まだまだ停電の多いカンボジアでの過ごし方

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コラム
 30年前にカンボジアに来たばかりの時は、首都プノンペンでも半日くらいは電気がなくて、各家庭に小型の発電機があったものです。
 ただ、小型だと電灯や扇風機には対応できますがクーラーを動かすまでいかないのと、とにかく音が大きくうるさいのが難点でした。

 実は今も時々停電があり、我が家や会社でも2,3ヶ月に一度くらいは数時間の停電があります。
 その停電も突発的な事故ではなくてどこかで工事のため停電するというのが多くて、つまり事前に知らせない計画停電が多いのが困りものです。
 まあ、そういう政府ですけど。

 でも今はスマホで明かりは短時間ならなんとでもなるし、充電式の扇風機なども各自あらかじめ用意してたりもするので大きな混乱がおこることも殆どありません。
 30年前は夜電気がなくてトイレ行くときには当時のラップトップコンピュータ、NECのPC98を開いて反対に向けてトイレに行ったものでした。
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 また、日本と違って面白いのは、信号が停電でとまっても普段から信号なんて完全に守っていない国民性なので、普段大渋滞のプノンペンでも交通の混乱が起きないどころか、かえって車の進み方がスムーズになったりするところもあります😁

 で、今日は珍しく計画停電の知らせが来て、午前中いっぱい停電と言ってたのであらかじめいろいろ準備して待ち構えていたのですが、あれ、11時になっても停電になりません・・・なんなんでしょうね。

 こちらでは雨季に入る前の今が1年で最も暑い時期で日中は40度まで気温が上がりますので、午後になってから停電というのはやめて欲しいんですけど・・・

 あと、たま~に断水とかもあるので、各家庭ではあらかじめ飲料のペットボトルを買って、水浴び用に水を貯めてるから、1日程度ならもう慣れてはいますけど、それでも、ああ~日本っていいな~と時々やはり思っちゃいますね。

 「備えあれば憂いなし」と言いますが、人間は思った以上に環境に応じてあらかじめ対応ができたり耐性ができたりするものですね。
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