「伝わる演奏」になるための小さなヒント

記事
音声・音楽
自分の演奏を聴いて
「ただ弾いているだけみたい」
と感じたり、

あるいは誰かにそう指摘され、
ショックを受けた経験はありませんか?


自分の中には
ちゃんと想いがあるのに、
それが音に乗らない。

私たちの中には
確かに曲に対する想いがあるはずです。
それがなぜ音に乗らないのでしょうか。


その原因の一つとして、
「演奏が仕上がっていく本来の順番」、
練習の仕方が

いつまでも
“逆のまま”
になっているケースが挙げられます。




私たちが
楽器を始めた頃に身につけた
練習方法が、

キャリアを積んだ今も
無意識のうちに続いているのです。


楽器の習い始めから当面の間は
「器械(楽器)の操作」
を習得しなければなりません。

まずは操作ができなければ
「表現」のしようがないからです。


そのため、
私たちは

「まず弾けるようになってから、
”あとから” 曲想をつける」

という順序をすり込まれ、

このやり方が
あたりまえのように
自然と染みつきます。

表現する(曲想をつける)ことが
いつも
「いちばん後回し」

が普通になっているんです。

「後回し」になれば、
「扱われない」ことも
多くなります。

扱われないと
身につきません。




この順番は、
初期の段階では
理にかなっているのですが、

ある程度キャリアを積んだ方にとっては、

このやり方に
依然として縛られ続けていることが

「ただ弾いているだけ」
になってしまう

一因になっている
と考えられるのです。




「曲を創って(アレンジ)演奏する」
という、
私たちの目的の観点と
そちらの方向から眺めてみます。


演奏の本来のプロセスは、

1. まず「何を語りたいか(曲想)」があり、
2. それを語る「音」を選び、
3. その音に「想いを込めて奏でる」

という順番です。


一番先にあるのは
常に「曲想」なのです。


私たちは、

この本来の順序とは
「逆」の練習を
無意識に続けている

のですね。


楽器の操作に
まだ不慣れなうちは、
操作練習を優先させるのは
仕方ありません。


けれど、
ある程度キャリアを積んだ
演奏者であれば、
もはやそこが「困るポイント」
ではないはずです。

もう楽器の操作に困らない
ところまで力をつけているのだからこそ、

この順番を

“元に戻す” 意識転換

が必要ではないかと思うのです。


「弾けるようになってから曲想を考える」
のではなく、

「曲想ありきで技術を練習する」

「表現したいことに沿って弾く」。
=曲想と技術を同時に磨いていく。


そんな練習への転換が、
演奏をより豊かに、
より深いものへと導いてくれる
一つの大事なカギになるのでしょう。


語りたいことを語るための
「技術は手段」であり、
「楽器は道具」です。

その手段と道具が
本来の目的に沿って活かされてこそ、
自由で心のこもった
演奏が生まれるのでしょう。


「ただ弾いているだけ」から
抜け出すためのヒントの一つは、

そんな
“順番”の見直しにあるのだ
とわたしは思います。

あなたが、
今日もより自由に、
心地よく奏でられますように。

心から応援しています。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました(^^)




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