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学習練習や活動の不安

〜不安と向き合いながら進むチャレンジの力〜 学習や練習、そして新しい活動にチャレンジするときは、少なからず不安がつきまといますよね。 「今うまくいかないことを、うまくいく方向に変えたい」 その思いを叶えるためにこそ、私たちは試行錯誤を重ねていきます。 でも、やったことがないことや、過去に失敗した経験があることは特に不安になりやすいものです。なぜなら、自分の中に「成功の前例」がないから。 一方で、「やってみなければわからない」ということも、すでに皆さんご存知の通りです。 では、同じように不安を感じていても、「行動する人」と「行動しない人」に分かれるのはなぜでしょうか。 それは、不安の“強さ”の違いかと思います。 多くの演奏学習者の方々と接してきて感じるのは、 「やりたいのにできない」 「今できることだけを繰り返して、新しい練習に進めない」 そんな状況の背景には、「不安が強すぎることがある」ということです。 不安が強いと、「今のまま」が安全に思えてしまい、挑戦することが危険に感じられます。 本当はやりたいのに動けない…わかりやすくたとえるなら、自分の中で「一人綱引き」をしているような状態です。 一方では「やりたい気持ち」が引っ張り、もう一方では「やりたくない気持ち」が引っ張る。 同じ力で引っ張っているので動かない。結果として、ものすごいエネルギーだけを消耗してしまうのです。 だから、こうした状態はとても疲れます。不毛ですよね。 大切なのは、不安をゼロにすることではなく、“強い不安を軽くすること”。 実際に「やる人」は、”不安を抱えたまま”行動しているのです。 不安は誰にでもあるも
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この学び方のままでいいのかな?...と思うあなたへ

もし今、あなたがそんな風に感じているなら、それは素晴らしい気づきだとわたしは思います。もしかしたら、その気持ちこそが、あなたの学びをさらに深めるための大切な見直しのチャンスかもしれません。 なぜ、「このままでいいのかな?」そう感じるのでしょうか? もしかすると、一生懸命取り組んでいるのに、なかなか効果が実感できなかったり、「これで本当に上達しているのかな?」と疑問に思ったりしている感じでしょうか。そんな時、考えられる可能性は大きく分けて2つあります。 1. もう少しだけ、時間がかかるとき ひとつは、あなたの取り組み方が間違っているわけではなく、効果が表れるまでにもう少しだけ積み重ねの時間が必要な場合です。ご存知のように、学びには熟成期間のようなものがありますよね。すぐに目に見える結果が出なくても、着実にあなたの内側に変化が起こっている最中かもしれません。 2. 取り組みの「理解の仕方」にヒントがあるとき もうひとつは、その取り組み方について、あなたが「こういうことだ」と理解している内容が、少しズレている可能性がある場合です。もし「もしかしたらそうかも…」と感じたら、次の2つのことを見つめ直してみるのがおすすめです。 ① どんな気持ちで取り組んでいますか? 練習する時、どんな気持ちで始めていますか?「やらなくちゃ」という義務感でしょうか、それとも「もっとできるようになりたいな」というワクワクする気持ちでしょうか。あなたの内側にある感情は、取り組みの質に大きな影響を与えます。 ② そのやり方を、どんな風に理解していますか? たとえば、理論書に書いてあるような言葉や用語をどう理解して
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音楽人から見る「音楽と平和」〜音を通してつながる力〜

音楽で平和を感じる瞬間 〜音を通して心がつながる力〜 「音楽って、本当に心を平和にできるの?」 今日は80回目の終戦記念日です。毎年この日を迎えますが、今年は特別な思いで、この問いについて考えてみたいと思います。 ♦︎音楽は平和を生む力がある よく「平和でなければ音楽はできない」と言われます。けれど、演奏する立場から見るとき、逆の見方ができるのです。 それは「音楽をやるから平和になる」という考え方です。 音楽は、人を戦わせるためのものではなく、仲良くさせるためのツールであるから、です。もちろん、本質に沿ったやり方で取り組むことが大前提です。 ♦︎音楽で「調和」を学ぶ 戦争や争いの種は、人と人との小さな摩擦にあります。自分や自分たちの利益を優先し、優劣や上下関係をつくり分断させてしまう…。 その反対にあるのが「調和」です。協調し、協力し、共に生きていくこと。それは私たちにとって想像するより意外と難しいことなのだけれど、、、音楽なら、音楽だからこそ、日々の練習でこれを体感できるのです。 メロディ、ハーモニー、リズム——性質も役割も違う要素が、それぞれの持ち味を生かしながら一つにまとまろうとする。このプロセスこそ音楽の本質です。単に音をそろえるだけでなく、心が通い合ってはじめて、本当の調和の響きが生まれます。 ♦︎多様性を認めることが平和につながる 音楽のジャンルの違いは、民族や文化の多様性と深く重なります。好みは人それぞれですが、その多様性を認め、等しく大切に扱うことは、互いを尊重することにつながります。 違うもの同士がまとまるには協力と協調が不可欠で、それこそが「平和の土台」です
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評価に現れないけれど、人を感動させる演奏者たち

「どこにも当てはまらない、属さない自分」だと、不安を感じたことはありますか? 実はそこに、大きな可能性が眠っている、と、わたしは思います。 既成概念による評価のどこにも当てはまらない・・・ けれど、潜在能力や可能性にあふれている人は、実はたくさんいます。 もしかしたら、あなたもその一人?でしょうか。 「既成概念」とは、社会に広く浸透し、“そういうものだ”と定着している認識や考え方の枠組みのこと。 音楽の世界にも、これまでの「演奏者評価」に関する既成概念があります。 例えば、 ◾️どこのジャンルにも属さない、あるいは、どのジャンルにも対応できる演奏者   ひとつのジャンルに特化しないタイプ ◾️リーダータイプではない、目立たない演奏者    縁の下の力持ち バイプレイヤー 黒子タイプ ◾️華々しい◯◯歴がない演奏者    無冠ながらも、 とても素晴らしい音を奏でる人 こうした演奏者たちは、既存の評価の表舞台に上がることが少なく、影に隠れてしまいがちです。 また、ご本人が、自分に秘めた可能性に気づいていない場合も多いです。 かつては、「どちらか一方に決めないと」「どこか一つに属していないと」、“中途半端”や“どっちつかず”と見なされ、生きづらい時代がありました。 けれど本来、人のあり方には「間(あいだ)」が存在します。 さまざまな要素や比率が入り混じった「中間領域(グレーゾーン)」こそ、自然な姿、です。 そして実際には、この「中間」に位置する人こそ、もっとも多いのではないでしょうか。 今、各方面でこの既成概念は崩れ、多様性が尊重される時代へと変化しています。 これまで評価されにく
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想像は「演奏力」

音楽って、よく考えるとすべてが「目に見えないもの」、ですよね。 まず、私たちが聴いている「音」自体が、目に見えるわけではありません。 他分野と大きく異なるところが、「最終的に現れる“音”自体が、形のないもの」というところなんです。 そして、その音をつくり出すまでのプロセス・・・たとえば「どんな響きを出そうか」「どんな世界観をつくろうか」といった検討も、目には見えません。 えっ⁉︎ でも楽譜があるじゃない? はい、確かに、楽譜という“見える形の資料”はあります。 けれど、楽譜に書かれているのは、音や空間、表現の感覚といった“本質的な部分”ではなく、あくまで記号に変換された「表層」だけ。 楽譜はあくまで手がかりであって、ゴールではないのです。 本当に大事なのは、「楽譜に書かれていないこと」「言葉にしきれないこと」「まだ目に見えていない何か」。 そこに私たちの想像が届いているかどうかで、演奏の深みが大きく変わってくるのではないでしょうか。 ♦︎想像力は、「思いやり力」かもしれない 音楽の想像力とは、「見えない音を思い描く力」、と言い換えることができます。 「想像力」と聞くと、才能のように思われがちですが、そうではないと思います。 「想像」の意味を調べると、“思いやる”“推しはかる”“思い描く”“思い浮かべる”とありますが、 特に「思いやる力・推しはかる力」を、もう少しだけ深く発動させること、それが“想像力”の正体かもしれないな・・・と思います。 これは、誰でも“しよう”と思えばできますし、また、この力は「習慣」で育てることができます。 たとえば、自分の音の印象を言葉にして書いてみる、
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アンサンブル感覚とは?

