集団指導の塾講師として2年ほどたち、
この会社で正社員になりたいと思い、
当時の上司に相談しました。
正社員は基本2科目担当します。
僕は英文科だったため、1つは英語で、
もう1つ、何にしようかと。
選べるのは、理科か社会か。
ここで、個別指導塾での記憶が蘇りました。
もともと理科が苦手だったけど、
個別指導では、教科書を読み、何とか対応していました。
そんな理科苦手の僕が、できるようになったら、
これほど説得力のある講師はいないだろうと考えました。
「理科やります」
「うん、尾田先生ならできると思う」
当時の上司からそう言われました。
そこからは猛勉強の毎日でした。
その後、正社員になり、
さらに2年ほどたちました。
授業もできるようになってきて、
後輩もできて、
授業以外の仕事もたくさん任されるようになりました。
チラシや掲示物の作成、データ入力、入塾の問い合わせ対応・・・
毎日業務に追われる日々を送っていました。
何も疑問を持たずに・・・。
そんなとき、
室長の異動がありました。
つまり、上司が変わりました。
そこで、僕は大事なことに気付かされることになります。
いつものように、
毎日業務に追われていると、
室長から言われました。
「授業をやろう」
「生徒を見ろ」
細かい言葉は覚えていませんが、
業務はわかるけど、僕たちは塾の先生であると。
塾の先生の仕事は何だと。
僕は忙しい毎日に追われて見失っていました。
塾の先生であると。
塾の先生の仕事とは、
良い授業をして、生徒の学力・成績を上げること。
生徒を笑顔にすること。
慣れてくると優先順位を見失い、
大したクオリティもないのに、
「自分は授業はできている」と勘違いしていました。
塾の先生をやっていながら、
生徒を見ていませんでした。
そこから、
また新人の頃のように、授業改善の毎日を送ることになります。
成果が出る授業とは何か?
生徒にとって良い授業とは何か?
新人の頃とは違って、
より深く具体的に授業の質を高めることができました。
やっと塾講師としての仕事を理解した瞬間でした。
この年から、
僕は、「授業」の腕を磨くことに全振りしていく塾講師時代のスタートとなりました。
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