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フローラS(G2) [重賞最終見解]

2024年04月21日(日) 東京11R フローラS直近3年のフローラSは、複勝圏内に好走した9頭全馬が、芝1800m以上の距離or東京芝で勝利実績を持っていた馬。 また近3年で、父ステイゴールド系、ハーツクライ系、ロベルト系、キングマンボ系の何れかの血統馬は、合計7頭が複勝圏内に好走。 戦歴、血統ともに、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 コガネノソラは、芝1800mで2勝、かつ東京芝の勝利実績も持つ例年の当レースで期待値の高い戦歴。 父はステイゴールド系ゴールドシップ。 過去5年のフローラSは、父ステイゴールド系血統馬が3連対。 ゴールドシップ産駒で、前走中山芝1800mからの臨戦過程という意味では、昨年7人気1着ゴールデンハインドと全くの同パターン。 そのゴールデンハインドも、7戦目で当レースを制したように、キャリアを積んで上昇する成長曲線もゴールドシップ産駒の強み。 キャリア6戦目の今回は、前走を大幅に更新するパフォーマンスにも期待したい1頭。 カニキュルは、例年期待値の高い芝2000mの勝ち馬で、ロベルト系エピファネイアの産駒。 昨年4人気3着ブライトジュエリーも、芝2000mで勝利実績を持っていたエピファネイア産駒。 2021年5人気1着クールキャット、2020年4人気1着ウインマリリンは、何れも父ロベルト系の血統馬。 またウインマリリンは、芝2000mで2勝の実績があった馬。 6着に敗れた前走のフラワーC(G3)は、距離短縮ローテとスローペースで持ち前のスタミナを持て余す形に。 距離延長ローテとハイレベルなオークストライアルで、前走以上にタフさが問
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マイラーズC(G2) [重賞最終見解]

2024年04月21日(日) 京都11R マイラーズC新装京都開催の昨年は、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬or前走芝1800m以上出走の距離短縮馬が掲示板内を独占。 当時の4着馬シャイニーロックは単勝115倍、5着マテンロウオリオンも7番人気の穴馬。 また昨年は、父か母父ダンチヒ系、ヴァイスリージェント系、キングカメハメハ系の何れかの血統馬が掲示板内を独占。 戦歴的にはスタミナ指向、血統的にはノーザンダンサー系やキングマンボ系に代表される馬力指向の強いタイプが走りやすい傾向も。 トランキリテは、京都外回り芝1600mに舞台を移した直近2走が、連続で上がり順位2番手以内の末脚を計測。 昨年のマイラーズCでもポイントになったキングカメハメハ系ルーラーシップの産駒。 昨年の当レースは、父か母父キングカメハメハ系血統馬が3着4着5着に好走。 前述の通り、4着馬シャイニーロックは単勝万馬券の超大穴。 これまでの実績然り、新装京都の1マイル戦向きと言える典型のキャラクターで本命視。 尚、昨年の当レースも複勝圏内を独占したように、紛れの生じにくい舞台で、前走G2以上の芝重賞出走馬も順当に走りやすいレース。 今年の該当馬は、セリフォス、ソウルラッシュ、ソーヴァリアントの3頭。 中でもマイルG1好走実績を持つセリフォス、ソウルラッシュは頭1つ抜けた存在。推奨馬トランキリテセリフォス ソウルラッシュ
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福島牝馬S(G3) [重賞最終見解]

2024年04月20日(土) 福島11R 福島牝馬S新潟開催の2021年を除く、過去4年の福島牝馬Sは、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬or2000m以上の芝重賞出走馬が全勝。 4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭も全馬が、上記のローテーションを満たす馬。 また、新潟開催の2021年を除く、過去4年の福島牝馬Sは、父欧州型orステイゴールド系血統馬が3勝。4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭も当該血統馬。 臨戦過程、血統ともにスタミナ指向が強いレース。 タガノパッションは、直近2走連続で上がり最速の末脚を計測。また、2走前は芝2000m重賞に出走と買いの臨戦過程。 血統構成は、キングカメハメハ×シンボリクリスエス。 父、母父ともに欧州型の重厚な血統馬であることも有利。 中でも父キングカメハメハ系は、近5年で3勝、直近4年連続で連対中と、近年の福島牝馬Sにおける特注血統。 また前走中山牝馬S組も、新潟開催の2021年を除く近4年で2勝、福島開催の直近6年連続で必ず1頭以上は複勝圏内に好走中と、往年の特注ローテ。 大混戦にも映る今年のメンバー構成であれば、勝ち切るシーンがあっても不思議はないと見立てます。 シンリョクカも、前走中山牝馬Sからの特注ローテで、母の父がキングカメハメハ。 前走内容からも、今回の相手関係であれば、能力上位も明らかな存在。 ステイゴールド系ゴールドシップ産駒のエリオトローピオは、福島芝に限れば[3.1.1.0]の複勝率100%。 自身が複勝圏内に好走した競馬も全て福島芝という典型的な舞台巧者。 昨年、一昨年と2年連続で好走したクリノプレ
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皐月賞(G1) [重賞最終見解]

2024年04月14日(日) 中山11R 皐月賞重馬場開催の昨年を除く直近4年の皐月賞は、オープンクラスの芝1800m以下の距離で勝利実績を持っていた馬が全勝。 また、父か母父がキングマンボ系orディープインパクト系orハーツクライ系に該当する主流血統馬も、重馬場開催の昨年を除く直近4年で全勝。 上記期間で、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した5頭も全馬が上記の血統条件を満たす馬。 いわゆる短距離指向のスピードを兼ね備えた日本の王道血統馬が、最も走りやすい傾向も。 ジャスティンミラノは、共同通信杯(東京芝1800m・G3)1着からのローテーション。 2022年の勝ち馬ジオグリフ、2021年の勝ち馬エフフォーリアも、共同通信杯1着から当レースを制覇。 過去10年の皐月賞で、最も期待値の高いローテーションも前走共同通信杯組。 当該ローテ馬は、過去10年で[5.0.3.11]の連対率26.3%、複勝率42.1%、複勝回収率106%。 比較の参考に、主要ローテの弥生賞組は、過去10年で[0.5.2.33]の連対率12.5%、複勝率17.5%、複勝回収率78%。 血統構成は、キズナ×Exceed And Excel。 父は説明不要の王道ディープインパクト系種牡馬。 母父Exceed And Excelは、デインヒルを経由するスピード指向の強い欧州型ノーザンダンサー系種牡馬で、芝1200mG1レースの勝ち馬。 母マーゴットディドは、直線5F(約1000m)の芝G1レース、ナンソープS勝ち馬と快速系。 2021年6人気3着ステラヴェローチェも、父と母父がディープインパクトとスピード指向
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アンタレスS(G3) [重賞最終見解]

2024年04月14日(日) 阪神11R アンタレスS過去5年のアンタレスSで複勝圏内に好走した15頭は全馬が、前走3着以内の好調馬。 中でも、前走ダ1900m以上出走の短縮ローテ馬、もしくは前走の上がり順位が3番手以内馬は、過去5年で複勝圏内に好走した15頭中14頭が該当する特注系。 勢いのある馬の中でも、いわゆるスタミナ指向の強いタイプが恵まれやすいレース質。 ダノンマデイラは、ダート戦へ路線を変更後は5戦4勝。近2走は連勝中と勢いのあるローテーション。 ダート転戦後は5戦全ての競馬で、上がり順位3番手以内の末脚をマークしている実績も、今回の競馬へ向けては強調材料。 父は日本のチャンピオンサイアー、ディープインパクト。 2021年6人気3着と、馬券のポイントになったロードブレスも、近走好調&末脚実績のあったディープインパクト系ダノンバラード産駒。 これまで阪神ダ1800m戦では2戦2勝と、舞台実績も含めて実績馬を負かす競馬に期待したい1頭。 相手も、勢いのある父サンデー系血統を重視して、ヴィクティファルス、ハギノアレグリアス。推奨馬ダノンマデイラヴィクティファルス ハギノアレグリアス
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アーリントンC(G3) [重賞最終見解]

