長年演奏(練習)を続けてきたキャリアのある演奏者が、
積み上げてきたその宝を活かして、仕事になったらいいなぁ・・と
思われるのはごく自然の流れかと思います。
これまで、どれだけの時間と労力を注いできたことでしょう!
たくさんの困難を乗り越えられてこられたであろうことは
容易に想像できます。
表題について、今回は4回目です。
内容は1回目〜3回目の続きになっておりますので、
どうぞ3回分の記事を踏まえて今回をご覧ください。
⚫︎その1
⚫︎その2
⚫︎その3
2)総合人間力「3つ」
今日の解剖、キャリアをお持ちの方には
すでに云うまでもなく、よくご理解いただいており、
きっと大きくうなずいていただけるところだと思います。
一方、
実際にオファーされない演奏者の原因・理由として、
このポイントがかなり多い、という事実があります。
意外と軽く見がちなところ、注力されないケースも散見されるようです。
あたりまえのようでいて、
人に与える影響力は想像しているよりも大きく、非常に重要視される力です。
①基本の各種身だしなみ
<身だしなみ>とは
「頭髪や服装などを整え、ことばや態度をきちんとして、人に不快な感じを与えないようにする日常の心がけ」とあります。
「立ち居振る舞い」全般ですね。
⚫︎言動の様子(姿勢・心構え・態度)
感じの良さ(好感度)が求められています。
・基本のあいさついろいろ
・笑顔、自然で素直なようす
、落ち着いた動作、穏やかな雰囲気
・モラル、マナー
「行為や事柄に関する正しいこと不正なこと」のやり方の選択
⚫︎頭髪や服装
仕事場で使用する衣装やヘアスタイルのTPOが求められます。
衣装は、指定がある場合はその指示に従い、
ない場合は、催しの主旨に合った服装を自分で選択します。
※「TPO」:時(Time)所(Place)場合(Occasion)に応じた服装などの使い分け
【オファーされない事例】
一生懸命で大変行動力があり、感じも悪くない方でしたが、
モラル・マナー面の問題で、関わった各方面の方々からクレームが重なり、
オファーや共演にNGを突きつけられてしまいました。
また、この課題が演奏そのものにも現れてしまっていました。
ご本人がこの重大さに気づかれることがなかったところが残念です。
内面の心の状態と音楽表現は、
直接太いパイプで密接につながっています。
一生懸命なのに大変もったいないケースです。
②コミュニケーション力
自己開示
・意思疎通・円滑な相互交流が求められています。
当日は、
会場にご参加のお客様、企画元のお客様、会場の経営側のスタッフの方々、
音楽事務所の方、などなど・・・
いろいろで多様な立場の方たちと関わりを持ちます。
③人としての成熟度
・困難や苦難など、何か望ましくない壁が巡ってきた時に、
乗り越えてゆける智慧と精神力
・自分の負の感情を修正したり調整したりして、
自らを整え育て、他者と良好な人間関係を構築できる
智慧とその力が求められています。
【オファーされない事例】
「やりたい、できるようになりたい」と仰るのですが、
必要な個人練習にまったく取り組むことができない方でした。
誰もがご存知の通り、練習なしで上達するすべはあり得ません。
でも、きっと練習は多くの人が「やりたくない」モノでしょう。
誰にでも共通することだと思います。
大人ですから、皆いろいろと事情はあるものですが、
こういうときに、
練習しない自分をダメだ、と責めるのではなく、
本当にやりたいのならば、
”どういう智慧を身につけたら、この困難を乗り越えてゆけるだろう” と捉え、
「練習に気持ちよい努力で取り組める自分になるすべ(智慧)を学ぶ」
ことがとても重要です。
根性、忍耐、我慢・・苦しい努力ではなく。。。
「智慧」という学びの必要性に気づくことなく諦めてしまい、
オファーまで辿り着かなかったもったいないケースです。
さいごに、
これらすべてが完璧にできていなければ「いけない」のではないのです。
人間みな「不完全」、完璧な人などいないですよね。
誰でももれなく、気づかずに失敗することもいっぱいです。
そうやって一つづつ気楽に、
気がついてゆけたら良いのではないでしょうか。
これまで積み上げてきた
キャリアという素晴らしい宝がおありなのですから、
「好き」ならば可能性がたくさんです!
どうぞあきらめないで♡
こういったご相談、受け付けております。
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