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白黒はっきりさせようぜ!!は嫌:意識レベル250

意識レベル250は「中立」の領域です。この意識を持っていると白黒つけなくても、空気を読んだり、白黒の中にグレーを見つけることができます。論議の中で、落としどころや妥協点を見つけることができます。ただし、この中立とスピリチュアル系の人でもご存じの『中庸』とはまったく違う在り方です。‥‥‥・*・‥‥‥‥‥‥・*・‥‥‥中庸とは?論語の言葉です。偏らず調和的な関係を重視し、バランスをとることを大切にする思想意識レベル250の中立の最上位が中庸(意識レベル800以上)だと思ってください。個人的には、論語の分野の一つである「中庸」はスピリチュアルでもいわれる「ノン・ジャッジ」や非2元論の領域だと考えています。詳しくはブログ記事もしくはkindle本で記載する予定です。‥‥‥・*・‥‥‥‥‥‥・*・‥‥‥意識レベル250のキーワードは中立・信頼・満足となっています。この領域の課題は、白黒をわけることに対して、中立な立場を取ることができるかどうかとなっています。たとえば、片方に加担してしまうと反対や分裂が生じてしまい、逆に攻撃を受けてしまうことがあります。ここでの大切なポイントは柔軟性となっています。こだわらない、執着しない、思い通りにしようとしないということが課題となってきます。ケースにもよりますが、時として軽く受け流すことも不要な争いを避けるためには必要になることがあります。全く自分に変化する必要があり、「強さ」や「正しさ」、「正義」ではなく、中立・信頼・満足を心がけてみてください。この学びポイントを超えると自ずと本来の意識レベルも高まっていくと考えます。【意識レベル数値のリンク集】《意
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「生きたい」という命の肯定:意識レベル200

意識レベル200台は勇気・肯定・実行可能というキーワードの領域です。 これよりも下のステージである意識レベル200未満は、生きることに対して後ろ向きな意識です。ダイレクトな言葉に置き換えると「死ぬことに前向き」な価値観を持っているのが意識レベル200未満だと考えます。意識レベル200を超えると「生きることに前向き」であり、命の危機を感じたときに自然に「死にたくない」という思いが出てくる領域ではないでしょうか。生命活動や命を肯定するようになるのが意識レベル200以上からです。意識レベル200は「生きたい」という純粋な思い意識レベル200の価値観や動機というのは以下のようになります。・生きるための勇気・命への肯定・生きるための活動が行えるそれが意識レベル200の「勇気・肯定・実行可能」ではないでしょうか。私の感覚では、意識レベル200未満は「依存・搾取・破壊」の領域だと感じています。意識レベル200の境界というのは、価値観が大きく変化します。意識レベル200のキーワード:勇気・肯定・実行可能私たちが日常的な用語として使う「勇気」とは異なり、生きるためのモチベーションとしての「勇気」に近いかもしれません。ならびに、新しいことを試み、人生の変化と挑戦に立ち向かう姿勢を意味します。人との違いを認め肯定することには勇気が必要です。そして、自分の深層心理、本音、弱い部分、醜い部分を見るためにも勇気が必要です。勇気をもって、自分を見つめることからすべてが始まります。そこから「肯定」が生まれ、実行可能という「行動・チャレンジ」が生まれてきます。【意識レベル数値のリンク集】《意識レベル200台》
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幸せな人は「抽象度」が高い

抽象度において、最も高い概念は「愛」です。 それを「理解」や「共感」と呼ばれる方もいらっしゃいますが、今回は「愛」とします。 この「愛」をゴールとした人、つまり抽象度の高い人はどのように幸せを掴んでいくのでしょうか? 最も重要と思われる点を2つ紹介していきます☆ まず1番目は、抽象度の高い人は、 「全てを自己責任」として捉えます。 そうすることで、うまくいかなかったことから解決策を見つける方へ、自分か他人を責めることから次に何をすべきかを考える方へ向かいやすくなり、穏やかな感情を保つことが出来ます。それだけではありません。 他者や環境のせいにしないということは、自分自身の改善点を見つける結果を生み出すため、成長速度が人よりも著しく早く、変化にも強い。 この「自己責任として捉える」ということが如何に大切なことかは、世界的大ベストセラーである「7つの習慣」を見るとわかります。 7つの習慣では、第一の習慣として、 「主体的である」 と、書かれています。 「主体的である」というのは「自分の人生の責任を引き受ける」ということです。 私たちの行動は周りの状況によって決まるものではなく、自分自身の決定と選択によって決まるものです。 7つの習慣では、 私たちは、自分の身に起こったことで傷ついていると思っている。しかし実際には、その出来事を受け入れ、容認する選択をしたことによって傷ついているのだ。 とあります。 厳しい言い方になるかもしれませんが、自己責任として考えることを始めなければ、人生のスタートラインにも立てません。 逆を言えば、大業を成す為には高い抽象度が必要であり、主体的に物事を考え始
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哲学者ソクラテスの思想「無知の知」

