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時には鈍感さんになることも必要。

こんにちは、YUSAKODAです(˶′◡′˶)人の気持ちって、表情やしぐさ、行動に現れたりするので、言葉に出さなくても、その人がどう思ってるかわかりますよね?…って、本当にそうですか?(*′艸`)どうしてそう思うんでしょう。そうに決まってる?本当に?あなたがそう思ってるだけじゃないですか?まあでも、たぶん、思った通りに思ってるんですけどね😅ただ、実際に相手に聞いてみないと、わからないこともあるし、聞いてみたところで正直に答えてくれるとも限らないし、その時に見た一瞬の表情だけで想像するには限界があったり、こちらの先入観や固定観念でそう思えるだけだったり、あなたが、相手の「本当の気持ち」を知るってことは、思ってる以上にむずかしいことなんですよね。以前のブログでも触れましたが、自分の気持ちは自分だけのものだし、同じように人の気持ちも、その人だけのものだから、こちらが何とかしようと思っても、無理な話だったりもします。本当の気持ちがどうであれ、ポジティブに感じた時は、そのまま受け取ればいいと思うんですが、もし、ネガティブな感情として捉えた場合、本当にそうかの判断にも迷うし、自分がどう反応したらいいかも迷ってしまいますよね。私は、お釈迦様の「悪口は受け取らない」という逸話が好きなんですが、みなさんはご存知ですか?多くの人から敬われているお釈迦様に嫉妬心を抱いている男性が、お釈迦様を陥れようと、作戦を考えます。大勢の人の前でお釈迦様を罵ったり、悪口を言ったら、きっとお釈迦様は怒って、汚い言葉を使い、言い返してくるだろう。そんな姿を見た人々は幻滅し、落胆して、お釈迦様の人気もなくなり、人が去っ
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マイナスのストロークは受取拒否する。

こんにちは、YUSAKODAです。今は、誰でもSNSに写真を投稿したり、つぶやいたり、動画を配信したりして、自己表現しやすくなっています。媒体によっても違いますが、それを見た人たちは、いいね♪を押したり、コメントを書いて反応することがありますよね。これによって、投稿者はもっと頑張ろう!と思ったり、コメントの内容から励まされたり、時には反省して、さらに自己表現をしていくと思います。このブログも然り。ですが、あまりに有名になってくると、アンチコメントを書き込んでくる人もいますよね。個人的には、嫌ならスルーすればいいのに…と思うんですが、わざわざ挑発するようなコメントを書いて、接触してきて、結局、何がしたいんだろうと思う人もいます。SNSで発信している人は、大なり小なり承認欲求があると思いますが、アンチコメントを書く人にも、同じものがあるのかなと感じます。今回は、そんなことをつぶやいてみたいと思います(^^)心理学を学んだ時に、「ストローク」という言葉を知りました。これは、他者との関わりにおいて、その存在を認め、それを表すための身体的・精神的な働きかけ(言動)のこと。なんだか、難しいですねw簡単にいうと、人に対して挨拶したり、「ありがとう」と感謝したり、落ち込んでいる人を慰めたり、ハグしたり、にっこり微笑んだり。その人のことを受け止め、「私はあなたの味方ですよ」「認めてますよ」と、言葉や行動にして表現するものや反応かな。こういったストロークのやりとりをすることによって、豊かな人間関係を築けると言われています。例えば…、私はよく大きな公園を散歩したりするのですが、同じように散歩している
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幸せの心理学  〜ストローク「条件付き・無条件ストローク」②〜

◎肯定的無条件ストローク条件の有無ではなく、「存在そのもの」に与えられるストローク。自分は大切にされている・尊重されていると感じ、最も心地よいストロークと言えます。「大好き」「かわいいね」「あなたと一緒にいるとほっとするわ」「愛してる」のような精神的ストローク。歓迎の握手、「パパおかえり!」と子供が抱きついてくる、久しぶりの友人とハグするなどの身体的ストローク。その人の”ある行動”に対してではなく、その人自身、その”存在”に対して与えるストローク。肯定的無条件ストローク☮💕◎否定的無条件ストローク「嫌い!」「顔も見たくない」「むかつく」「チッ!」などの精神的ストローク。いきなり後ろから押される、理由もなく叩かれるなどの身体的ストローク。否定的無条件ストロークを受け取ると、理由もわからず存在を脅かされ人格を傷つけられ、戸惑い、辛くなる事があります。子供に対して最もやってはいけないストロークです!
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幸せの心理学  〜ストローク「条件付き・無条件ストローク」〜

