書けない人の特徴 ~すごいものを書かなきゃ!と思ってませんか?~

記事
コラム

今回は、
「書きたいと思ってるんだけど、なかなか書けない」
「スランプになってしまった」
という方向けに書いていきたいと思います。

プロ作家さんでも、「スランプ」「書けなくなる」
というのは、あったりします。
ただ、アマチュアの方とプロ作家の違いは、
現実的に「人の目=評価」があるかどうか、という大きな違いがあります。

でも、書けなくなる要因は、その根っこの部分は
同じものがあったりするかもしれません。

書けない人の特徴――
それは、理想が高すぎて、
現実の自分が追いついていない状態
と言えると思います。

いいものを書くぞ!
完璧にするぞ!

と、気合いが入りすぎていませんか?

すごいものを書かなきゃ!
そう思って背伸びしすぎると、苦しくなります

それよりも、「書くことを楽しむ」
「自分が書きたいことを、書きたいように書く」
ことに注力してください。

小説って、本来は自由に好きなように書いていいのです。
「これはダメ」なんて小説はありません。
「ダメ」と評価するのは人ですが、書けない人は、
自分で自分自身にダメ出しをしてしまっているのです。

評価したくなるのは、過程よりも
結果に重きを置いているからかもしれません。

人生は過程です。
人生の結果といえば、「死」になりますので、
ある意味、人生の結果は、行きつく先はみんな一緒
と言うこともできるかもしれません。

人生は過程を楽しむもの。
小説も、過程を楽しむものです。

その過程が楽しめなくなっている
という状態が「書けない」という状態ではないでしょうか?

この世は競争社会、比較社会です。
「すごい人」はたくさんいるし、上を目指せば目指すほど
さらに上がいることがわかって、落ち込むことになります。

周囲を気にするのではなく、
結局は自分自身を見るしかないのです。

他人との比較は、それがポジティブなやる気
つながるのであれば有効ですが、そうでないなら、
なくしてしまったほうがいいのです。
自分自身を見失い、「楽しみ」まで見失ってしまうからです。

そんなふうに、「書けない人」というのは、
ちょっと考え方が違ってしまっている
変な方向へ偏ってしまっている、ということだと思います。

誰しもネガティブになることはあるので、
そんな自分を否定せず、「まぁ、こういう時もあるよね」
と言って、受け入れてあげてください。

そして、できる範囲で軌道修正すればいいのです。
私自身も、理想が高すぎるところがあったり、
周囲と比較ばかりしてしまって動けなくなる時があります。
そういう自戒も込めて、書いてみました。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す