出来る人が凄いのではなくて、出来ないからこそやるって人が凄い。 世の中に完全完璧な人間はいません。 無知の自覚から一歩を踏み出す、その姿に人は惹かれ、影響力を感じるのではないでしょうか? 無知の知とは、 自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であるとする、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの思想です。 私は知っている。という考えの元に、何かを見るのと、 私は知ろうとする。 という物の見方では、一つの経験に置いて手に入れることのできる情報量は大きく変わってきます。 知っている。 という考え方は大きなスコトーマ(心理的盲点)を生み出してしまう。 ということです。 議論をする場合でも、この考え方の違いだけで結果は大きく変わります。 知っている。という考え方は、「話す」という行為に連結します。知ろうとする。という考え方では、「聴く」という行為に連結します。互いの主張だけを永遠と繰り返し、話が一向にゴールに向かわない。 という経験をみなさんもお持ちではないでしょうか? それは聴くという行為が取れていないために起こることです。 まず、 ①お互いに取ってベストなゴールを設定する。 ②聴く姿勢を見せる。 ③相手の主張を理解した上で自分の主張を話す。 ④同じ方向性を見出し、ゴールに向かう。 理解して欲しいのなら、まず理解しようとすることが大切です。 その為にもまず、自分の枠組み(常識や先入観、固定的な考え)を一端外し、相手を理解しようとすることが大切だと思います。 相手ではなく、先ず自分から、ということですね☆ 本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆ ◇今日の名言◇ わしを困らせ
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リフレーミング 〜成功者の条件〜

ある成功者は成功できた理由を、勉強と答え、もう一方の成功者はそうでないという。 リスクをはったからだ。と答える成功者もいれば、そうでないと言う者もいる。 友達が多いからと答えた者もいれば、孤独が良いという者もいる。 成功者の共通点はどこにあるのでしょう? 答えは優れたセルフイメージです。 セルフイメージとは、自分のことをどう思っているか、といった自己評価のことですが、このセルフイメージが優れていれば、パフォーマンスも優れた結果を生み出します。 なぜなら、私達はセルフイメージ通りに生きているから。 自分の思考をノートに書き出し、それを後から見直すと、自分がセルフイメージ通りの人生を送っていることに簡単に気付けます。ただ、どのようにしてセルフイメージを変えていけば良いか? リフレーミング、つまり肯定的解釈にへとリフレームする。 まずは私生活の中で、リフレームを行ない習慣化させてしまいましょう☆ 続けることで徐々に、そして確実にセルフイメージに影響を与えることができます。 単純な話しですが、例えば、目の前のコップに半分の水が入っているとします。 選択肢が2つ生まれます。 A:「水は半分 しか、 入っていない。」 B:「水は半分 も 入っている。」 リフレームポイントとしては、Aを選択してしまった後に、Bの選択肢に気づけるかどうかです。 私達人間は意味を欲する生き物であり、あるがままの宇宙ではなく、必ずそこに解釈を入れ、その解釈を元にイメージし、情動へと働かせています。(言葉→映像→感情) 優れたセルフイメージを手に入れるために、セルフトーク(思考・自分の中での独り言)に意識を向け、よ
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哲学者アラン「笑うから幸せなのだ」

本名はエミール=オーギュスト・シャルティエ。「アラン」というのはペンネームです。 幸福についてコラムを纏めた「幸福論」は、今もなお多くの愛読者を持ちます。 本日はアランの幸福論の中から一部を抜粋して考察していきます。太文字がアランの名言になります。「できるだけ気持ちよく過ごすためには、いやな言葉を吐いたり、いやな思いを抱いたりしてはならない。」→認知科学においても矛盾が無く、言葉から映像と共に五感感覚と情動が伴っていきます。(言葉→映像→感情)心地よい良い言葉は、心地よいイメージを脳に投影し、その結果、心地よい感情が手に入ります。 愚痴や泣き言、不平や不満には気をつけなければいけませんね☆ 「最大の不幸とは物事を悪く考えることではないか。人が想像する不幸は、決してあるがままの不幸ではないということを知るだけでも、すでにかなりの成功である。」→「あるがままの不幸ではない」 確かに、私たちの人生は自分なりの解釈の上に成り立っており、ありのままの人生ではない。 認識があるから現象が存在します。 現象があるから認識できたのではありません。 全ては解釈、認識が決めており、目の前の環境を変えるのに必要なのは自身の変化です。 となると、主体的な生き方が優れた生き方であることが解るわけですね。 全ては自己責任です☆ 「賢人の言っているように、甕(かめ)にふたつの取っ手があると同じく、どんな事柄にもふたつの面がある。悪いと思えばいつでも悪い。よいと思えばいつでもよい。」→不完全性定理により唯一絶対的な物は存在しないことが証明されています。(ブログ:「不完全性定理から学ぶ」を参照してください)つま
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与えることが出来る時間は、たったの13年と4ヶ月?