以前のブログで「軽音楽のアレンジ演奏には、アンサンブル感覚が重要視される」ということに触れたことがありますが、今日はこのテーマを掘り下げてみたいと思います。 以前のブログはこちら↓ アンサンブル感覚とは、「すべての演奏者に必要な“音楽の対話力”」だとわたしは思っています。 さらに一言で言い表すならば、「他者の音を聴きながら、自分の音を調整する力」ではないかと思います。 単に音を合わせる技術ではなく、音楽全体の流れを感じ取り、「今この場で何が必要かを瞬時に判断し、音で応答できる感性」が問われます。 すべての楽器(もちろんボーカルも)に、この感覚は不可欠です。 自分だけが気持ちよく演奏するのではなく、相手のフレーズを聴き、呼吸や間合いを感じ取りながら、自分の役割を果たす。 そのように「周りと調和しながら、音楽全体をより良くしようとする能力と意識」。 これが「音楽でする“会話“の力」ではないでしょうか。 「お互いの息を合わせ、存在を感じ取り、高め合う感覚」。 相手が今どんな音色で語っているのか。 前に出るべきか、少し引くべきか。次に音楽をどう展開させたいのか。 こうした判断は、譜面ではなく、「その場の“音の空気”から読み取る」必要があります。 また、「合っているようで噛み合っていない」という違和感が生まれるとき、それはテンポやリズム、使う音だけでなく、「意識や感性のズレ」によることも少なくありません。 逆に、しっかり聴き合い、共鳴しながら音を重ねられたとき、演奏には自然な一体感と深い感動が生まれます。 アンサンブル感覚とは、「音で支え合い、引き立て合う力」。 ソロ演奏であっても、そう
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慣れればできるよ、の意味

「できるようになる」ためのいちばんのコツは、「慣れる」ことです。 「どうしてあの人はできるの?」 その答えは、「あの人が特別だから」ではなく、「慣れているから」なのです。 あの人は、できるようになるまで続けてきたから、できているのです。 だからこそ、キャリアを重ねてきた方なら、慣れるまで続けられれば、たいていのことは誰にでもできるようになります。 では、「慣れる」とは具体的に何をすることなのでしょうか? 1、まず「意識する」ことから始まります。 (何について意識するのかを知っていることが前提です) 最初のステップは、「意識すること」です。 2、意識を続けることで少しずつ変化が起こります。 意識して取り組み続けるうちに、少しずつできる確率が高まっていきます。1回が2回に、2回が3回に・・・・♫ この変化は自分にしか味わえない喜びです\(^^)/ 3、やがて無意識に近づいてきます。 さらに続けていくと、あるときふと「あれ?あまり意識しなくてもできている」と気づく瞬間がやってきます。「なかば無意識」という状態です。 これが「慣れる」ということ。そして、「慣れる=習得する」ということです。 そこで、「慣れるための過程は、できればひとりで黙々と取り組む時間だけでなく、ときどき信頼できる誰かと一緒に歩めると理想的」ということをお伝えしたいと思います。 というのも、わたし自身も新しいことにチャレンジしていて、まさに今、このことを実感しているからです。 チャレンジする日々の中で感じることは、ときどき誰かがそばにいて寄り添ってくれる、それは、安心感や勇気、そして継続のモチベーションに大きくつなが
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練習しているのに、なぜできないんだろう??

練習しているのに、なかなか思うようにできるようにならない。 そんなとき、ふと気持ちが沈んでため息が出たり、「もう、イヤだ…!」とイライラしたり、つい焦ってしまったり。 。。このような気分の波を、私たちは誰でも一度は経験しているのではないでしょうか。 けれど、そうしたとき「こそ」、ほんの少しだけ視点を変えてみることがとても大切だと思うのです。 「なぜ、うまくいかないのだろう?」と、一歩引いて、今の状況を少し客観的に眺めてみる。 そこから、新たな気づきや打開のヒントが見つかることがあります。 「練習しているのにできるようにならない」理由には、大きく分けて2つのパターンがあるように感じます。 1.練習の方向性は間違っていないケース これは「今は、できるようになる途中にいる」という状態です。 方法そのものは間違っていないけれど、まだ結果が形になって見えていない。 そんなときは、どうか焦らずに、少しずつ重ねていく自分を信じてあげてください。 まっとうなやり方をして、確かに取り組んでいるのですから、近いうちにきっと実感として「できる」と思える瞬間が訪れます。 どうぞ安心して、そのままていねいに歩みを続けてほしい、と願っています。 2. 練習の「行動のしかた」に課題があるケース このケースには、さらに2つの意味合いが含まれます。 ① 練習方法の「理解のしかた」が違う場合 これは、特定の練習方法について、その捉え方や解釈の方向性自体がずれている可能性を指します。 たとえば、あるテクニックを習得するための練習でも、その目的や意図を正確に理解していなければ、効果は半減してしまいます。 今一度、ご自
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どう思いますか?と訊かれると「考えて」しまう

「自分の演奏からどんなことを思いますか?」と訊かれたとき、私たちはつい「考え」の方が言葉になりがちです。ココはこういう風に弾いている、とか、もっとこういう音のほうがいい…とか。 学んでいればいるほど「考え」の方が先に出てきてしまうのですね。 もちろん、論理的な「考え」の方も大切ですが、純粋に音楽をたのしんで聴くときは、心に浮かぶ「想い」が何よりも重要になりますよね。 「思う」という言葉には、感じていることと、考えていること、両方の意味が含まれていますが、音楽を表現する際には特に、「どう感じるか」という感覚が、音として形になる出発点でとても重要です。 もし、どうも「考え」の方ばかりが浮かんできてしまうな…と気がついたら、どうぞ自分の心に湧き上がる気持ちや感情、感覚といった「想い」を言葉にすることに、意識して取り組んでみてください。 「何を伝えたいのか」という「想い」がはっきりしていないと、どんなに洗練された技術を用いても、それが何のために使われるのか、その意味を見失ってしまいます。 表現は表層的なものに留まり、聴く人の心に深く響くことは難しいでしょう。 あなたの内側から瞬時に湧き上がる感情や感覚といった「想い」に、改めて静かに耳を傾け、それを言葉にしてみる習慣を持ってみてください。 あなたの「想い」を言葉に明確にすることで、きっとあなたの音楽表現は、より深く、より魅力的なものになり、演奏は単なる音の羅列を超え、聴く人との間に真の共感を呼び起こす、とてもうれしい体験へと進展されることでしょう。 あなたがもっと自由な気持ちで心地よい演奏ができますよう、応援しています。 今日もお読みい
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ここまで仕上げなければ人前には出せない

演奏学習において、多くの中上級者が共通して抱える課題があります。 それは、「曲を完成させなければ、人前で演奏してはいけない」という強い思い込みです。 この思い込みの背景には、従来の“発表会文化”があります。 たとえば、特にクラシック音楽教育において、発表会とは完成度の高い演奏を披露する機会であり、「1曲を完璧に仕上げてから発表する」という考え方が普通でしたし、それが「マナー」のようにも思われがちで、完成していない作品を出すことは「失礼」にあたる、という暗黙の了解もあるほどです。 けれども、すべての音楽ジャンルがこの価値観に基づいているわけではありません。 軽音楽の学習プロセスでは、多くの曲に共通する「演奏の中で繰り返し現れるパターン」や「アンサンブル感覚」を養うことが重視されます。 ですので、「演奏できるようになる」過程において、完成と未完成の境界が曖昧です。 したがって「学習の途中段階」の演奏で、十分に実践的価値があります。 この視点に立てば、「完成してから出る」という姿勢よりも、「今の状態を試し、次につなげる」という意識のほうが、演奏者としての成長にはるかに有益なのです。 また、「完成していないから出られない」という考え方だと、永遠に人前で登壇する経験を積むことができませんよね。 ここまでをまとめると、演奏の場には以下の2つのスタイルがある、ということがわかります。 ◾️成果を“披露”する場(クラシック的)  「発表会」 ◾️現在の習熟度を“確認”する場(軽音的) 「オープンマイク」や「セッション」と呼ばれている どちらが正しい、という話ではなく、目的とジャンルに応じて使
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どうしてあんなにスラスラ音が出てくるんだろう?

