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演奏仕事をオファーする側は演奏者に何を求めているか その4

長年演奏(練習)を続けてきたキャリアのある演奏者が、積み上げてきたその宝を活かして、仕事になったらいいなぁ・・と思われるのはごく自然の流れかと思います。これまで、どれだけの時間と労力を注いできたことでしょう!たくさんの困難を乗り越えられてこられたであろうことは容易に想像できます。表題について、今回は4回目です。内容は1回目〜3回目の続きになっておりますので、どうぞ3回分の記事を踏まえて今回をご覧ください。⚫︎その1⚫︎その2⚫︎その32)総合人間力「3つ」今日の解剖、キャリアをお持ちの方にはすでに云うまでもなく、よくご理解いただいており、きっと大きくうなずいていただけるところだと思います。一方、実際にオファーされない演奏者の原因・理由として、このポイントがかなり多い、という事実があります。意外と軽く見がちなところ、注力されないケースも散見されるようです。あたりまえのようでいて、人に与える影響力は想像しているよりも大きく、非常に重要視される力です。①基本の各種身だしなみ<身だしなみ>とは「頭髪や服装などを整え、ことばや態度をきちんとして、人に不快な感じを与えないようにする日常の心がけ」とあります。「立ち居振る舞い」全般ですね。⚫︎言動の様子(姿勢・心構え・態度)  感じの良さ(好感度)が求められています。  ・基本のあいさついろいろ ・笑顔、自然で素直なようす 、落ち着いた動作、穏やかな雰囲気  ・モラル、マナー   「行為や事柄に関する正しいこと不正なこと」のやり方の選択⚫︎頭髪や服装仕事場で使用する衣装やヘアスタイルのTPOが求められます。衣装は、指定がある場合はその指示に従
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できるようになるにはどうすればいいだろう? 前編

悩みは「これ」と自分で思ってはいるものの、実際の中身は 「いろいろな要素が一体化」 しているものです。  その要素いろいろポイントを「仕分けて」➡︎「整理」してみると 「いったい自分が何につまづいているから悩んでいるのか」 つまづきの本質が、 その景色が次第に晴れてくるように思います。 表題について前編と後編にわたり、 「仕分けて」➡︎「整理する」視点を ご提案してみたいと思います。 この視点が あなたの希望を叶えるお手伝いになれば幸いです。 前編は 「本題に入る前に出発点で確かめておきたい重要なこと」 です。 できるようになる、道筋は 「できるようになるような学び方」 で 進められること、 ですが、  うまく進まない場合は、 「なぜうまくいかないのか」 を一緒に考えます。 うまくいかなくさせている場所を突きとめ、 できてゆくような方向に 軌道修正する必要があるからです。このやりとりをするときのご本人のリアクション 現れる反応が「2つ」あります。あなたは 「なぜうまくいかないのか」という問いの ”言葉” から どういう気持ちが浮かぶでしょうか? その反応から それぞれの「受け取り方」に大きな違いがあることがわかります。 あなたはどちらでしょう? <受け取り方2つ> ⚫︎うまくいかない「自分」自分責め(ダメ出し)をする気持ち ”なんでうまくいかないんだろう ”もう、イヤだなぁ、ガッカリしちゃう。 ハァ〜(~_~;) しんど……。 自分てダメだなぁ・・・なんかもうやりたくないな 。 ⚫︎うまくいかない「やり方」やり方を改めればいいんだよな!それを知りたい
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イケイケどんどんタイプじゃないんです。だから自分は・・・

今日は「自分はイケイケどんどんタイプ」じゃないから“演奏仕事は無理じゃないか?”と思っている演奏者向けのお話しです。 「イケイケどんどんのすごいタイプ」 でないと、 演奏活動や仕事はできないんじゃないか… 自分はそのタイプじゃないから 無理なんじゃないか… と思って、 諦めぎみ・・・・実際、 そのようなコメントをされる方も結構いらっしゃいます。 ステージで演奏している人を見ると、 みな「イケイケどんどんタイプの人」のように 映ることが多いので、 こういうタイプの人だけが 活動できるんだ、と見えるのですね。  でも現実は… そうではないです。 イケイケどんどんタイプの人が目立っていて そうでない人は目立たないから そう見えているだけで、 特に、長く仕事を続けられている人は このタイプでない人の方が多いように思います。 なぜなら、 ここで扱っている演奏仕事は 「黒子」仕事 だからです。 「黒子」をググると、 ・表に出ないで物事を処理する人 ・陰で支える人 ・縁の下の力持ち ・裏方に徹し、 みなさまを進むべき方向に導いていく人 ・ある人や物事のために、 表立たず援助をしたり、 事の処理をしたりすること とあります。 このタイプの演奏仕事は、 「企画側の催しの一部分に “演出” の助けをする」 ことが役目です。 演出は黒子仕事です。 具体的には、 1)BGM演奏としての演出2)ショータイム演奏としての演出 「演出」文字をひっくり返すと「出演」 ・「出演」 音楽の場合、ステージや舞台に登壇して演奏すること ・「演出」 奏者の演奏によって、 企画側が求め
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・・でもやっぱり...不安なんです。そうですよね。。。

前回は「本当にできるのかなぁ」に関する、アレコレを共有したのですが、「それはわかるけれどやっぱり不安なのよね」と感じられる方もいらっしゃるように思います。 なんらかの不安は誰にでもあるものですが、 「不安が強い」 と、やりたいことへの行動が移しにくい です。 演奏者が誰でも持つ、ありがちな不安。 間違えたらどうしよう… 途中で止まったらどうしよう… 人に下手だと思われたらどうしよう… 自分の演奏を否定されたらどうしよう… 人前でそんなことが起きたら、、、辛い、こわい… 演奏者であれば 誰でもきっと こういう気持ちが湧き上がったことが、 少なくとも一度はあるはずで、、、 また、 キャリアがあるから 不安がなくなる、というわけではなく、 キャリアを上げたら上げたなりの それ相当のプレッシャーというものがあるわけです。 不安のない人はいないのではないでしょうか。 最新の遺伝学と脳科学の研究で、 「不安遺伝子」というものがあるそうで。。。 民族によって持っている割合に違いがあるのだそうですが、 日本人の保有率は欧米諸国に対してダントツに高く、 80%、10人に8人が、不安遺伝子の持ち主で、 もっとも不安を感じやすい国民とも云える、のだそうです。 私たち日本人は そもそも不安になりやすい、んですね。 わたしは こういうことがわかると安心するのですが、 あなたはいかがでしょうか? あ〜、自分だけじゃないんだな。 遺伝や脳が、そうさせる傾向があるんだ。。。 自分が悪いわけじゃないんだ。 と。 そうすると、 ただただ不安に囚われて止まっている自分から、 「
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リズムが苦手なんです...②

