戻りの鈍さが嫌気されるか・・・ しっかりと戻すか・・・
おはようございます。
夜中に降った雨も止んだが、蝉の声が聞こえない。かと言って鈴虫が鳴いているということでもなく蒸し暑い朝となっている。株式市場も夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時32,000円台を回復するという場面もあったが、相変わらず目先の需給だけという感じで、積極的に買い上がる材料もなく、米国株が売られると一気に売られることになった。特に買い上がる材料がないのだから、空売りの買戻しでも入らないと上値を買うということにならないということだ。
政府のGX(グリーントランスフォーメーション=脱炭素政策)の予算が2兆円規模ということで、蓄電池や半導体への投資を促す施策ということだが、テーマとなり得るかどうかということだ。実体経済への影響がどの程度取りざたされるか、市場参加者も半導体関連銘柄などは買いやすくなるのだろうが、買われすぎ銘柄も多く、どこまで買えるのかということになってくる。金利上昇が懸念されるところでは、あくまでも投資と考えれば買われすぎ銘柄を避ける方が無難ではないかと思う。
31,800円の節目を抜けたというよりは32,000円手前で上値を押さえられたということになりそうだ。改めて上値の重さが確認されれば再度31,500円を試すことになるのだろう。当面は日柄整理的に上がれば売られ、下がれば買われるということになりそうだが、空売りが積み上がっての踏み上げ相場にならないと32,000円を超えないということなのかもしれない。
米国株が軟調、特に半導体関連銘柄などが安かったことで一時大きく上昇して32,000円台をつけていた夜間取引やシカゴ市場の日経平均先
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