ストローク。4つに分類してきました。①肯定的精神的ストローク②肯定的身体的ストローク③否定的精神的ストローク④否定的身体的ストロークさらに分類します^^;◎条件付きストローク・・行為/態度に対して与えられるストローク◎無条件ストローク ・・その人自身/存在に対して与えられるストローク◎肯定的条件付きストローク「100点とったの?すごいね!」「仕事はやくなったね!助かるよ!」この2つは共に「行動(=条件)」に対してストロークを与えています。”100点を取れたこと”、それ自体がすごくて、”その子自身”に対してのストロークではない。”仕事が早くなったこと”、それ自体が助かるのであって、”その人自身”に対してのストロークではない。人を育てる場合は、この肯定的条件付きストロークを使うと教育的効果があります。一方、こればかりを与えられると、”自分の存在”に自信が持てず自尊感情が低くなる可能性があります。◎否定的条件付きストローク「人が話している間は口を挟んじゃダメ」「この漢字間違ってるから書き直して」「大事にしているお花だから折ってはダメ」「こうしたらよいのに、うまくいくのに」というメッセージが込められています。その”行為”や”態度”を改めさえすれば”自分の存在”は認めてもらえるので成長に繋がるストロークです。(「自分の存在を認めてもらえる」➡これがストロークを授受する理由!)しつけや教育的なものとして否定的ストロークを与える時は「条件付きストローク」にすると相手は受け入れやすくなります。ただ、繰り返し否定的ストロークばかりを与えられると自信をなくしたり反発を招いたりします。(”存在”を注
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幸せの心理学  〜ストローク「身体的・精神的ストローク」〜

ストロークには大きく分けて2種類あるとお伝えしました。肯定的ストロークと否定的ストローク。さらに2つに分けられます。身体的ストローク・・身体に直接触れるストローク(タッチストローク)精神的ストローク・・言葉、表情、態度、LINE等で表すストローク◎肯定的身体的ストローク幼い頃にたくさん経験している関わり方。赤ん坊のときの一番の身体的ストロークはなんと言っても、おっぱいを飲んでる時❤母親の温かい腕で抱かれてお腹は満たされ、安心してそのまま眠りに落ちる。至福の時だと思います🥰抱きしめる、頭を撫でる、頬ずりをする、などの肌の触れ合いは心の安定をもたらします👍大人になってからは身体的ストロークは減ってきてしまいますが、手を繋ぐ、腕を組む、ハグをする、肩を組む、などの身体的ストロークを受け取った時、心の垣根が取り払われた経験があると思います。◎肯定的精神的ストローク目と目があって微笑む、褒めてもらう、慰めてもらう、労りの言葉をかけてもらう、感謝の言葉を伝える、話を聞く(ゴールデンストローク)、など、受け手が快いストローク。このストロークを受け取ると自尊感情(自己肯定感)が育ちます。◎否定的身体的ストローク叩かれる、殴られる、押しのけられる、など身体に痛みや傷を伴うストローク。このストロークを与えられると存在を否定され心が著しく傷つきます。また痛みはなくとも嫌いな相手に触れられたり腕を組まれたりすると否定的ストロークと感じる可能性が大きいです◎否定的精神的ストローク嫌味を言われる、睨まれる、怒鳴られる、見下される、無視される、そっけない態度を取られる、SNSでの誹謗中傷。肯定的ストロークよ
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幸せの心理学  〜ストローク「否定的ストローク」〜

肯定的があれば逆の否定的もやっぱりあります。前の記事でもお伝えしましたが、基本的には相手がどう捉えるか。良かれと思った言動が相手からしてみたら迷惑だったり・・・なんてことは誰でも経験済みかと思います。叱られたり注意されたりして受け手が不快だと感じたらそれは否定的ストローク(ネガティブストローク)です。他には、にらまれる、怒鳴られる、小さい子に良かれと思って手伝ってあげたことが実は自分でやりたいと思ってた事の妨害行為だったということも否定的ストロークです。ここから学べることは、自分本位ではなく、まず他人本位にたってから言葉を発したり行動を起こすことが大事ということ。(もちろん例外はあると思います)言われてみれば当たり前のことですよね。小学校でもそう学んできました。でも”自分”というものを作り上げてる価値観があるからどうしてもそれが一番だと思い(だって自分が存在出来てるのはその価値観があるから)、それを基準に考えてしまう。ということは、他人本位にたつ前にさらにやるべき・出来ることは・・・内省。自己理解。自分を知る。そして自己理解するために助けとなってくれる理論が自我状態。いやー、交流分析素晴らしいですね🎶自分を知り、相手の立場に立つことが出来て、良いコミュニケーションが出来て、お互いに肯定的ストロークの交換ができるから、幸せを感じることが出来る。だから、「幸せの心理学」と呼んでるんです☮love&peace☮
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幸せの心理学  〜ストローク「肯定的ストローク」〜