長年キャリアを積んでこられたあなたは、譜面を読んだり、それを再現演奏したりといったことを、もはや苦労せずラクにこなしていらっしゃるのではないでしょうか。 そんなあなたの姿を見た、音楽とは縁のない方から、「どうしてそんなことができるの?」「どうしたらそんな風にできるようになるの?」と尋ねられた経験があるかもしれません。その問いに対し、きっとあなたは「慣れているから」「いつもやっているから」と答えられたことでしょう。実際にその通りだと思います。 でも、音楽にまったく触れてこなかった方から見れば、それはまさに「とてつもなくすごいこと」だったりするのです。 演奏学習で言う「習得」とは、意識せずとも、なかば無意識のように音が出てくる状態を指します。苦痛を感じることなく、自然にできるようになっている状態です。でも、その「無意識」に至るまでには、意識的に、そして大変な思いをしながら努力を重ねてきたはずです。 なので、、、 そこで、ぜひ実践していただきたいのが、「無意識を意識する」という作業です。 無意識にできることは、自分ではあたりまえになっているので、なかなか自覚しにくいものです。そのため、すでに身についている能力に気づけない、ということがよくあります。 でも、実はその「無意識」の中にこそ、今できないことを可能にするためのヒントがたくさん隠されているのです。 わたしは常日頃から、この「無意識を意識する」ことが非常に重要だと考えています。 あなたもぜひ「無意識を意識する」ことを試してみてください。 具体的には、楽譜通りではなく、ご自身が自由に出してみたその音を調べてみてください!もしかしたら
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聴き方がわからない2

表題について「3つの聴き方」をご案内しているところの2回目です。 1回目はこちら↓ 2.理論的な視点で「考え合わせる」聴き方 曲がどのように組み立てられているのか、そのしくみを聴き取り、考え合わせます。 構造を理解することで、なぜそのように響くのかを客観的に捉える助けになります。 1)全体構成 ①この曲は何調だろう ②イントロ〜テーマ(1コーラス目)〜2コーラス目以降〜後テーマ〜エンディングが、どういう流れになっているんだろう 。③「テーマの中」始めのかたまりはどこまでだろう、どこからがサビだろう、どうやって1コーラス目のテーマを締めくくっているんだろう 2)メロディ メロディラインが素敵だな♪ ①自分だったら思い浮かばないような音が入っているな、とてもカッコいいけどこの音は何だろう。 ②何のスケールを使っているんだろう 。③ココはこんなフレーズの要素が使われているな 。3)ハーモニー ①ココのコードネームは何だろう ②コードの音の響きがとても美しいな、どういう重ね方をしているんだろう、自分だったら重ねないような音が入っているけどこの音は何だろう ③コード進行の流れがすごくカッコいいな、どんな進行の仕方をしているんだろう 4)リズム ①この曲は○拍子でテンポは○○だな、、、ってことは1小節をこの速さで○カウントをキープだな ②ドラムはこんなリズムをたたいているな、、、ってことは○○ビートでこのジャンルかな ③フレーズやコードのリズムがカッコいいな、特にカッコいいと思わせる「ココ」はこういうリズムになっているな、このリズムは何だろう。また、あえて何も奏でていない(休符)ところが
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聴き方がわからない

やり方を学ぶとき“たくさんいろんな曲を聴きなさい、聴けばわかるから”とよく言われますよね。そうかぁ、、、と思って聴いてみるけれど、聴いてもなんだかよくわからない。どういう風に、どんな聴き方をすればいいのかわからなくて、いつもなんとなく聴くだけ、聞き流して終わってしまう…なんていうことはありませんか? 「聴けばわかる人」は、いったいどういう風に聴いているんだろう??? ・・・・・そんな風に思っているあなたに、参考までに、わたしが曲を聴くときのポイント、そしてこれは、感動する響きをつくり出す人たちが皆共通して実践しているであろう「3つの聴き方」をお伝えします。   1.感情や情景を「感じ取る」聴き方 音楽の本質的な部分であり、感動の「何かを醸し出す」響きをつくり出す、演奏に「説得力」「深み」を与える上で「最もなくてはならない」根本要素ですよね。共感的な気持ちで曲中の音に心を寄せ、「奏者の想いや音楽が描く情景を感じ取る」聴き方です。たとえば、メロディが徐々に高音へ上がっていくとき、それは希望の高揚を感じさせるのか🎵それとも切なさややりきれなさを表しているのか♪とか、力強く大地を踏みしめるようなバスドラムのリズムから、情熱のパワーや思わずはずみたくなるような躍動感を感じるのか🎶といったように、その音からどんな感情が伝わってくるのか、を音の響きによ〜く耳をすませて探ってみましょう。この聴き方が、自分らしい何かが醸し出す響きづくりへ直接つながってゆくのではないでしょうか。つづきはまた次回にお送りしますね。あなたが自由にここちよく演奏できますよう応援しています(^ ^)お読みいただきありがと
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いっぱいありすぎて心が折れそうです

音楽は1曲の中に実にたくさんの情報が詰まっています。 これが「一体化」して一つの曲になっているんですね。 それはもう、いっぱいあるわけです。 実際に取り組んでゆくところは、末端の一番小さな単位から、です。 一番小さな部分は、それがいったい結果的なところのどこにつながっているのかわかりづらいものです。希望する出したい音のどこと関係しているのか??これを練習すると「こうなりたい」自分のどこにメリットがあるのか??わからなくてモヤモヤすることはないでしょうか? そのようにもれなく混乱してしまいがち。そりゃぁ、誰だって心が折れそうになりますよねっ( ; ; ) こんがらかって、いろんなことがからまっている状態なんです。 糸がグチャグチャにからまっているときは、一つ一つゆっくりほぐしていくと1本1本にほどけてスッキリしますよね。 音楽の情報も同じようにすると、頭の中がスッキリ整理されるんです。 では、音楽に置き換えてどういう風にほぐしたらいいのでしょう。 まず、1)全体像を観察してみてください。次に、2)その中にどんな要素があるのか、最も大きな単位に分解して分類します。それらを3)もう一つ小さな要素に分解します。そうして4)一番小さな要素まで分けます。 この一番小さな要素が、私たち誰もがやっている末端の練習や学習なんですね。 こうやって分類ごとに分けて区別すると、からまった糸がほぐれて1本1本に整理されます。 これをするだけで、折れそうになる心からだいぶ解放されるのではないでしょうか。混乱して心が折れそうになっている方は、どうぞ試してみてくださいね。参考になればうれしいです。あなたが自
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よくあるおこまりごと「煮つまってます・スランプなんです」

大好きでやりたいことなのになんか気が乗らないとき、ありますよね。 実は、私自身もそういう時期があるので、今日は「わたしの場合は」をはさみながら書きたいと思います。 いくら好きなことでも、やりたくないなぁ…と思うことは誰だってあるし。。。 むしろ、好きだからこそ、うまくいかないと落ち込んだり、やる気が出なくなったりすることって、ありませんか? いつもいつも調子がイイわけじゃないですもんねぇ。 人間だもの。調子が悪いときだってあるある。。。 練習がなかなかスムースに進まない、時間が取れない、などをきっかけとして それが長く続いてしまうとだんだん煮つまったりスランプになったりしないでしょうか。 私の場合も、まさにそんな感じで、以前もどうしていいか分からなくなったことがありました。 そういうときは、休んだっていいと思うんです。 というか、休むのが一番! 特に即興演奏づくりの練習は、感じていることを想像したり、考えたりすることが多いですから、イイ気分でないと何も浮かんできません。 無理にひねり出そうとしても、すればするほどよけいに出てこなかったりします。 そういうエネルギーが落ちているのかもしれませんよね。 私も、頭の中がパンパンになって何も新しいアイデアが浮かばなくなったとき、「あ、これはエネルギー切れだな」って気づくんです。 一度、脳みそ空っぽにして、おいしいもの食べて、いっぱい寝て、エネルギーチャージしましょう! 私の場合も、そうしています。 他には、何も考えずに自然の中を散歩したり、お気に入りのカフェで美味しいカフェラテを飲んだり、大浴場につかりに行ったり・・・気持ちいいですよ〜
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演奏が伸びるポンコツ練習法〜ポンコツを受け入れると音楽がもっと楽しくなる理由〜