リズムの苦手意識から脱却する糸口をご一緒に探っている、2回目です。 1回目の記事を踏まえて次をご覧いただくと、わかりやすいかと思います。 1回目はこちら 多くの方と リズム苦手意識の脱却に取り組んでいると、 「想像の幅を広げる」トレーニングが必要では?と感じます。 ここは 「自分が感じていることを知る、気づく」 作業と、云い換えることができます。 私たち日本人は 「考えること」ばかりを教えられてきていますので、 「感じていること」がどこにあるか 忘れている...という場合が多いように思います。 「感じる」と「考える」は 同じではなく、違います。 感じていることは、誰でもあるのですが、 長年その場所を使っていないので 「あること」に 気づけなくなっているように見えるのです。 なんでもそうですが、 使っていないと錆びてきて動かなくなります。 スプレーやクリームを使って磨き直して 再び使えるようにしようよ、ということですね。 自分が忘れている、感じる感性を蘇らせましょう! 前回のお勧めに加えて、思い出すためのトレーニングの方法を2つお勧めしたいと思います。 1)聴いたとき、自分の心やカラダがどう反応しているか。 聴覚から感じ取っている 自分のリズム感覚を思い出す(気づく)ために、 自分がしている 「心とカラダの反応」に注力する、という視点です。 ①カラダの反応 ビートの中にある、はずみや揺れ、重み(アクセント)を聴いたとき、 あなたのカラダはどんな風に反応するでしょう? 自然に一緒にはずんだり、揺れたりして身体が動いてきませんか? ②心の反応 そのときどんな
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演奏仕事をオファーする側は演奏者に何を求めているか その3

表題について、2回にわたってご一緒に解き明かしているところです。今日は3回目、さらに具体的なところへ迫ってゆきましょう。まずは、その1その2をご確認いただき、全体を俯瞰しておいてください。⚫︎演奏仕事をオファーする側は演奏者に何を求めているか その1⚫︎演奏仕事をオファーする側は演奏者に何を求めているか その2オファーする側が演奏者に求めるモノは「信頼できる人物」⬇︎信頼できる人物とは?要素が2つ1)総合音楽力  おもに4つ2)総合人間力  おもに3つ今日は1)の総合音楽力「4つ」について解剖していきましょう。①幅広いジャンルの楽曲レパートリーがたくさん準備されていること「一般リスナーの多くが好み、また、ちまたでよく使われているようなスタンダートな曲のレパートリー数」です。その大半は軽音楽系楽曲です(たまにクラシック、セミクラシック)JazzLatin(特にはBossaNova)Pops(洋楽、Jpop両方)映画音楽Hearing系音楽などとなるでしょう。特にJazzやBossaNovaは、昨今どこのお店でも入ると必ずと云ってよいほどバックでかかっていますね。お店は売り上げを上げるために音楽をかけていますので、人々の購買意欲が高まる音楽の統計上位が、ここにあることがわかります。すなわち「多くの人々の心が心地よくなる、気分がよくなる音楽」ということですね。「これらの多様なジャンルのスタンダード的な曲のレパートリー数」をできるだけたくさん準備する、ということになるかと思います。②「リードシート」を使用して、アレンジ・即興演奏できること一字一句すべてが音符に書かれている譜面を再現する
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コードは知っているけど、いい響きにならないんです③

①②の内容はこちら 2)「コードの構成音」について コードネームを見たり聞いたりしたとき 、とりあえず押さえることができる。 どういう音で構成されているのか、 はわかる、という感じかと思います。 一方、 コードのそれぞれの音が 「何番目」を示しているのか、は 意識できていない状態ではないでしょうか。 コードの基本構成は 第1,3,5,7音(4つの音)で 成り立っています(セブンスコード)。 コードのスケール(音階)7つのうちの 奇数に該当するところが、ここに当たる音です。 ですので コードは 「スケールの中にある音」 なわけですね。 軽音楽の場合は ここに「テンション」の音が加わります。 (コードの種類によって2つ〜もっとたくさん) 基本構成音4つ+テンション これを 全部押さえるわけではなく、 ここから「選んで」重ねてゆくわけです。 このとき 「何の音を選んで重ねるか」 が、次の“いい響き”への学びとなります。 たとえばどんな学びか… ⚫︎素敵な「コード感」(コードらしさ) を醸し出すために、 ぜひとも必要な音と、 省いても支障のない音 を知って学びます。 ⚫︎その小節の場所の そのコードには 「どんな響きがフィットして 素敵になるのかを 検討できるようになる」 を、少しづつ学んでゆきます。 このように 「選ぶこと」が できるようになってゆくためには コード内の音一つ一つが 「何番目の音か」を 知っていることが必要となります。 ですので 「第○音」 を把握することが重要なのです。 理論書には 和音の音符の脇に 数字がいっぱい振ってあるのを
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コードは知っているけど、いい響きにならないんです①

今日からは、コード(ハーモニー)を実際に担当する楽器のプレイヤーが最初に持つ疑問やつまずきから、脱却のお手伝いになればいいなぁ…というお話しです。 基本のメジャーコード、マイナーコード、 あるいはセブンスコードは知っている。 でも曲の中で押さえてもいい響きにならないんだけど。。。 なんでなの⁈ コードネームを一通り覚えたその次にぶち当たる壁かと思います。 たぶん コード(3和音)の基本形なら 、たとえば C、Cm セブンスコードなら CM7、Cm7、C7などを 聞いたり見たりしたとき すぐに押さえられる。 転回形なら 、第1転回形、第2転回形と 聞いたとき 少し考えれば出てきて押さえられる、 という状態でしょうか。 でも 曲の中でそのように押さえたとき いい響き、素敵な響きにならない。 基本コードを覚えても全然役に立たないじゃない・・・と思うんだけど。 という感じなのではないかと思います。 そうですね。実際の曲の中ではコードの基本形や、単に転回された音の響きはあまり登場しないです。曲中ではこれら基本が「応用された」違う重ね方がされていて、その響きが素敵なのです✨ 理論書の最初に書かれている コードの基本形や転回形は、 日本語なら五十音 英語ならアルファベット というような位置付け、と把握すると良いかと思います。 人と会話したり物語を作ったりするときは、 五十音やアルファベットをいちいち意識することはありませんが、 五十音やアルファベットを学ばない、 知らないという人はおそらくいないでしょう。 五十音やアルファベットは、 会話や物語ではないし、 これだけでは
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音楽は好きで演りたいけどレッスンはイヤ 〜後編〜

