というわけのタクラマスタイル

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そんな感じで、勉強した気になってみたり、心構えを整えた感じにポーズを取ってみたりしながらも、結局は孤独で地味な作業を初め、継続しないと作品は出来て来ないわけです。
アイディア出しから、引きの強い冒頭を考え、読者を飽きさせない繋ぎを心掛けつつ、山場を演出し、起承まできて転が全然考えつかず、一度書きかけのものを放り投げてしまったり、消してしまったり。

いっそAIにはもっと頑張ってもらって丸投げできるようになれば、こんなことしなくてもいいのに、なんて思い、じゃあ最初からこんなことしているなよと自嘲してみたりする毎日。
その割には、何本か一本完成した瞬間には、フルマラソンを走り切った人ってきっとこんな感じなんだろう、なんて多分全然違うだろう例えで、自分で自分を称賛してみたりする。
でも、時間を置いて読んでみたらてんで成ってなくて、頑張った時間と恥ずかしく喜んだ瞬間までプラスされた自己嫌悪に陥るわけです。

みなさんこんな感じなんでしょうか?
多分そうなんでしょうね。
勝手にそうだと思い込み、まだ見ぬ同士と同じ苦労を味わっているという謎の連帯感を糧に、日々努力して行きたいと思います。


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