軽い気持ちのダイエットから(part2)

記事
コラム
食事量を極端に減らし、テレビや携帯で見た情報の自己流ダイエットを
3ヶ月過ぎた時、
明らかに痩せ細って、顔もこけて、身体もガリガリ。
でも全く食べないわけではなかったので、細ーい女子高生という感じ。

しかし、急に、がっつり食べたくなる。
例えば、夕飯を食べている時。
いつも通り、おかずをちょこっと食べている時。
ごちそうさまでした〜。と食べ終えたはずなのに
冷蔵庫前をうろうろ。
炊飯器を開けて見たり、戸棚のパンを手に取っては戻してみたり。

結局我慢できずに、ご飯をよそり残っているおかずを食べ
それでは収まらずに、パンやラーメンを食べる。

そしてお腹がいっぱいになると同時に
とてつもない罪悪感と太るという恐怖に襲われるんです。
すると、私は下剤をこっそり飲んで
無理くり便を出して、体重を減らそうとしたり
次の日には断食をしたり、家にあるエアロバイクを必死こいてやったり、、

そしてなんとか過食する前の体重に戻る。

そして少ない食事の日がつづく。

そして食欲が爆発して、また過食する。
するとどんどん一度に食べる量が増えていくんです。
人間ってすごいですよね。胃袋って大きくなるんだなって思いました。(笑)

その頃には、私は高校2年生になり
仲良しのグループ3人でした。
3人だと、2人でペアになるときや、一緒に行動する時
誰かが1人になるので、あまり仲良くない人とペアになることがありました。
私は、私がいなければこの2人はずっと一緒にいれるもんね。
私邪魔だよね。
と強く思うようになり。
自ら1人になったり、いつもポツンと1人でいる子とペアになれば丸く収まるよね。
と、なんだかしらないけど覚悟を決めて
仲良かった2人と距離をとり、1人でいる子と一緒にいるようになったんです。

自分で決めたはずのに、その子と一緒にいるのがしんどくて
毎日が楽しくなくて、
みんなに見捨てられたような気がして、学校に行くのがしんどくなりました。

すると私は、そのストレスから
とにかく食べる(過食)ことで気持ちを満たそうとしはじめました。
授業が終わると、コンビニにより
パンやおにぎり、チョコレートやクッキー。
その時に食べたいものをひたすらカゴに入れて、
家に着くまで我慢できず(笑)
食べながら歩いて帰ってました。

家に着くと、買ってきたお菓子たちが親にバレないように
自分の部屋で一気に食べ終える。
お腹がいっぱいで途中で気持ち悪くなるけど、
残すことがなぜか、その当時は出来なくて
買ってきたものを全部食べ終え、
爆睡。
すると夕飯の時間になると
お腹は空いてないけど、普通に食べる。

今まで意識してきた食事とは真逆
今まで、食べないようにしてきたものを
ここぞとばかりに食べるようになりました。

すると、、、
約2ヶ月で15キロぐらい太りました(笑)
1週間で5キロ増えてた時もありました。

でもね、その時の私は
食べてる瞬間は満たされる
けど、食べてる途中から
涙が流れる。
苦しい
もう食べるの辞めたい
自分がどんどんパンパンに太っていく容姿がすごく醜くて
自分の心もどんどん醜くなってるような気がして
自分がなんでこんな想いしなきゃいけないの?
なんでこんなに醜いの?
なんで私今生きてる?
疲れた
もう全部辞めたい
全部無くなっちゃえばいいのに

どんどん暗くネガティブ人間になってました。

友達や家族さえの
心配してくれる人の声も
自分を馬鹿にしてるような気がして。
誰の声も素直に聞き入れられないようになってました。

激太りしたってどーせ笑ってるんでしょ?
太って顔パンパンじゃんって思ってるんでしょ?
デブって思ってるんでしょ?
みんな私を馬鹿にしてるんでしょ?

周りの人をそんなふうに思ってました。(笑)

その感情と同時に
なんでみんな私を助けてくれないの?
私は別に何にも変わってないのに
みんな見た目で接し方がそんなに変わるの?

今思うと私自身が1番自分の見た目に対して
馬鹿にしてたんです。

でもね、当時は
本当に辛くて
しんどくて
過食の日々から抜け出したくて
でも出来なくて
もう頭おかしいじゃん
病気じゃん
もう自分が大嫌い
このまま居なくなっちゃいたい

そんな毎日を過ごしてました。


その時、変わるきっかけをくれたのは
母の言葉でした。



マリ


つづく→




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