今日は、前回表題の後編、「ではどうすればいいのか」をご一緒に考えたいと思います。 前回の内容はこちら 時代が「心の時代」へと 大きく変わったことに伴い、 世の中の価値観、常識も 大きく変化していること。 「心もよう」 を表現する音楽にとっては、 大変喜ばしい時代の到来だ、 と云えると思います。 では 学習を提供する人、 受ける人「両方」にとって 今の時代の流れに乗って 良い関係性を作れるために 検討したいこととは? ⚫︎物事を「健全に」認識しようとする ⚫︎染みついた これまでのよくない常識、習慣の見直しと、こことさよならしようと決める ことではないでしょうか。 そして、認識や見直しの大きな助けとなるのが、以前にも話題に取り上げた 「脳科学、心理学の情報と智慧を活用すること」 ではないでしょうか。脳科学や心理学が「人の心のしくみ」を教えてくれます。 以前の関連記事はこちら 1)“罪悪感や我慢” の認識 とさよなら「自分を大切にする」ことへの気づき 罪悪感や我慢の構造を知らないことで、できるものもできなくさせている またこれが元で人間関係が悪化するケースがなんと多いことでしょう。各種「諦め」につながります。 2)「強い競争心」の認識と見直しキャリアがあるからこそ、 起こりがちなこのポイント。 音楽の「本質」は “競争“ではないです。 ここが「強い」と知らず知らずのうちに 自分に無理をさせ、壊します。 3)「ラクになる」の健全な認識もっとも良いパフォーマンスを発揮できる。 すなわち やりたいことが実現するのは、 「リラックス・ゴキゲン状態
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音楽は好きで演りたいけどレッスンはイヤ 〜前編〜

レッスンについてアンケートをお願いしたとき、大人のプレイヤーの方々の口から多く出てきたコメントです。 ⚫︎なぜですか? ・・そう尋ねると、 子どもの頃に習っていた先生が怖くて楽しくなかったからです。。。  ⚫︎どういう風に怖かったのですか? ・厳しい口調で叱られた ・手をぶたれた ・足を踏まれた ・練習していかないと “今日はもうレッスンはしない” とすぐ帰され、 レッスンしてもらえなかった ・先生が不機嫌になるからビクビクしていた Oh〜 No〜(><) ⚫︎先生にどんなことを言われましたか? そうじゃないでしょ! ほら、また間違えた! 楽譜にそう書いてあるでしょ!その通りにやりなさい! なんで何回も間違えるの⁈ どうして練習してこれないの⁈ なんでできないの⁈ ちゃんとやりなさい! もう来なくていい! いかがでしょうか。 同じような経験に心当たりはおありでしょうか? レッスンは 先生と密室で二人きりです。 こういう空気 恐ろしい…ですよね。。。 子どもでなくとも、大人でも同じだと思います。 そりゃぁ、 責められている気持ちになっても 無理はないです。 こうして うまく練習できない自分への罪悪感が 植え付けられ すり込まれていくのかな、、、 と考えます。 子どもの頃の自分を 思い出してみてください。 子供は 大人の機嫌が悪いと その顔色を敏感に感じ取って 自分が悪い、自分のせい、 と思い込みます。 先生を不機嫌にさせているのは自分だ。 練習しない自分が悪い 間違える自分が悪い すぐにできない自分が悪い 子どもの頃にそう思い込んでし
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譜面から離れられないんです...② 〜「アレンジ演奏」に向けて〜

今日は、前回「表題①」のつづき、振り返ってみていただきたいことの「2つめ」です。 前回①はこちら 2)譜面に「従う」 再現のしかたになってはいませんでしたでしょうか? 「再現する演奏」の代表である クラシック曲などは特に、 譜面は作曲家の作品の 確固たる記録であり、 「絶対」ですので、 譜面の信頼度は 軽音楽と比較したとき ダントツに高いです。 ですので その通りに奏でることは 「あたりまえ」 がデフォルトになっています。 このこと自体は素晴らしいことなのですが、 過去の教育のされ方が “書かれているのだから その通りにやりなさい!” “そうしなければダメ!” というように、 強制的に恐怖を与えられてすり込まれている場合、 捉え方が 譜面通りに奏でなければ「いけない」 譜面と違うことを奏でては「いけない」 「いけない」 「ならない」 “禁止” と思い込み、 無意識にいつも そのように自分に命令する、 その掟を破ることは許されない、 という心の状態になっている 可能性が高いかもしれません。 そうなると、 なかなか譜面から離れることができないのですね。 真面目で素直な人ほど そうかもしれません。 「檻の中の象」という 有名な話しがあります。 子どもの頃から 檻の中で鎖につながれて育った象は 大人になっても 自分から出ようとはしない。 もう大人なのだから 自分で鎖を切って檻から出る力があるのに…。 音符から離れたら 何も奏でられなくなる 自分と対峙するのは 不安で辛い。 奥の方の自分が そう言っているのかもしれません。 慣
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譜面から離れられないんです...① 〜「アレンジ演奏」に向けて〜

譜面には大きく分けて2つのタイプがあります。 ⚫︎一字一句、 音符や休符が全部決められて書かれているもの ⚫︎テーマのメロディとコードだけが書かれている 簡素なもの「リードシート」 表題の ”譜面” は、前者のタイプの話しです。 長年「再現する」タイプの楽曲を 演奏してきている奏者は、 譜面通りに奏でることを たぶん子供の頃から教育され、 半ば無意識にそうすることが あたりまえに染み付いて 習慣になっていますので、 譜面内の音符を見ると つい、その通りに奏でてしまいます。 よね。。。 これは決して悪い習慣ではなく、 むしろ一つの特技であり、武器です。 一方 「改編(アレンジ)演奏」の場合は、 簡素なリードシートをもとに 「譜面に記録されている 簡単な音符や休符と “違うもの”を奏する」 ことを求められます。 譜面通りに演る➡︎再現演奏 譜面通りに演らない➡︎改編(アレンジ)演奏 ですので、そもそも 奏でるための取り組み方が 「違う」んですね。 アレンジ演奏の音楽では”再現演奏の力” はそれほど重要視されない、というところが大きく異なる点です。(学習過程で便利なことは多々あります) アレンジ演奏で重要視されるのは「創って・奏でる」力ということになります。 譜面に全部書かれていれば なんでも奏することができるのに、 リードシート譜面を与えられて 「好きなように演ってください」と言われたときに 途端に何も奏でることができなくなってしまう。 ここでかなりなショックを受ける、というのが 最初に多くの人が経験することです。 では無理なのか?
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「行動のしかたの見直し」についてもう少し掘り下げてみましょう

前回の記事で、あるピアノプレイヤーが “自分の行動のしかたの見直しを行ったらうまくいくように変化した” というケースを取り上げましたが、 今日はこの「見直しの話」をもう少し深く掘り下げてみたいと思います。 「うまくいかない事に疑問や不満がともなうとき」というのは、 行動のしかたのどこかが 「うまくいかないやり方をしているから」 なことが大変多いです。 (単純ですが本当にそうなのです) うまくいかない行動のしかたの現れ方には大きく2つあるようです。 1)行動しない(という行動のしかた) 2)行動しているが「しかたがズレている(間違っている)」 “感じたこと、考えたこと”を事に起こし表すのが行動ですので、 「感じている/考えている」ことが 「うまくいかないモノになっている」と観ることができます。 ところが私たちは 長年“○○だ、○○に違いない” と 無意識に思い込んで決めている” 染み付いていることだったりして、自分ではなかなか気づくことができない・・・そういうポイントです。 一見して両者の表向きは 1)は消極的、2)は積極的と、対極にあるように見えますが、 実は「中身は両方消極的」 “うまくいく方法を実行すること”の方を選べない、 という点で共通しています。 出方が異なるだけで、根っこは同じなのです。 1)行動しない(という行動のしかた) 前回の記事で扱った、あるピアノプレイヤーの事例です。 (前回の記事をご参照ください) 2)行動しているが「しかたがズレている(間違っている)」 ズレている、とは 意味や内容の勘違いや、はき違え、取り違えが起こっている状態です。 「間違え
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演奏仕事をオファーする側は演奏者に何を求めているかその2

