第14回「音屋のkatsu」の音楽あるある〜悟り編〜

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コラム
食べる事をせず
眠る事をせず
性欲も無く…

人間の根本的欲求を削ぎ落とされた私は、
ある種の「現代の苦行者」の一人かも知れません。

絶対に!絶対におすすめはしませんが、「小話」としていただければと。

偉いお坊さんが言っていました。
「釈迦が生きていた頃と比べて、現代社会を生き抜いている人々の方が
 圧倒的に苦行を強いられている。だから、わざわざチベットなんかに行って
 修行などしなくても、生きているだけで十分修行なんだ。」と。

確かにそうかも知れません。

みんな、今と言う中で苦行を強いられているのかも知れない。

自分がそうしようと思わなくても、「心」が受け付けなくなると自然と、
本能的欲求が湧いて来ませんでした。

来る日も来る日も仕事と、人生への自問自答を繰り返して行くうちに普段では
感じ取れない「何か」を感じ取る事は往々にしてあると思います。

小さい頃からその要素はあったと思います。

三歳の頃、私は「髄膜炎」に罹り生死の境を体験していました。

一度、「生き死に」を体験すると普通の人が感じれないものなどが感じ取れた
りする事例ってたくさんありますよね。

多分、私もその一人だと思います。

特別なのが良いと言っているわけではありませんよ。
むしろ何も感じない人の方がよっぽど普段の生活を謳歌できるってものです。

ハッキリ言って「邪魔」です。こんな能力。

だって、人に話しても理解してもらえないですし、理解できるわけない。
「嘘つき」呼ばわりされるか「厨二病」扱いされてお終いですからね。

でも有難い事に「現代科学」はその裾野を徐々に伸ばして来てくれています。
「量子力学」って比較的新しい学問があるんですが、
偉い学者さん曰く、
「世の中で常識とされている事象は宇宙の5%も解明されていない。」

逆に言えば「何でもアリ」って事。

孝明な科学者さん達は、結構「神様」の存在を信じている人が多いって知って
いますか?

そんな中、一人何も仏教や宗教、科学になんてとても知識なんてない私。

自動的に「瞑想」をしていたんだと思います。

バイトを終え、次の日のバイトまで部屋で
「何も聞かず、何も見ない、何も感じない、何も受け付けない」
を自動的にしていたんだと思います。
パソコンの「自動アップデート」みたいな感覚です。

そんな事を半年もしていると「答え」のようなものを感じ取れて来ました。


簡潔に申しますと、この世の中の「良い」とされる事と「悪い」とされる事、
全てが「ありのまま」で「良い事」なんだと感じて来るようになりました。

だから、今苦悩している自分も「受け入れ」ていいのだ。

「これでいいのだ!」と考えるように結論が出たんです。
悩みが晴れてからは、徐々に食欲や睡眠ができるようになりました。
「答え」は自分の中に見た気がしました。

人の悩みも、人の事情も本当に様々だと思います。本当に。

私にはたった一つの「恋愛」でこんなにも時間や体力、精神力を
持っていかれましたけど、皆さんはどうですか?

もちろん、誰かにその「答え」を求める事は悪い事ではないと思います。
コスパいいですからね!

みんな、「未来」がわかったらこんなに苦労しないんですから。

でも、もしもの話ですよ。

自分の中に、その「答え」が内包されていたとしたら…。

「現代の苦行」も悪くないのかも知れませんね!


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