自分を大切に扱う人間です、と胸を張って言えるようになる
ちょっと離れたところにフランス系のスーパーがあります。
賞味期限間近なお肉が半額で売っているので、週に1度くらい行ってまとめ買いします。
月曜にも行ってキロ4000円の仔牛肉が手に入りました。でも小銭入れをなくしたみたい。。。中には多分1500円くらい入ってた。
まず、見つからない。
イタリアでは落とし物を届ける習慣があまりない。
確認に行ってなかったらますますマヌケで損するような気がします。
でも気に入っていました。
心残りを消してスッキリするためだけに、聞きに行くことにしました。
ないに決まっていると言い聞かせることもできたけど、1パーセントのモヤモヤは残ります。
それをゼロにした方がスッキリします。
またちょっと半額の肉を買い、レジに並びました。
金髪のどっしりしたレジのおばちゃんは、私の前のおじいちゃんにも親切。
おじいちゃんが会計に手間取っている間、私の後ろのイケメンの若者に「髪が濡れちゃって、雨に降られたのね、近くに住んでるの?」などとパワーを発揮している。
こういう時に私が外人だから話しかけられないのか?という思いが一瞬よぎります。。。
まあ、男性にだけ優しい女性は多いし、イヤフォンつけていたからかも知れないですが。
会計が終わり、おばちゃんに落とし物届いていませんか?と聞きました。
他にスタッフがいなかった。。
「ない」
即答。
ここでひるんじゃいけません。
これは普通の対応だから。
道を聞くときなども適当に答える人が多いので、イタリア人でさえ何度も聞いて確認します。
おばちゃんはすぐまた別の男性客とおしゃべりに忙しかったけど、もう一度聞きました。
「あれは母か
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