それは、高校の文化祭の時から始まっていた。
写真は、見えにくいのですが、太陽を撮影したら、蝶のように視えたので、掲載しました。さて、今日は沙織の高校時代の話を書きます。不思議な昔話です。40年近く前の【文化祭】です。2年生の時に【展示】で【占いの館】なるものをしました。沙織は責任者だったのですが、【命術】に当たる【西洋占星術】とか、もう覚えていない。壁にいろいろ書いて、展示し、【実演コーナー】で、無料でみんなを占っていた。当時、沙織の担当は【トランプ占い】タロットや、姓名判断とか、本を見ながらだったけど、みんなを占った。あれが、初の鑑定の時だった。そして、三年生の出し物は【演劇】と決まっていて、元々の台本名は覚えていないが、アレンジして、【生誕の地より】とかそんな名前だったと思う。沙織は監督だった。思えば、アレは【中間世】である。当時は何も考えていなかった。神様と天使様と死神がいて、生まれる前に自分の運命を知る。緑はコインロッカーベイビー、桃子はヤンキーになる。青太は受験ノイローゼで、自殺を試みる。黄郎は、身体障害者として生まれる。確か、この順番で、緑から生まれて行った、と思われる。生まれる前に自分の人生のシナリオが決まっていて、それでも、生まれるかどうか?話し合う場所だった。天使様は生まれて、頑張るように諭す。死神は「そんな辛い人生、辞めてしまえ。消えてしまえ。」と、魂が消えてなくなる方にいざなう。時々、神様が、質問する。結局、全員、順番に生まれていく。緑はコインロッカーに捨てられて、そこで、精いっぱい泣く。しかし、誰にも気がつかれず、結局亡くなってしまう。それを知った全員が生まれるのをためらう。しかし、それでも、結果
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