『自己肯定感ってなに?』

『自己肯定感ってなに?』

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コラム
「日本人は自己肯定感が低い」という言葉を、よく耳にしませんか?

じっさい、国際比較調査では「自分に満足している」
と答えた日本人は約45%。

他の国では70〜80%にのぼるそうです。

この数字だけを見ると、「日本人は自信がない」と思ってしまいがちですね。
でも、本当にそうでしょうか?

文化の違い

日本には「謙虚さ」や「他者を思いやる姿勢」が根づいています。

「自分はまだまだです」
「みんなのおかげです」

こうした言葉を、私たちは自然に使ってしまがちですよね。
でもこれは決して、自信のなさではありません。
むしろ、他者との調和を大切にする、美しい文化の表れなんです。

自己肯定感が"低い"というより、
「自分を誇る」より「周りとの関係を大切にする」傾向が強い。
それが日本の特徴なのかもしれません。

気をつけたいこと

でも、一つだけ気をつけたいことがあります。

それは、
「自分の価値を、他人の評価で測らない」です。
この状態になってしまうと、心がすり減ってしまうんです。

●誰かに褒められないと、自分に価値がないと感じる
●周りと比べて、自分は劣っていると思い込む
●失敗を恐れて、新しいことに挑戦できない

これは、謙虚さとは違います。
自分を大切にできていない状態なんですね。

本当の自己肯定感とは

では、本当の自己肯定感とは何でしょうか?

それは、こんな問いに自分の言葉で答えられることだと思います。

◎「私は何者なの」
◎「何が好きで、どんな人生を生きたいの」

この問いに、他人の評価ではなく、自分の内側から湧いてくる答え。
それが、揺るがない自己肯定感の土台になります。

「結果」より「存在」を認める

自己肯定感を育むには、どうすればいいのでしょう?

心理カウンセラーとして、私が大切にしているのは
「結果をほめる」より「存在を認める」ことです。

よくある声かけ:
「テストで100点取れてすごいね」
「一位になって偉いね」

存在を認める声かけ:
「あなたが頑張っている姿を見れて、嬉しいよ」
「あなたがいてくれるだけで、幸せだよ」

どうです?
どちらの声かけの方がいいですか?
結果よりも存在を認めてくれる方が嬉しいですよね。

「できたから価値がある」ではなくて、
「あなたがいるから価値がある」。

このメッセージを伝え続けることが、本当の自己肯定感を育てるんです。


小さな「ありがとう」からやってみよう

自己肯定感を育てる魔法の言葉があります。
それは「ありがとう」です。

◎「今日もお疲れ様」と自分に言う
◎「手伝ってくれてありがとう」と子どもに伝える
◎「いつもありがとう」と家族に声をかける

小さな「ありがとう」は、自分も相手も認める言葉。
この積み重ねが、大きな自己肯定感のはじまりになります。

自己肯定感は、他人と比べて”高い・低い”を競うものではありません。

「自分は自分でいい」と思えること。
「あなたはあなたでいい」と伝えられること。

それが、心の健康につながる本当の自己肯定感なんです。

今日から、小さな「ありがとう」と「いつもがんばってるね」を
口にしてみませんか?

その言葉をいちばん近くで聞いているのは、
他の誰でもない、自分さんですから。


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