表題について前回(その1)でご一緒に考えました。今日はその続き(その2)です。その1の記事はこちらです。私たち演奏者に求められている「そういう人物」とは「具体的に」どういう人物なのでしょう。。。端的に表現すると「信頼できる人物」ということになるかと思います。信頼できるか否かの判断要素は、次の2つです。1)総合的音楽力2)総合的人間力この2つの両方が必要で、どちらか一方が欠けていてもオファーする側から信頼感を得ることは難しいでしょう。1)総合的音楽力①幅広いジャンルの楽曲レパートリーがたくさん準備されていること②それらを「※リードシート」を使用してアレンジ、即興演奏できること(※「リードシート」テーマのメロディとコードだけが書かれた簡素な譜面)③演奏全体の好感度、および仕事水準のクオリティ④耳コピ採譜力2)総合的人間力①基本の各種身だしなみ②コミュニケーション力③人としての成熟度次回その3ではこれらをさらに細かく、実際の事例をご紹介しながら理解を深めてゆきたいと思います。
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音楽において「仕事と趣味と娯楽」何が違うんだろう?①

音楽は、その性質上、仕事という感覚を育むのが難しい分野なのかもしれません。 音楽は、他の仕事と比べて、仕事と趣味や娯楽の境界線が曖昧なように感じられるかもしれません。 多くの場合、音楽を始めるきっかけは、純粋に趣味や娯楽としての興味からでしょう。 それが時を経て、「仕事にしたい」という気持ちに変化していくことが多いのかもしれません。 また、芸術の世界では、安定した収入を得ることが難しいという現実があるからでしょう。 報酬を得て演奏することは、金額の大小に関わらず、仕事をしていることに他なりません。 しかし、音楽の世界では、プロとアマチュアの境界線がはっきりしないことが多いために、残念ながら、報酬を得ながらも仕事という自覚(意識)を持たない演奏者が一定数存在し、結果として、真剣にプロとして活動している演奏者を気づかぬうちに傷つけ、困らせ、彼らの価値、ひいては音楽そのものの価値を下げてしまい、より高めていくために時に課題となっているという現実があります。これは他の業種ではあまり見られない現象かもしれません。  では、仕事意識を持って演奏活動をしている人々は、どのような考えや意識を持っているのでしょうか。趣味や娯楽として音楽に携わっている人々とはどのように違うのでしょうか。明確に定義することは難しいかもしれませんが、両者の間には明らかな違いが存在します。。。 続きはまた次回。 今日もあなたが心地よい音楽が奏でられますように。 応援しております。 ありがとうございました(^^)/~~~
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知っているけどできない、を克服したい

前回まで4回にわたって「コード」に特化した “知っているけどできない” を取り上げましたが、今日は「学び全体」から観た観点を共有したいと思います。 「コード」についての4回はこちら 知っているけどできないのは、 「応用」が “どういうことなのかを知らない” あるいは“重要性を知らない” から 「取り組めていない」 という状態かと思います。 応用とは 「知識(知っていること)を ”意識して”実際の事柄に落とし込むプロセス」 と把握するとわかりやすいかと思います。 音楽の理論や他の重要な得た知識を 、⚫︎実際の曲に当てはめて用いること。 ⚫︎その曲の中身の状況に応じて、 共演者がいれば、相手の演奏状況などに応じて 変化させながら用いること。 腹落ちが必要なのは、用いることができるようになってゆくまでの 「意識訓練プロセスの重要性」 です。 「応用」プロセスには3つのフェーズ(段階)があります。 1)「意識してもなかなか応用できない」フェーズ 2)「意識すれば “応用できる” 確率がだんだん上がってゆく」フェーズ 3)「なかば無意識でも応用できる」フェーズ 「応用」の前に「知識」が足された 「学習の4ステップ」は よく知られたものです。 以前にも取り上げましたので、どうぞ振り返ってみてください。 以前の記事 この3つの階段を一つ一つ上がって乗り越えてゆくわけですが、 特には、 最初の1)がもっとも精神力がいるところかと思います。 実際、多くの人が、 このフェーズで心が折れ、諦めてしまいます。 そして、 諦めてしまう人の多くには「精神力」の捉え方に 思い違
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できるようになるにはどうすればいいだろう? 後編

「仕分けて」➡︎「整理する」視点 音楽は1曲の中に、 実に大量の情報が詰まっています。 曲は、それらが 「一体化して」 同時に鳴っているのです。 学び始めは それがどういうことを指しているのか よくわからないものですが、 だんだん「大量」の意味がわかってくるに従って“ヒャ〜!!” こんなに……⁈ とビックリします。 「音楽が」 そうなっている、んですね。 ほんとうに音楽は凄いです。 できないことは 大量のモノが一体化した中の どこかにありますので、 一旦分解して 小さいパーツにバラさないと きちんと見つけることができません。 分解したら次に グループに仕分けてまとめます。 そうすると 「進化に必要な項目、カテゴリー」 が浮き彫りになり、 自分が強化すべき点が わかりやすく整理しやすくなり、 はっきり見えてきます。 たとえば、、、 アナログ時計が動かなくなった。 再び動くようにしたい。 一旦時計を全部バラして分解します。 動かなくさせているところはどこなのか。 それは、 ほんの小さな部品の一部、だったりします。 そこを見つけて 修理したり、新しいものに交換することで 再び動くようにさせることができます。 このイメージを 音楽に置き換えると 修理➡︎「やり方そのもの」の修正 交換➡︎「やり方に対する考え方、捉え方」の修正 のような感じでしょうか。 人間はアナログです。 でも人間は時計と違って 他者がその人の中をバラして パーツ分けすることはできません。 あなたの中にあるものは あなたにしか分解できないのです。 他者は「あなた
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”聴けばわかるよ”と云われるけれど...

