上手なテストの受け方

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入試に限らず、テスト形式で行われるものは「当日に勉強をしてはならない」

テストの受け方が下手な人の典型は、テスト会場に着いても参考書や単語帳などを見ている人だ。

大人になっても資格試験などでテストを受けることがあるが、そのダメな行動を取っている人のなんと多いことか。
上手なテストの受け方を指南されてこなかったのだろう。

テスト範囲が極々限られていて瞬発力勝負の暗記モノならいざ知らず、
ほとんどの場合は前日までの勉強で実力は決まってしまっているので、当日にあがいても無駄。
参考書などを見るのは自分の不安感を煽り、かえって実力が出せない状態に陥りがちだ。
(アスリートの試合当日の行動を考えてみれば良い。
当日に『トレーニング』をしているアスリートなど見たことないはず)

仮に当日の勉強で100の実力が101になったとして(ありえないが)、その実力が80%しか出せなければ結果は80.8。
100の実力を90%発揮できれば結果は90だ。どちらがいいかは明白。

だから当日は、実力ができる限り発揮できるようにリラックスするなど、気持ちを上げる方向にエネルギーを費やすべきだ。
(「コンビニでおいしそうなスイーツを買う」とか「テストが終わったら美味しいものを食べに行こう」とか!)

どうしてもやりたければ、知っていること・できることの確認程度にとどめておく。
ちょっと意地悪なものの見方だが、周りを眺めて『参考書を開いてる人たちは勉強が足りていなかったんだな』とでも思っておこう。
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