先日、ダイエットに関する投稿をさせてもらって
その投稿の最後に
吐くダイエット
は一番やってはいけないダイエットと書きました。
今回は吐くダイエット(嘔吐ダイエット)の危険性について
書かせてもらいます。
なぜ嘔吐ダイエットが危険かというと・・・
日常的にそういう行為を行っていると
それが「癖」になってしまうんですよね。
「吐き癖」がついてしまい、いざ普通に食事をしようとしても
今度はそれを拒否して拒食症になってしまうと。
いったん摂食障害になってしまうと
年単位の治療が必要になってしまいますからね・・・。
私も似たような経験があります。
嘔吐ダイエットをしていたわけではないのですが
ある年の冬に差し掛かる頃・・・
急に空えずきするまで咳が出るようになったり
(※空えずき:実際に嘔吐はしないでオエッとなる状態)
同時期に、たまたま鼻風邪を引き急性の蓄膿症に。
青っぱながのどちんこの裏側辺りに詰まり気持ちの悪さで
毎日、空えずきをしていました。それが2~3ヵ月は続いたと思います。
そのため、えずくのが「癖」になってしまった様で
風邪が治ってからも、空えずきの症状が収まらず
最終的に「パニック障害」になってしまいましたからね(苦笑)
足かけ5年掛けてパニック障害を改善させました。
一時は、吐き気で1週間まともに食事ができなかった事もあり
拒食症になるのでは?という心配もありました。
嘔吐ダイエットの危険性としてもう1点。
「吐く」という行為自体、身体にもの凄い負担が掛かる行為でして
特に胃と食道の境目に負担が掛かります。
プロ野球元巨人軍の槇原さんが深酒をする度に
指を突っ込んでわざと嘔吐をしていたある日・・・
タクシーで移動中に胃と食道の境目が裂け
ワインボトル2本分の大量吐血をしたとか。
ボトル2本分っていったら1.5リットル!?
手当てが遅かったら、亡くなっていたと言われたそうです。
この様に「吐く」という行為はもの凄い危険な行為なのです。
他にも日常的に嘔吐をしていれば
食道に負担が掛かり「食道炎」になったり
「食道炎」が悪化すれば「バレット食道」になったり
※バレット食道は食道ガンの一歩手前であり
一度、バレット食道になってしまうと完治困難に
なってしまいます。
胃酸で歯も溶け、歯がボロボロになってしまいます。
この様に、嘔吐ダイエットというのは非常に危険な行為なのです。
ですので、いくらダイエットのためとはいえ
嘔吐ダイエットは、やらないことをおすすめ致します。