花火の科学、炎色反応について
2022年7月13日 11:43 note シンガクモン今年もすでに、7月です。夏休みも近いですね。夏といえば、花火!
今回は、色鮮やかに夜空を彩る花火について、科学の視点で見ていきたいと思います🎆
花火には、赤青黄色とさまざまな色のものがあって、カラフルで綺麗ですよね?
あの色は、どうやって色をつけているのか、考えたことありますか?すでに、ご存知の方も多いかと思いますが、結論からいうと、、
炎色反応
という現象を利用して、さまざまな物質、薬品が使われているんです。
炎色反応とは、主にある種の金属元素がガスバナーなどで加熱され、そのエネルギーの吸収と放出でおこる発光現象です。
高校化学の範囲で、リアカーなきK村…とかで暗記しませんでしたか?w
各元素と炎の色なんて何の役に立つんだ?だから何?!と冷たい反応で授業を受けたかもしれませんが、、、実際役に立ってて、あなたの心を癒したりしてるんですよ。
花火を見ると綺麗なんですが、私は儚さを感じてしまい、なんとなく寂しくなります。と同時に、フジファブリックの『若者のすべて』が脳内再生されます🎵
オススメの名曲です☝️
さて、炎色反応を示す元素は限られていて、Li,Na,K,Ca,Sr,Ba,Cuなどです。周期表の場所で言うと、主にアルカリ金属、アルカリ土類金属が多いんです。1価や2価のイオンになりやすいものが多く、最外殻に1個か2個の電子をもっていて、これがカギになってきます。
光というのは、エネルギーであって炎からエネルギーを吸収して、吸収したエネルギーを放出することで、色の光がでます。炎色反応を起こる元素はたまたま可視光領域の光エネ
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