ポンコツ “が” すばらしい。 「自分はちょっとポンコツかも…」と自覚し、それを認めて受け入れられる人って、本当にすばらしく、ステキだと思います。 裏を返せば私たちはこれがなかなかできないし、それが“ありのままの自分”として安心できている証拠だからです。 こういう人たちは「人は不完全で知らないことの方が多いもの」だということを知っています。 けれど実際には、なかなかそうはいきませんよね。 私たちは「できない自分」を隠そうとしたり、逆に完璧に見せようと頑張ってしまいがちです。 「ポンコツ」とは、能力やスキルが足りない状態を意味していて、一見マイナスに思える言葉ですが、ネガティブな意味ではなく親しみを込めた表現として使われることが多いです。 「人間らしさや共感が生まれる要素」の一つは、ここなのです。 なぜなら、誰もが「不完全な部分」を抱えていて、そこにこそ親近感を覚えるから。 私たちは、技術の完璧さよりも、心のゆたかさや温かさにこそ強く共鳴し感動します。 音楽を聴くのは、心を動かされたいから。心のゆたかさを得たいから。 だから演奏者も聴く人に「精神的なゆたかさ」を届けることを目指し、常に念頭においた上でスキルを磨いていくことが大切なのだと思います。 自分はポンコツだと認められる“精神的ゆたかさ” 私たちは音楽で何を学ぶんだろう? わたしは「心を学ぶ」んだと思います。 「自分はポンコツだからこそ、まだまだ伸びしろがある」 “努力の意味“がそんな前提なのであれば、もっとラクに、もっと楽しくスキルアップしていけます。 そしてそれが、自分自身の喜びや幸福感にも直結していくのです。 あなたが
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タイプ別「演奏仕事のしかた」

前回の記事で「“受注型“の演奏仕事をする場合」という話題をちょっとだけ取り上げましたが、今日はこの” 演奏仕事のしかたのタイプ ”というところを扱ってみたいと思います。 前回の記事はこちら↓演奏仕事のしかたには大きく分けて2つのタイプがあります。 あなたはどちらのタイプでしょうか。 1、自己発信型 「自分を売る」演奏仕事 自分の音楽や世界観を前面に出して、ライブやコンサートを自分で企画・発信し、また、レコーディング配信などを行い、ファンを獲得、知名度を上げる活動です。 「表現主体型」ですので、自分の届けたい音楽やメッセージを、誰にどう伝えるかを設計していく必要があります。 企画・集客・演出・構成をすべて自分で決める自由がある分、それに伴う責任も大きく、ビジネス的視点、アーティスト性、世界観の発信力が問われます。 報酬は「自己収益」です。(チケット・物販・投げ銭など) 2、受注型 「依頼」演奏仕事 「依頼人」すなわち“クライアント”や“イベント主催者”のニーズに応えて行う演奏活動です。 「ニーズ対応型」ですので、たとえば、企業パーティ施設イベント結婚式などなど、演奏が何かの「目的」にひもづいています。 選曲や演出も、相手の要望や場の雰囲気に合うものが求められますので、「ニーズを正確に汲む」力が必要です。 それは、「柔軟性」や「配慮力」「TPO対応力」「安心感」といった力です。 報酬は「明確なギャラ制」です。(契約報酬) どちらも「人前で演奏する」ことに変わりはなく「見える姿も同じ」ですが、求められる力の種類や目的は大きく異なることがわかります。 また、どちらが優れている、という話
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「コツ」

今日は「コツ」について掘り下げてみたいと思います。 「コツ」というと、「〇〇のコツ」「うまくやるコツ」というように、 私たちは「知ったら即、できるようになる方法」や、「練習しなくてもラクにできる魔法のような裏ワザ」「誰かに教えてもらうだけで習得できるもの」「誰がやっても同じ結果になると信じられているもの」のようなイメージで捉えていることが少なくないかもしれません。 多くの「コツは何ですか?」「コツを教えてください」という質問は、私たちは「何か“たった1つの方法で劇的に変わる”という期待」から発しているのではないでしょうか。 これは、 ◾️即効性(すぐできる)◾️受動性(コツはもらうもの)◾️再現性(誰にでも当てはまる)という風にも置き換えられます。 けれど、少し立ち止まって考えてみたいのは、この「コツ」という言葉に込められたほんとうの意味です。 多くの人に捉えられている意味にはかなりの誤解があって、ほんとうの意味はちょっと違うんではないかとわたしは思っています。 本来の「コツ」は、誰かに教えられた表面的なテクニックのことを意味しているのではなく、 日々の練習の中でていねいに「気づいたこと」の一つひとつが、時間をかけてやがてその人自身の体と心の奥に刻み込まれていった「感覚」。 この感覚は、その人が、地道に大切に重ねた価値ある練習が「結晶化」したもの。 楽譜や教則本に書かれているものではなく、実際に何度も試行錯誤を重ねて、体感しながら理解した「その人ならではのもの」です。 想像すると、それはそれは 「その人だけのかけがえのない感覚」だと、 そう簡単に手に入るものではないこと、だから
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客観的に眺められることのメリット

演奏学習において、客観的に物事を眺められることは、キャリアのある演奏者にとっては特に、重要で大きな力となります。 自分の演奏を「客観的に見る力」が伸びを決める、といっても過言ではないのでは…と感じます。。 ♦︎客観的に見られる人は、うまくなる 自分の演奏を客観的に眺めるというのは、「思い入れを手放すこと」ではなく、 むしろ、「自分の想い」と「実際に鳴っている音」のあいだにあるズレに、冷静に気づける感覚です。 感情的になって「うまく弾けなかった=自分はダメ」と思い込んでしまうと、次の練習に手がつかなくなってしまいますよね。 けれど、「今はこうなっている」と状況を一歩引いて眺められると、自分を責めるのではなく、“ここを直せばよさそう”と建設的に動けます。 また、具体的な原因を冷静に分析できますので、漠然とした「練習しても上手くならない」という状態から脱却し、効果的な練習方法を見つけ出すことができます。 ♦︎アドバイスの受け取り方が変わる たとえば、誰かに「ここ、ちょっと雑に聴こえるね」などと言われたとします。感情的だと反発したくなることもあるでしょう。 けれど、客観的に見られる人は「たしかにこの部分、意識が薄かったかも」と冷静に受け取ることができます。 これが、学びのスピードを大きく変えていきます。 ♦︎冷静に見られるから、本番にも強くなる 本番は誰しも緊張します。けれど、自分の状態や音を一歩引いて見つめるクセがついていると、「今ちょっと焦ってるな」「音が走ってきたかも」などと冷静に気づけるようになります。 そうして落ち着き直し、演奏を“立て直す力”が育っていきます。 ♦︎「今の自
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”その人”の響きが出たときの感激度!