2024年04月13日(土) 阪神11R アーリントンC過去5年のアーリントンCで、4人気以下から複勝圏内に好走した11頭は全馬が、距離延長馬or近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験馬。また、近年の当レースは、父キングカメハメハ系orノーザンダンサー系の血統馬が7連勝中。 スピード指向に優れた非サンデー血統馬が最も走りやすいレース。 ワールズエンドは、近年の当レースで相性抜群のキングカメハメハ系ロードカナロア産駒。 一昨年の当レースは、父キングカメハメハ系が複勝圏内を独占。1着3着馬はロードカナロア産駒。 2021年も父キングカメハメハ系がワンツー。10人気2着リッケンバッカーは、ロードカナロア産駒。 2019年12人気1着と、3連単136万円超馬券の立役者となったイベリスもロードカナロア産駒。 前述した通り、前走の先行経験も有利のレースで勝ち負けに期待したい1頭。 父キングカメハメハ系orノーザンダンサー系の次に走りやすい系統が、父か母父ディープインパクト系。 昨年の当レースも、父か母父ディープインパクト系に血統馬が掲示板内を独占。 今年の注目は、父ディープインパクト系のジュンヴァンケット、チャンネルトンネル。 推奨馬ワールズエンドジュンヴァンケット チャンネルトンネル
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桜花賞(G1) [重賞最終見解]

2024年04月07日(日) 阪神11R 桜花賞直近3年の桜花賞は、複勝圏内に好走した9頭全馬が、前走芝1600m重賞で3着以内or上がり順位3番手以内馬、もしくは前走フィリーズレビューで3着以内or上がり順位3番手以内の実績馬。 また、近3年で複勝圏内に好走した9頭中8頭は、父キングカメハメハ系orウインドインハーヘア系(ブラックタイド&ディープインパクト兄弟の系統)というデータも。 主要距離の芝1600mで施行されるクラシックレースだけに、臨戦過程も血統的にも王道であることが何よりもポイントになるG1競走。 クイーンズウォークは、前走のクイーンC(東京芝1600m・G3)が、上がり最速の末脚で1着。 前述の通り、前走マイル重賞で3着以内馬は近年の特注ローテ。 直近3年の桜花賞勝ち馬も、全馬が前走マイル重賞で連対実績馬。 血統構成は、キズナ×Harlington。 父キズナは、主流血統のディープインパクト系種牡馬。 母父Harlingtonは、米国の快速血統Fappiano系種牡馬。 母ウェイヴェルアベニューは、ダート大国米国競馬の最速女王決定戦BCフィリー&メアスプリント(ダ7F・G1)の勝ち馬。 父が日本の主流種牡馬で、母方がスピード強化の血統構成は、近年の桜花賞のトレンド。 昨年1着リバティアイランドも、父が主要種牡馬のキングカメハメハ系ドゥラメンテで、母ヤンキーローズが世界最高峰のスピード大国としても知られる豪州競馬の芝1400mG1レースの勝ち馬。 キズナ産駒で、母父が米国の快速型という意味では、2021年の桜花賞で8人気3着と馬券のポイントになったファインルージュ
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阪神牝馬S(G2) [重賞最終見解]

2024年04月06日(土) 阪神11R 阪神牝馬S近年の阪神牝馬Sは、短距離指向のスピードが問われやすくなった傾向も。 過去3年の当レースで、8人気以下から複勝圏内に好走した4頭中3頭は、1400m以下の距離で勝利実績を持っていた馬。 父キングカメハメハ系、フジキセキ系、父か母父ダンチヒ系、フレンチデピュティ系など、いわゆる芝1200mG1実績血統馬も、過去3年で6人気以下から複勝圏内に好走した5頭全馬が該当する特注血統。 ウンブライルは、自身の勝ち鞍2勝が何れも芝1400m戦。 父ロードカナロアは、言わずと知れた世界のスプリント王者。 全兄ステルヴィオも、1400m重賞で複数の連対実績を持っているように、より短距離指向のスピードが問われる競馬は得意の一族。 シングザットソングは、芝1400m重賞のフィリーズレビュー(G2)勝ち馬。 昨年10人気2着と高配当馬券を演出したサブライムアンセム(本馬は今年も出走)も、フィリーズレビューの勝ち馬。 父がキングカメハメハ系血統馬という意味でも、この両者は類似性が高いキャラクター。 ドゥアイズの母父は、ディープインパクト。 父か母父ディープインパクトの血統馬は、過去3年で5頭が複勝圏内に好走する特注系。 前走1着のディープインパクト系血統馬も、当レースに限らず日本の芝重賞では常に期待値の高いパターン。 推奨馬ウンブライルシングザットソング ドゥアイズ
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ニュージーランドT(G2) [重賞最終見解]

2024年04月06日(土) 中山11R ニュージーランドT近5年のニュージーランドTは、距離延長馬or前走3角5番手以内の先行経験馬が全勝。4人気以下から複勝圏内に好走した7頭中6頭も当該ローテ馬。 また、近5年の当レースは、前走芝1600m以下の距離で1着馬が全勝。 好調馬の中でも短距離指向の強いタイプが特に走りやすい傾向も。 キャプテンシーは、今回と同舞台となる前走のジュニアC(中山芝1600m)が、ハナを主張する積極策から後続を2馬身以上突き放す完勝劇を披露。 その走破タイム1分32秒5は、近5年のニュージーランドTの勝ち時計を上回る破格の内容。 父は欧州型ロベルト系のモーリス。 父ロベルト系は、過去5年の当レースで計3頭が馬券に。またその3頭は全て5人気以下の人気薄と特注系。 アクシデント等が無ければ、まず勝ち負けも濃厚と判断して本命視。 エコロブルームは、前走マイル重賞で先行経験、かつダイワメジャー産駒。 一昨年の2着馬マテンロウオリオン、2019年の2着馬メイショウショウブも、前走マイル重賞で先行していたダイワメジャー産駒。 ボンドガールも、近走先行経験のダイワメジャー産駒。 デビュー戦では、チェルヴィニア、コラソンビート等、桜花賞の有力馬相手に完勝。 ここは能力上位も明らかで、適性等々も含め、むしろ桜花賞除外が好転する可能性が高い1頭。 配当妙味にサトミノキラリ。 例年期待値の高い距離延長のローテーション。 自身の勝ち鞍2勝は何れも1400m以下の短距離戦で、父ビッグアーサーは芝1200mG1レースの勝ち馬。 マイル戦ながらもスプリント寄りの才能が活かされる当レ
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大阪杯(G1) [重賞最終見解]

2024年03月31日(日) 阪神11R 大阪杯重馬場開催の2021年を除く、直近4年の大阪杯で単勝4人気以下から複勝圏内に好走した6頭中5頭は、距離延長馬or前走3角5番手以内の先行経験馬。 また、父か母父に米国種牡馬を持つ馬は過去5年で全勝。4人気以下から複勝圏内に好走した8頭中7頭も当該血統馬。 2000m戦ながらも、いわゆるスピード指向の強い傾向が垣間見えるG1競走。 ジオグリフは、前走中山記念(中山芝1800m・G2)3着からの距離延長ローテ。 父ドレフォンは、米国型ストームバード系種牡馬。 前述の通り、近年の当レースはスピード指向で距離延長ローテ馬、米国血統馬も有利。 父と母父が、ストームバード系とキングカメハメハ系で構成される芝1800m重賞の勝ち馬という意味では、一昨年7人気3着アリーヴォにも酷似するキャラクター。 ハーパーは、前走の有馬記念(中山芝2500m)が3角5番手以内の先行経験。 ハーツクライ×Jump Startの血統構成で、母の父は米国型エーピーインディ系種牡馬。 直近3年の勝ち馬3頭は、全て母父米国型の血統馬。 また、近3年の当レースで、4人気以下から複勝圏内に好走した5頭も全馬が、母父米国型orダンチヒ系の血統該当馬。 主流種牡馬の産駒で、かつ母父にスピード強化血統を持つ馬が最も走りやすい当レースのコンセプトに合致する1頭。 尚、過去5年の大阪杯は、2勝5連対と牝馬の活躍も際立つレース。 古馬になって、もう一段成長しやすいハーツクライ産駒であることも含めて勝ち負けに期待。 ベラジオオペラは、近走先行経験&スピード指向の強いロードカナロア産駒と、
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ダービー卿CT(G3) [重賞最終見解]

