【血糖値を下げる】食物繊維の効果

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コラム
健康診断結果で気になる血糖値。
あなたの血糖値は正常ですか?
今回は、日本人になじみの深い血糖値について紹介します。


①血糖値とは
②血糖値を上げるもの
③血糖値を下げるもの
④血糖値が体に与える影響
⑤糖尿病と血糖値の関係
まとめ


①血糖値とは

血液の中にある糖質の量を示します。
基準値は 70~100mg/dl です。
健康診断では採血による血液検査を行い、血糖値を測定します。
糖尿病の患者さんは自分で血糖値を測定する必要があります。
そのため、自分で血糖値を測定できる機器も販売されています。


②血糖値を上げるもの

血糖値は、主に糖質を摂ることで上がります。
また、食べ方によっても血糖値の上がり具合が異なります。
和菓子と洋菓子、どちらが血糖値を上げやすいでしょうか?
正解は、和菓子です。
和菓子の方が低エネルギー(低カロリー)だから、洋菓子の方が血糖値を上げやすいと思われた方が多いのではありませんか。
洋菓子は脂質を含むため、エネルギーは高くなりますが、血糖値は和菓子ほど急に上がらないのです。
ですから、トーストを食べるときはジャムではなくバターの方が血糖値は上がりにくくなります。


③血糖値を下げるもの

血糖値は食物繊維を摂ることで下げることができます。
食物繊維が多い食品は野菜、きのこ類、海藻類などがあります。
野菜…キャベツ、ゴボウ、白菜、ほうれん草など
きのこ類…しいたけ、えのき、しめじなど
海藻類…わかめ、昆布、寒天など
血糖値を下げるファイバーのサプリメントもおすすめです。
忙しい朝や外出時など、野菜を食べられない時に大活躍。
食前にコップ1杯の水で飲んだり、汁物に溶かして飲んだりすると良いですよ。


④血糖値が体に与える影響

血糖値が上がると、インスリンというホルモンが出てきます。
インスリンによって糖が体の中に取り込まれ、エネルギーとして使われます。
血糖が高い状態が続くと、いくら食べても満足できなかったり、喉が乾いたり、重症の場合は昏睡になったりします。
また、血糖値が下がるとグルカゴンというホルモンが出ます。
グルカゴンは体に溜め込んだ糖を分解して、エネルギーとして使うはたらきをします。
血糖が低いと冷や汗やめまい、疲れが出てくることがあります。
このように、血糖は体調に大きく関係するのです。


⑤糖尿病と血糖値の関係

血糖値が高い状態が長く続くと、糖尿病になるリスクが高まります。
糖尿病は動脈硬化や心臓病、腎臓病、認知症など様々な病気の原因です。
ですから、血糖値が高めの方は早めに血糖値を正常に戻すことが大切なポイントですよ。


まとめ

血糖値は体に大きな影響を与えます。
糖尿病など、あらゆる生活習慣病の原因になり高血糖。
高血糖を防ぐためにも、食物繊維をしっかり摂りましょう。
1日の目安は男性21g以上、女性18g以上です。
キャベツで例えると、約1玉。
1日にキャベツを1玉、毎日食べ続けるのは難しいです。
サプリメントを活用しながら、生活習慣病の予防をしましょう。

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