「その人」の響きとは、人目を気にせず、ただただ曲に集中し、「今の音」に全神経を注いで、 自分の耳でよーく聴きながら、心で感じたままを、素直に、ストレートに、 そして純粋に、精一杯表現しようとしたときに生まれる音。 これこそが「自分らしい音」であり、人の心をもっとも打つ “響き”、なのではないでしょうか。  レッスンでも、受講の方と共に思考錯誤した先に、そういう響きに変化して出た音に出会える瞬間が訪れたときは、自然に涙が溢れてくるのをおさえられないような感激を、すばらしい体験をします。“あぁ、これだ”、と。 ほんとうにすがすがしくしあわせな瞬間です✨ なぜあんなにも心に響くのでしょうか。 このような音は、不純物が限りなく少ない、高品質なもののように純度が高いからだと感じます。きっと「ほんとうのその人だけ」で構成されているかのような純粋な響きがするからなのでしょう。 物にたとえるなら、「純粋な水」や「純金」といった、不純物を取り除いたものは品質が高く、人々が高い価値を感じます。それと同じように、演奏者の心の中にある不純物のような気持ちが「ろ過や蒸留、精製された」音の響きとなり、人は無意識のうちに、その音に質の高さや価値を感じるのかもしれません。 それは外面的なものではなく、「内側の心のありよう」から生まれるもの。 これもまた、「音楽は心である」という言葉の、一つの意味なのではないでしょうか。 あなたが今日も、より自由に、心地よく音を奏でられますように。 心から応援しています。 最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)
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リラックスゴキゲン! ーもがくすばらしさー

「リラックスしてゴキゲンに演奏できれば、最高のパフォーマンスになる」 この言葉に、誰もがうなずくのではないでしょうか。 一方、それは「単に緊張していないとか、気分がいいという表面的な話とはちょっと違う」と、あなたは考えるでしょうか。 本来の意味での「リラックス」や「ゴキゲン」は、とてもシンプルでありながら一方でとても深く、簡単には手に入らないもの、わたしは、それが「とことんもがいた先」にあるものだと考えています。「たかが音楽、されど音楽」と言われる、その意味・・・。 自分の癖、弱さ、焦り、不安……そういったものと何度も向き合い、悩み、葛藤しながらも手を止めず、音に向かい続ける。そうした過程の中で、少しずつ心が整い、「軽く」なっていく。そのとき、ようやく肩の力が抜けて「自然体のリラックスゴキゲン」が訪れるのだと思うのです。 課題から目をそらし、考えることをやめてしまい、何もなかったようにふるまうことは「楽しそう・ラクそう」に見えるかもしれませんが、それは大好きな音楽と誠実にお付き合いしていないことを、ほんとうのリラックスゴキゲンではないことを表しているように思います。自分の「もがき」と正面から向き合う姿こそ、カッコいい! もがくことは、恥ずかしいことでも弱いことでもなく、もがけることは「強さ」むしろ、それはその人の音楽に深みと真実を与える大切なプロセスで、それこそ「誇り」だと思います。そして、そんな音に人の心は動かされるのでしょう♪ もがいているあなたはカッコいい!ともに誇りを持ってもがこうではありませんか(^ ^) あなたが、今日も音楽と誠実に向き合い、より自由に、心地よく奏で
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一つのジャンルしかやっちゃいけないの?

過去の経験から、そういった疑問を抱え続けている方もいらっしゃるかもしれません。 「音楽」と一口に言っても、その種類やスタイルは実に多種多様です。 実際に演奏してみると、それぞれのジャンルが持つ個性や表現の違いに驚きますし、また、ジャンルごとにまったく異なる感覚や表現が求められることにも気づきます。 そうした中で、自然と「自分の好み」が生まれてくるのは、ごく当然なことだと思います。 でも、だからこそ、一つのジャンルにこだわらず、ジャンルの垣根を越えて、さまざまな曲に触れることは、とても素晴らしい経験なのだと考えます。 特に音楽を仕事にしたいと考えている方にとっては、お客様からは多種多様なジャンルの曲演奏を求められますので、この視点は大いに役立ち、力になるはずです。♦︎多様性を理解し、表現に活かす 1)自分の好みに関係なく、「そのジャンルが好きな人たちは、どんなところに魅力を感じているのか?」という視点で音楽に触れてみると、その音楽を愛する人たちの気持ちが少しずつ理解できるようになります。それは、音楽を通じて“多様性”を受け入れることにもつながります。 2)演奏スタイルや演奏方法、表現方法もジャンルごとに大きく異なったりしますが、それらは「区別して、適切に使い分けて扱えばよい」のです。それぞれの違いは、単なる“違い”ではなく、そのジャンルの「特徴」そのものです。その特徴をつかむことで、その音楽の“らしさ”が見えてきて、ジャンルらしい演奏ができるようになり、表現する力に大きくつながります。 ♦︎今の時代にフィットした音楽との向き合い方 互いの違いを知り、認め、尊重し大切にできること。
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どうすればリスナーが感動するんだろう??

今日は「感動する演奏」について考えてみたいと思います。 リスナーが演奏に“ほんとうに”感動するときとは、どんな状態なのでしょうか。 それは、「響きの中から“やさしさ” や “ぬくもり” を感じ取っている状態」だと、わたしは思っています。 元気づけや勇気づけ、ホッとする安心感、浄化・デトックス感など、これらの中にあるものすべて「人のやさしさ」です。 音からそれらがただよい、醸し出されているような・・・そんな状態。 なぜなら、人が人に求めているものの根本は、いつの時代も変わらず「やさしさ」や「あたたかさ」だからです。 「どんな人が好きですか?」という問いに対して、時代や世代を問わず、多くの人が最初に挙げるのは「やさしい人」。 これこそが私たちの心が本能的に求めているものだという証でしょう。 では、「やさしさ」が互いに行き交うような、感動を呼ぶ演奏とは、どのように成り立つのでしょう。 そこには、2つの大切な条件があるように思います。 その前提として、わたしは「やさしさ」は、「誰もが生まれながらに兼ね備えているもの」だと考えています。 そのやさしさを音に乗せて届けるためには、 1. 演奏する側が、そのやさしさを伝わるように「表現できていること」 2. 受け取る側が、そのやさしさを「受け取れる状態にあること」 この両方がそろって、はじめて感動は生まれるのだなぁと、これまでの数々の演奏現場を見てきてそう感じています。 また、やさしさが伝わるように表現できる「技(わざ)」は簡単ではないことも、、、鍛錬が必要だと感じますし、同時に、十分に表現されたそのやさしさを受け取ることも、すべての人にとっ
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自分なりの「うまく進める」方法とは⁉︎

日々取り組む練習は、習得したいこと全体を「一番小さな単位に分けたもの」の一つです。 そのため、その練習が最終的に何につながるのか、自分がどうなれるのかが見えづらく、「今の練習はいったい自分がなりたいものの何に役立つんだろう?」と疑問を抱いてしまいがちです。 そうなると、モチベーションの低下にもつながりやすくなってしまいます。 「この練習はここにつながっている」としっかり理解して進めている場合と、そうでない場合とでは、モチベーションの保たれ方が大きく変わってくるように思います。 では、その“理解”を深めるには、どうしたらいいのでしょうか。 ♦︎練習を理解するためのステップを踏むことです。 1、全体像のイメージを把握する 自分が理想とする演奏の最終形(ゴール)と、それを演奏している自分の気持ちを明確に思い描いてみます。 2、ゴールまでのプロセスと段階(フェーズ)を理解する 理想の姿にたどり着くまでには、いくつかの段階(フェーズ)があります。その「道すじ」を明確にします。 3、各段階の中のプロセスを把握し、クリアするための内容を細分化する 一つひとつの段階で必要なことをさらに小さな単位に分けて、ステップを明確にします。 4、すると、今取り組んでいる内容がどこかに該当することがわかり、納得できるはずです。 全体像(ゴール)を「マクロ」最小単位(今の練習内容)を「ミクロ」と見てみましょう。 自分のマクロとミクロの景色をはっきりさせ、両者の間にある「道のり」を見える化することが重要です。ここまでは誰にでも共通するプロセスです。 ♦︎自分に合った「身につけ方」を見つける ここから先の、「いく
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人前で演奏するとき、つい構えてしまう