2024年03月30日(土) 中山11R ダービー卿CT近年のダービー卿CTは、舞台実績と主流血統がポイントに。 過去5年の当レースで、4人気以下から複勝圏内に好走した9頭中8頭は、上級条件の中山芝1600mで勝利実績or中山芝重賞で3着内実績があった馬。 また、父か母父がキングマンボ系、ディープインパクト系、ハーツクライ系の何れかに該当する血統馬は、過去5年で4勝、昨年も該当馬が複勝圏内を独占。 ディオは、例年期待値の高い上級条件の中山芝1600mの勝利実績馬。 父はキングカメハメハ系リオンディーズ。 過去5年のダービー卿CTは、父キングカメハメハ系血統馬が3勝。 上級条件の中山芝1600mで勝利実績を持つリオンディーズ産駒という意味では、昨年の勝ち馬インダストリアにも近いキャラクターで適条件。 パラレルヴィジョンも、これまで中山芝では複勝率100%の舞台巧者。 父キズナは、ディープインパクト系種牡馬。 2021年1着テルツェット、2019年2着プリモシーンなども中山芝実績があった父ディープインパクト系の血統馬。 純粋に前走のニューイヤーS(中山芝1600m・1分32秒3)だけ走れば、ここでもまず勝ち負けの期待を懸けられる1頭。 ニシノスーベニアも、上級条件の中山芝1600mで2勝と当舞台はベスト条件。 2018年4人気1着ヒーズインラブも、上級条件の中山芝1600mで2勝の実績があったハービンジャー産駒。 後続を5馬身突き放した前走内容からも、昇級初戦から即通用の可能性も十分。 推奨馬ディオパラレルヴィジョン ニシノスーベニア
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高松宮記念(G1) [重賞最終見解]

2024年03月24日(日) 中京11R 高松宮記念近年の高松宮記念は、馬場を問わず、近2走以内に1400m以上の距離出走馬or上がり順位3番手以内馬、もしくは前走海外G1で連対馬等々、いわゆる体力の裏付けがある馬が有利。 上記の条件を満たす馬は、過去5年で4勝、当日単勝12番人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭も該当。 また血統的には、日本の主流ではないタイプに注目。 中でも、父か母父ミスプロ系、ノーザンダンサー系、ナスルーラ系、ロベルト系の何れかの条件を満たす馬は過去5年で全勝。 単勝12番人気以下から複勝圏内に好走した5頭も全馬が上記の血統条件を満たす馬。 また父と母父が、どちらも日本の主流血統サンデーサイレンス系ではない馬も、過去5年で4勝、当日単勝12番人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭も該当する特注系。 ウインカーネリアンは、前走東京新聞杯(東京芝1600m・G3)2着からの距離短縮ローテ。 父がロベルト系スクリーンヒーロー、母父はミスプロ系マイネルラヴで、どちらも近年の高松宮記念で期待値の高い非サンデー系種牡馬。 芝1200m初出走の臨戦も、近年の高松宮記念では期待値の高いパターン。 2022年5人気2着ロータスランド、2021年1人気2着レシステンシア、同年3人気3着インディチャンプ、2020年2人気2着グランアレグリア、同年4人気3着ダイアトニック、2019年3人気1着ミスターメロディは、全て芝1200m初出走馬という共通項も。 スクリーンヒーロー産駒で、芝1200m初出走馬、かつマイル重賞の連対実績馬という意味では、2020年15人気1着入線(4着
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マーチS(G3) [重賞最終見解]

2024年03月24日(日) 中山11R マーチS過去5年のマーチSは、父か母父米国型の血統馬が全勝。5人気以下から複勝圏内に好走した8頭も全馬が当該血統馬。 2021、2022年は、2年連続で父米国型血統馬が1着2着。 いわゆる米国指向の馬力、パワーの要素が高い次元で問われやすいレース。 ゴールドハイアーは、米国型ストームバード系ヘニーヒューズの産駒。 オープンクラスの中山ダ1800m戦に勝利実績を持つヘニーヒューズ産駒という意味では、2021年6人気1着レピアーウィットにも近いタイプで本命視。 相手も父か母父米国型を重視して、キタノリューオー、ニューモニュメント。推奨馬ゴールドハイアーキタノリューオーニューモニュメント
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日経賞(G2) [重賞最終見解]

2024年03月23日(土) 中山11R 日経賞過去5年の日経賞は、前走G2以上のグレード&2200m以上の長距離に出走していた馬が全勝。4人気以下から複勝圏内に好走した6頭も全馬が該当。 また、父か母父がキングマンボ系、ロベルト系、グレイソヴリン系の何れかに該当する血統馬は、過去5年で全勝。4人気以下から複勝圏内に好走した6頭中5頭も該当。 前走でレベルの高い長距離戦に出走していた馬の中でも、いわゆる欧州指向の強いタイプが特に走りやすいレース。 クロミナンスは、前走アメリカJCC(中山芝2200m・G2)3着からの買いローテ。 同じ非根幹距離の1800m、2200m、2500m、もしくは3000m超重賞で3着内実績を持つ馬も、過去5年で4勝と特注系。 血統構成は、ロードカナロア×マンハッタンカフェ。 父は近年の当レースで特注系の、欧州型キングマンボ系種牡馬。 一昨年は父キングマンボ系血統馬が複勝圏内を独占。昨年も当該血統馬によるワンツー決着。 母父マンハッタンカフェも、日経賞と同舞台で行われるG1レース有馬記念の勝ち馬で、非根幹距離重賞の鬼としても知られる種牡馬。 2019年の日経賞勝ち馬メイショウテッコン、2017年の勝ち馬シャケトラは、何れもマンハッタンカフェ産駒。 典型的な非根幹距離巧者のタイプで本命視。 ボッケリーニも父キングカメハメハ系血統馬で、日経賞は直近2年連続で連対中。 昨年以上に相手関係にも恵まれた印象も強く、よほどのアクシデント等が無ければ、まず勝ち負けを期待できる1頭。 マイネルウィルトスは、父ロベルト系、前走芝2200mG2レース出走、非根幹距離の重賞
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毎日杯(G3) [重賞最終見解]

2024年03月23日(土) 阪神11R 毎日杯近年の毎日杯は、東京コースや阪神外回りコースなど、直線の長いコースで実績を持つ馬が圧倒的に有利。 過去3年の当レースで複勝圏内に好走した9頭中7頭は、東京芝or阪神芝外回りコースの芝1600m以上で勝利実績を持っていた馬。 また昨年は、父か母父キングカメハメハ系の血統馬が5着以内を独占。 一昨年は、父ロベルト系の血統馬によるワンツー決着。 2021年は、ディープインパクト産駒が複勝圏内を独占。4着ルペルカーリアは父ロベルト系。5着レヴェッツァは父キングカメハメハ系。 キングカメハメハ系、ロベルト系、ディープインパクト系と、主要血統馬の中でもいわゆるスタミナ指向、体力の絶対値に優れたタイプが特に走りやすい傾向も。 ベラジオボンドは、近年の当レースで特注系のキングカメハメハ系ロードカナロア産駒。 今回と同舞台となる阪神外回りコースの芝1800m戦で勝利実績を持つことも有利。 父がキングカメハメハ系種牡馬で、直線距離の長い芝1800mで勝利実績、かつ前走共同通信杯(東京芝1800m・G3)からの臨戦過程という意味では、昨年5人気1着シーズンリッチにも近いキャラクターで本命視。 スマートワイスも、直線距離の長い芝1800mの勝利実績馬で、ロードカナロア×ディープインパクトの特注血統。 母スマートレイアーも、現役時代に阪神外回りコースで6勝。 ナイトスラッガーは、キングカメハメハ系ルーラーシップ産駒で、1勝クラスの阪神芝1800mの連対実績馬。 デビュー戦でクビ差の接戦を演じたシヴァースが、後のきさらぎ賞(G3)で僅差の3着に好走したように
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スプリングS(G2) [重賞最終見解]

