耐えられないこと、自分が崩壊することでした。 完璧な孤独な毎日でした。 朝起きて学校に行くのは勉強するためでもなく友達と会うわけでもない、 カロリー消費のため。 お昼ごはんは決まったものを食べたいし 食べるところを他人に見られたくないから、 学校の裏にあるフェンスをミニスカ制服でよじ登って、先生に見つかり怒鳴られながら、ほぼ毎日早退していました(
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食べて吐くことからの解放〜良性腫瘍に救われた話〜

ココナラブログを離れていました。 他のところで、管理栄養士としての仕事のことや新しく始めた薬膳の勉強について書いていました。 ココナラブログをどうしようかなと思い、数ヶ月ぶりにブログの閲覧数を確認したところ、 「女性の痩せ」について書いたブログがそこそこの数字でした。 悩んでいる人がいるのか、 問題視されているのか、 いずれにせよ、興味をもたれる人がいるということで、情報や体験を追加しようと思いました。 管理栄養士という仕事をしながら 恥を忍んで書いていきましょう。 私は以前拒食症でした。 もちろん、もれなく過食症にもなりました。 この2つはセットと考えて良いでしょう。 人間の身体は恒常性といって、何につけバランスをとるようにできています。 寒いときには血管が収縮しますが、 これは血管内に流れる血液量を減らすことで、できるだけ熱が外に出ないようにして、体温を一定に保つようにする身体の自然な反応です。 バランスを欠いた振り子のように、どちらかに傾けばそれを是正するための機能が働くため、極端に痩せると、いわゆるリバウンドが起こります。これは避けようのないものと考えてよいでしょう。 私は10代から40代まで、食べては吐くを繰り返していました。 拒食症から始まったものですが、痩せようと思ったきっかけは、自分に自信がなかったためです。 痩せという殻を被れば、やっと人並み、 中身が空っぽでも、私は他人が羨むように痩せているという優越感、 痩せているという安心感を武器にして、人前に出ることができました。 武器なんて、違和感を感じませんか? でも、武器なんです。 他人と遊ぶ、他人と話す、歩いて
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朝日のお散歩は縁起いいスピリチュアル散歩♪

アロハ☆ハナイノウエです。天気予報によると、今日から数日はお昼間と明け方の気温差が大きいそう。特に朝は寒いとベッドから出たくなくなりますよね。私は日本でこの時期を迎えるのはものすごく久しぶりなので、寒さにまだ全然慣れていません。ハワイは冬でも20度以下になることはまずないからです。寒い時期になるとベッドだけでなく外にも出たくなくなる方も多いもの。今はおうちで会社のお仕事や学校の授業はできる方もいらっしゃるので、1日一歩も外に出ないで過ごすこともできる方も。でも、だからといって朝からずっと外に出ないと上げられる運気も上げられません。朝日は1日のスタートに運気を浄化してアップさせるありがたい恵みの光なのです♪10分だけでもいいので外をリズミカルなテンポで歩みを進めるお散歩ができれば理想的ですが、できなくてもまずは朝日を浴びることが大切!とりあえずベッドから体を起こすのもツラいという朝が当たり前になってしまっている方は、朝日が差し込むカーテンを開けることからスタートしてみてください。ハナは青空が広がっていなくても、カーテンは必ず開けて外の光と空気を取り入れます。空気を入れ替えるという目的だけでなく、自然と邪気も外に出してすっきり♪白湯で体をやさしくあたためて起こしてから窓を開けられると理想的です。空へと昇っていく太陽にはものすごく強い大きな明るいスピリチュアルパワーがあります。このパワーをありがたく浴びないなんて損!
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グルテンフリーでなくても食べてやせる丸いハワイの開運ドーナツ☆

アローハ☆ハナイノウエです。今日はハワイの親せきと電話でお話していると、親せきの一人が「マラサダ買いに行ったからハナの分をハワイのビールと一緒に送ったよ」ととてもうれしいプレゼントのお話がありました!Malasada(マラサダ)はポルトガルで生まれたそうですが、ハワイではドーナツと同じ記事で丸くてふわふわの触感でロコにとっては欠かせない定番のローカルフードです。ドーナツなのでグルテンフリーではないですが、グルテンフリーのライフスタイルの私もハワイでは、食べたくなったら絶対に食べます!食べたいときに食べたいものを食べたいタイミングで食べる。これが運気を下げずに安定をキープできる一番大切な食生活だからです。「小麦のドーナツ食べてしまった」とか考えるのが一番よくないこと。本当に食べたいときに本当に食べたいものを食べられれて「ハッピー♪」と思える人は運気を高い状態でキープしやすい人です。こういうときは「食べる!食べた♪」の感情がなんとなく食べるノンカロリーゼリーとかよりずっとダイエットにもプラスです!ハナも久しぶりに食べたくなりました。そして、食べて運気を上げる、食べてやせるのメニューを増やすように企画しています。ちなみに、丸い食べ物は日本でも縁起いいとされていますよ♪
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【私がなりたかったものは、、、】