人前で演奏するときに、いつもつい構えてしまう…。 普段はいつも通り演奏しているのに、人前に登壇するとなぜか急に様子が違ってしまって、いつものようなパフォーマンスが発揮できずがっかりする。 。。演奏者ならきっと誰でも経験していることですよね。 けれど、この状態をずっと長い間引きずっていて困っている、何とかしたい、としたら、 それは「心と身体の緊張状態のお知らせ」すなわち、 “自然な状態から離れていることに気づいてね”という 自分への “サイン” なんだな、と捉えてみるのがオススメです。 緊張は大なり小なり誰でもするものです。 その背景にある「自然な状態から離れている」情況とは、「評価への不安」「完璧であろうとする気持ち」「過去の経験が心をよぎる」など、どれもいたって普遍的でとても人間らしい心の様子、ではないでしょうか。 結果としてそれらが心の自然な流れや柔軟さを失わせ、身体の余計な “力み(りきみ)”=構えとして現れるのです。 1、評価への不安 「うまくやらないと」「失敗したらどうしよう」という恐れや不安 自己評価、他者評価に過敏になっている自分への気づき のサイン2、完璧であろうとする気持ち 「ちゃんとしなきゃ」「まちがえたくない」という完璧主義や過度な目標意識 強い責任感や理想像によって、無意識に体や心に圧力をかけている自分への気づき のサイン3、過去の経験 が心をよぎる過去の「うまくいかなかった」「恥ずかしかった思い」などの経験から「また同じことになるかも」と心配になる 「二度とあんな思いをしたくない」という自分の「防衛的反応」からくる自分の慎重さや過敏さへの気づき のサイ
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つい「大丈夫」と言ってしまう

大丈夫ですか?と訊かれたとき、大丈夫じゃないのについ大丈夫と答えてしまう。 もしかしたら、あなたにも当てはまることでしょうか。 「大丈夫」の意味はとても幅広く、さまざまな使い方がされていますが、 意味を調べると、「あぶなげがなく “安心できる” さま」とあります。 演奏学習の場合によく発言される「大丈夫」の中の一つに、 「わからないけど “わかりました” と言ってしまう」 ”大丈夫” があります。 今日はこのテーマを一緒に考えてみたいと思います。 わからないままに放置しておくことが果たして安心?でしょうか? 1、学びを提供する側の人間たちは、「わからないことがあればなんでも聞いてね、質問は大歓迎♪」と思っていますし、そのような姿勢でいます。また、質問に答える回数を重ねる機会が増えることで説明のスキルを磨くことができるのです。お互いに相乗効果が生まれ、お互いにとって大変有益なのですね。 ♦︎“お互いのため”ですから「安心して遠慮なく質問して ”大丈夫“」です(^ ^)2、わからないことを放置することの方が数倍スキルアップを損ないます。 ①今ここで確認せず先送りにしたまま、“わかったつもり” で進むと、あとで大きなつまずきにつながる可能性があります。大幅に前の段階に戻ってやり直しをしなければならず、結果的にとても長い時間がかかってしまうこととなります。 ②わからない点をクリアにすることで、「アウトプット(実践演習)の質」が格段に上がります。最終的に演奏の質が上がります。 このように観察してみると、 疑問に思ったことを放置せず、そのときに解消する習慣をつけることは、知識が深まり、スキ
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この悩み、自分だけが抱えているものなんだろうか?...と思う

今のこの悩み、もしかして自分だけが抱えているものなんだろうか? ほかの人は悩まないところなんだろうか? 個人練習は独りで行うため、他の人の状況はなかなか見えにくいものですよね。 ついそう考えてしまい、立ちどまってしまうこともあるかもしれません。 結論からお伝えすると、その答えは「NO」です。 実は、演奏者が抱える悩みの多くは、共通していることがほとんどです。 悩みは、きっと「ちょっとつまずいているところ」、だと思います。 多くの場合、誰もが同じようなところでつまずきます。 「つまずき」は、目標へ向かう道のりで誰もが経験する通過点であり、一つずつ乗り越えていくようにセッティングされているハードルのイメージなんです。 たとえば、陸上のハードル走を想像してみてください。 一つのハードルを飛び越えたらまた次のハードル、そうしていくつものハードルを越えた先にゴールがあります。 あのイメージを、ぜひ持ってみてください。 もし、ゴールがどこにあるのか、そしてそこまでの間にどんなハードルが、いくつくらいあるのかが見えてきたらどうでしょう? 演奏学習のプロセスにおけるつまずきも、これと同じ感覚です。 「これを習得できれば、こんな演奏ができるようになる(ゴール)」という明確な目標があり、 「だいたい皆が共通して経験するハードル(つまずき)」が見えていると、 それを乗り越えるための具体的な対策が立てられ、実際に乗り越えられるイメージが湧き、そのイメージに合った質の良い練習ができます。そして実際に、そのハードルを飛び越えられるようになるのです。 これらの見通しを持ちながら進められるのと、そうでないのと
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何も浮かんでこない

演奏中や練習中、「何も浮かんでこない」と感じることはあるでしょうか? そのようなとき、実は“浮かんでいない” のではなく、“感じていることに気づいていない” だけかもしれません。「感じる」ではなく「考えて」しまってはいないでしょうか? 私たちは、普段から知らず知らずのうちに「考えよう」としてしまいがちです。けれども、音楽におけるインスピレーションの源は、考えることではなく「感じること」にあります。 ♦︎「感じる」と「考える」は異なります。 音楽の場合、 <感じること>は、一瞬で自然に湧き上がってくる「印象」や「イメージ」。音や視覚など外的な刺激に対して、無意識に反応しているものです。 <考えること>は、それらの感覚を後から整理したり言葉にしたりするプロセスですので、 少し時間を必要とします。曲は音が一瞬にして通り過ぎていくものですから、思考に囚われすぎてしまうと、流れに乗り遅れて間に合わないのです。 ♦︎感じたことの多くは「ネタ」の可能性が高いです。 演奏の時間でいつも湧いてくればラッキーですが、必ずしもタイミングよくわいてくるとは限りません。構えて挑むと、かえって何も湧いてこなかったりしますよね( ; ; ) 意外と音楽と全然関係ないことをしているときに、突然ふっとわいてきたりしませんか? わたしの場合は、台所で食材を切っているとき、とか、湯船に浸かっているとき、とか、トイレにいるとき(ww)とか。。。 湧いたら早めにどこかに記録しておくのがGoodと思います。 すぐに譜面に書く、スマホに鼻歌で録音する、なんて人もいますよね。 ちなみに、料理でガスを使っているときは、鍋の
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よくある“おこまりごと” 「音符(譜面)から離れられない」 

音符譜面を使って曲を演奏してきた人たちにとって、 はじめにおとずれる「おこまりごと」ではないでしょうか。 なぜなら、 今まで曲を演奏するときは、ずっと音符の通りにやってきたんですから。。。 そういうものだと思ってやってきたんです。 そんな、あたりまえのようにある音符が急になくなったら、とまどってしまいます。 譜面に書いてある通りじゃなくて、自分の好きなようにやっていいよ〜 どうぞ〜、自由にやって〜 ・・・・・・えっ?! そういわれることはうれしいんだけれど・・・ でもどうやっていいかわからない。 こまったなぁ…… 音符が書いてあると、ついその通りにやってしまう。 違うことなんか出てこない (汗汗汗) どうしよう??? こういうときには まず、ひとつ目に ◾️ついその通りにやってしまうときの『自分の気持ち』に よりそうこと ふたつ目に ◾️『少しずつ』音符から離れていくこと この2つをお伝えすると、改善に向かう方が多いようです。 よろしければ参考にしてみてくださいね。 あなたが自由にここちよく演奏できますよう 応援しています。 お読みいただきありがとうございました。
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「伝わる演奏」になるための小さなヒント

