プライドからの脱却7
笑いの連鎖 前回のブログで障害者施設でのエピソードをお話ししましたが、それ以外でも私の頭はみんなの笑いの種になっていました。 私が友達とディズニーランドに遊びに行った時の事です。その日はずっと強い雨が降っていて、なかなか楽しめない状況でした。お昼時レストランに入って昼食を食べながら雨宿りをしていました。なかなか雨が止まないので、料理が運ばれてくるまでの間、私は帽子を取って自分の頭を天に捧げるようなジェスチャーをして「雨よ、止めー!」と叫びました。それほど大きな声じゃなかったのですが、たまたまキャストの人がその状況を見ていたようで、そのキャストの人が爆笑していました。私は自分の頭を使って、ディズニーのキャストを笑わせたのです。 私には6歳の甥っ子がいて、私にとても懐いてくれています。その子が急に私の後ろから、私の頭をなでなでし、こう言ったのです。「どうして髪の毛なくなっちゃったの? 僕が髪の毛分けてあげる!」と言って、自分の髪の毛をむしるジェスチャーをして、私の頭に乗せるのです。それを見ていた親戚たちは大笑いしていました。コンプレックスは武器になる 自分が恥ずかしいと思っている事を相手にさらけ出す事で、相手は安心感を得て友好的になる場合が多いと思います。皆がそうという訳ではなく、時にはマウントを取るために馬鹿にしてくる人もいますので、相手を見極めなければならない場合もあるでしょう。 しかし基本的に自分のコンプレックスを相手にさらけ出す事は、場を和ますための武器になるのです。