NPO法人、侍学園スクオーラ今人を設立し、自ら理事長を務める長岡秀貴さんは、 「人にしてあげる幸せ」を最高の幸せであるとし、人生を100年と仮定して、その時間を表しました。 睡眠時間や食事、他人に依存する時間を除いて、私達は13年と4ヶ月しか、与えることが出来る時間を持ち合わせてはいないそうです。 今現在、健康で他者に依存せずに生きれているのであれば、この与えることの出来る時間の中に私達は生きていることになります。 この限られた時間を、どのように使うべきでしょうか。 人間は究極、「優しくされたい」とか「認められたい」という欲求を潜在意識に持っています。 言い換えれば、「与えてほしい」と望んでいるわけです。 長岡秀貴さんが、人にしてあげる時間が最高の幸せ、と言われた根本的な意味を僕は知りませんが、人間の欲求から見て考えるに、 与えることで与えられ、その中にこそ最高の幸せがある。 ということを仰りたいのではないか?と、僕は考えました。 認められたいのならまず、自分から相手を認める。 優しくされたいのならまず、自分から相手に優しくする。 そしてこの経験を元に、先に与えることで認められたり優しくされた人が確信を持ち、長岡秀貴さんのように、ただ与えることが最高の幸せ。 と言えるようになるのではないでしょうか。 しかし、そう言えるようになるには、初めの一歩には勇気が必要かもしれません。 そして、勇気ある一歩から確信を得た人間だけが、無心に与えることを優先できるのだろうと思います。本日も最後までお読みくださり、ありがとうございます☆ ◇今日の名言◇ この世で最大の不幸は、戦争や貧困などではあ
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やる気が出ない理由とは?

人は一体どんな時に行動を起こしているのでしょうか? 心理学では、「満たされているから、やる気が起きない」と考えます。 つまり、過不足であれば人は行動を起こすんです☆ 食事が終わり満腹であれば、食事の支度に買い物に行くのがおっくうになりますが、逆にお腹が空いていて過不足感があれば、それを補おうと、行動を起こし出します。ただ、生理的な過不足を感じるのは容易ではありますが、精神的な過不足は、ある程度意識して探す必要があります。 次の質問にお応えください☆ 更に高いセルフイメージを得るため、もしくはゴールを達成を早めるために、 「自分に足りていないものは何ですか?」 それが解れば、やる気は自然と引き出されます☆ 「この程度で良い」 と現状のコンフォートゾーン(安心領域)で満足してしまえば、やる気は起きにくいものです。 人は不足を感じないと向上心が生まれにくいので、「不足」を見つけることもまた、自分を成長させる1つの材料となります。 本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆◇「空の体得」により「観自在(かんじざい)」と呼ばれる境地を体感で共有、自立のサポートをさせて頂いております◇  観自在とは字のごとく、観念=思考であり、 「(色々なものを)観察することが自在である」ということであり、 リフレーム能力(物事の見方を変え説明する能力)を飛躍的な向上を期待できます。  訓練を重なることでより日常に定着し、ポジティブになることで悩む時間を極端に短くしていくことができます。  推定時間約 60分 是非お問い合わせをお待ちしております。
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アファメーション思い込みの力

世間にあふれる否定的な言葉は、無意識のうちに潜在意識にへと刷り込まれ、それが成長の足かせとなっています。しかし、それ以上の肯定的な言葉を自分自身に対し投げかけることで、成長できる可能性は飛躍的に高くなります。 本日ご紹介したいのは、「アファメーション」です。アファメーションとは、 「私は○○である」 「私は○○になる」 「私は○○をした」 など、 自分自身に対して建設的で前向きな思考を何度も繰り返すことを言います。 私たちの脳は否定形であろうが肯定形であろうが関係なく、その対象をイメージしています。 「赤いリンゴを想像するな」 と、否定形の質問を投げかけられても脳は勝手に想像してしまいます。 そのため、世の中にある否定的な言葉は、無意識の内に自分のセルフイメージに影響を与えています。 だからこそ、どんな時も否定的な言葉を自分自身で肯定的解釈にへとリフレームできるよう、常に訓練していく必要があります。アファメーションを別の言い方で言えば、「肯定的な思い込み」になるのだと思いますが、思い込むだけで私たちに大きな影響を与えます。 これはモラル違反であり、気持ちの良い実験ではありませんが、海外で死刑囚を使ったこんな実験がありました。 「手首を切って一定量(少量)出血させ続け24時間生き伸びられるか。」実際には手首に損傷はなく、切られたと思い込んでいる囚人の手首から落ちているのは、ホースに繋がれたただの水です。 しかし、翌日この囚人は亡くなりました。 他にも、熱したアイロンを被験者に見せて、そこから目隠しをし、冷やしたアイロンを腕に推し当てると患部が赤く腫れあがるなど、人間の思い込みの力
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心理学者エミール・クレペリン「作業性興奮」とは

