「自己肯定感が低い」はプライドが高いだけ

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何やら今回は厳しいタイトルを付けておりますが、とりあえずいったん読んでみてください。嫌な気持ちにさせる記事ではありません!

自己肯定感の本当の意味

はっきり申し上げますが、大抵の方は『自己肯定感が低い』のではなく『プライドが高い』のです。でも安心してください、このプライドという言葉は決して嫌味のような意味ではなく、説明すると、

理想の自分が非常に高い位置にある
(自分で自分のハードルを上げている)

ということなのです。
つまり、「私って自己肯定感低すぎて自分のこと好きになれないな……」という気持ちのときは、「理想の自分に届いていない現状にガッカリしているだけ」ということ。
理想は理想でしかありません。何やらSNS等では間違って広まってしまっていますが、自己肯定感の本当の意味は『ありのままの自分を認めてあげる』ということです。理想の自分じゃなくても全然良いのです。何故ならそれを気にしているのは自分自身だけであって、他の人はあなたにそれ以上のことなど求めていないからです。そのありのままのあなたのことを『あなた』だと思っているからです。

自己肯定感と自尊心の違い

皆さんが気にしていらっしゃるのは実は自己肯定感ではなく『自尊心』の方です。
心理学的に見てもこの二つは意味が違い、前述したように自己肯定感は自分の中だけで完結すること。一方で自尊心は『他者から見て自分の価値はどうだろうか?』という意味です。恐らく皆さんが落ち込んでしまう理由はこちらの方が強いのではないかと思います。
「愛されたい、役に立ちたい、価値ある人間になりたい、でも今の自分じゃ全然ダメだ」
そう感じていませんか?それは自尊心の方なのです。何故ならそこには『他者からの評価』という他人から見た自分の価値が絡んでくるからです。ありのままの自分ではいられない理由がそこにあります。恋愛も仕事も友人関係も『他者から見た自分』を気にする必要がありますよね。それが自分で自分のハードルを上げている、ということに繋がるのです。

自尊心の高め方

下記の記事の通り、私の自尊心はボロボロでした。
ですが、メンタルクリニックに通いながら、少しずつ少しずつ自尊心が上がっているのを感じています。何故なら私は『一人ではない』と気づいたからです。こんな鬱でPTSD持ちでどうしようもない女でも、周りには友人がいます。自死を引き留めてくれた人も何人もいます。その友人たちの存在こそが自分の価値を示しているのです。自分に価値が無ければ人は離れていきます。野垂れ死のうが関係ないでしょう。一緒にいて楽しくない人など関わるだけ時間の無駄ですから。しかし、私には毎日仲良くしてくれている友人たちがいる。

自尊心の上げ方は、『自分の周りの人たちを大切にする』。

たったそれだけで、そんな当たり前のことだけで良いのです。人間関係は鏡です。大切にすれば大切にされる。あなたの持つプライド=理想の自分でありたいという気持ちをここで使えば、あなたの価値はどんどん上がっていきます。だから落ち込む必要は全くありません。

おまけのタロット

私はタロット占い師ですので、皆さんのためにお守りのカードを引いてみました。いつもの通り引きたてほやほやです。

PAGE of CUPS 逆位置

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まさに今回のテーマにぴったりなカードが出てくれました。
このカードは正位置であれば良いカードで、人間関係が上手くいったり、大らかな心であらゆることを受け入れられる、というような意味になります。
それが逆位置で出ているので、今のあなたは視野が狭くなっており、思い込みの激しさから自分自身を縛り付けてしまっている状態です。
ここまでのお話の通り、理想の自分を自分の中だけで追いかけることはやめましょう。それはネガティブ思考へと繋がってしまいます。自分の価値を高めたいのならば、周りの人、つまりパートナーや友人、同僚などを大切にしていきましょう。そうして人から愛されることが自分自身の価値を高め、自分に自信が持てるようになっていくのです。

まずは「自己肯定感が低くて……」を口癖にするのをやめてみましょう。一人でネガティブになっているあなたより、周囲の人たちと楽しく過ごしているあなたの方が断然魅力的なのですから。

様々なDVを受けてきた私でさえここまで這い上がってこれたのです。一緒にがんばりましょうね!
(もし相談したいことがあればいつでも下記各種サービスから私にコンタクトを取ってみてください!)




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