人の心のど真ん中に訴えかけ、刺さる、説得力のある演奏をする演奏者に共通していることがあります。 それは、 「さまざまな方向から“聴く”習慣を持っている」です。 だから「聴けばわかる」になるわけですが、、、 でも、 「じゃあ、どういう風に聴けばいいのか、わかるのか」”聴けばわかるよ”そんなこと云われてもわからないよ〜(/ _ ; ) と「ただ何となく聴いてしまう」日々が続いている方も多いのではないでしょうか。 今日は 素敵な演奏をする人の中身はいったいどうなっているのか⁈普段からどういう聴き方をしているのか、 そういうお話しを共有したいと思います。 ただ単に聴き流すのではなく 「音楽と人の“中身”を理解しようとする(心と頭で)」聴き方をしているのです。 その、「中身」の聴き方の視点には主に大きく4つ、要点があるように思います。 【聴き方の視点4つ】 1)「判定する」という聴き方2つ 2)「どういう印象・イメージの音か」という聴き方2つ 1)「判定する」という聴き方 「考える」聴き方です。 ①絶対音的な耳 一つの音の高低、その音がどこの場所にあるか判定する、という聴き方です。 聴き方の方法、コツなどを知って訓練し育てていきます。 ②相対音的な耳 一つの音(絶対)だけの判断ではなく、コードの前後や、進行の流れ、といった、他との関係性(相対)で音を調べ判定する、という聴き方です。 音楽のしくみ、すなわち基礎理論を知って、音や関係性を理解する力を育てていきます。 2)「どういう印象・イメージの音か」という聴き方 「感じる」聴き方です。 ①どういう気持ちが湧き上がるか  自分
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たのしく演奏していますか?

演奏者としての心の準備の大切さ 前回は、現実的な少々シビアな話になりましたので、 心がキュッと縮こまってしまった方もいらっしゃったかもしれません。 ですので今日はちょっと角度を変えて、 心が軽やかになるお話を共有したいと思います。 現実は厳しいけれど「だからこそ、どう演奏する?」 技術よりも、もっともっと前に 1番大事なのは 良い気分で、たのしく演る\(^o^)/ リラックス、ゴキゲン! ___________________ 私たち演奏者は、お客様に喜びや癒しを届ける役割を担っています。 そのためには、まず自分が楽しむこと、リラックスしていることが欠かせません! ⚫︎演奏中、私たちの内面がそのまま音に表れます。 心が重く沈んでいたり、何か気になることがあったりすると、 集中力が欠けてしまいます。 そして、その状態では、音楽の表現が十分にできなくなり、 曲の持つメッセージが伝わりません。 たとえ技術的には完璧でも、 心が曲に寄り添っていないと、聴く方に良い気分を与えることは難しいのです。 ⚫︎そのため、 日頃から自分自身の心の状態を整えることが重要です。 どのように心を軽やかに保つか、 その「智慧」を学ぶことが私たち演奏者には求められます。 すぐ実行できるスモールステップとしては、好きな音楽をただただ楽しんで聴く 自然の中を散歩して良い空気で深呼吸する温泉につかる美味しいものを食べるなどなど・・・自分が心地よい時間を大切にする 心を豊かにする活動を取り入れることも助けになります。 ⚫︎また、自己表現の一環として、 「日々の練習に感情を込める習慣を持つ」ことがとても大
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最初の演奏仕事「オファーにたどり着くまでのストーリー③」〜あるピアノプレイヤーの場合〜

前回までの話①②はこちら 【総合人間力】の準備 前回の内容ポイント ・学びが大変そうだからたのしくない ・音符が全部書かれている譜面だけをただそのまま 何となく弾き続ける日々 ・依然として疑問や不満は抱えたまま解消せず・・・前へ進めないモヤモヤ、ため息が出る重たい気分が続く このピアノプレイヤーは、 「理論学習を始めることができない」という、“入り口”からつまづいていました。 でもこのあと、このつまづきから脱却してゆくことになります。 技法や技巧といった、いわゆる「やり方」は 「表現する」という目的に対する手段にすぎませんので、 「着手し、進め続ける」という行動をすることができれば 少しづつでも身についてゆくものです。 でも「着手する、始める」行動を起こすことができない。 着手すること自体に、何かためらいや躊躇があるのでしょう。 こういうケースの場合、問題の「本当の・根本」原因は 実は「やり方そのもの」にあるのではなく、 やり方に対する「捉え方(感じ方や考え方)」にあるのです。 ですので、疑問や不満の解消のカギは 「自分の行動のしかたの見直し、すなわち ”感じ方考え方” の見直し」と「心のケア」にありました。 このプレイヤーは、ここの重大な点に気がついたことで 疑問や不満からのモヤモヤから脱却し、 自らが納得して、自主的に学びに取り組めるようになったのです。 これがきっかけとなり、 自分アレンジ力や即興演奏力の習得へと大きくつながっていきました。 また、自ら行動を起こす習慣により、 少しづつでも習得を実感できるようになったことが、自信につながりました。  自信は、
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「最初の演奏仕事のオファーにたどり着くまでのストーリー②」〜あるピアノプレイヤーの場合

今日は前回の続きです。 前回の記事はこちら あるピアノプレーヤーが「理論書を購入して独学で学び始めた」 そうしたら「目の前に困難の壁が立ちはだかった」ところまで、でした。 「オリジナル音源を聴きながら、サンプルアレンジ譜面を弾いて」を 繰り返す中で湧き上がってきていた 自分の演奏に対する疑問や不満。 とりあえず弾けるようにはなるんだけど、自分の演奏は何かが違う…。 ⚫︎なんかその曲らしく、そのジャンルらしくならない たとえば、特にJazz。 音符通りには弾けているけれど、響きがJazzになっていない(;_;) 何かが変・・・なんで??? ⚫︎どの曲を弾いてもみんな同じ感じになってしまっておもしろくない だから理論書を読んでいるんだけど・・・。 最初のほうに書いてあることはなんとなくわかるんだけど、 これを学んだら、自分の疑問や不満は解決するんだろうか? どうもつながらない。。。 どの理論書にも冒頭にコードとスケールが載っていて、 「これをはじめに全調で覚えましょう」なんて書いてある。 えぇぇぇ〰️〰️⁈ こんなにいっぱい⁈⁈ これを学んで、自分の欲しいもののどこにつながるんだろう、何のためにやるんだろう⁈ 好きなように自由にたのしく演りたいだけなんだけどな… これじゃたのしくない(-.-;) ヤル気ダダ下がり・・・ 次第に理論書を開く時間が減ってゆき 、音符が全部書かれている譜面だけをただそのまま 何となく弾き続ける日々依然として疑問や不満は抱えたまま解消せず・・・前へ進めないモヤモヤため息が出る重たい気分が続くのでした。 つづく・・・・演奏仕事は誰からオファーが来
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演奏仕事がオファーされるまでの流れ