人間は行動を起こそうと思っても、生命維持機能により、その行動は抑制される。 「ゴールは設定できてるんだけど、何から始めて良いのか解らない。」 「来週から進めよう」 「やる気が出てきたら、、、」 どうせ、でも、だって、 現状はこのような思考により、維持され続け、気づけば1年経ってしまった。 そういった経験は、人生において凄く良い学びとなります。 失敗を失敗に終わらさずに、その経験を糧とし未来へと繋げることが出来れば、そもそも 失敗は存在しないことになる。 今日お伝えしたいのは、始めの第一歩をいかに踏みだすかです。 作業性興奮をご存知でしょうか? 心理学者のエミール・クレペリンが発見した、この作業性興奮を活用することで、脳を活性化させ、私たちは行動を持続できるようになります。 やる気が無い状態でも、小さな何か始めることで、脳の部位である「側坐核」に刺激が加わり、次の行動にへと移しやすくなる。 側坐核に刺激を与えるということは、やる気のスイッチを入れるということ、 やる気のスイッチを入れるには、まず始めること。 何から始めるかは、感情のワクワクに従い、少しでも気分が乗るようなものにすると良いでしょう。 そして行動を維持するのにオススメなのが、「TODOリスト」、やることリストです☆ゴールを基準に優先順位を出し、これからやることをグルーピング(組分け・配置)する。 そして、いざ行動に移すことを始めれば、作業性興奮によりエンジンが掛かり、次の行動を起こすのが少し楽になります。 また、行動を起こせば起こすだけ次のゴールの達成方法が見えてきて、ゴールに臨場感が生まれれば、更にやる気は引き出さ
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飴と鞭→鞭と飴の順番が正解?

心理学の実験で、 ①褒めた後にけなす ②けなした後に褒める ③終始ほめる ④終始けなす の4つの行動をしたときの相手の好感度を調べました。 その結果、一番嫌われたのは①番で、一番好感度が高かったのが②番でした。 つまり、人はけなされた後に褒められると、褒め言葉がよりプラスに感じられ、自尊心が高まる傾向にある。 飴と鞭という言葉がありますが、褒め上手になるなら、 鞭と飴 の順番で褒めるのが良いんですね☆ 皆様も是非、「褒める方」を意識してみてはいかがでしょうか? 本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆ ◇今日の名言◇ 褒めるときのポイントは、「具体的なプロセスに着目する」「感想・気持ちを添えて伝える」「心持ちの部分を重要視する」の3つ。 山本直美◇「空の体得」により「観自在(かんじざい)」と呼ばれる境地を体感で共有、自立のサポートをさせて頂いております◇  観自在とは字のごとく、観念=思考であり、 「(色々なものを)観察することが自在である」ということ。  訓練を重なることでより日常に定着し、ポジティブになることで悩む時間を極端に短くしていくことができます。  推定時間約 60分 是非お問い合わせをお待ちしております。
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パブリックコミットメント(公的関与)の効果とは?

自分のことは自分が一番よく解っていると思いがちですが、実は人は思っているほど、自分の気持ちを正確に把握できていません。 そんな時は、 実際に言葉にしてみる。実際に言葉にすると、言葉に公共性が生まれるため、その言葉を実現しようと心理が働きます。心理学ではこれを、「パブリックコミットメント(公的関与)」の効果といい、やりたいことや考えなどは、内言(頭の中での言葉)よりも、外言(声に出す言葉)にすると、実現性は高くなります。 また、紙に書いたり見える場所に貼ることも効果的で、心が向かう方向をはっきりさせるため、外言と同じ効果が得られます。 それを言葉として読み上げれば、パブリックコミットメントの効果でさらにモチベーションは上がります☆ 是非皆様もこの心理学のスキル、お試しくださればと思います☆ 本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆ ◇今日の名言◇ 人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。 人生がいつまでも始まらないことが怖いのです。 グレース・ハンセン( アメリカの女流作家)◇「空の体得」により「観自在(かんじざい)」と呼ばれる境地を体感で共有、自立のサポートをさせて頂いております◇  観自在とは字のごとく、観念=思考であり、 「(色々なものを)観察することが自在である」ということ。  訓練を重なることでより日常に定着し、ポジティブになることで悩む時間を極端に短くしていくことができます。  推定時間約 60分 是非お問い合わせをお待ちしております。
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単純接触効果

友情とは、二つの肉体に宿る一つの魂のことである。 アリストテレス会った回数は多ければ多いほどその人に好意を持つ。 「単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか)」をご存知でしょうか? Wikipediaによると、単純接触効果とは、繰り返し接すると好意度や印象が高まる。という効果で、 何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになるというものです。 これは、ザイアンスの法則とも呼ばれています。 そして、その人物の内面などを知れば知るほど好感度が上がる現象を「熟知性の原則」といいます。 これ、当たり前のことを難しく言ってるだけで、当然と言えば当然ですよね? ですがなかなか、シンプルなだけに難しい。 僕自身、常日頃自分に言い聞かせていますが、ラポール(信頼関係)を形成するの上で、最も効果があるのは、やはり、ただ単純に接触する回数を増やすことだと思います。 べつに用事なんかなくたっていい。 「調子はどう?」とか、「何か困ったことはない?」と声掛けをする習慣を持つ。 そのシンプルな人間関係の構築がラポールを深めていくのだと思います。 言い回しや好印象を持ってもらおうと考えれば、出足が鈍りますし、変に緊張してしまうこともあります。 ですから意味を持たない、解決を目的にしない、そんな普通の声掛けをし始める。 人の無意識は1日に10人の人と接しなければ、空虚感を覚えてしまうそうです。 自分の為にも、誰かの為にも、単純接触を初めてみてはいかがでしょうか? 本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆◇「空の体得」により「観自在(かんじざい)」と呼ばれる境地を体感で共有、自立
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自立には2種類の自立があります。