学校卒業後の進路は、将来的につく仕事のベースにもなるので、大きい決断になりますよね。 私は当時、保育士さんになりたかったんです。 でもピアノが苦手、絵も下手でしたが、 子供が好きだったので憧れの職業の1つでした。 ですが、あることがきっかけで 「私には無理」とあっさり保育士への道を断念しました。 その出来事と言うのは… 文化祭だったと思うのですが、 占い師さんに見てもらったんですね。 手相?タロットカード? その時、将来の職業のことを聞いたんでしょうね。 占い師さんから言われた事は、今でも覚えています。 私:保育士になりたいです。 占い師さん:あなたは、好き嫌いが激しいから、みんな同じように可愛がることができない。 その一言が、妙に私の中に入ってきて 確かに!!と自分は納得させてしまったんですね。 当たってる!! それから、「保育士になる」と言う夢は、見事に私の中から消えてなくなりました。 じゃぁ、じゃぁ、何に?? 次に浮かんだのは、".保健の先生" それは中三の時、転校してクラスに馴染めず、保健室に逃げ込んでいたから… その時の保健の先生が、同じ岡山出身で 私の相談に優しくこたえてくれました。 そのことが残っていて、 私も「あんな保健の先生になりたいなぁ」って思っていました。 これは、占い師さんには相談せずに決めました。 ちょうどいいことに、私の通っていた高校の系列の短大に、"保健科"があって、そこに進学すると、"保健の先生の資格"が取れると言う事だったので、迷わず進路決定しました。 それに系列校なので、成績では充分推薦枠が取れていまし
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【私の支えとなっていたもの、それは勉強でした】

私が摂食障害になって、それを克服していった過程を、ブログにまとめています。 体も肌もボロボロになってしまった私は、勉強だけが支えでした。 唯一、成績だけが自分を認めてあげられることだったんですね。 本当に、授業は真面目に受けていましたよ。 勉強が楽しくて、わからなかったら積極的に先生に聞きに行っていました。 テストが楽しみで、テスト範囲が出ると、計画を立てて、試験勉強に取り組んでいました。 そのぐらい勉強に打ち込んでいました。 勉強しているときは、 体型のことも 肌のことも それほど気にならなくて済んだから、、、 高校進学の時、 "自分の思うところに進めなかった"と言う悔しさが、私を奮い立たせました。 「次の進路は絶対に自分の行きたいところに行く!!」 それには勉強すること!! そう決めたから、頑張り続けていました。 "決める"って大きいことですよね。 自分の行動が変わります。 それだけ勉強をがんばっていた光保さん。 その先の進路は??? これはやはり真剣に悩みましたよ。 両親が短大はいかせてくれる、と言うことでした。 進路を決めるまでのエピソードは 次のブログでね。
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嘔吐ダイエットの危険性

先日、ダイエットに関する投稿をさせてもらってその投稿の最後に吐くダイエットは一番やってはいけないダイエットと書きました。今回は吐くダイエット(嘔吐ダイエット)の危険性について書かせてもらいます。なぜ嘔吐ダイエットが危険かというと・・・日常的にそういう行為を行っているとそれが「癖」になってしまうんですよね。「吐き癖」がついてしまい、いざ普通に食事をしようとしても今度はそれを拒否して拒食症になってしまうと。いったん摂食障害になってしまうと年単位の治療が必要になってしまいますからね・・・。私も似たような経験があります。嘔吐ダイエットをしていたわけではないのですがある年の冬に差し掛かる頃・・・急に空えずきするまで咳が出るようになったり(※空えずき:実際に嘔吐はしないでオエッとなる状態)同時期に、たまたま鼻風邪を引き急性の蓄膿症に。青っぱながのどちんこの裏側辺りに詰まり気持ちの悪さで毎日、空えずきをしていました。それが2~3ヵ月は続いたと思います。そのため、えずくのが「癖」になってしまった様で風邪が治ってからも、空えずきの症状が収まらず最終的に「パニック障害」になってしまいましたからね(苦笑)足かけ5年掛けてパニック障害を改善させました。一時は、吐き気で1週間まともに食事ができなかった事もあり拒食症になるのでは?という心配もありました。嘔吐ダイエットの危険性としてもう1点。「吐く」という行為自体、身体にもの凄い負担が掛かる行為でして特に胃と食道の境目に負担が掛かります。プロ野球元巨人軍の槇原さんが深酒をする度に指を突っ込んでわざと嘔吐をしていたある日・・・タクシーで移動中に胃と食道の境目
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【間違ったダイエットが引き起こしてしまったこと、、、】

