「都立の英語」出る順100選Vol.10~(後編:結果・完了用法)都立は完了形が好きな訳
最後に結果・完了用法です。この2つの用法は親戚関係にあります。いずれも、時間の流れの中で現在に注目する用法です
教科書的には、
・結果用法は、目安となるキーワードがないため
文脈で判断する
・完了用法は、just, already, yetを伴う場合が多い
となります
ここで、改めて2026年大問2の冒頭1行目に登場した一文を見てみましょう
Have you answered the question which Sayuri made?
出典:2026年度 東京都立高校入試 英語大問2
これを、4分類に当てはめると、
1 経験 アンケートに、かつて答えたことがあるか
2 継続 アンケートに、ずっと答えてきたか
3 結果 アンケートに答えた結果、今もその状態か
4 完了 アンケートに今まさに答え終えたか
4分類で考えるなら③「結果」か④「完了」です
しかし、どちらもしっくりきません。実はこれは確認の意味合いの完了構文で、
「もう、アンケートに答えた?(軽く確認する調子)」
となります。
この一文がやっかいなのは、都立の英語なら、通常存在するはずの導いてくれる単語・フレーズが明示されていないからです。冒頭一行目なので、誘導する前文がありません。alreadyといった副詞もありません。
そのため、「完了形は4分類に当てはめて解釈」、中でも完了形完了用法を「今この瞬間」と学習してきた受験生ほど、思考停止に陥るのです
しかし、あわてる必要がないのが都立の英語です。都立の英語では、複雑な文法解釈に絡めたひっかけはまず出てきません。そこで、完了形が出てきて、継続ではないな、でもよく理解
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