【自己紹介②】 中学校教諭編 2018~2021年

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本日は自分がどのような人間なのか知っていただくべく、中学校教諭だった頃のことを少しお話させていただければと思います。

中学校教諭として働いていた時のお話
 2018年の4月から都内の公立中学校に赴任し、バスケ部の顧問をもう一人の顧問とともに担当させていただいておりました。元々高校の教員(生物)を希望して教員採用試験を受けていたので中学に配属が決まったときには正直悩みました。希望調査の用紙にも高校のみに印をつけていたのですが・・・でも中学に配属していただいたことで見えてくることが多くあったのであの時腐らずに踏み出してみてよかったなと思います。前職で高校の生徒相手に授業をしていたことから、中学生に対する指導の感覚を身につけるのには苦しみましたが、高校生相手とはまた違う経験をさせてもらうことができました。中学生の頭は非常に柔らかく、多感で柔軟な時期に一緒に歩んでいける幸せを感じることもできました。
 担任を持たせていただく機会にも恵まれ、中学校の現場でやりがいをもって仕事を楽しみながらさせていただいておりました。自己紹介①の記事でもお話させていただいたのですが、2020年11月O.A.の情熱大陸を見て「次の世代に生活できる環境を残すために自分が学んできたものを生かしながら何か行動を起こしたい」と強く感じ2021年の3月に東京都の職員を辞めました。欲張りかもしれませんが勉強してきたことを生かして、教員以外の仕事でも世の中に貢献したいと以前から考えていたことも転職の大きな要因の一つです。
 3年間のみの教諭生活でしたがあっという間に過ぎていきました。別に問題を起こしたわけでもなく、保護者から訴えられたなどでもなく次のステップに進むために前向きに辞めさせていただきました。手前味噌で申し訳ありませんが、生徒たちとの関係も良好だったと認識しております。
 卒業生が送ってくれた手紙や退職した後に生徒たちが送ってくれた手紙の内容を見ていると自分が教員時代に行っていた授業は生徒の皆さんに伝わっていたのだなと嬉しく感じました。(もちろん全員ではないですが・・・)この手紙集が本当に嬉しくてですね、見直す度に元気をいただける宝物となっています。
(この記事のトップ画に掲載)
 また、生徒の皆さんにたくさんのことを教えてもらい成長させてもらうことができました。感謝の思いでいっぱいです。

 自分の理科の授業で心掛けていたことを以下にいくつかお示ししますと・・・
①学習している内容と実生活の関わりを説明して架け橋を作ること
②生徒自身が考える時間をできるだけ確保すること
③生徒同士で教え合う時間を確保すること
④人として大切なことを熱を持って話すこと

 こんなことをいつも心掛けて授業をしてきた結果、「先生の授業を受けられてよかった」と多くの生徒に言ってもらうことができました。
 これからも自分の中でこれらのことを大切にしつつ、自分をアップデートし続け、出会えた生徒さんの選択肢を少しでも増やせるような人でいたいと考えています。
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