中学受験の明日のために その21 同じ問題集を3回やろう
3冊の問題集を1回ずつするよりも、1冊の問題集を3回繰り返す方が実力がつきます。時間は1回目にかかった時間の3倍もかかりません。というのは、2回目は1回目に間違えた問題だけを解き直し、3回目は2回目に間違えた問題だけを解き直せばいいからです。よほど記憶力の良い人でない限り、1回目を終えた時、最初にやった事は忘れています。2回目で思い出し、3回目で体に馴染むようなイメージです。これでかなり定着します。教材代もかからないので、一石二鳥です。学習塾に通っている場合、1週間の間に宿題が出され、その復習テストが毎週行われるはずです。復習テストで点数を取るために、1週間の間に3回繰り返して点数を取れたとしても、時間が経つと忘れてしまいます。それでも3回やったとカウントしてOKです。なぜなら、学習塾のカリキュラムは大抵、時間が経って忘れた頃にもう一度現れる事が多いからです。そこで間違い直しをして定着させれば良いです。市販の問題集を解く際は、2回目は1ヶ月後、3回目は3ヶ月後、というように期間を空けましょう。この勉強方法は、中学生以降になっても使えます。中学受験は学習塾に通う生徒が多いですが、高校入試や大学入試は学習塾に通わない人も少なからずいます。クラブ活動で忙しいなど理由は様々です。学習塾に通っていたとしても、自分で市販の教材を買って勉強しなければいけない場合もあるので、同じ問題集を3回繰り返すという方法は知っておいて損はないです。今まで繰り返し3回と書いてきましたが、定着していない場合はその限りではありません。定着するまで何度も同じ問題を解くのが良いでしょう。ただし、答えややり方を覚え
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