自分の演奏を聴いて「ただ弾いているだけみたい」と感じたり、あるいは誰かにそう指摘され、ショックを受けた経験はありませんか? 自分の中にはちゃんと想いがあるのに、それが音に乗らない。 私たちの中には確かに曲に対する想いがあるはずです。それがなぜ音に乗らないのでしょうか。 その原因の一つとして、「演奏が仕上がっていく本来の順番」、練習の仕方がいつまでも“逆のまま” になっているケースが挙げられます。 私たちが楽器を始めた頃に身につけた練習方法が、キャリアを積んだ今も無意識のうちに続いているのです。 楽器の習い始めから当面の間は「器械(楽器)の操作」を習得しなければなりません。 まずは操作ができなければ「表現」のしようがないからです。 そのため、私たちは「まず弾けるようになってから、”あとから” 曲想をつける」という順序をすり込まれ、このやり方があたりまえのように自然と染みつきます。 表現する(曲想をつける)ことがいつも「いちばん後回し」が普通になっているんです。「後回し」になれば、「扱われない」ことも多くなります。扱われないと身につきません。この順番は、初期の段階では理にかなっているのですが、ある程度キャリアを積んだ方にとっては、このやり方に依然として縛られ続けていることが「ただ弾いているだけ」になってしまう一因になっていると考えられるのです。 「曲を創って(アレンジ)演奏する」という、私たちの目的の観点とそちらの方向から眺めてみます。 演奏の本来のプロセスは、 1. まず「何を語りたいか(曲想)」があり、 2. それを語る「音」を選び、 3. その音に「想いを込めて奏でる」 とい
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自分の演奏を録音して聴くのがイヤ

その気持ち、よくわかります。 自分の演奏を録音して聴き返すこと。慣れないうちは誰しも少なからずがっかりするものですよね。 その理由は、「自分のイメージ」と「実際の音」のギャップに直面することになるからです。 思っていたのと違う… 「こういうふうに弾いているつもりだったのに…」という箇所が、案外たくさん見つかります。 この「つもり」と「現実」のギャップに、がっかりしてしまうんですね。 その結果、聴きたくない→録音したくない→録音しない…という流れができあがってしまいます。 けれど、このループが習慣になってしまうと、良くないです。 なぜなら、その「ズレ」に気づかないまま練習を重ねても、なかなか演奏が変わっていかないからです。 演奏力をグレードアップさせるいちばんの参考物は、他の誰でもなく「自分の演奏」です。 もちろん、憧れのアーティストや尊敬する人の演奏を聴くことも、大いに参考になります。 けれど、「具体的にどこをどう改善するか」を明確にするには、やはり自分の演奏をしっかりと聴いて、検証すること、こそが一番の近道です。 そして、評価するときは「よかった点」も忘れずにしてください。「課題」だけでなく、「よかった点」もしっかり拾うこと。 ここはとてもとても大事な視点だと思います。 私たちはどうしても、「できていない部分」ばかりに耳を傾けがちです。 知らず知らずのうちに自分の「粗探し」ばかりしてしまう。 無意識に、自分をジャッジするような聴き方をしてしまうんですね。 でも、それって自分にとってあまり良い聴き方ではありません。 もちろん、課題に向き合うことも大切です。 けれどそれ以上に、「
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音がぎゅうぎゅう詰め💦

フレーズをつくっているとき、気づいたら小節の中が音でぎゅうぎゅう詰めになっていた…という経験、ありませんか? これも、多くの方がぶつかる“あるある”の課題の一つなんですね。 たとえるなら、ずーっと息継ぎなしでしゃべり続けているようなもの。 言葉が一方的に一気に押し寄せてくるような、そんな状態です。 そう、「間(ま)」がないんですね。 でもこの「間」って、私たちは意外と怖いんですよね😱 なにか話していないと落ち着かない。沈黙が続くと、気まずくていたたまれない…。 つい何かで埋めたくなってしまう。 そんな気持ち、きっと誰しも少しはあるのではないでしょうか。 音楽のフレーズ作りでも、まさにこれと同じことが起きます。 何かを“埋める”ために音を詰め込んでしまう。でも、それってちょっと息苦しいんです。 聴き手にとっては、まくしたてられているように感じることも。。。 言いたいことが伝わるどころか、押しつけがましくなってしまうことさえあります。 話し言葉や文章にも「ワンセンテンス」という“まとまり”がありますよね。 それと同じで、音楽にも「ひとまとまり」と「間」が必要なんです。 音として鳴っていなくても、「間」もまた大切な“音”の一部。 楽譜に記すと、それは「休符」という記号となるわけです。 私たちはつい、音そのものにばかり意識が向きがちですが、 そう考えると、「休符=(間)は、あえて “ある” べき大切なもの」と言えるのではないかと思います。 そして、そう捉えると、休符をもっと大事に注目しようと思えるかもしれません。 何も鳴っていない空間があるからこそ、音が生きる。 その静けさが、聴く人に
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リズムの苦手意識を克服したい

この話題は以前にも取り上げましたが、今日はまた別の視点で一緒に考えてみたいと思います。 以前の記事はこちら↓ ほんとうに苦手? なんでしょうか? と、わたしは感じるのです。 なぜなら、メロディや和音のリズムが楽譜に記されていれば、多くの方がそれほど苦労することなく演奏できているからです。 音符や休符という「見える情報」があれば演奏できるのに、それがない状態で、つまり「聴く」という「見えない情報」からリズムを表現しようとすると、同じリズムであるにもかかわらず苦労するのはなぜなのでしょう? それは、リズムを「体と心の感覚」として捉えることができていないからかもしれません。 「ノリ」と呼ばれるものは、まさにその “感覚” です。 そして、この感覚は譜面に書き表すことができません。書かれている情報から、この感覚を「感じ取る・読み取る」ことができていないのかもしれません。 また、リズムこそ理屈ではなく、ひたすら聴いてノリを感じて「ノレばいい」と言われることが多く、実際にその通りなのですが、聴いても「ノる」という感覚がわからないと悩む方もいらっしゃるのも事実です。 では、そのような場合、どうすれば良いのでしょうか? 「あえて、ほんの少しだけ理屈にしてみる」 のです。 その要素はいくつかありますが、その中のひとつの重要なキーワードが「裏(うら)」です。 ♦︎ 「裏拍」2拍目と4拍目に重みを感じる。これは軽音楽全般に共通するポイントです。 ♦︎ 「拍の裏」1拍の中の後ろ側に重みがある。この「重みの場所の違い」が、そのジャンルの特徴を醸し出します。 どうぞ、曲の中の、この「裏に重み」「裏ノリ」に
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もっとしあわせな音楽人生にしたい

今日は、以前に発信したテーマのつづきを考察してみたいと思います。 以前の記事はこちら↓ 何か難しい課題に直面し立ち止まってしまったとき、私たちは一度は「一体、誰のために演奏しているんだろう?」そう考えたことがあるのではないでしょうか? もちろん、一番は「自分のため」ですよね。誰もがそうだと思います。 でも、「自分のため」という言葉が持つ意味は、人それぞれ少しずつ違うものです。 たとえば、たまにちょっとだけ演奏することでその瞬間だけ心がなぐさめられ、いやされる。それだけで十分だと感じるなら、それは「娯楽のため」なのかもしれませんね。一瞬の安らぎで十分だから、もしかしたら演奏する頻度もそれほど多くはないかもしれません。 もし、一時的ななぐさめやいやしだけでなく、もっと本格的に自分自身を掘り下げて、高めたい、向上したいという気持ちが強いならどうでしょう。時間もお金も、そして労力も惜しみなく注ぎ込んでいるのであれば、それは「趣味のため」と言えるでしょう。自分をもっと良くしたいという願いがあるからこそ、自然と音楽に費やす時間や頻度も増えていくはずです。 さらに、自分の演奏で誰かの役に立ちたい、誰かの助けになりたいという強い思いで取り組んでいるのならどうでしょう。それは「仕事」へとつながっていく可能性を秘めています。なぜなら、仕事は「人様のお困りごと」を解消する行為だから、です。そして、人は自分のためだけでなく、誰かのためになることで、さらに大きなヤル気を感じることができるから。誰かの喜ぶ顔を見たい、そんな気持ちが私たちのモチベーションをぐっと引き上げてくれますよね。聴く人がどんなお困りご
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休むと不安