①お金を自分で稼ぎ、そのお金で一人で生活していける。②自分の感情を自分で制御でき、冷静な判断が出来る。 1は外側の自立ですが、2は内側の自立 です。 この2つが揃って初めて「自立」となるわけです。 1は社会に出てお金を稼ぎさえすれば実現可能ですが、2が伴わなければ精神的な安心安定はありません。 フォーカスすべきは2の自立。 哲学を深めることで、自分の感情を自分で見極め、冷静な判断が出来るように訓練していかなければなりません。 僕は自立は1であって、2の必要性には目を向けていませんでした。 とにかく昔の僕は、「どうして俺は」と自分を責めたり、「会社が悪い」や「あの人さえ居なければ」などと、他者や環境に問題を転換させて、外へ外へと逃げていました。 今思えば、その生き方が楽なものだと勘違いしていたのかもしれません。 その為に自己成長は無く、極端に環境の変化に弱かったのを覚えています。 2の自立を確立させるには、目標と覚悟を決める必要があると考えています。 目標→ゴールの設定(目標)覚悟→全ては自己責任(主体性)です。 順番的には、目標を定めてから覚悟を決めるのが良いと思います。 目標は高ければ高いほどエネルギーは生まれます。 ですので、ゴールは達成方法がわからなくてビビるぐらいのほうが良いと言われています。自己責任という覚悟は、最初は凄く大変だとは思いますが、少しずつ自分の在り方にへとセルフイメージを移行させていくことで、 他者からの信頼を得たり、同じような抽象度の高い思考を持った仲間と出会い、理解が増えてくると、心は徐々に居心地の良い現状にへと安定していきます。 これは必ずそうなり
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視点を変える

悩んで落ち込んだりすと、人はそのこと以外考えられなくなるものです。 そんな時は、意識を全く違う方向へもっていくことも有効です。 例えば仕事で失敗してしまい、そのことで頭がいっぱいになっている人がいるとします。 しかし、その人は仕事以外でも日常生活を送っているはずです。 「お子さんもう4歳ですよね?子供って本当にかわいいですよね☆」 など、少し違った話題を出すと、その時は落ち込んだ気持ちから一旦離れることが出来るはず。 その「一旦」が凄く大切。 人間の高いIQは、冷静な時にこそ引き出すことができ、認知科学では情動が優位になればIQは低下するとしています。 つまり視点を変えて、少しでも冷静な判断が取れるようになると自分を俯瞰視できるようになり、解決策が見えてくることがあります。 深く悩み混んでしまった時、またそういった仲間に出会った時は、1つの選択として 視点を変えてみることも大切です。本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆ ◇今日の名言◇  「みんなが私を嫌っている」「今回駄目だったから次も駄目だ」という思い込みは、冷静に立証すれば消えていく。 アルフレッド・アドラー◇「空の体得」により「観自在(かんじざい)」と呼ばれる境地を体感していただきます◇  観自在とは字のごとく、観念=思考であり、 「(色々なものを)観察することが自在である」ということ。  訓練を重なることでより日常に定着し、ポジティブになることで悩む時間を極端に短くしていくことができます。  推定時間約 60分 是非お問い合わせをお待ちしております。
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考えすぎた人、哲学者イマヌエル・カントとは

哲学って本当に面白い☆ 哲学を深めたことで、今もこれからも僕はずっと幸せでいられると思います☆ なぜそんなふうに言えるのか、今日は哲学の面白さを少しでも解って頂けるよう、考えすぎた人(哲学者)の言葉とその意味を解説してみたいと思います☆ 本日解説するのは哲学者、思想家、大学教授でもあり、批判哲学を提唱したことで有名なドイツ観念論哲学の祖とされるドイツの考えすぎた人、イマヌエル・カントです。「われより哲学を学ぶべきにあらず、哲学することを学べ」 →そもそも哲学は学ぶものではなく、思考を観察し、その矛盾を無くすために答えを求めていくもので、知識ではなく知恵です。 「大自然の秩序は宇宙の建築家の存在を立証する」 →哲学の極は真理の発見にあり、その真理は全てに通ずる性質を持ち、宇宙の存在をも高次元で理解することができるとしています。 「苦しみこそが、活動の原動力である。活動の中にこそ、我々は生命を感じる」 →苦しみ=痛み とします。人間は相対的に幸せを感じる生き物です。 大きな傷みを味わうことで、それ以下の傷みは痛みであるにもかかわらず、「あの傷みに比べれば」と、幸福さえ見出すことも出来てしまいます。 目の前の苦しみがこれも1つの経験という捉え方ができるようになれれば、苦や楽に対して判断や評価をすることは無くなっていきます。 これに気づくためには、苦しみを観察する必要があります。 つまり、苦しみこそが活動の原動力となるのです。 「哲学の義務は、誤解によって生じた幻想を除去することである」 →無矛盾性の追求こそが哲学です。 哲学を深め幻想を除去し、自分で自分を幸福にする。 それができる人
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価値を哲学する