演奏仕事は、どのような流れで私たち演奏者にオファーされるのでしょうか。ホテルの仕事を例に見てみましょう。次の図を見ていただくとわかりやすいかと思います。①上の流れ企画元が、お客様としてホテルを利用する会社や個人の場合会社や個人が何らかの催しを企画⬇︎会場としてホテルを選択催し内で音楽生演奏を入れたい旨をホテル担当者へリクエスト⬇︎ホテル担当者が、契約している音楽事務所に奏者の派遣を依頼⬇︎音楽事務所が、企画にフィットする演奏者をピックアップして演奏者本人にオファーする②下の流れ企画元がホテルの場合ホテルが、ホテル企画の何らかの催しに生演奏を入れたい(ラウンジやメインロビー、レストラン、バー、宴会場など)⬇︎ホテル担当者が、契約している音楽事務所に奏者の派遣を依頼⬇︎音楽事務所が、企画にフィットする演奏者をピックアップして演奏者本人にオファーする企画立案から演奏者に仕事が到達するまでに「段階や過程」というプロセスがあることがわかります。また、演奏仕事というのは、いろいろな人たちの協力のもとに生み出されていることがよくわかりますね。
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コードは知っているけどいい響きにならないんです④

いい響きにしていくための「プロセス」について3回にわたって共有しています。今日は4回目。 ①回目の内容はこちら 3)クローズとオープンについて クローズとオープンは 和音の重ね方の2つのタイプ のことです。 この音楽用語の日本語は クローズは「密集」 オープンは「開離」 ⚫︎クローズ(密集) 音同士の幅、距離が 狭く密集した近いところで重ねられます。 全体が1オクターブ範囲内で重ねられます。 ⚫︎オープン(開離) 音同士の幅、距離が 開き離れて重ねられます。 全体が1オクターブ以上、より広い範囲で重ねられます。 このように 重ねられる幅や距離のいろいろによって 響きの印象に たくさんの種類と違いが 生み出されるのですね。 そうすると、②の回で話題に上がった 「音程」 に意識を持つ習慣が とても役に立ってくることがわかります。 (幅、距離の程度を示すのが「音程」) どうぞ 今一度②の内容をチェックしていただけたら、と思います。 ②回目の内容はこちら <まとめ> いい響きにしていくために 1)音程2)コードの構成音3)クローズとオープンの知識と応用というプロセスを経る。それは <1>いい響きに必要な音を選択して <2>いくつ <3>どの場所で <4>(音の間を)どういう距離で 重ねると 、自分がイメージする 欲しい響きになるのか、を 検討できる自分を育ててゆく作業時間になるということ。 そして 1番大事なのは “ここで終わりではなく” その音を 「心を込めて」・・・までやる。 込めたものが 「聴き手の心に届き、刺さる響き」 すなわ
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コードは知っているけど、いい響きにならないんです②

前回①の内容はこちら 1)「音程」について 「いい響きにしたい」において 音程が関係あるんだろうか? 何に関連づいているんだろうか? ここに注力する人は そう多くないかもしれません。 全然重要に見えない、 軽くみて通り過ぎてしまうところだからです。 でも だから・・・ 一つの原因のもとをたどると「ココ」 の場合は多いように思います。 重要そうに観えないところ”スゴい” と観えないところそういうところを大事にしてみてください。 コードとは「和音」です。 和音は一つの音だけでは成り立ちません。 2つ以上の音が同時に重なって初めて和音となります。 人と人が良い関係であるとき、 そこには「良い距離感」が保たれているかと思います。 相手と 近づいたり離れたり、ほどよかったり…が、 刺激、ドキドキ、楽しさおもしろさ、 だったりするのではないでしょうか。 こういうことと 音の響きの捉え方はよく似ているように思います。 音の響きも 音と音の間の幅、距離の具合、 距離の関係性、といった 「距離感の把握」が コードの素敵な響きGetへのキモ、 となるように思います。 音楽の場合 2音間の距離の幅、距離感が 数字(度数)で区別して表されます。 これが「音程」です。 数字とともに「長短、完全、増減」という名で区別されています。 これで距離感の「種類と数」が区別できるわけです。 たとえば 音程が悪いね、という場合 音と音の「幅」の具合があいまい、ということになります。 でもこれは「理屈」です。 “理屈“ が理論書に書いてあるわけですが、 理論書というのは たいがい要点しか載せ
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本当にできるのかなぁ...と思う方へ 〜自分の可能性〜

このブログを興味を持ってお読みいただいている方は、長い演奏(練習)のキャリアをお持ちの方が多いかと思います。 その中でも、 「再現する」演奏はたくさん積んできたけれど、 「改編(アレンジ)する」演奏はやったことがない、 あるいは、トライしてみてはいるけれど、どうもうまくいかない、 という方も多いかもしれません。 また、 これまでの記事を読まれて、 「なんだかむずかしそう…」 「わたしにもできるのかなぁ…」 と思われているかもしれません。 長い演奏キャリアをお持ちの、 大勢のおとなの演奏者と接してきて、 多くの方に感じることは、 「可能性として持っている能力、潜在している能力」 「ポテンシャル」です。 だってね。キャリアがあるんですもん。可能性があるからここまでたどり着いてきたのではないでしょうか。何よりの証拠ではないでしょうか。 ちょっとしたさりげない学びのやり取りから 「おっ!」 「お〜っ!」 「磨いたらきっと光るゾ〜⭐️」 と、こちらには伝わってくるのです。 それは、 なかなか言葉では言い表わしにくいところだったりもします。 力を身につけた人が表現する 魅力ある音の片鱗、かけら、 と云ったら伝わるでしょうか。 それはなぜか? 今まで取り込んできた「音楽」があるからです。 すでにもう、 たくさんの音楽が中にあるんです。 耳、心、カラダの中に。 だから、 ゼロからやるわけではない。 こちらで第三者として聴いていると 、すでに「できている」ことが ちゃんとある ことがわかります。 でも、 ご自身は当事者なので、 「すでに中にあるもの」が自分ではなかなか気がつか
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「再現する」と「創造する」③ 〜オリジナル音源をどういう聴き方をすればいいの?〜

「オリジナルを聴け」と云われた。聴いてみた。でも・・・(~_~;)前回、サンプルの有効活用として、 「もっとも信頼できる参考物がオリジナル音源」だということをお伝えしたところで終わりました。 今日はそのお話についてつづきを一緒に考えてみましょう。 前回前々回の、表題①②の流れから、 例えとして、”ピアノソロ演奏への改編” の話題を展開していますので、 すべての改編ケースに当てはまらない点もあるかと思いますが、 他楽器の方々にも共通する点はたくさんありますので、 一つの参考にしていただけたら幸いです。  前回までの流れはこちら アレンジ楽譜は 有効なサンプルの一つではあるけれども、 それよりももっと、 「もっとも信頼できる参考物」は オリジナル音源 なにしろ、ココが「もと」ですから。 そもそも オリジナル(もと)がどういう感じなのか、 がわからないと、 「改編のしようがない」です。 (売っているアレンジ譜も、アレンジャーは必ずオリジナルをチェックしているはずです) なぜなら、 改編(アレンジ)は「もと」を変化させる のだから。 だから まずは「オリジナルをよく聴きましょう」になるわけなのです。 けれど、やはりここで どういう風に聴いたらいいのかが「???」と、止まってしまうケースが多いのですよね。 なので、 「聴き方の入り口」と、云えるようなところをシェアしたいと思います。1)どんな世界観を感じるか オリジナル曲が持つ雰囲気や気分、状況設定など情緒的な印象がどんな感じか?という耳で聴く。「感じる聴き方」です。 オリジナル曲を知っている人や好きな人は、雰囲気や情緒
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「再現する」と「創造する」② 〜サンプル楽譜をどう有効活用する⁈〜

