全国の高校入試問題(英語・理科)を解いて、
僕のリアルな学力と分析、感想を伝えていきます。
今回は、2025年度「東京」の共通問題です。
科目は理科。
結果は、1問ミス。96点でした。
間違えたのは、
大問3の問2。
岩石の種類の知識問題です。
4年間のブランクもあり、知識系が心配でしたが、今まで何とか解いてきました。
しかし、
ここにきて、落としてしまいました。
「石基と斑晶どっちだっけな?」
と思って2択を外しました。
また、さんざん授業で扱ってきた
「火山岩と深成岩」も
「あーどうやってまとめてたっけ」と思い出すのに時間がかかりました。
また参考書でも買って勉強しなおす必要がありますね。
実際に生徒もこういう経験があったり、
本番でこうなることは予想できます。
だから、
理科は早めの入試対策やテスト対策が必要です。
膨大な知識量に加え、
思考力が試されます。
また、今回、おそらく正答率が低くなったと考えられるのが、
大問2の問3。
水蒸気量の計算問題です。
それも、計算して終わりではなく、
「飽和水蒸気量から実際の水蒸気量を引いた値」を聞かれています。
実際の水蒸気量を計算して満足して答えてしまうと間違えます。
この問題に限らず、
複雑な問題であればあるほど、
「あれ?結局何を求めればいいんだっけ?」
と思うことがよくあります。
こういう複雑な問題は、
計算した後に、
もう一度問題文を見て、
「何が聞かれているか」を確認することが必要です。
それを確実に行うために、
僕の授業では、
すべての問題で
「何が聞かれているか」に線を引く作業を入れています。
それは、学校の定期試験対策でも同じことをしています。
日頃からその癖をつけておくことで、
入試の時に意識しなくてもできる状態にします。
前回の神奈川の理科で、
僕はそれを怠りました。
その結果、間違えました。
その反省を踏まえ、今回は全ての問題の
「何が聞かれているか」の部分に線を引いて解きました。
だから、
今回はそれによるミスはありませんでした。
これを僕は「勉強」と呼んでいます。
できなかったことができるようになること。
それを入試まで1つでも多く増やすことが
合格への最短ルートです。
そんなことを考えながら東京の問題を解きました。
ということで、
今回の2025東京の理科を解いた感想は、
「見た目のわりに手ごたえがない」
でした。
ながーい問題文や実験の内容を書いている割に、
聞かれていることはとてもシンプル。
ただ難しそうに書いているだけ。
逆に言うと、
長い文に惑わされて、
「ん?どういうこと?」
で時間をとられてしまう危険性もあります。
たとえば、
「〈実験2〉の(3)の結果から〈実験3〉の(4)の結果の①に入る値はいくつになると考えられるか」
こんな問題がきたとき、
「えーと、実験2ってどれだ?(3)の結果はえーっと」
ってやってるとどんどん時間が過ぎてしまいます。
だから、
問題文に適切に線をひいたり、
必要なことを書き込んだりすることが、
時間短縮と正答率アップのカギになります。
そのひとつが、
今回紹介した「何が聞かれているか」に線をひくことです。
問題文や実験を読むときの工夫をして、
知識を固めておけば、
東京の理科は、
「なんだ、たいしたことないな」と思えるはずです。
理科の知識と「読む工夫」が試される東京の理科でした。
次回は、4月19日(日)に更新します。