GDP(国内総生産)からみた幸福度指数【GDP(国内総生産)ランキング】1位アメリカ 2位中国 3位日本 【幸福度ランキング】15位アメリカ 64位中国 47位日本 日本は高度なテクノロジーを手に入れ物質的に豊かな国となり、GDPは世界第3位にまで成長、日本の工場がフル稼働すれば、世界の7割の製品が作れてしまうというから驚きです。しかし、GDPに反して生活満足度は横這いです。 これらのデータが示すものは紛れもなく物質的に豊かになることが、そのまま人間の幸福と相関しないことの証明といえます。フランスの哲学者ミシェル・フーコーは、人間は無意識的にその時代の統一的な知の構造に支配され思考しているとし、監獄説を提唱しました。 日本においては、 学歴主義や資本主義がこの知の構造に成り代わると言えるのではないでしょうか? フーコーが称えるように、これらの情報が私達の価値観を無意識的に支配しているとしたらどうでしょうか。 貧乏であればお金持ちの人より劣っていて、学歴が無ければ高学歴者よりも劣っている。 このような知の構造により、人目を気にしながら、無意識的に社会の中で優劣を付け、他人の尺度で生きているのであれば、幸福度指数が横這いであることも頷けます。 事実、僕もそうでした。 中学高校と、殆ど勉強をせずにダラダラと過ごし、 勉強できない = バカ 学歴の無い自分が社会において必要の無い人間だと、決めつけました。 お金を多く稼ぐ人間とそうでない人間を比較し、能力で計って、その人の価値を自分で決めつけた。 その結果、「自分自身はどうなのか?」と、答えのない所で死にたくなるほど苦しみました。 価値
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本来の瞑想の目的とは

次に、瞑想の目的についてお話しします。 全ての瞑想の目的は、 「悟り」 です。 まず、仏教は本来インド哲学という哲学であり、宗教とは無縁の関係でした。 それが良いとか悪いとか評価をするものではなく、ただ元々は哲学であったということだけをご理解してくだされば幸いです。 哲学は新たに知識を得ていくというよりも、智恵によって矛盾を無くすことが目的です。 言い方を変えれば、抽象度を上げて無矛盾性を目指す、ということが言えると思います。ではなぜ、過去の先人達は揃いも揃って悟りを目指したのでしょうか? それは、全ての原因が外部(他者や環境)ではなく、自らの心にある事を理解していたからです。 その為、瞑想をすることにより心を整えることをしました。 悟りの内容をブログでお伝えするには少し足りませんので、割愛しますが、 全ての原因は自分自身の心、解釈が決めているということを今日はご理解して頂ければ良いかと思います。 瞑想は必ずしも座禅でなければならないという訳ではなく、どんな時でも行うことが出来ます。 家事をしている時や仕事中であっても、1人の時間があれば、瞑想は行えます。 ポイントは最初から思考を、 「手放すことを決めておく」ことです。 呼吸や感覚に意識を持っていき、無意識的に思考が発生したら、そこに判断や評価を加えずただただ流す。 呼吸に意識する。 ↓ 思考が発生したらそれに気づき手放す。 ↓ 呼吸に意識を戻す これを繰り返し行い、思考を沈めていきます。 瞑想を行うことで、 思考に客観性が生まれ、冷静さを手に入れていくことが可能となります。 昨日もお伝えしましたが、その為にも まずは無意識的
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瞑想

瞑想には2種類のやり方があります。 1つ目は止観瞑想。 字のごとく思考を止め、心を観る。 2つ目は思考をフルに活用し、無矛盾性を追求する。 まず1つ目の止観瞑想の効果をお伝えします。 人間は1日に4万~6万回思考すると言われています。 朝起きて、「よし起きよう」と考えた場合、これで1回。 「歯を磨こう」で2回、「よしコーヒーを飲もう」で3回と、このペースで数万回の思考を1日に行います。 機能脳科学では、 思考は「情報空間で行う運動」 と言われています。 ドーパミンは興奮状態になった時のみ発生するのではなく、思考によって常に少量ずつ発生しています。 その為、考えることで体力を使います。 なるべく思考しない1日を作ってみると、この事がハッキリと解ります。 だからこそ、止観瞑想を日常的にする事で身も心もリフレッシュすることができます。 なかなかアイデアが出ない時は、全く違う方向に答えがあったりします。 そういった時に思考を止めて観る。 そうすることで、良い結果を得やすくなります。 思考の原因を担う自我は、自然界の中で不自然な存在といえます。 赤ん坊は生まれながらに統一された存在であるのにも関わらず、大人になるに連れて自我は確立され、分離したものになります。 善か、悪か? 信か、疑か? 高いか、低いか? 良いか、悪いか? 美か?、醜か?など、人間は追求する生き物ですので、 自我の特徴である二限性をもって上記の内容を無限に思考します。 無限論を思考するのは当然疲れます。 その為にもまず、無意識的な思考に気づけるかどうかが重要となります。 身体に疲れを感じたら、いつものように身体を休めるの
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抽象度を上げる