前回は、この種の演奏仕事で求められる「アレンジ力」を身につけたいときの「視点」について、一緒に考えてみました。 今日はそのつづきへと進みましょう。 前回の記事はこちら 「サンプル楽譜を、 どのように捉えて利用すれば 有効活用できるでしょうか⁈」 という問いで終わりましたね。 サンプル楽譜を利用するとき 「何の目的のためにそれを弾くのか、を理解していること」が 、とても大事です。  理解されていないと ただ単に “間違えずにスラスラ弾けるようになるだけ” が目的となってしまい、 そこで終わってしまいます。 「再現する」ことが目的となっている、という状態 ですね。 わたしたちは 「改編する」 「アレンジを自分創造する」ことが目的 ですから、 この捉え方の状態は、 その先の 「自分で創ることにつながらない」 ことを意味しています。 せっかく良い参考書を持っているのに きちんと身につくような使い方ができていない、という状態です。 目的は 自分の思うように、 「自分仕様のアレンジができるようになること」です。 そこにきちんとつながるような使い方ができると良いですよね。 では、どのように「捉えた」利用のしかたをすればいいでしょうか。 「捉え方」の順番は 1)その通り弾いてみる 2)中でどのようにアレンジされているのか確かめる 3)「要素」を参考にして自分の演奏に取り入れる となるかと思います。 1)その通り弾いてみる <捉え方> 「間違えずにスラスラ弾けるようになることが最終目的ではない」 です。 でも まずここをクリアしなければ、次へ進めることができないの
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あなたはなぜ「演奏の」仕事がしたいのですか?

自分にそう質問して、向き合う時間を持ったことはおありでしょうか? 今日は、演奏の仕事がしたいけれどできない、 と悩む演奏者の皆さまに、 自分自身と向き合うことの重要性をお伝えしたいと思います。 少々シビアな話になるやもしれません。 現実をまっすぐ見つめ、把握し、 それでも「わたしはチャレンジする」という、 すばらしい価値ある熱量の方は どうぞ次を読み進めてください。 ___________________ 私自身、音楽の世界で 普通の演奏者として40余年ごはんを食べてきて、 音楽を通じて多くの方々と出会い、 喜びを分かち合うことができたことが、 人生の大変大きな宝物です。 音楽は人にとって、なくてはならない、たいへん価値あるもので、 人智を超えた、実に壮大で本当にすばらしいものです。 そういう世界の片隅で生きてこられたことは 心から感謝だと思いますし、だからこそ、 こういう喜びを、同じように望む演奏者の方々と もっと分かち合いたいと思っています。 一方で、演奏の仕事で生活を成り立たせることは、 決して容易ではありません。 (本業でも副業でも心構えは同じです)   1)まず、 あなたはなぜ演奏の仕事を選びましたか? 人前で演奏したいという気持ちは、多くの人に共通するものです。 一方、お金を取らなくても演奏の場は他にもたくさんあります。 友人や家族の前で演奏したり、 発表会やセッション、ボランティアで演奏場に参加したりする方法もあります。 それでも、あなたが演奏でお金をもらいたいと思う 理由はどこにあるのでしょうか? その想いを
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安心の助けになる「学習のステップ」の把握

何かの習得に向かって学習を進めるとき、 物事には「段階(フェーズ)」という自然の道すじがある、ということを きちんと健全に把握し、納得できておく。 自分が今、学習段階のどの位置にいるのか? 今やっている練習は 欲しいもののどこにつながるためのソレなのか? が「自分でわかっている」ということは、 焦ったり、自分にダメ出しして責めたりして、貴重なエネルギーを無駄に消耗することなく、 安心して進むことができる智慧の一つかと思います。 何事も、自然の流れに逆らってはいずれ立ち行かなくなるのです。 今日は、 「学習の4ステップ」を音楽に、 特には「即興演奏」に当てはめて ご一緒にイメージしてみたいと思います。 あらかじめ決められた譜面に頼ることなしに、即座に創作しながら演奏すること(インプロビゼーション)が、即興演奏です。そのとき瞬間にパッと思いついた、直感、ひらめきで奏したものですね。図:学習の4ステップ【学習の4ステップ】1)知識(知る)2)知識を意識した実践(机上や楽器への応用)フェーズ13)知識を意識した実践(机上や楽器への応用)フェーズ24)習得1)知識(知る)・インプット・「音楽のしくみ(理論)」や 「人の心のしくみ(心の学び)」、 「音が耳に入ったときや、楽器に触れるときの身体の感覚」 などを「知る」段階、時期2)知識を意識した実践(机上や楽器への応用)1・アウトプット・知っただけではできない だから知識内容を「意識しながら練習する」初期段階 「意識をしてもなかなか出てこない」段階、時期・練習問題を解いたり、 それを楽器に反映したり、という訓練 細かい部分練習にトライし続
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「最初の演奏仕事のオファーにたどり着くまでのストーリー①」 〜あるピアノプレイヤーの場合〜

今回から数回に分けて、最初のオファーを得るための具体的なステップについて、あるピアノプレイヤーの実例を交えてお話ししたいと思います。 【総合音楽力】の準備 まず、演奏の仕事で成果を上げるためには、幅広いレパートリーが必要です。 あるピアノプレイヤーの場合・・・1)まずはじめに、たくさんのオリジナル曲を聴き、サンプルのアレンジ譜面(楽譜集)を色んなジャンルでたくさん購入して全部弾きました。 このプロセスを通じて、さまざまなジャンルの音楽に触れ、演奏技術を磨くことができます。 最初は他者のアレンジを再現する形になりますが、 (いわゆる「マネ(模倣)」から始まるわけです)これによって知っている曲数が増え、演奏の幅が広がります。 アレンジ譜面は1曲づつの購入も良いでしょうが、「楽譜集」はたいがい、そのジャンルが好きな皆に耳馴染みのあるスタンダード曲の中から数曲が集められていますので、それらを「まとめて知って・弾けるように」することができるところが利点かと思います。2)次に弾ける曲数が一定数集まったら、実際に、仮に1ステージ30分を想定したプログラムを組んで、 本番と同じように通して弾く練習をしました。 この作業で、ステージ擬似体験も積むことができるのです。 はじめに就くBGM演奏などの仕事では、4〜5ステージ分の時間を埋められるだけのレパートリーを用意できれば、まずは1回の仕事に繋がる可能性が高まります。 3)そして次に、自分のアレンジを手がけられるようになるためには、理論の学びが欠かせませんので、 楽器店に足を運び、自分に合った理論書を探して何冊か購入しました。 そして、独学での勉強
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演奏仕事をオファーする側は、演奏者に何を求めているかその1

