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ココナラブログ
【言葉って…複雑ね💗】
記事
学び
カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
2021/02/18 18:24
1月31日の、【ものの言い方~YOU
メッセージ~】でお話した通り、別れた
妻は夫婦の生活より親を優先し、毎週末
や長期休暇の度に実家に入り浸っていた。
尚且つ、保育士という仕事柄、保育所で
子供のためにするような衛生上の配慮を、
夫婦の家庭でも夫である私に強いていた。
そんな妻であるから、結婚直前に同居を
始めた夜、入浴前の汗臭い身体でスキン
シップを試みたことがよほどトラウマに
なったらしく、以後、離婚するまで同じ
部屋で共に眠ったことは一度もなかった。
ということは、私達がどのような夫婦で
あったかは、当然お分かりになるだろう。
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そのあたりのことにも関わる話になるが、
新婚旅行での忘れ難いエピソードを一つ。
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新婚旅行は、妻の計画で、北海道を巡る
オホーツク流氷ツアーなる団体ツアーに
参加した。初日の昼過ぎにJR大阪駅で
トワイライトエクスプレスに乗車。豪華
ディナーや美しい夜景を堪能し、現地に
到着後は、オシンコシンの滝や土産物店
になっている松山千春の生家等、各地を
観光し、帰りは女満別空港から関空まで
飛行機(私の人生で最初で最後)で帰る
3泊4日の私にとっては超豪華版なのだ。
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その悲しい思い出は、旅行2日目のこと。
前日からの列車での旅に加え、初めての
北海道で一日中各地を観光したので私は
大変疲れていた。そして何より眠かった。
なので、最後の行程だった夕食後の花火
見物の後、帰り道で妻に何気なく「後は
寝るだけやな」と話しかけたのだったが、
この言葉が誤解を招き、妻を恐怖させた
ことなどその時の私は知る由もなかった。
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ホテルの部屋に戻ってから妻が真っ先に
したこと。それは、新婚の夫婦だからと
気を遣ったのか、ホテル側が密着させて
敷いていた布団を離して敷き直すことで
あった。しかも、夫たる私の目の前で…。
内心ムカついたが、喧嘩するのも大人気
ないので、黙ってそんな妻に背を向けて
酒を飲んでいた。それで怒りを表現した。
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この新婚旅行から帰って少し経ってから、
夫婦喧嘩の際にこのことを持ち出したら、
「後は寝るだけやな」という言葉に恐怖
を感じたのだという。私が純粋に睡眠を
取りたくて発した「寝る」という言葉を、
夫婦の間に存在する別の意味として考え、
そうはさせじと件の行動に出た、という。
背を向けて酒を飲んでいる私の様子から、
怒っているのは察しがついていたようだ。
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「後は寝るだけやな」、この言葉も妻の
存在を認め、関係性を深めていくための
立派な「言語的ストローク」だと思うが、
恐らく、まだお互いの気持ちを言葉から
読み取れるほどの間柄でなかったことや、
夫婦のあり方に対する根本的な考え方の
違いもあって、私が発した純粋に睡眠を
取るための「寝る」を妻は過剰に受けて、
夫婦の間に存在する別の意味として捉え、
恐怖と拒否反応が表れてしまったようだ。
本当に、言葉というは実に難しいものだ。
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とは言え、夫婦、まして新婚であるのに、
「後は寝るだけやな」という言葉を恐れ、
目の前で布団を離して敷き直されるのは、
夫の立場としては実に遺憾ではあったが。
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尚、この新婚旅行で乗ったトワイライト
エクスプレス、いたく気に入り、その後、
耳かきやチョロQ等のグッズを買い求め、
仕事で北海道に出張した時に再度乗った。
それに引き換え、帰りに乗った飛行機は、
恐怖しかなく、二度とごめんだと思った。
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駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
心理カウンセラー メンタルヘルス指導員 / 50代後半 / 男性
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