心の栄養素である”ストローク”。いくつかに分類することが出来ます。まずおおきく分けて2つ。◎肯定的ストローク◎否定的ストローク読んで字のごとくなのですが、大事なのは「受け取った人がどう感じるか」。たとえ与える側が肯定的と思っても受け手が否定的と思えばそれは否定的ストロークになるんです。相手にとっては。という事で、肯定的ストロークは、受け手が気持ち良いと感じるストローク。笑顔で挨拶される、慰めてもらう、褒めてもらう、認めてもらう、話を聞いてもらう、などなど。肯定的ストロークをたくさん受けると幸せを感じます。ここ、大事。人はストロークなしには生きられません。この世に一人だったらおそらく生きていけません。なぜなら自分の存在価値を見いだせないから。誰にも”自分”を認めてもらえないから。人は豪邸を持つこと、いい車を持つこと、お金をたくさんもつことに幸せを感じるのではなく、それらを持つことによって”自分”という存在を認めてもらいたいという無意識での承認欲求を満たされることによって幸せを感じるんだと思います。つまり、物理的な事は関係なく、いかに人から多くの肯定的ストロークをもらうか。そして、そのためにはどれだけ自分から多くの肯定的ストロークを与えることが出来るか。これこそが、幸せを感じるための条件なんじゃないかなー。お菓子でもお金でも何でもいいですけど、器が大きければ大きいほどいっぱい受け取れますよね?ストロークも同じで、”人間性という器”が大きければ大きいほどたくさんのストロークを受け取れると思うんです。幸せになりたいと思う人っていっぱいいて、環境にそれを求めてる人っていっぱいいると思うん
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幸せの心理学  〜ストローク -スーザンの物語- 〜

ある小児病棟にスーザンという女の子が父親に連れられてやってきました。1歳10ヶ月で体重は6,8kg、身長71cm。ハイハイもできず言葉を発する事も出来ない状態でした。検査結果は著しい心身の発達の遅れ。発育不全により即入院となりました。原因は母親の養育放棄。相手にされず抱かれることも話しかけられることもなく幼いながら一人ぼっちで育ってきた(ストロークを全く与えられなかった)と想像出来ます。彼女の治療方法は母親代わりにボランティアの女性が、週5日間、毎日6時間スーザンの世話をする(ストロークを与える)というものでした。愛情を込めて抱いたり、頭を撫でたり、足を擦ったり、笑顔で話しかけたりして接しました。その結果6週間後にはスーザンは微笑む事が出来るようになり、ハイハイをし、伝い歩きが出来るようになり、体重は2,7kg増え、身長は5,1cm伸びました。入院当初は人と関わろうとしなかったけど、積極的に関わるようにもなりました。この物語からわかることは、養育者とのスキンシップや言葉がけが不足すると(ストローク不足)、成長ホルモンに影響を与え、脳の萎縮にもつながり、発達異常をもたらすことを示しています。人が生きていくためには新鮮な空気と水が必要です。乳幼児が健全に心身を発達させていくには、それと同じくらい養育者の愛情ある関わり(ストローク)が不可欠なものだということです🌈
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幸せの心理学  〜ストローク「心の栄養」〜

さて。交流分析と言えば、この「ストローク」がメインと言ってもいいぐらいの重要でありおもしろい理論❗ストロークを一言で言うと”心の栄養素”です。肉体が成長していくためにはご飯を食べて運動して消化して栄養素を吸収する必要がありますよね?その栄養素が体を作っていく、これに異論はないと思います。それと同様に、心も成長していくために栄養素が必要でそれが”ストローク”。ストロークとは何か。わかり易く言うと、存在を認めてもらうこと(認め合う)☺人との関わりの中でお互いに存在を認めること☺そのためになにをすればいいか?一番簡単なのは、挨拶。「おはようございます。」と言われたら「おはようございます。」と返す。それから、微笑んだり、感謝の言葉を伝えたり、ハグをしたり握手をしたり、ちゃんと話を聞いてあげることもストロークです。相手が存在している事を認める行為をストロークと言います。人と人とがお互いにその存在を認めあって働きかける言動すべてを言います。人との”コミュニケーション”=”ストロークの交換”です😊
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ストローク

