No,118 逮捕事例も…女性アスリートを“性的意図”で撮影
逮捕事例も…女性アスリートを“性的意図”で撮影・拡散する行為、どんな法的問題? 弁護士に聞く
女性アスリートが性的な意図で写真を撮影され、ネット上に拡散される事態が問題化し、昨夏の東京五輪でも話題になりました。
新体操や体操、陸上選手が狙われることが多いようですが、法的にはどのような問題があるのでしょうか。
佐藤みのり法律事務所の佐藤みのり弁護士に聞きました。
慰謝料請求、可能な場合も
Q.スポーツの大会で写真や動画を撮影する行為が法的問題に発展する可能性はあるのでしょうか。大会の公式記録としての撮影や報道目的の撮影を除きます。
佐藤さん「スポーツの大会に限らず、一般に、本人の許可なく顔や体などを撮影すると『肖像権』の侵害になる可能性があります。
肖像権とは『承諾なしに、みだりに自己の容貌などを撮影されない自由』、そして、『自己の容貌を撮影された写真や動画を公表されない自由』です。
裁判上、違法な侵害に当たるか否かは、撮影された人の社会的地位、撮影の場所、撮影の目的、撮影の態様、撮影の必要性などを総合的に考慮して、『社会生活上受忍すべき限度を超えるか否か』で判断されます。
スポーツの大会は多くの人に見られることを前提にしているので、撮影について『黙示の承諾』があると捉えられ、侵害に当たらないとされる可能性もあるでしょう。
しかし、わいせつな目的を持って人物の特定ができる形で撮影すれば、『受忍限度を超えるもの』として違法性が認められる可能性もあります」
Q.スポーツの大会で撮影した写真や動画を無断でネット上にアップした場合の法的問題を教えてください。
佐藤さん「本人の許可なく写
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