私が摂食障害になって、それを克服していった過程を、ブログにまとめています。"ウーロン茶ダイエット" それが私の初のダイエットでした。 思い立ったら即行動するのは、私の良い点でもあり、良くない点でもあるのです。 というのも、何も調べず自分の頭の中にある事だけで行動してしまうので、ある意味無謀なんですね。 「食べるから太る」 このフレーズは私の頭の中に完全にインプットされてしまいました。 でも食べないことで親に心配はかけたくない…それは常にありました。 ウーロン茶が効いたのか!?食べる量も減り、お腹もあまり空かなくなると、当然体重は落ちていきまcす。 友人からも「痩せた?」そんな言葉をかけてもらえるほどになってきました。 「痩せた?」て言われるとダイエットしてるんですから、当然嬉しいじゃないですか!その言葉が快感になってしまって、またまた頑張っちゃうわけですよ。 数字で言うと160センチ60キロあった私は、"ウーロン茶ダイエット"という過激なダイエットで、3ヶ月ほどで55キロに落ちていました。体重が5キロ落ちると、見た目もやはりわかります。 体重が減っていくことがもう嬉しくて嬉しくて… "ウーロン茶ダイエット"の次は、 "炭水化物を減らすダイエット" プラス、夜はりんごだけとか、キャベツだけとか…そんなこともしていました。 当然、体重だけは落ちていきますよ。 でも、私の体はだんだんと悲鳴をあげていたんですね。 なんだかわからないけど、 体に力が入らない フラフラする…そんな状態になりました。 それはもちろん、きちんとバランスよく食事が摂れていなかったからです。 病院で診察してもら
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恵まれた国日本でバナナだけで運気を損するもったいなさ

アロハ♪ハナイノウエです。今日は偶然に見たダイエット系の情報サイトで、「バナナを主食としてバナナでお腹を満たしましょう」みたいな内容を見てとてもびっくりしました。バナナだけではなくて、日本では何かだけを集中して食べるというダイエット方法がいろいろと広まっているのかなと思っています。でも、日本はお魚、お肉、お野菜も安全でどこでも売られているし、何よりもおいしいお米という主食がある。「なのに、どうしてそこで、しかも日本産がメジャーではないバナナ?」今でもこの理由はわからないので、もしもご存じの方がいらしたら、気が向かれたら教えてください。これはあくまでも私のことですが、それよりも私が言いたいのは、ダイエットしたい方でも健康になりたい方でも、何かだけを食べるというのは運気的にもマイナスということです。栄養バランスが最高と言われているバナナは確かにそうだとハナも思います。でも、同じものにこだわって食べるという食生活はだんだん食事は楽しむものでなく一種の自分に対する毎日のタスクになってくるのです。だいたいこのような何かした食べないという食生活を選択する方は自分に対してストイックさをお持ちなので、あらゆる食に関する欲求も無視できてしまいます。でも、一生このバナナで栄養を満たして本当に今食べたいものを食べない生活、たった一度の人生でもったいなさすぎると思いませんか?栄養バランスは運気の波の安定につながります。でも完全栄養食を食べていればいいという考えは間違いです!だからこそ、私は栄養バランスが自然と理想的になりやすい和食は本当に素晴らしいと思っています。 お味噌汁は具材にルールはないから、毎
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「悔しさをばねに!」そのバネは強かった。

私が摂食障害になって、それを克服していった過程を、ブログにまとめています。さぁ、高校に入学しましたよ。 本来なら、新しい環境に胸を弾ませて、 「女子高生ルンルン♬」って言う感じなのでしょうが… 当時の私は気持ちも体調も悪く、学校へ行くことすら苦痛でしかありませんでした。 しかも都内の高校で、満員電車での通学。 朝からウゲーって感じでした。 でも親が心配するし、高校は義務教育でないから、「辞めさせられてしまう」 そんな恐怖だけはあったので、とりあえず行っていたような感じです。 部活なんてとてもとても… そんな毎日がどのぐらい続いたのでしょうか? 自分でもはっきり覚えていないのですが、 高校1年生の終わり頃だったでしょうか… 何のきっかけかも全く忘れてしまっていますが、「勉強しよう!!」急にそう思ったんですね。 その理由を思い出してみると、 行き大高校に行けなかった悔しさから、 「この先の進路は、絶対に自分の思うところに行く!!」 なんかそう強く決心したようです。 それからの私は、勉強すればそれが叶うと思って、ひたすら真面目に授業を受けました。 毎日勉強することが楽しくて、テスト前はきちんと計画を立てて取り組んでいました。 先生にも積極的に補習をお願いしたりして… 放課後残って勉強していましたよ。 普通のサラリーマン家庭で育った私は、私学にいかせてもらっているだけで気が引けて、 「塾に行きたい」と言えず、ちゃっかり学校の先生を利用して補習をしてもらっていました。 努力の甲斐あって、成績はクラスでトップ。 (卒業の時は学年トップ) とはいっても偏差値的に言うと、かなり低い学校でしたか
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