ドラムレッスン今回、ストローク練習をしました。3連符、6連符になると一気に難しく感じるようです。3連符はバスドラとの縦のラインを揃えることがポイント!オルタネイトの場合、左右交互でバスドラムと揃います。ゆっくり手順を確認しながら進めていきます。スピードより正確性を目標に綺麗なストロークを習得して頂きます!
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【動機は構ってほしいから】

私はこれまで、親には「お前は、バカだ」と蔑まれたり悪いところを叱られるだけ、職場では同僚として扱われない、というような人生を歩んできたが、これは「あなたがそこにいることを私は知っています」ということを表す「ストローク」の一種でR。「ストローク」には、①身体的(肌の触れ合い)・②非言語的(表情・動作)・③言語的(言葉)・④無条件・⑤条件つき、これらの種類があり、それぞれに、肯定的・否定的なものが存在する。①身体的ストローク:撫でる、抱きしめる、など(肯定的)、叩く、殴る、など(否定的)。②非言語的ストローク:会釈する、微笑みかける、など(肯定的)、睨む、避ける、など(否定的)。③言語的ストローク:応援する、褒める、など(肯定的)、叱る、けなす、など(否定的)。④無条件ストローク:いるだけでいい、など(肯定的)、存在自体が嫌、何もいいところがない、など(否定的)。⑤条件つきストローク:勉強ができるから好き、仕事ができるから好き、言うことを聞くからいい子、など(肯定的)、遅刻する君はダメ、勉強しない子はよくない、言うことを聞かないから嫌い、など(否定的)。主に私が受けていたのは、否定的な非言語的ストローク(無視、避ける)や言語的ストローク(けなす)だったが、人は、このために心の問題が蓄積しても「存在を認めて欲しい」という欲求は消えない。これが、人は人の中でしか生きられない生き物だと結論づけられる「ストロークの法則」でR。つまり、人が生きるためのエネルギー、心の栄養としてストロークは欠かせない。仮面ライダーにとっての風のようなもので、たとえそれが爆発によって起こった汚れた爆風であっても
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【チビと言われたら~続・自分を愛せるか?~】

昨日のブログでも伝えたが、私は、体の小さい家系に生まれたことは迷惑に思いつつも、「小さき者の特権」もあることから、これをあるがままの自分として受け入れている。しかし、そうかと言って、他者からあからさまにそのことをからかわれることを受容するほど人間はできていない。これは、「小さい自分を認めるのが嫌」という類のものではなく、他者の外見をからかうという行為の存在自体を認めていないからだ。それを、円滑なミュニケーションを重視して、いじられキャラなどで通してしまううちに、いつしか「あいつには何を言ってもいい」という図式が出来上がってしまう。以前いた劇団の座長がそうだった。自分が出演を希望していた見栄えのいい役者に断られたので代役として私を自分でキャスティングしていながら、稽古中、事あるごとに私とお目当ての役者との外見の違いをあからさまに嘆いてみせるのだ。流石に他のメンバーから「座長、それは言ってはいけない」とたしなめられていたが、本来、私自身が、「こんな体格だと分かっていてあなたがキャスティングしたのだから、嘆いている暇があったら、少しでも映える演出を考えたらどうですか!!私も精一杯やりますから」とキッパリ反論すれば良かったと今は思っている。無理に代役に抜擢され、「もっと身長があったらなぁ」などと好き放題言われ、それでも黙っていた私は、「あるがままの自分」を守っていない。いわば自己愛が欠けていたと言えよう。他者との交流には「あなたがそこにいることを私は知っています」ということを表す「ストローク」が欠かせない。「ストローク」には、身体的(肌の触れ合い)・非言語的(表情・動作)・言語的(言葉
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【自分を褒めよう】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  この「ストローク」については、5つの  望ましいとされる建設的な交流があるが、  これを私自身の体験談を交えて紹介する。 ────────────────────  最終回は、⑤自分自身にもストロークを  与える。である。大いに自分を労わろう。  ●自分の投稿や川柳が載った新聞を読み、   「名文だ」「秀句だ」等と自分に褒め   言葉をかけている。  私は、本職以外の才能の幅が意外に広い。  クッキー作り、ハンドメイド品、替え歌、  これらは既に自己開示してきたが、新聞  に投稿やエッセーが採用されたり、一面  の健康川柳なる欄にもこの半年ばかりで  三回川柳が掲載されている(ラジオ番組  でも一句採用されたことがある)し、歌  もそこそこ歌える。友人の結婚式で披露  した「あの鐘を鳴らすのはあなた」など、  「プロの歌手も顔負け」と司会の方から  紹介され、重圧もあったが、見事にその  言葉に違わぬ歌唱力を見せつけ、大喝采  を浴び、大いに面目をほどこしたものだ。  決して、「無芸大食」という訳ではない。  この才能が本業には活きていないだけだ。 ────────────────────  自分を褒めること、それは取りも直さず  自己肯定感に直結する。この前も、私は  褒められて伸びるタイプだと述べさせて  いただいたが、こんな「ストローク」は、  他者から与えられるのを待つのではなく、  自分で自分にどんどん与えればいいのだ。  誰も褒めてくれないの
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【誰にも私は潰せない】