結論から言いますと、抽象思考を身につけることで、今やるべきことに大きなエネルギーを注ぐことが出来るようになります。 抽象度とは普遍性の度合いであり、広辞苑によれば、普遍性とは、 「全ての物事に通ずる性質」 とあります。 抽象度が高くなればなるほど、矛盾は少なくなり、分析が楽になります。僕、渡辺和夫の抽象度を上げていくと、 人間(僕を含めた全ての人間が含まれます) ↓ 動物(人間だけでなく、犬や猫、全ての動物が含まれます) ↓ 生命(動物だけでなく、植物やバクテリアなども含まれます) ↓ 物質(生命を含めた全ての物質が含まれます) ↓ 空・完全情報・不確実性・不完全性 (空に関しては、また別の機会にお話ししますね。) となっていきます。 東洋哲学では智慧という言い方をしますが、現代では抽象思考という言い方をします。 それでは抽象思考を使って、「幸福」とは何か?を考えてみますが、その前に、 不幸になる方法をお伝えします。笑 不幸になりたい人は当然居ませんが、私たちは無意識的にこれをやってしまいがちです。 私たちが不幸を感じるのは、環境や他人、自分のネガティブな部分など、 「無い物に思考する時」です。 〇〇が無いから。 なぜ、〇〇してくれないのか。 〇〇が変わればいいのに。 というように、無いものを追いかけると私たちは不幸や憤りを感じます。 つまり、 幸福になるためには、その逆を行く。 つまり、有るものに目を向けるだけでいい。 〇〇も有る 〇〇をしてくれている。 〇〇という違いが有るから良い。 などというように、解釈を有る方向にへと向けていく。 無いものは無い。 無いものを言葉で追い
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縁起に働きかける

「対象との関係性を掴む」 ということです。 因果の因は原因、果は結果です。 例えば、 「性格」に変化をつけるには「習慣」を変える。 「習慣」に変化をつけるには「行動」をを変える。 「行動」に変化をつけるには「言葉」をを変える。 「言葉」に変化をつけるには「思考」をを変える。 というように、因果関係を掴む事によって物事は腑に落としやすくなります。上分を見て頂ければ解るように、結局のところ、最後には「自分の思考」が「因」であり、自己責任として受け止めることが最も時間を価値的に用いる上で最良の決断であると気づけます。 こう言った智慧を現代では 「抽象思考」と言い、抽象度を上げれば上げるほど無矛盾にへと近づきます。 そして、その境地が「悟り」です。今日お伝えしたい事は、この自分とより良い関係を築く抽象思考の他にもう一つ、「他者との関係」についてです。 自分以外の誰かと信頼関係を結ぶこともまた、縁起にへの働きかけです。 上分でお伝えしましたように、私たちの因は自己にへと集約されます。 残りの人生を豊かに生きて行くために、このことに気づくのは早ければ早い程良いと言われます☆ 「全ては自己責任」 そう考えることが出来るようになった人間だけに進化・成長は訪れます。 つまり、人間関係に置いては、 プライドを張って孤立した考えを持つのではなく、 愛嬌を大切にして相手の意見を受け入れる。 相手との違いに憤り、否定して一人で生きようとするのではなく、 その違いを受け入れ、お互いに高め合い感謝を優先する。 自分が取っ付きにくい表情をしている事に気がついたら、穏やかで和かな表情にへと入り口を正す。 という
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本性に従う(哲学者アリストテレス)

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、人間は本性上、ポリス的動物であるとし、人間の本性を社会性と称えました。 確かに私達の悩みの全ては関係性にあります。 お金が欲しい。 美しくなりたい。 知的でありたい。 名誉が欲しい。 など、追求すれば全ては相手が存在してこそ生まれる悩みです。 そうであるのなら、人間は共通の価値観として 「認められたい」 と、自分の存在価値を追求する動物といえます。 この本性により、アリストテレスは人間をポリス的動物と言ったのではないでしょうか。 本性に従う。 例えば今誰かと良い関係になく、ケンカ状態である、とします。 そして相手と口論になり、論理で打ち負かしたとします。 しかし、人間の本質はやはり社会性。 相手は負け、自分は勝ちであると一瞬は思うでしょうが、関係としてはwinとwinではなく、loseとlose。 何の価値も生み出されません。 だからこそ、本性に従う。 昔の僕はプライドが高く、どちらかと言えば論理的に納得がいかないと相手を否定していました。 その結果、愛嬌を失い、共感や共生という人間の本性から逸れて、時間と共に孤独を感じていきました。 そしてコーチングや哲学により、気づいたことは、 プライドよりも愛嬌が大切。 そして、 良いか悪いかはどうだっていい。 ということ。 人間は論理ではなく、感情の生き物です。 倍率で言えば、約25倍近く、論理よりも感情のほうが強い。 言い方を変えれば、人間は顕在意識で生きているのではなく、潜在意識で生きている。 だからこそ、本性に従う。 相手の論理よりも、とにかく感情を優先して聞く。 そしてその違いを承認し、受け
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不安と恐怖に対するアプローチ

