【王者陥落】三菱商事の第1四半期決算
こんにちはYasuです!前回、総合商社5社の2020年度第1四半期決算発表について書かせていただきました。ご参考までに記事のURLを貼っておきます。https://coconala.com/blogs/1982314/20418今回は、少し突っ込んで三菱商事の決算発表にフォーカスしてお話していきたいと思います。第1四半期決算にて、かつて不動の王者であった三菱商事は5商社中、純利益4位とかなり芳しくない結果でした。年間純利益見通しでも2,000億と、伊藤忠商事の4,000億から大きく差をつけられている状況です。しかし、正直なところ今回の発表を受けて「2位すら怪しいのでは?」と疑問に思ってしまいました。三菱商事の第1四半期決算の概要こちらが5大商社の第1四半期決算と年間見通しを比べた表です。純利益で4位というのは、三菱商事にとってかなり屈辱的かもしれません。しかし、決算発表ではいくつか気になる点があり、もしかすると1,800億円の見通しを発表している三井物産よりも厳しい結果に終わる可能性もあるのではないかと思っています。今回は、三菱商事の「決算発表・見通し」における3つの疑問点について書いていきます。疑問点①決算のタイミング今回の決算発表のタイミングになります。7月31日の三井物産の発表に続くように、丸紅、伊藤忠、住商が発表を行いました。しかし、三菱商事はそこから遅れること1週間後の8月13日の発表でした。なぜ他社と同じ時期に決算発表を実施しなかったのでしょうか。◇あくまで推測ですが、競合他社が出す数字に合わせて減損額や見通し額をコントロールする必要があったようにも思えます。→グル
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