一(はじめ)の祓いの方法と、その代償と優しさ【よろず相談処鑑定メンバー紹介】
祓い屋、一(はじめ)。私が一と出会ったのはいつだっただろうか。正直、最初の頃は、「神社好きのふざけた野郎」という印象だった。いや、単純に一の言葉の伝え方が下手くそだっただけなのだが、とにかく、第一印象は「ふざけた野郎」だ。それでも、何の縁があってか、少しづつ話をする機会が増え、気がつけば弟子入りしているというのだから、世の中何があるかなんて霊能者ですら分からない事だらけだ。ターニングポインターも、自分のご縁については先読みは出来ない事が多いよ。一の家にいる預かりモノたち一の家には、色々な、神だけでなく、そうだな、とにかく、色々なモノが居る。それは、知らずにではなくあえてのものであり、それは一の優しさの1つでもあった。「魑魅魍魎ランド」等と言って笑っているが、それでも、私はその経緯を知らない者に、この言葉は言わせない。そうだな、文字通り、三発ぐらいは殴らせてもらおうか。なあに、一が殴るよりは痛くないさ。一と違って、私は全く鍛えていないもんでね。何故、一の家はそうような事になっているのかと言うと、それは一の優しさからでしかなかった。一は、所謂、「見捨てられたモノ、見捨てられそうだったモノ」にとても慈悲深く、結果、「行く処がないのであればついて来い」と引き受けてきた結果でしかなかった。私はまず、そこで一を見る目を変えた。私は「祓い」をゴミを捨てるかのように行うのが大嫌いであることは常々発言している。それと同じ考えを持つ人が存在することになぞ期待すらしていなかった。それを、誰に教わったでもなく、一がやっていた。それだけで、一という存在は「ふざけた野郎」から「良いやつではないか」へ変化し
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