2024年03月17日(日) 中山11R スプリングS重馬場開催の2021年を除く直近4年のスプリングSで、複勝圏内に好走した12頭は全馬が、近2走以内に1600m以下出走馬or3コーナー5番手以内の先行経験馬。 1600m以下で勝利実績を持っていた馬も、過去5年で5人気以下から複勝圏内に好走した7頭中4頭が該当。 同じ時期、同じ3歳重賞、同じ中山芝1800mで行われるフラワーCとは相反する形で、いわゆるマイル指向のスピードがポイントになるレース。 シックスペンスは、芝1600mで2戦2勝の特注ローテ。 昨年8人気3着と、馬券のポイントにもなったメタルスピードも、前走芝1600m1着からの距離延長ローテ馬。 2019年は、前走芝1600m以下出走馬が複勝圏内を独占して3連単の配当金も23万円を超える大波乱決着に。 母フィンレイズラッキーチャームは、米国競馬の快速型で、ダ7F(約1400m・G1)のマディソンS勝ち馬。 重馬場開催の2021年を除く、近年のスプリングSは、父米国型or芝1200mG1実績馬の産駒に該当する馬が5連勝中というデータも。 戦歴に加えて、スピード指向の強い血統馬も有利のレースで、セオリー通りに当レース向きと言える1頭。 ウォーターリヒトは、芝1600m重賞の好走実績馬で、父がスピードを強化する米国型ストームバード系のドレフォン。 直近5年のスプリングSは、父米国型orストームバード系の血を持つ種牡馬の産駒の括りで4勝というデータも。 スピード指向の強いレースだけに、母ウォーターピオニーの現役時代の勝ち鞍3勝が全て1400m以下の距離であることも今回の競馬
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阪神大賞典(G2) [重賞最終見解]

2024年03月17日(日) 阪神11R 阪神大賞典過去5年の阪神大賞典は、4人気以下から複勝圏内に好走した7頭中6頭が、近2走以内に2400m以上の距離で3着以内or上がり順位3番手以内の実績があった馬。 近走好調馬の中でも長距離実績馬、あるいは長距離戦で末脚の裏付けを示している馬が、順当に走りやすいレース。 メイショウブレゲは、前走の万葉S(京都芝3000m)が、上がり最速の末脚で1着。 前述の通り、近走長距離で好走実績、末脚実績馬は有利のレース。 父ゴールドシップは、スタミナ指向の強いサンデーサイレンス系種牡馬で、現役時代は2013~15年の阪神大賞典を3連覇。 2022年も、父ステイゴールド系&前走3着以内に該当する馬が2着3着に好走したように、古馬になって上昇しやすいステイゴールド系は、近走好調馬の期待値も水準以上。 テーオーロイヤルは、近2走連続3000m以上の芝重賞で連対&上がり最速の実績馬。 父キングカメハメハ系、母父マンハッタンカフェも、阪神大賞典の実績種牡馬。 阪神開催の天皇賞春(3着)に好走実績を持つキャリアも、今回の競馬へ向けては強調材料。 サヴォーナも、近走長距離重賞で好走実績馬。 キズナ産駒のステイヤーという意味では、21、22年連覇で今年も出走を予定するディープボンドにも近いタイプで、定石通りに条件は合うキャラクター。推奨馬メイショウブレゲテーオーロイヤル サヴォーナ
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フラワーC(G3) [重賞最終見解]

2024年03月16日(土) 中山11R フラワーC過去5年のフラワーCは、複勝圏内に好走した15頭全馬が、前走2000m以上出走の距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬という共通項。 芝1800m以上の距離に勝利実績を持っていた馬も過去5年で4勝。4人気以下から複勝圏内に好走した6頭中3頭も当該実績馬。 いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 また、この傾向に伴い、血統的にもスタミナ指向の強いタイプは有利。 過去5年で4人気以下から複勝圏内に好走した6頭中3頭は、父キングカメハメハ系やエピファネイア、ハービンジャー産駒などの欧州種牡馬の産駒。 キタサンブラック、キズナ、ディープインパクト産駒など、父ウインドインハーヘア系も、過去5年で4人気以下から複勝圏内に好走した6頭中3頭が該当。 カニキュルは、前走芝2000m1着からの距離短縮ローテ。 欧州型ロベルト系のエピファネイア産駒。 2022年9人気2着ニシノラブウインク、2020年の3着馬シーズンズギフトも、エピファネイア産駒。 母の父がゼンノロブロイで、芝2000mに勝利実績を持つ馬という意味では、前述したシーズンズギフトと全く同じキャラクターで、定石通りに期待値の高い1頭。 カンティアーモも、エピファネイア産駒。 デビューから一貫して上がり順位3番手以内の末脚を使っていること、芝1800m以上の距離で勝利実績を持つことも今回の競馬へ向けては強調材料。 近親に中山時代の朝日杯フューチュリティS勝ち馬アルフレード。 その他にも、フェアリーS勝ち馬フィリアプーラ、フラワーC3着馬アルフォンシーヌ等
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ファルコンS(G3) [重賞最終見解]

2024年03月16日(土) 中京11R ファルコンS重馬場以上に悪化した2020、2023年を除く、直近3年のファルコンSは、複勝圏内に好走した9頭中7頭は、前走芝1600m以上に出走していた距離短縮ローテ馬。 また、上記期間の勝ち馬3頭は、全馬が芝1600m以上の距離で勝利実績or重賞で3着以内実績馬という共通項も。 いわゆる芝1400m重賞ながらも、1600m以上の距離もこなせる体力の絶対値がポイントになるレース。 また、血統的にもスタミナ指向の強いタイプは有利。 重馬場以上に悪化した2020、2023年を除く、直近3年のファルコンSで、4人気以下から複勝圏内に好走した3頭は全馬が、父が欧州型種牡馬という共通項も。 シュトラウスは、前走朝日杯フューチュリティS(阪神芝1600m・G1)10着からの距離短縮ローテ。 これまで自身の勝ち鞍2勝は全て芝1600m以上。重賞勝ち鞍も持つ馬。 父モーリスは、欧州型ロベルト系種牡馬。 距離短縮ローテ&1600m以上の芝重賞連対実績馬で、かつモーリス産駒という意味では、2021年の勝ち馬ルークズネストを彷彿とさせるキャラクター。 その他も、欧州血統馬、短縮ローテを重視して、ソンシ、サトミノキラリ。推奨馬シュトラウスソンシ サトミノキラリ
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金鯱賞(G2) [重賞最終見解]

2024年03月10日(日) 中京11R 金鯱賞近年の金鯱賞は、2000m重賞ながらもスピード指向の強い傾向が顕著。 過去5年で、5人気以下から複勝圏内に好走した7頭全馬が、近2走以内に3コーナー3番手以内の先行経験馬or上がり順位3番手以内の高速上がり実績を持っていた馬。 また、母父米国型かロベルト系、もしくはモーリス、ロードカナロア、ダイワメジャー産駒等々、芝1200mG1馬を輩出した種牡馬の産駒に該当する血統馬は、過去5年で4勝。 5人気以下から複勝圏内に好走した7頭も全馬が、上記の血統条件を満たす馬というデータも。 ノッキングポイントは、近2走以内に先行経験、上がり順位3番手以内の双方の条件を満たす臨戦過程。 また、父モーリス、母父キングカメハメハは、何れも近年の当レースで実績を残す種牡馬で、かつ芝1200mG1レース勝ち馬も輩出した種牡馬。 一昨年の勝ち馬ジャックドールは、モーリス産駒で、近2走以内に先行経験&上がり順位3番手以内の双方の実績を持っていた馬。 昨年6人気3着アラタ、2020年6人気3着ダイワキャグニー、2019年3着エアウィンザーは、全てキングカメハメハ産駒。 前走の菊花賞(G1・芝3000m・15着)の内容を見る限り、スピード指向の強いタイプであることも明白だけに、相応の才能が活かされやすい当レース出走で一変の競馬に期待したい1頭。 相手は能力上位のドゥレッツァ、プログノーシス。推奨馬ノッキングポイントドゥレッツァ プログノーシス
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フィリーズレビュー(G2) [重賞最終見解]