 京都でボランティア(芸術展の場内警備)  した後、浜大津まで足を延ばし、一時間  あまりのつかの間の観光を楽しんできた。  ここ一年半ばかり、カウンセラーとして  立つべく、勉強やら何やらでつい出不精  になりがちだったし、楽しむことに目を  向ける余裕など全くなかったのであるが、  今日は、折角京都まで来たことでもあり、  こんな機会は滅多にないしと思い切った。  明日から、カウンセラーとしての宣伝や  その他で今日までとは違う新たな戦いが  始まることだし、いい気分転換になった。  路面を走る地下鉄も見られたし、大津港  からの琵琶湖の美しい眺めも九年ぶりに  堪能できた(元カノとの初デートで一度  来ている)。湖の駅で店舗限定の信楽焼  のぐい呑みも土産に買えた。同じものが  二つとない(手作りなのだから当たり前)  琵琶湖ブルーの正真正銘の限定品である。 ────────────────────  この限定ぐい呑みを買って帰途、電車の  中でずっと考えていたのだが、そもそも  人間一人一人が、言い方は悪いが、誰も  この世に二人と同じ人はいない存在では  ないか。失礼を承知で言い換えれば人は  皆限定品のようなものではないだろうか。  たかが、と言ってはこれもまた失礼だが、  こんなぐい呑みですら、限定品と聞くと、  私でさえ貴重な価値あるものに感じるし、  大事に使おうという気にもなる。それだ。  不思議なことに、物なら「一つしかない  から」「限定品だから」と大切に扱おう  とする我々人間が、甚だ失礼な言い方に  なるが、究極の限定品とも言うべき人間  の一人一人
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【直木賞作家に褒められた思い出】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  この「ストローク」については、5つの  望ましいとされる建設的な交流があるが、  これを私自身の体験談を交えて紹介する。 ────────────────────  さて今日は、③自分の欲しいストローク  が来たら喜んで受け取る。についての話。  ●作家に自分の演技を「凄いかった」と   褒められて、「ありがとうございます」   と答えた。  肯定的な「言語的ストローク(褒める)」  と言えるだろう。誇らしい思い出である。  何年か前、私は、直木賞作家の難波利三  先生原作の「大阪希望館」という舞台に  出演した。戦争直後の大阪で警察が没収  した米を出させ浮浪児を養っている私設  の孤児院「大阪希望館」の物語で、私が  演じたのは辻岡という新聞記者。原作に  登場しないこの男、館長のやることなす  ことに何かと言っては疑惑の目を向けて、  度々やって来てはネチネチと嫌味を言う、  という演者の実像とはかけ離れた人物だ。  ミュージカル仕立て故にソロで一曲唄う  場面もあるので、出番が短い割には難役  であったが、当時の本職における自分を  反映させてどうにか無事に演じおおせた。  その公演終了後、小道具を片付けるため  会場の外に出ていた私に、一人の年配の  紳士が「あんた、うまかったなあ。感心  したわ」とお言葉を掛けていかれたのだ。  その時は、思いがけないお言葉に、ただ、  「ありがとうございます」としか返事が  出来なかったのだが、後で聞いて驚
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【いつもやってます】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  この「ストローク」については、5つの  望ましいとされる建設的な交流があるが、  これを私自身の体験談を交えて紹介する。 ────────────────────  さて今日は、②自分の欲しいストローク  があれば素直に欲しいと伝える。である。  ●劇団の公演があるので、親や友人達に   「観に来てくださいね」と声をかけた。  この「観に来てください」は、肯定的な  「言語的ストローク(応援する)」の他、  客席から応援の眼差しを送ったり公演を  真剣に観る、という肯定的な「非言語的  ストローク」(表情・動作)への欲求だ。  演劇に限らず、常日頃自分が取り組んで  いることの成果を発表する機会があれば、  より多くの人に見てもらい、できるなら  高評価を得たいと思うのは当然であろう。  