幸せの心理学  〜ストローク「条件付き・無条件ストローク」〜

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ストローク。
4つに分類してきました。

①肯定的精神的ストローク
②肯定的身体的ストローク
③否定的精神的ストローク
④否定的身体的ストローク

さらに分類します^^;

◎条件付きストローク・・行為/態度に対して与えられるストローク
◎無条件ストローク ・・その人自身/存在に対して与えられるストローク


肯定的条件付きストローク
「100点とったの?すごいね!」
「仕事はやくなったね!助かるよ!」
この2つは共に「行動(=条件)」に対してストロークを与えています。

”100点を取れたこと”、それ自体がすごくて、”その子自身”に対してのストロークではない。
”仕事が早くなったこと”、それ自体が助かるのであって、”その人自身”に対してのストロークではない。

人を育てる場合は、この肯定的条件付きストロークを使うと教育的効果があります。

一方、こればかりを与えられると、”自分の存在”に自信が持てず自尊感情が低くなる可能性があります。


◎否定的条件付きストローク
「人が話している間は口を挟んじゃダメ」
「この漢字間違ってるから書き直して」
「大事にしているお花だから折ってはダメ」

こうしたらよいのに、うまくいくのに」
というメッセージが込められています。

その”行為”や”態度”を改めさえすれば”自分の存在”は認めてもらえるので成長に繋がるストロークです。

(「自分の存在を認めてもらえる」➡これがストロークを授受する理由!)

しつけや教育的なものとして否定的ストロークを与える時は「条件付きストローク」にすると相手は受け入れやすくなります。ただ、繰り返し否定的ストロークばかりを与えられると自信をなくしたり反発を招いたりします。
(”存在”を注意するのではなく、”行動”に対して注意する)

続く



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