2024年03月10日(日) 阪神11R フィリーズレビュー過去5年のフィリーズレビューは、前走1600m以上の距離に出走していた短縮ローテ馬が全勝。 直近3年の連対馬6頭も全馬が当該ローテ馬。2020年は3着以内を独占する結果に。 また、この傾向に伴い、血統的にも父サンデー系や父欧州型など、いわゆるスタミナ指向、中距離指向の強いタイプが走る傾向も顕著。 中でも、近年は父ロベルト系orハーツクライ系orディープインパクト系は特注系。 過去5年で4人気以下から複勝圏内に好走した9頭中8頭は、上記血統条件を満たす馬というデータも。 ドナベティは、近年の当レースで特注系の距離短縮ローテ。 父リアルスティールは、ディープインパクト系種牡馬。 前走阪神ジュベナイルF(芝1600m・G1)からの短縮ローテで、父ディープインパクト系血統馬、かつ芝1200mの勝利実績馬という意味では、一昨年2着ナムラクレアにも近いキャラクターで当レースは適条件。 オメガウインクの父も、ディープインパクト系ロジャーバローズの産駒。 母の父Red Ransomは、近年の当レースで特注系の欧州型ロベルト系種牡馬。 直近3年は、父か母父ロベルト系血統馬が2勝。昨年も7人気以下の当該血統馬が2着3着で波乱決着に。 芝1400mでは1戦1勝と、底を見せていない戦歴も魅力。 セシリエプラージュの母アットザシーサイドは、2016年のフィリーズレビュー2着馬。 尚、本馬の母父キングカメハメハも往年の特注血統。 父キングカメハメハ系の血統馬は、過去5年で2勝3連対。 阪神競馬場との比較では、短距離寄りのスピード指向が強い京都芝1
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中山牝馬S(G3) [重賞最終見解]

2024年03月09日(土) 中山11R 中山牝馬S過去5年の中山牝馬Sは、5人気以下から複勝圏内に好走した10頭中9頭が、近2走以内に2000m以上の距離出走馬or上がり順位3番手以内の末脚実績馬。 また、5人気以下から複勝圏内に好走した10頭中6頭は、父が欧州型ノーザンダンサー系or欧州型ミスプロ系血統馬。 臨戦過程的にも血統的にも、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 タガノパッションは、距離短縮ローテ、かつ近2走連続で上がり順位2番手以内の末脚を計測する買いの臨戦過程。 加えて、近年の当レースで特注系の欧州型キングマンボ系キングカメハメハ産駒。 当系統は、過去5年中4年で連対馬を輩出。2021年は父キングカメハメハ系血統馬&当日単勝5人気以下の人気薄が2着3着で、3連単の配当金も14万円強の波乱決着に。 また、母の父も近年の当レースで実績を持つ欧州型ロベルト系のシンボリクリスエス。 2021年7人気1着ランブリングアレー、2020年の3着馬エスポワールも、母父シンボリクリスエスの血統馬。 尚、本馬は、ステイゴールドの血筋としても知られるゴールデンサッシュの一族。 直近2年の当レースは、父ステイゴールド系が連勝中。 その牝系も含めて、典型的な中山牝馬S向きと言えるキャラクター。 ファンタジアも、距離短縮ローテで、父も母父も欧州種牡馬と重厚な血統馬。母の父は前述したシンボリクリスエス。 中山芝で勝利実績を持つことも、当レースへ向けては強調材料。 過去5年で、10人気以下から複勝圏内に好走した4頭中3頭は、中山芝で勝利実績or重賞で3着以内実績があった馬という共
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チューリップ賞(G2) [重賞最終見解]

2024年03月02日(土) 阪神11R チューリップ賞過去5年のチューリップ賞は、前走阪神ジュベナイルF(G1)で5着以内馬が4勝。合計7頭が馬券に。 一方で、前走阪神ジュベナイルF組の5着以内馬が不在だった昨年は、3連単の配当金が15万円を超える波乱決着に。 今年の当レースも、前走阪神ジュベナイルF組の5着以内馬は不在。 傾向としては、荒れる要素が高いメンバー構成と見立てます。 ハワイアンティアレは、前走の未勝利戦(京都芝1600m)が上がり最速の末脚で1着。 阪神ジュベナイルFの上位組が不在だった昨年も、前走連対馬&上がり順位3番手以内の末脚実績馬が複勝圏内を独占。 父ロードカナロアは、言わずと知れた世界のスプリント王者。 近年の当レースは、短距離寄りのスピード指向の強い血統馬が走る傾向も顕著。 昨年7人気1着モズメイメイの父リアルインパクトは、自身の現役時代も産駒も1600m以下の距離で活躍馬を多数輩出するスピード指向の強い種牡馬。 昨年6人気2着コナコーストの2代母アンブロワーズは、芝1200m重賞の勝ち馬。 一昨年の勝ち馬ナミュールの母サンブルエミューズは、上級条件の芝1200m戦の勝ち馬。 この馬自身も、母モアニケアラが上級条件の1200m戦で2勝と、スピード指向の強い牝系で例年の好走馬に合致するキャラクター。 ワイドラトゥールは、前走の紅梅S(京都芝1400m)が上がり最速の末脚で1着。 父カリフォルニアクロームは、産駒の大半が1600m以下の距離で活躍するスピード型。 母父アグネスタキオンも、種牡馬として1600m以下の重賞勝ち馬を多数輩出。 父、母父ともにス
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オーシャンS(G3) [重賞最終見解]

2024年03月02日(土) 中山11R オーシャンS過去5年のオーシャンSは、4人気以下から複勝圏内に好走した7頭中4頭が、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬。 また、過去5年で4人気以下から複勝圏内に好走した7頭は全馬が父か母父サンデーサイレンス系血統馬。そのうち4頭は父ディープインパクト系の血統馬。 スプリント重賞ながらも、いわゆる中距離指向のスタミナが問われやすいレース。 ショウナンハクラクは、近2走連続で上がり順位2番手の末脚を計測。 前述した通り、近年のオーシャンSは、近走上がり上位の実績馬は特注系。 昨年の当レースも、近2走以内に上がり最速の実績を持っていた馬が上位を独占して、3連単の配当金も58万円を超える大波乱決着に。 母の父はディープインパクト。 昨年5人気3着エイシンスポッター、一昨年、2021年と2年連続3着のビアンフェ、2021年の勝ち馬コントラチェックは、全て父ディープインパクト系の血統馬。 末脚実績かつ、王道のサンデー系血統馬で典型的なオーシャンS向きと言える1頭。 相手には、例年期待値の高い距離短縮ローテ、中山芝1200mのコース実績馬を重視して、シュバルツカイザー、マテンロウオリオン。推奨馬ショウナンハクラクシュバルツカイザー マテンロウオリオン
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中山記念(G2) [重賞最終見解]

2024年02月25日(日) 中山11R 中山記念過去5年の中山記念は、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した9頭全馬が、前走1600m以下出走or近2走以内に3コーナー5番手以内の経験馬。 また、近年の当レースは、米国の主流血統でスピードを強化するStorm Catの血を持つ馬が4連勝中というデータも。 臨戦過程的にも、血統的にも、いわゆる短距離寄りのスピード指向が強いレース。 レッドモンレーヴは、例年の当レースで期待値の高い距離延長のローテーション。 父ロードカナロアは、近年の当レースで特注系のStorm Catを母の父に持つ種牡馬。 一昨年の中山記念はロードカナロア産駒が1着3着、2021年5人気2着ケイデンスコール、2019年の3着馬ステルヴィオなども当種牡馬の産駒。 前走マイル重賞に出走していたロードカナロア産駒という意味では、前述したケイデンスコール、ステルヴィオなどと同様のパターン。 半姉レッドルレーヴも中山芝1800m重賞の連対実績馬で、一族の舞台適性も水準以上。 ジオグリフの父ドレフォンは、Storm Cat系種牡馬。 前述した通り、前走で3コーナー5番手以内の先行経験をしていることも、今回の競馬へ向けては強調材料。 母アロマティコは、芝マイル重賞の連対実績馬。 本質的にはスピード指向の強いタイプだけに、久しぶりの適条件で一変も。 ヒシイグアスは、中山記念2勝の実績馬でディフェンディングチャンピオン。 自身の重賞勝ち鞍3勝も全て中山競馬場で挙げたもの。 海外G1で結果を残した前走内容然り、年齢的な衰えも感じさせず、今年も勝ち負けに期待できる1頭。 推奨馬レ
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阪急杯(G3) [重賞最終見解]