このストロークは勿論ほしい。こうして  素直に欲しいと伝えられればいいのだが、  「6つの気づき」でも、「自分の考えや  気持ちは正確に伝える」などと言っては  いても、実際には、意地だの照れだのが  あったり、相手によっては言い難いこと  もあり得るので、思うようにはいかない。 ────────────────────  私自身は、はっきり言って自身の活動の  宣伝の仕方は下手だし、そういうことは  苦手だ。早い話が、このブログにしても、  集客力はないし、「カウンセラーとして  の自分を知ってほしい」という「自分の  欲しいストロークがあれば素直に欲しい  と伝える
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【照れずに愛をこめて】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  この「ストローク」については、5つの  望ましいとされる建設的な交流があるが、  これを私自身の体験談を交えて紹介する。 ────────────────────  先ずは、①他者に与えられるストローク  が自分にあれば惜しみなく与える、から。  ●職場のある女性と接していて優しさを   感じたので「君は優しいね」と言った。  肯定的な「言語的ストローク(褒める)」  と言えるであろう。甘酸っぱい想い出だ。  四半世紀以上前、何だったかは忘れたが、  その女性の態度・対応に素直に感動した  ことがあった。当時の私は、芸能人では  誰がタイプ?のような質問にもまともに  答えられないほどの照れ屋で、それこそ  仕事以外で女性と口を利くなどなかった。  だが、何故かこの時だけは自分の素直な  気持ちを彼女に伝えることができたのだ。  彼女には、「そんなに真顔で言わないで  くださいよ。照れるじゃないですか」と  笑顔で返された。その女性が、実は私に  好意を抱いていると知ったのはもう少し  後の話だが、他の女性には出ない言葉が、  彼女にだけは「優しいね」という親愛の  情を籠めて出た、ということは、私にも  同じ気持ちがあったのだろうと今は思う。 ────────────────────  これは「他者に与えられるストロークが  自分にあれば惜しみなく与える」が自分  の中でうまくいった数少ない例だと思う。  「6つの気づき」でも、「自分の考えや  気持ち
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【あなたは何を求めてる?】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  人は人の中でしか生きられない生き物で  あるが故に否定的ストロークで心的問題  が蓄積しても「ストローク」への欲求は  喪失せず求め続ける(ストロークの法則)  とされるが、身体的(肌の触れ合い)・  非言語的(表情・動作)・言語的(言葉)  という3種類の「ストローク」の中から、  相手が求めている「ストローク」を選び、  それに応じた接し方をすることは難しい。 ────────────────────  大の大人でも自分の気持ちや考えを正確  に伝えることのままならない人は多いが、  適切な手段を持たず立場も弱い子供なら  尚更だ。以前、私が入っているLINE  グループでも現実に起こっている問題と  して対策が話し合われたことがあったが、  親の関わりが不足していたり、関わり方  に問題がある場合、子供は、他者に暴言  を吐いたり乱暴な態度を取ることで心の  中にある満たされない何かを周囲の人に  分ってほしいというサインを出している  かのように私には思える。その時に私が  出した意見は、①お母さんの自分発信が  なく放置なイメージというのが気になる、  ②存在を認めてほしいという欲求が強い  (ストロークに飢えている)ように思う、  ③先ずは本人が求めているストロークを  探し出し、気持ちの充足を図る、の3つ。  要するに、お母さんの向き合い方を考え、  且つ、本人の欲するストロークを与える。  難しい議論はあるが、結局これに尽きる。 ────
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【言葉って…複雑ね💗】

