幸せの心理学  〜ストローク「身体的・精神的ストローク」〜

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ストロークには大きく分けて2種類あるとお伝えしました。
肯定的ストロークと否定的ストローク。
さらに2つに分けられます。

身体的ストローク・・身体に直接触れるストローク(タッチストローク)
精神的ストローク・・言葉、表情、態度、LINE等で表すストローク

◎肯定的身体的ストローク
幼い頃にたくさん経験している関わり方。
赤ん坊のときの一番の身体的ストロークはなんと言っても、おっぱいを飲んでる時❤母親の温かい腕で抱かれてお腹は満たされ、安心してそのまま眠りに落ちる。至福の時だと思います🥰
抱きしめる、頭を撫でる、頬ずりをする、などの肌の触れ合いは心の安定をもたらします👍
大人になってからは身体的ストロークは減ってきてしまいますが、手を繋ぐ、腕を組む、ハグをする、肩を組む、などの身体的ストロークを受け取った時、心の垣根が取り払われた経験があると思います。

肯定的精神的ストローク
目と目があって微笑む、褒めてもらう、慰めてもらう、労りの言葉をかけてもらう、感謝の言葉を伝える、話を聞く(ゴールデンストローク)、など、受け手が快いストローク。
このストロークを受け取ると自尊感情(自己肯定感)が育ちます。

否定的身体的ストローク
叩かれる、殴られる、押しのけられる、など身体に痛みや傷を伴うストローク。このストロークを与えられると存在を否定され心が著しく傷つきます
また痛みはなくとも嫌いな相手に触れられたり腕を組まれたりすると否定的ストロークと感じる可能性が大きいです

否定的精神的ストローク
嫌味を言われる、睨まれる、怒鳴られる、見下される、無視される、そっけない態度を取られる、SNSでの誹謗中傷。
肯定的ストロークよりもこのストロークを受け取ると自己否定に陥ったり自信を無くしたりします。

以上見てきたように、

相手からのストロークで私達の「心」はものすごく動かされます。つまり私達のストロークが相手の心に与える影響も多大だと言うことです!!

他者からの言動で心が安定することもあれば不安定になることもあり、自己肯定につながることもあれば自己否定につながることもある。

小さい子どもにとっての”他者”、”社会”と言えば、親。
親の子供に対するストロークがその子の肉体的・精神的人間形成に対する影響がいかに大きいか。

親が子どもに対して
肉体的・精神的肯定的ストロークを与えるのか。
肉体的・精神的否定的ストロークを与えるのか。
これによってその子がどういう心をもつ人間になるのか。

親(大人)はしっかりと認識しておくことが重要だと思います。

※これを書いてて思ったのは「両親同士の関係」も、精神的ストロークとして影響するんだろうなと思いました。

子どもを育てるということは、自分を省みるという事。
自分の言動を見つめ直し、その言動が子どもにどういう影響を与えるのかを考え、良くないと思ったら改善する。これは子どもがいくつになっても言えることだと思います。
子育てというのは親が自己成長するのにすごくいい機会だと思います。

「きょういく」は「教育」ではなく「共育」です。

”上から教え育てる”のではなく、”共に考え育つ”ことだと思います。

そう思うと、子育てに対するイライラも減ってきませんか(^^)








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