この種の演奏仕事に課された役目は、 「オファーする側に位置する人たちのご要望にお応えすること」です。 オファーする側にどんな人たちがいて、私たち演奏者とどのように関わっているのか、確認することができる過去の記事はこちらです。⚫︎演奏仕事は誰からオファーが来るか⚫︎演奏仕事先の場所はどんなところがあるか⚫︎演奏仕事がオファーされるまでの流れ今回は・企画元・音楽事務所を対象にしてご一緒に考えたいと思います。企画元の方たちは、催しの場を「心地よくたのしい空間にしたい」「参加されるお客様に喜んでいただきたい」そう望んでいます。なので、会場空間の雰囲気、「環境」を上質に、良くしたいと考えています。その、環境を上質にしてくれるモノが「生演奏」なのです。催しに生演奏を入れることで「より質の良い」心地よくたのしい環境にしたいから料金を払って演奏者にその役目を頼みます。ですので、演奏者は、「演奏を通じてお客様の心を、心地よくたのしい気分にする」そういう「人物」であることが求められています。一方 音楽事務所は、 企画元である「お客様」のご要望に応えられる演奏者を探し、派遣する役割を担っています。 ”会場のお客様を心地よくたのしい気分にさせてくれる”「役目を果たせる演奏者」そして「役目を託せる演奏者」そういう「人物」を求めています。 ですので、 演奏者は「そういう人物」 であることが求められています。 では、私たち演奏者に求められている「そういう人物」とは、「具体的に」どういう人物なのか・・・⁈ 次回のブログ「その2」へ続きます。
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「再現する」と「創造する」について一緒に想像してみましょう

今日から、「再現する/創造する」というところにフォーカスして、演奏仕事で求められる「アレンジする力」について一緒に想像し、考えてみたいと思います。 まず、 音楽演奏のしかたには、大きく分けて3つのタイプがあります。 1)誰かのオリジナル曲をそっくりそのまま「再現する」演奏 2)誰かのオリジナル曲を「改編する」演奏 3)自分のオリジナル曲の演奏 1)誰かのオリジナル曲をそっくりそのまま「再現する」演奏 主にクラシック楽曲の演奏がこのタイプです。 名前を聞けば誰でも知っているような、歴史に残る大作曲家たちの作品を、 一字一句変えずにそのまま再現演奏し、後世に残っていくよう人々に紹介します。 2)誰かのオリジナル曲を「改編する」演奏 すべてのジャンル楽曲が取り上げられ演奏されています。 いわゆる「アレンジ(編曲)」演奏です。 改編のイメージは、 ①オリジナル曲を、その楽器編成ではない、 別の編成に合うように変換する ②オリジナル曲のジャンルとは 別のジャンルのスタイルに変換する という感じです。 3)自分のオリジナル曲の演奏 ゼロから生み出されるまったく新しい自作楽曲の演奏です。  ここで扱う演奏仕事で求められる力は 2)ですので、 ここに絞ったお話しを共有したいと思います。 特には2)ー ①が、仕事では求められます。 「オリジナル曲を、その楽器編成ではない、別の楽器や、編成に合うように変換する」力。 さらなる具体的イメージは ・ソロ演奏なら、 「自分の担当楽器用」に改編 する。 ・デュオ、トリオ、カルテットといった 複数の楽器編成での演奏ならば、 「その時の楽器編
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リズムが苦手なんです...①

多くの方から寄せられるお悩みコメントの一つです。 どういう風に苦手なのですか?と尋ねると、 ⚫︎拍が途中でズレてわからなくなってしまうんです ⚫︎タイやシンコペーションや休符があると、 何拍目なのか数えられなくなって、 どこを演っているのかわからなくなります ⚫︎場所によって テンポが速くなったり遅くなったりして一定しないんです ⚫︎リズムに「ノル」ことができません というコメントが多く返ってきます。 ですので、 今日は「リズム」をテーマにお話を共有してみたいと思います。 ひとことで結論をたたみかけてしまうのならまずは、・「カウント」キープと・「テンポ」キープなのですが、そんなことはどこでも云われるし、知ってるよ...わかっているけどうまくいかないのよ...なんですよね。わかっちゃいるけどなかなかできない...音楽はそういうことだらけ、なのかもしれません。ですので知ってるけどできない、リズムの課題をもう一つ深く掘り下げて、一緒に脱却の糸口を探ってみましょう。でもね大前提としてリズム「こそ」理屈じゃない んです。ここを踏まえて、次に進んでいただければと思います。次の図をご覧ください。 図1:各パートのリズム軽音楽全般には「ビート」があります。 ビートのリズムは譜面に音符として書かれていません。 音符に書かれているのは 「フレーズ(メロディ)のリズム」や 「コード(ハーモニー/和音)のリズム」です。 打楽器以外のポジションの奏者はたいがい、メロディや和音の「音符」を見て何となくリズムを奏でている状態になっています。 曲の中では メロディやコード、ベース音が「異なるリズム
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真面目ってなに?どういうこと⁈

今日は、真面目ってなに?どういうこと⁈ を一緒に考えてみたいと思います。 あの人真面目だね、というとき 「厳しい顔をしてキリッとピリピリ緊張して苦しそうにやっているように”見える“こと」 が、 そう感じる基準だったりはしないでしょうか。 でも、 そうだとしたら 演奏者(特に軽音楽の世界)は皆、 不真面目と言われてしまうことになります。 演奏している姿は、 楽しそうに、 リラックスして身体の力が抜けているから 一見フニャっとラクをしているように見えるし、 努力をしていないように、 ただ遊んでいるように見えるから、です。 演奏者の見え方は、 人が真面目と感じる基準と一見「逆」に見えるのです。 厳しい顔をして緊張した雰囲気で演奏している姿が、 真面目の象徴だと見なされることが多いとしたら、 果たしてそれが本当に「真面目」なのでしょうか? 演奏中、楽しそうにリラックスしている姿が はた目には「遊んでいる」と見えることもあるでしょうが、 それこそが 私たち「演奏者の真面目さの表れ」ではないでしょうか。 真面目とは、 外見や態度だけで判断されるものではない、です。 真の「真面目」は、 その人の内面的な姿勢、 すなわち音楽に対する情熱や誠実さから生まれるものです。 演奏者は、そのエネルギーを音楽に乗せて表現することで、 聴く人の心に響かせることができるのではないでしょうか。 軽やかに見える演奏だからといって、 決して「軽率な演奏」ではありません。 その裏にある努力を軽視してはなりません。 演奏は、 普段の厳しいストレスから解放され、 自由に表現することの一部です。 私
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