不安や恐怖は、 解らないものに対してのみ発生します。 例えば、外から中身が見えない箱を準備し、その中にタワシを入れます。 そして、中身に何が入っているか解らない人に「中に何が入っているか、手を入れて当ててください」と言います。 何が言いたいかは、すぐにおわかりだと思います☆ 見えない=解らない 解らない=不安・恐怖 に変わるのです。 仏教の言葉に無有恐怖(むうくふ)、という言葉があります。 意味は、恐怖をなくすには、混乱せずに、静かに観察すること。 つまり、解ってしまえば不安や恐怖は自然とおさまるんですね☆ 不安や恐怖に対して目を背ける行為は、更なる不安と恐怖を生み出します。 そうではなく、 混乱せずに静かに観察し、突破口を探る。 方向性を示すことが出来れば、安心して行動に移せます☆ そして不安や恐怖は、人によってはワクワクと言葉にされる方もいます。 不安や恐怖という感情と、ワクワクする感情は同じ感情だと言われています。 つまり武者震いのように、恐怖心の裏にはワクワクがあり、ワクワクする感情の裏には恐怖心もある。 表裏一体であり、ただ使っている言葉が違うだけ。 状況によるとは思いますが、そうだとするのなら、 「不安だ!怖い!」 よりも、 「ワクワクするなぁ〜!」 と、どうせなら言いたいものですね☆ 本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆ ◇今日の名言◇ 行動に移された誤った考えは、移されなかったよい考えより100倍もましだし、ただ始めるだけで、あなたのなかにある不安を消し去る助けとなる。 コリン・ターナーまた、ココナラ電話サービスにて、悟りの体感共有を行っており
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戒定慧(かいじょうえ)

仏教には人がついつい陥ってしまうことや、その解決のために必要なこと、目指すべきことなどが説かれており、あらゆる物事に通じる広さと深さがあります。 例えば今この記事を書いている私や、読んでいるあなたは、方法はどうであれ、何かしらの目的を達成しよう。という意思があるはずです。 目的といえば、些細なことからその人の人生観に関わる大きなことまで、大小さまざまですが、やはり人は幸せを求めて動く生き物なのではないでしょうか。 これまでは悩みや不安などから解放されて有意義な時間を過ごせるようにするようなお話をしてきましたが、今回はその道順のようなものをご紹介しますね。 仏教における三学 仏法には三学と呼ばれるものがあります。 これは悟りを得て、苦悩から解き放たれた真理へと向かうために説かれたものです。それぞれ 戒(かい) 定(じょう) 慧(え) と言います。 戒 悪を止めること 仕事であれば、不正な取引きやその場しのぎだけの作業。不必要なほどに長い雑談や愚痴などです。 誰かを欺いたり、自分だけが得をするような行いは、長続きするものではありません。上手くいっているように見えても、楽をした綻びがどこかで大きな亀裂を生んでしまいます。 愚痴話も同じで、それを建設的なものに昇華させることが出来なければ、意味はないのです。 もちろん、潔癖になれというわけではありません。 その場しのぎが精一杯である局面もありますし、適度な雑談は職場でのやり取りも円滑にしますので、要は溺れてしまわないことが大切なのです。 定 心を静めること 荒れた心を意識して、静めてみる。すると、意外と自分でも気付かなかった見落としがあ
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悟り

悟りはゴールではなくスタートです。 悟りは事実として存在し、言葉の限界を超えた衝撃的体感です。 僕は27歳の時に真理を発見し、仏典などからそれが悟りであることを知りました。 つまり僕の場合、悟ろうと思って悟った訳では無く、ただ「真理とは?」という疑問を追求した結果が悟りだった訳です。 悟りによって気付いたことは、 仏教は願い事が叶うように外側へと祈りを向けるようなものではなく、 ということは、こうゆうこと。 ↓ ということは、こうゆうこと。 ↓ ということは、こうゆうこと。 という具合に、抽象度をどんどん上げ、真理に向けて無矛盾性を追求する極めて知的な宗教であり、優れた哲学です。 そしてその哲学は、「全てに通ずる性質を持ち合わせている」ということを、徐々に理解していきました。 まさに、森羅万象を知る為の智慧の教典。 「真の宗教は科学と矛盾しないだけでなく、科学を指導する。」(日蓮正宗教学より) 仏教(真理)は全ての学問にも通じ、そこから「価値とは何か」を教えてくれます。 では実際、悟りを開くと何が変わるのでしょうか? 僕の体験から申し上げますと、やはり一番大きな変化としては 「冷静な判断」 が出来るようになったことです。 過去の失敗に縛られることや、 未来に対する不安も無くなり、 今この瞬間だけが真実であると気づきました。 過去や未来は存在せず、それはただの妄想でしかない。 感情が暴れた場合、そこには必ず断定的、または絶対的といった偏った解釈(思考)が含まれており、その解釈は断定できず絶対とは言えない。 思考を主観的ではなく、客観的に見つめることが出来るようになり、楽観思考が身
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