ストーリー作り|学びの記録.04 主人公のゴールを定める
小説を書く上で、主人公に「明確なゴール」を設定することが、物語全体を動かす鍵となります。主人公が何を求めているのか、そのゴールが明確であればあるほど、読者は物語に深く没入し、感情移入しやすくなります。
興味深いのは、脳科学の観点からもこの現象が裏付けられているという点です。研究によれば、人間が小説を読んでいるとき、実際にその行動を経験しているかのように脳が反応することが分かっています。つまり、読者が物語を読んでいるときは、実際に主人公の内面に入り込み、その感情や経験を共有しているということです。読者は、主人公が何を感じ、何を目指しているのかを自分のことのように捉え、物語に感情移入します。
しかし、この感情移入が成立するためには、物語の中で主人公が何を求めているのかが明確であることが不可欠です。主人公がどんなゴールを持ち、そのゴールに向かってどのような行動を選んでいるのかを読者が理解できなければ、物語に共感することができなくなります。主人公の行動や選択の意味がわからないと、物語はただの出来事の連続に感じられ、読者は物語に引き込まれなくなってしまうのです。
今回は、物語に起こるすべての出来事に意味を持たせるために、主人公のゴールをどのように設定すべきかを学びました。
物語にゴールが必要な理由と読者を引き込む力
物語のプロットは、主人公の外面的なゴールを中心に展開されますが、それに加えて内面的な葛藤も必要です。主人公が外面的な目標に向かう中で、内面での闘いが描かれることで、物語は深みを持ち、読者を引き込む力が生まれます。読者は「主人公がゴールに到達するために、どんな感情的な代償を払う
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