過食のトリガーと習慣

記事
コラム
習慣というのは恐ろしいてす。


生活習慣病にしても
毎日習慣となっている不適切な生活習慣
不適切な食生活の積み重ねで発症します。

過食症も生活習慣的な要素があります。


個人個人
恐らく過食スイッチが入るトリガーがあると思っています。

① ストレスを感じる時のストレス解消法として
② ピーンと張り詰めた緊張感から解き放たれた安堵感から(週末)
③ 子どもたちが寝た夜、元旦那さんの帰宅が遅い夜の自由になれる時間に

この3つは私の代表的な過食トリガーでした。


その他ちょっと複雑なトリガーもありました。

自分で決めた「完璧な食生活」を守れず
禁止としていたお菓子を食べてしまった
禁止としていたカロリーを上回ってしまった時。

完璧じゃない自分を一旦破壊させ(=食べて吐く=デトックス)
生まれ変わる行為(=リセット)として

このトリガーは上記3つより私を苦しめるたので

過食嘔吐は
「完璧じゃない自分をなかった事にして生まれ変わるため」の
必須アイテムでした。


私は何度生まれ変わったのか図りきれませんし、
他人には理解し難いと思うのですが、

「完璧じゃない醜い汚い自分が許せない」

自分で描く完璧を食生活に投影していたのでしょう。


トリガーは本当に突然予期なくやって来ることもありますが、
特段珍しくもない、
日々の延長のようなところで発生することが多いので、
それは習慣に等しくなると感じています。


子どもたちが寝静まれば
元旦那さんが夜遅いと分かれば
週末になれば

直前までは「完璧な食事」を保っていても
トリガーが放たれれば
自動的に手を動かし口を動かし足を動かしコンビニへ向かうのです。


習慣化すると断ち切るのは難しいです。


私は過食症や摂食障害は
「大人になるための通過点」という認識ですが

拒食症も過食症も
現実に自分で自分の身体を破壊させる行為であることから
やっぱり病気なんだと捉えています。


この複雑な病気をより厄介にさせているのは
習慣(依存性の高い習慣)であることは間違いないのでしょう。



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