 1月31日の、【ものの言い方~YOU  メッセージ~】でお話した通り、別れた  妻は夫婦の生活より親を優先し、毎週末  や長期休暇の度に実家に入り浸っていた。  尚且つ、保育士という仕事柄、保育所で  子供のためにするような衛生上の配慮を、  夫婦の家庭でも夫である私に強いていた。  そんな妻であるから、結婚直前に同居を  始めた夜、入浴前の汗臭い身体でスキン  シップを試みたことがよほどトラウマに  なったらしく、以後、離婚するまで同じ  部屋で共に眠ったことは一度もなかった。  ということは、私達がどのような夫婦で  あったかは、当然お分かりになるだろう。 ────────────────────  そのあたりのことにも関わる話になるが、  新婚旅行での忘れ難いエピソードを一つ。 ────────────────────  新婚旅行は、妻の計画で、北海道を巡る  オホーツク流氷ツアーなる団体ツアーに  参加した。初日の昼過ぎにJR大阪駅で  トワイライトエクスプレスに乗車。豪華  ディナーや美しい夜景を堪能し、現地に  到着後は、オシンコシンの滝や土産物店  になっている松山千春の生家等、各地を  観光し、帰りは女満別空港から関空まで  飛行機(私の人生で最初で最後)で帰る  3泊4日の私にとっては超豪華版なのだ。 ────────────────────  その悲しい思い出は、旅行2日目のこと。  前日からの列車での旅に加え、初めての  北海道で一日中各地を観光したので私は  大変疲れていた。そして何より眠かった。  なので、最後の行程だった夕食後の花火  見物の後、帰
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【褒めたり・叱ったり】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  3種類の「ストローク」の中で、言葉を  使うのが、「言語的ストローク」である。 ────────────────────  肯定的な言葉には、応援する、褒める等、  否定的な言葉には、叱る、貶す等がある。  ただ、言葉は、人によって受け取り方が  違うため、応援の言葉が重圧を与えたり、  褒めたつもりが怒らせたり、叱る貶すと  いう意味で言った言葉を何故か褒め言葉  だと思わせたり、こんなことがよくある。  特に、鬱病等の人に励ますつもりで応援  の言葉がけをするのは厳禁とされている。  励ますことで、「これ以上どう頑張れと  言うのか」とか、「こんなにまで言って  もらってるのに今の自分って…」という  気持ちにさせる危険性があるからである。 ────────────────────  私は、褒められることで伸びるタイプだ。  叱られると結構引きずってしまい、真の  実力を発揮できない。どうも親はそこを  よく理解していなかったようで、子供の  頃から今に至るまで、褒められたことは  一度もない。叱ることだけは飽きもせず  毎日のように続けられた。今から思うと、  誤解や価値観の違いにも原因は多かった。 ────────────────────  兎に角、両親共に、我が子の悪いところ  にばかり目を向け、いいところは無視だ。  だから、私が成人するまで、私が多少は  歌に自信があることや、芸術志向である  こと、食べ物の好み等、両親が知らない  ことが
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【微笑み返し・睨み返し】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  3種類の「ストローク」で表情や動作を  使うのが「非言語的ストローク」である。 ────────────────────  肯定的な表情や動作には、微笑みかける、  会釈する、等、否定的な表情や動作には、  睨む、避ける、等があるが、肯定的とは  言いながらも、社交辞令としての心にも  ない微笑みや会釈もある筈だから、その  表情や動作をもって直ちに肯定的だとは  認め難いのではないかと私は思っている。  否定的な表情や動作に関しては、退職の  原因となった喧嘩相手(両成敗の原則を  無視し、私だけが処分された)を業務中  ずっと睨み続けていたし、人間的に感心  できない相手とは仕事以外で接触しない  ようにしていたので、経験上納得できる。 ────────────────────  私個人は、言葉に表さなくても気持ちを  分かってほしい、自分の考えや気持ちは  言葉よりも態度で伝えたいタイプである。  故に、別れた妻や元カノと意思の疎通が  うまくいかず、独身貴族と聞こえだけは  いい退屈なる一人暮らしに甘んじている。 ────────────────────  あれは確か、高校二年生の夏休みの失敗。  クラブ活動で登校していた私は、廊下で  普段国語を教わっている先生とすれ違い、  軽く会釈をした(非言語的ストローク)。  すると、かの先生、「ちゃんと声出して  挨拶せんか!」、と言語的ストロークを  お求めになり、私をお叱りになったのだ。  私の中
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