2024年02月25日(日) 阪神11R 阪急杯過去5年の阪急杯は、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内馬が全勝。 当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した8頭中7頭も、上記項目の該当馬。 また、過去5年の当レースで4人気以下から複勝圏内に好走した8頭は全馬が、父サンデー系orキングマンボ系or母父サンデーサイレンスの血統馬。 阪神芝1400m重賞特有と言える中距離指向、スタミナ指向の才能が要求されすいレース。 ダノンティンパニーは、言わずと知れたサンデー系血統の主流種牡馬ディープインパクト。 父ディープインパクト系は直近5年で3連対。2020年6人気1着ベストアクターも、ディープインパクト産駒。 距離短縮ローテ、デビューから一貫して上がり順位3番手以内の末脚を使っていることも今回の競馬へ向けては有利。 これまで阪神芝1400mでは2戦2勝と、中距離指向の強いタイプが走りやすい当舞台巧者の典型と言えるキャラクター。 相手も父ディープインパクト系を重視して、ボルザコフスキー、スマートクラージュ。推奨馬ダノンティンパニーボルザコフスキースマートクラージュ
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フェブラリーS(G1) [重賞最終見解]

2024年02月18日(日) 東京11R フェブラリーS過去5年のフェブラリーSの勝ち馬5頭中4頭は、父米国型の血統馬。 また、昨年4人気2着レッドルゼルは、ロードカナロア産駒。 一昨年4人気3着ソダシは、クロフネ産駒。 2021年9人気2着エアスピネル、2019年8人気3着ユラノトは、何れもキングカメハメハ産駒。 2020年16人気2着ケイティブレイブは、アドマイヤマックス産駒。 ロードカナロア、クロフネ、キングカメハメハ、アドマイヤマックスの共通項は、芝1200mG1レースに実績のある種牡馬であること。 米国血統や芝1200mG1血統等々、いわゆる短距離指向のスピードを兼ね備えたタイプが特に走りやすいレース。 キングズソードの父は、米国型エーピーインディ系シニスターミニスター。 前走東京大賞典(大井2000m・G1)から距離短縮ローテで挑む父エーピーインディ系血統馬という意味では、昨年4人気3着メイショウハリオ(父パイロ)と全く同じ。 全兄キングズガードもそうであったように、この馬本来の持ち味は地方よりも軽いJRAの砂でこそ活きるラストの決め手や直線での伸び脚の要素。 前走地方からのローテーション、また東京ダートコース初出走もプラスに働く公算も高く、近走からの大幅な上昇度にも期待できる1頭。 ペプチドナイルの父キングカメハメハ、母父マンハッタンカフェは、何れもフェブラリーS勝ち馬を輩出した種牡馬。 父か母父キングカメハメハ系の血統馬は、昨年2着レッドルゼル、一昨年3着ソダシ、2021年2着エアスピネルと、3年連続で複勝圏内に好走する近年の当レースの特注系。 東京ダ1600m
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小倉大賞典(G3) [重賞最終見解]

2024年02月18日(日) 小倉11R 小倉大賞典過去5年の小倉大賞典は、複勝圏内に好走した15頭全馬が、前走2000m以上出走の距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の該当馬。 また過去5年の当レースで、当日単勝8番人気以下から複勝圏内に好走した7頭は全馬が、父か母父キングマンボ系、ロベルト系、サドラーズウェルズ系、ダンシングブレーヴ系などの欧州型、もしくは凱旋門賞馬トニービンを持つ種牡馬の産駒という共通項も。 戦歴、血統ともに、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 ゴールドエクリプスは、前走エリザベス女王杯(2200m・G1)からの距離短縮ローテ。 2走前の大原Sでは、上がり順位2番手の末脚で1着。 例年、期待値の高い短縮ローテ、近走上がり上位の実績を満たす臨戦過程。 血統構成は、ドゥラメンテ×ハービンジャー。 父も母父も欧州型の重厚な血統馬。 ドゥラメンテは、母方に当レースの特注血統トニービンを持つ種牡馬。 3連単の配当金が10万円を超えた昨年の当レースは、父か母父ハービンジャーの血統馬が1着3着。トニービンの血を持つ種牡馬の産駒が2着3着。 一昨年の当レースは、ドゥラメンテ産駒のアリーヴォが1着。 2021年も、トニービンの血が強調されたドゥラメンテと同系統のキングカメハメハ系ルーラーシップ産駒のディアンドルが12人気3着と波乱を演出。 尚、本馬は3走前の小倉記念(小倉芝2000・G3)で3着に好走。 過去5年で3勝、当日単勝8番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭も該当と、小倉芝で勝利実績or重賞好走実績を持つ馬も期待値が高いレース。 重賞
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ダイヤモンドS(G3) [重賞最終見解]

2024年02月17日(土) 東京11R ダイヤモンドS過去5年のダイヤモンドSは、芝2400m以上の距離で1着or重賞で3着以内の実績があった馬が全勝。 当日単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した6頭も全馬が、上記実績の経験馬。 また長距離重賞らしく、トニービンや同系統のナスルーラ系種牡馬、もしくはサドラーズウェルズ等々、スタミナ指向の強い欧州の名血を持つ馬も期待値は水準以上。 近3年のダイヤモンドSで、複勝圏内に好走した9頭中7頭は、上記血統条件を満たす馬というデータも。 長距離実績のある欧州血統馬が定石通りに走りやすいレース。 ワンダフルタウンは、欧州型キングカメハメハ系のルーラーシップ産駒。 ルーラーシップの母父は、欧州の名血で凱旋門賞馬トニービン。 過去5年のダイヤモンドSは、父キングカメハメハ系は3勝。 2021年7人気1着グロンディオーズも、ルーラーシップ産駒。 昨年の3着馬シルブロンも、トニービン系トーセンジョーダン産駒。 尚、本馬は2021年の青葉賞(東京芝2400m・G2)勝ち馬。 前述の通り、芝2400m以上の距離で1着or重賞で3着以内の実績を持っている馬も期待値の高いレース。 青葉賞連対実績馬で、父キングカメハメハ系血統馬という意味では、一昨年11人気2着ランフォザローゼスを彷彿とさせる1頭。 テーオーロイヤルも、父キングカメハメハ系血統馬で、一昨年の当レース勝ち馬。 これまで3000m越え重賞に限れば、ダイヤモンドS1着、天皇賞春3着、ステイヤーズS2着と、複勝率100%。 ハーツイストワールは、トニービンの影響が強いハーツクライ産駒。 これまで自身
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京都牝馬S(G3) [重賞最終見解]

2024年02月17日(土) 京都11R 京都牝馬S2020年以来の京都開催となる京都牝馬S。 京都競馬場で行われた直近3年の当レースで、複勝圏内に好走した9頭中7頭は、父サンデー系の血統馬。 また、この期間で複勝圏内に好走した9頭中5頭は、前走芝1600m以上出走の距離短縮ローテ馬。 1400m重賞ながらもスタミナ指向が強く、中でもサンデー系の直線の伸びが活かされやすい方向性。 ソーダズリングは、サンデー系の中でもスタミナと伸びに優れたハーツクライ産駒。 2016年6人気2着マジックタイムも、ハーツクライ産駒。 母の父シンボリクリスエスは当舞台に限らず、日本の右回りコースの芝1400m重賞で常に期待値の高い欧州型ロベルト系種牡馬。 2018年の勝ち馬ミスパンテールも、母父シンボリクリスエスの血統馬。 また、前述したマジックタイムも、母の父がロベルト系血統馬。 尚、当時のミスパンテールも芝1400m初出走で当レースを制覇。 距離短縮ローテ、1400m初出走のシチュエーションも、今回の競馬へ向けては強調材料。 相手もサンデー系血統馬、1600m以上実績を重視してプレサージュリフト、ナムラクレア。推奨馬ソーダズリングプレサージュリフトナムラクレア
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共同通信杯(G3) [重賞最終見解]