ここまで真面目に続けてこられたあなたへ。 楽器の練習に関して、「1日休むと3日戻る」という話し、ありますよね。 「真面目に練習に取り組む方ほど」この言葉がプレッシャーになるのではないでしょうか。 信じがたく思えるかもしれませんが、上達をはばむのは、意外にもこの “真面目さ”なのかもしれないのです。 もちろん、継続することは上達において大切な要素のひとつです。 でも、「休むと下手になる」と強く思い込んでしまうと、思うように練習ができなかった自分が許せない、それが続くと、気づかないうちに自己否定のクセがついてしまうことがあります。 そうした状態の練習が常態化することで、次第に楽しさを感じられなくなって、モチベーションが低下したり、パフォーマンスが安定しなくなったり、、、ということが起こって上達のしかたに影響を与える可能性があるのです。 ここであらためて一緒に考えたいのは、「休むこと」と「怠けること」は違うという点です。 演奏は、心も身体も頭もすべてを使って総動員する、高い集中力を要する活動、重労働なんですね。 だから、集中して取り組めば取り組むほど、想像以上にエネルギーを消耗しています。 そんな状態のままで無理やり自分にムチ打って頑張り続けようとする、というのは、ガソリンがもうないのに、アクセルをガンガン踏み続け車を走らせようとしているのと同じ。 いったん給油して満タンにしなくちゃっ!どう考えたって走らないですよね( ;  ; ) 休息はエネルギーを補充し、コンディションを整えるために欠かせない時間なのです。 「休む」という行為は、音楽をより良い形で続けていくために非常に必要なプロ
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学んだことを演奏の音に出せない

演奏における学習は、大きく分けてインプットとアウトプットの2つの側面があります。 インプットは、演奏に必要な情報やスキルを「取り入れ」「覚え」「理解する」ことです。 一方、アウトプットは、インプットした知識や経験を「音として表現する」こと、つまり目に見えない知識を「聴こえる音として出力する」ことです。インプットとアウトプットは、情報の「取り入れ」と「発信」という、まったく逆の行動だと言えるでしょう。 長年演奏を続けてこられた方の中には、「知識は十分にあるのに、演奏となるとそれを音にできない」という壁にぶつかる方もいらっしゃるかもしれません。 この「知っているのにできない」という状態が続いてしまう大きな理由の一つは、「インプットの感覚のままアウトプットしようとしている」可能性があると考えられます。 どういうことかと言うと、たとえば、お手本となる誰かの演奏をそのままなぞったり、楽譜に書かれた音符を忠実に再現したりすることは、確かに「音を出す」行為ではあります。しかし、それはあくまで与えられた情報を「再現」しているだけで、自分の内側にある知識や感情を「表現」している状態とは少し違うのです。 本来のアウトプットとは、誰かの演奏をコピーすることでも、サンプル譜面をそっくりそのまま弾くことでもなく、自分が学んだ知識や培った感性を基に、自分自身の内側から湧き出てくるものを音として「生み出す」感覚です。心や頭や体の中にある音のイメージや感情感覚を、そのまま楽器を通して「放出する」ような感じ。 アウトプットのイメージとしてもっとわかりやすいのが、「話す」ことや「書く」ことです。 頭の中にある考え
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聴き方がわからない3

今日は「聴き方」の3つ目です。1つ目、2つ目はこちら↓◾️1つ目◾️2つ目3. 体の内部感覚を「感じ取る」聴き方 奏者が楽器に対して、どのように体を使っているから、この響きになっているのだろう?と想像しながら聴く聴き方です。 演奏技術と直結する部分であり、実践的な気づきとして役立ちます。 たとえば、この迫力のある音は、どのように呼吸し、楽器に触れているから生まれるのか、 とか、 なんてやさしい、まろやかないい音なんだろう。どう体を使って出しているのかなぁ… 自分が演ると、体に力が入ってキツい印象になってしまう。やさしく奏でようとすると、逆に萎えたようなエネルギーのない音になってしまう。どうやって力を抜いているんだろう、とか、 ズシン!としっかり大地に根を張ったような、野太くて重厚感のあるいい音だな、 とても説得力がある。。。 どうやって体を使っているんだろう。 というように、「体の中の感覚」を想像して考えます。 これは、私たちが実際に演奏する際に、どうすればその響きに近づけるかを考えるヒントになりますよね♪ 3回にわたってお伝えしてきた「3つの聴き方」、いかがでしたでしょうか。 <まとめ> 1.感情や情景を「感じ取る」聴き方 2. 理論的な視点で「考え合わせる」聴き方 3. 体の内部感覚を「感じ取る」聴き方 この3つの聴き方を意識しながら練習を重ねると、不思議なことに「聴こえ方」が変わってきます。慣れるまでは少し難しく感じるかもしれませんが、試行錯誤する時間それ自体が、とてもたのしく充実しますよ!よかったらあなたもぜひトライしてみてくださいね。 この情報が、あなたにとって、音楽
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よくある『おこまりごと』心からやりたいことなのに...できない

私たちは皆、なぜかこの世に生まれてきて、いつか終わりを迎えます。 わからないことだらけのこの世や人生だけれど・・・せっかくなら日々を心地よく、好きなことを大切にできたら…そう思うのは、きっと私だけではないはずです。 心から「やりたいな」と思うこと。それを叶えようと歩み始めたとき、なぜか足がすくむような気持ちになることはありませんか? ほんの少しの恥ずかしさ、自信のなさ、そして、漠然とした怖さやためらい。それは、できれば避けたいな、苦手だな、と感じてしまうことかもしれません。 「あぁ、これはやりたくないことなのかもしれないな」と、自分の心の声にそっと耳を澄ませてみる。そんな時間も、とても大切だと思うのです。 でも、不思議なことに、本当に心から「やりたい!」と願うことの中には、そういった苦手だと感じるものが、もれなく含まれているようにも感じます。 「やりたいこと」って、いつもカンタンで、ラクに、すんなりできることばかりではないんですよね。 だからこそ、そこに立ち向かうとき、「好きだから」「やりたいから」という純粋な気持ちが、やさしくそっと背中を押してくれる。乗り越えるための温かい力が湧いてくる。そんなふうに思うのです。 あなたの「やりたい」という気持ちは、きっとあなただけの素晴らしい『宝』です!それが、あなた自身を心から自由に、心地よく表現できる毎日へとつながっていきますように。私も、心から応援しています(^ ^)お読みいただき、ありがとうございました。
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”どうやればいいんですか?” ”たとえばどうやるんですか”?”

こんにちは(^^) 今日の調子はいかがですか? 数日ぶりの晴れ間はほんとうにうれしいですね。 お日様の光を浴びると、気分も明るくなります。 良い一日を過ごしましょう!暑さ対策もしっかりしていきましょうね。 さて、表題についての考察です。 やったことがないことや慣れないことを学ぶ際には、経験者にたずねて参考にすることはとてもいいことなので、わたしもそのようにしています。 このとき、「質問をする自分の目的」が、非常に大事だと思います。  残念なのは、ただ型をマネするだけ、まるっともらうことが目的となってしまっている、そこまでで終わってしまうケースです。 表面的な「型」だけでなく、その人の「捉え方(感じ方・考え方)」までマネることが「模倣の肝」ではないでしょうか。 “マネするなら「全部マネしなさい」”とよく言われますが、「全部」という言葉は、この内面的な部分までを含んでいる、という意味なのでしょう。 「その人がどう感じて、どう考えてその型になったのか」を理解し、それを「自分に置き換えて」自分なりに感じ、考え、そして実践してみる。 そうすることで、単なる模倣に終わらず、自分の中に深く落とし込み、消化することができるのだと思います。 そして、そこからたくさん試行錯誤(実験)を繰り返すことで、自分らしい表現やスタイルが生まれてくるのでしょうね。 そうやってみるとあなたの場合どうなるんでしょう? 興味ありますね〜 o(^▽^)o聴いてみたいなっ♪ どうぞいっぱい実験してみてくださいね! あなたが自由にここちよく演奏できますよう応援しています。 お読みいただきありがとうございました。
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