2024年02月11日(日) 東京11R 共同通信杯過去5年の共同通信杯は、前走芝2000m以上出走の距離短縮ローテ馬が4勝。 昨年の当レースも、2頭のみの出走だった距離短縮ローテ馬によるワンツー決着。 また、父欧州型、あるいは父ハーツクライ系orステイゴールド系の血統馬も過去5年で4勝、合計9頭が馬券に絡む特注系。 臨戦過程も、血統的にも、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 ミスタージーティーは、前走のホープフルS(中山芝2000m)が、上がり最速の末脚で5着。 父は、欧州型キングマンボ系ドゥラメンテ。 母父は、欧州競馬のチャンピオンサイアーとしても名高いSadler's Wells。 昨年の勝ち馬ファントムシーフは、前走ホープフルS(4着)からの臨戦で、父が欧州型、母父サドラーズウェルズ系という血統馬。 2000mの勝利実績を持っていたドゥラメンテ産駒という意味では、昨年2着のタッチウッドと同じ。 姉兄馬タッチングスピーチ、サトノルークスは、何れも非根幹距離G1レースの連対実績馬。 スタミナ指向、欧州指向、非根幹指向が高い次元で問われる当レース向きの典型。 ディマイザキッドは、前走芝2000m1着からの特注ローテで、共同通信杯勝ち馬ディーマジェスティの産駒。 デビュー3戦目の未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がって、共同通信杯出走の臨戦も父と全く同じ。 ジャスティンミラノ、フォスターボンドの2頭も、前走芝2000m1着からの臨戦で、今世代好調のキズナ産駒。 ジャンタルマンタルは、典型的な米国のスピード血統馬で、スタミナ指向、欧州指向、非根幹指向等々の才能は皆無
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京都記念(G2) [重賞最終見解]

2024年02月11日(日) 京都11R 京都記念4年ぶりに京都競馬場で施行される京都記念。京都開催の直近3年の京都記念は、複勝圏内に好走した9頭中8頭が、前走芝G1レース出走or近2走以内に2000m以上の芝重賞で上がり順位3番手以内の実績馬。 今年の該当馬は、プラダリア、ベラジオオペラ、ラヴェル、ルージュエヴァイユの4頭。 本命はルージュエヴァイユ。 非根幹距離重賞に実績がある馬も期待値の高いレース。 本馬は、自身の重賞好走実績3走が全て非根幹距離。前走のエリザベス女王杯は、今回と同じ京都芝2200m戦。 2代母デインドリームは、2011年の凱旋門賞勝ち馬。 京都開催の直近3年の京都記念は、父欧州型血統馬が2勝。 非主流指向、欧州指向が強いレースだけに、母型が欧州の名血であることも今回の競馬へ向けては有利。 以下、非根幹距離実績と欧州血統馬を重視して、プラダリア、ベラジオオペラ。 ラヴェルの父キタサンブラックは、自身も非根幹距離G1レースの勝ち馬で、欧州血統馬が走る競馬にも相性がいい種牡馬。 前走G1レース出走の臨戦も買いパターンで波乱演出も。推奨馬ルージュエヴァイユラヴェル
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クイーンC(G3) [重賞最終見解]

2024年02月10日(土) 東京11R クイーンC過去5年のクイーンCは、芝1800m以上の距離で連対実績を持っていた馬が3勝。昨年も当該実績馬が掲示板内を独占。 また、ノーザンファーム生産馬は直近で8連勝中。 いわゆるクラシック指向、中距離指向の才能に優れた日本の主流タイプが走りやすいレース。 クイーンズウォークは、前走芝1800m1着からの特注ローテ。加えて、ノーザンファーム生産馬。 鞍上には、ノーザンファームの主戦騎手と言っても差し支えはない川田将雅。 昨年6人気1着ハーパーも、1800m以上の距離で実績があったノーザンファーム生産で、川田騎手騎乗馬。 中内田厩舎×川田騎手も、言わずと知れたホットライン。 アルセナール、サフィラの2頭も、ノーザンファーム生産の王道血統馬で当レース向きの典型。 推奨馬クイーンズウォークアルセナール サフィラ
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東京新聞杯(G3) [重賞最終見解]

2024年02月04日(日) 東京11R 東京新聞杯昨年の東京新聞杯は、1800m以上の距離で勝利or重賞連対実績馬が1着2着。一昨年も当該実績馬が掲示板を独占。 また過去5年で、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した10頭は、全馬が父欧州型orハーツクライ系orディープインパクト系の血統馬。 戦歴、血統ともにいわゆる中距離指向、スタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 マスクトディーヴァは、自身の勝ち鞍3勝が全て1800m以上の中距離戦。 2000mG1秋華賞2着の実績も、中距離指向の強い当レースでは何よりの強調材料。 父ルーラーシップは、菊花賞馬も輩出したスタミナ指向の強い欧州型キングカメハメハ系種牡馬。 2021年の勝ち馬で、2022年も3着に好走したカラテも、父キングカメハメハ系の血統馬。 一昨年の勝ち馬イルーシヴパンサーは、ルーラーシップの父にあたるキングカメハメハを母父に持つ馬。 上位人気は濃厚も、死角なしと判断します。 フリームファクシも、ルーラーシップ産駒で、これまでの勝ち馬3勝が全て2000m戦。 1600m2戦目の上積みも見込める今回は買い時。 ルージュリナージュも、母の父がルーラーシップで、自身の勝ち鞍4勝は全て1800m以上。 父か母父ルーラーシップの上位独占も期待したい一戦。 推奨馬マスクトディーヴァフリームファクシ ルージュリナージュ
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きさらぎ賞(G3) [重賞最終見解]

2024年02月04日(日) 京都11R きさらぎ賞4年ぶりに京都競馬場で行われるきさらぎ賞。 京都開催の直近3年で、複勝圏内に好走した9頭中8頭は、前走1600m以下出走の距離延長馬or前走3角3番手以内の先行経験馬。 1800m重賞としてはスピード指向が強い傾向も。 シヴァースは、前走芝1600m1着からの特注ローテ。 京都開催の直近3年で複勝圏内に好走した9頭全馬が該当と、前走3着以内の好調馬も有利のレース。 母の父ディープインパクトは、京都開催時のきさらぎ賞における特注種牡馬。 京都競馬場で行われた直近5年の当レースは、全ての年でディープインパクト産駒が複勝圏内に好走。 2016年は、当種牡馬の産駒が複勝圏内を独占。 いわゆるマイル指向の強いレースだけに、母ヴィブロスがマイルG1レース2勝馬であることも有利。 相手も距離延長ローテ、前走先行経験馬を重視して、ファーヴェント、レガーロデルシエロ。推奨馬シヴァースファーヴェント レガーロデルシエロ
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根岸S(G3) [重賞最終見解]

2024年01月28日(日) 東京11R 根岸S過去5年の根岸Sは、複勝圏内に好走した15頭中14頭が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮ローテの該当馬。また、上記の期間で前走5着以内の好調馬も合計13頭が3着以内に好走。 いわゆる中距離指向のスタミナを兼ね備えたタイプ、かつ勢いのある馬の期待値が高いレース。 アルファマムは、前走が今回と同舞台の霜月S(東京ダ1400m)1着からの勢いのあるローテーション。 また、直近4走連続で上がり最速の末脚を計測している実績も有利。 尚、過去5年の当レースで、4人気以下から複勝圏内に好走した6頭は全馬が、東京ダートの上級条件で勝利実績or東京ダートのオープンクラスで3着以内の実績を持っていた馬という共通項も。 本馬は上級条件の東京ダ1400mで2勝。 この実績も今回の競馬へ向けては大きな強調材料。 また、近年の当レースは、フジキセキ、キングカメハメハ、フレンチデピュティ等々、いわゆる芝ダート兼用指向の強い種牡馬の血を持つ馬も有利。 母の父がフジキセキで、近走好調馬、かつ東京ダートの実績馬という意味では、2019年2着ユラノトにも近いキャラクター。 エンペラーワケアは、ダート転戦後の直近5走連続で連対。近2走は連勝中と勢いのあるローテで、父はキングマンボ系のロードカナロア。 昨年の勝ち馬レモンポップも、前走まで連対率100%の実績があったキングマンボ系Lemon Drop Kid産駒。 2021年の勝ち馬レッドルゼルも、直近2走連続で連対の実績があったロードカナロア産駒。 勢いのあるキングマンボ系は崩れない傾向で、まず勝ち負けを期
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シルクロードS(G3) [重賞最終見解]

2024年01月28日(日) 京都11R シルクロードS4年ぶりに京都競馬場で施行されるシルクロードS。 京都開催の直近3年の当レースは、勝圏内に好走した9頭中8頭が近2走以内に1400m以上出走or上がり順位5番手以内馬。 またこの期間で、父ミスプロ系は合計5頭が3複勝圏内に好走。 2018年は、アドマイヤムーン産駒が複勝圏内を独占。 2019年は、ミスプロ系のロードカナロア、ストーミングホームの産駒が1着3着。 アドマイヤムーン、ロードカナロア、ストーミングホームと、ミスプロ系の中でも欧州指向の強いタイプが特に走りやすい傾向も。 ホープフルサインは、前走のタンザナイトS(阪神芝1200m)が、上がり順位4番手の末脚で2着。 父モンテロッソは、欧州型ミスプロ系種牡馬。 臨戦過程、血統構成ともに京都開催のシルクロードS向きの典型で高配当馬券の演出に期待大。 エターナルタイム、ルガルも、父が欧州型ミスプロ系種牡馬。 何れも1400m以上の芝重賞レースで好走実績を持つ馬で、相応の才能が活かされやすい当レース向きのキャラクター。推奨馬ホープフルサインエターナルタイム ルガル
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アメリカJCC(G2) [重賞最終見解]

2024年01月21日(日) 中山11R アメリカJCC過去5年のアメリカJCCは、前走芝G1出走or前走芝重賞で5着以内の該当馬が全勝。複勝圏内に好走した15頭中12頭も当該ローテ馬。 また、過去5年の勝ち馬5頭中4頭は、サドラーズウェルズの血を持っていた馬という共通項も。 相応の実績馬の中でも、いわゆる欧州指向の強いタフなタイプが走りやすいレース。 チャックネイトは、前走アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m・G3)3着からの臨戦過程。 前述の通り、過去5年の当レースは、前走芝G1出走or前走芝重賞で5着以内の該当ローテ馬が全勝。 また、上級条件の1800m、2200m、2500m勝ち馬や、前走菊花賞出走馬など非根幹距離の長距離戦に実績を持つ馬も過去5年で全勝。 非根幹距離の重賞で好走実績を持つ馬であることも、今回のレースへ向けては有利。 血統構成は、ハーツクライ×Dynaformer。 父ハーツクライは、凱旋門賞馬トニービンを母父に持つスタミナ指向の強い種牡馬。 昨年5人気2着エヒトも、母の父にトニービンを持つルーラーシップの産駒。 サドラーズウェルズ然り、いわゆる欧州の名血を持つ馬は例年期待値の高いレース。 母の父Dynaformerも、近年の当レースで特注系の欧州型ロベルト系種牡馬。 昨年4人気1着ノースブリッジ、2020年の勝ち馬アリストテレスも、父ロベルト系の血統馬。 先週も当日単勝10番人気以下の人気薄を次々と3着以内に導いたR.キング騎手の手腕も込みで勝ち切る競馬にも期待したい1頭。 マイネルウィルトスは、父ロベルト系血統馬で、非根幹距離の重賞レースにも複数の
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東海S(G2) [重賞最終見解]

2024年01月21日(日) 京都11R 東海S阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事に伴い、今年は京都ダ1800mで施行される東海S。 昨年のみやこS(G3)も、4年ぶりに京都ダ1800mで施行。 1着セラフィックコールは、米国型ストームバード系ヘニーヒューズの産駒。 2着メイクアリープは、米国型エーピーインディ系シニスターミニスター産駒。 また、2020年の東海Sも京都ダ1800mで施行。そして、父米国型血統馬が複勝圏内を独占。 この結果が示す通り、京都ダ1800m重賞は、いわゆる米国指向のスピードや持続力が活かされる傾向が顕著。 ミッキーヌチバナの父は、米国型ヒムヤー系にカテゴライズされるダノンレジェンド。 近親ソロルは、京都ダート重賞の好走実績馬。 この馬自身も京都ダ1800mで勝利実績を持っているように、米国指向のスピードや持続力が活かされやすい当舞台向きの典型と言えるキャラクター。 相手も父米国型を重視して、スマッシングハーツ、タイセイドレフォン。推奨馬ミッキーヌチバナスマッシングハーツ タイセイドレフォン
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京成杯(G3) [重賞最終見解]

2024年01月14日(日) 中山11R 京成杯過去5年の京成杯は、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した9頭中6頭が、キングマンボ、ダンチヒ、ロベルト、スターリング系等々、父欧州型血統馬。 また、近2走以内に上がり順位3番手以内の実績馬は、過去5年で4人気以下から複勝圏内に好走した9頭全馬が該当。 いわゆる欧州指向の差しが決まりやすいレース。 レイデラルースは、欧州型キングマンボ系レイデオロの産駒。 2走前は、今回と同舞台となる中山芝2000mの未勝利戦を完勝。 過去5年の当レースで、当日単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した8頭中5頭は、同じ右回り&内回りコースの芝2000m戦で勝利実績を持っていた馬と、コース実績もポイントに。 父がキングマンボ系で、中山芝2000mの勝利実績馬という意味では、一昨年6人気1着オニャンコポンにも近いキャラクターで当レース向き。 ドゥレイクパセージも、キングマンボ系ドゥラメンテ産駒で、前走の芙蓉S(中山芝2000m)が3着好走。 母方はアルゼンチン牝系の快速型で、現行の高速仕様の中山芝にもフィットする可能性が高い1頭。 ダノンデサイルは、欧州型ロベルト系エピファネイア産駒。 前走は、今回と同じ右回り&内回りコースの芝2000m重賞の京都2歳S(京都芝2000m・G3)で、11人気の低評価を覆すあわやの4着に激走。 3歳限定の小回り2000m重賞に強い典型のキャラクターで勝ち負けに期待。 推奨馬レイデラルースドゥレイクパセージ ダノンデサイル
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日経新春杯(G2) [重賞最終見解]

2024年01月14日(日) 京都11R 日経新春杯2020年以来の京都開催となる日経新春杯。 京都競馬場で行われる日経新春杯は、近走先行経験馬と好調馬の期待値が優秀。 京都開催の直近3年で4人気以下で複勝圏内に好走した5頭は全馬が、前走3角5番手以内の先行経験馬。 また、京都開催の直近3年で複勝圏内に好走した9頭は全馬が、前走5着以内の好調馬。 サヴォーナは、前走の菊花賞(G1)が3角3番手の位置取りから5着好走と、京都開催の当レースで期待値の高い臨戦過程。 父がディープインパクト系で、母父がスピード指向の強いノーザンダンサー系種牡馬という意味では、2020年の勝ち馬モズベッロにも近いキャラクター。 ヒンドゥタイムズも、前走4着からの好調ローテで、母父が京都開催の当レースで期待値の高いディープインパクト。 2020年は、父ディープインパクト系の血統馬が1着2着。2019年もディープインパクト産駒のグローリーヴェイズが勝利。 リビアングラスも、前走先行経験馬で、父がディープインパクト系キズナ。 京都外回りコースの重賞好走実績馬であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。推奨馬サヴォーナヒンドゥタイムズ リビアングラス
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愛知杯(G3) [重賞最終見解]

2024年01月13日(土) 小倉11R 愛知杯阪神競馬場の改修工事に伴い、従来の中京競馬場から舞台を移して小倉競馬場で施行される今年の愛知杯。 2010、2011、2020年の愛知杯も今年と同様に小倉芝2000mで施行。 2010年の勝ち馬セラフィックロンプ、2011年の勝ち馬フミノイマージンは、何れもマンハッタンカフェ産駒。 種牡馬マンハッタンカフェは、現役時代に菊花賞、天皇賞春と、日本の3000m超G1レースをコンプリートしたステイヤー。 2020年9人気1着 デンコウアンジュは、欧州型ノーザンダンサー系に分類されるサドラーズウェルズ系メイショウサムソン産駒。 同年11人気3着レイホーロマンスも、欧州型ノーザンダンサー系ハービンジャーの産駒。 メイショウサムソンは、現役時代に3200mG1の天皇賞春を制覇。 ハービンジャーも父として、複数頭の長距離重賞好走馬を輩出。 この結果が示すように、小倉競馬場で行われる愛知杯はいわゆるスタミナ指向が顕著。 中でも、日本の3000m超G1に実績のある血統馬や欧州指向の強いタイプは特注系。 セントカメリアの父ドゥラメンテ、母父エリシオは、何れも欧州種牡馬。 エリシオは、2020年もポイントになった欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。 前走のサンタクロースS(阪神芝2000m)では、上がり最速の末脚で1着。 同様に小倉開催だった2020年の勝ち馬デンコウアンジュ、2011年の勝ち馬フミノイマージンも、前走の上がり順位が3番手以内だった馬。 重厚な血統馬の中でも、末脚の裏付けがあるタイプが特に走りやすい傾向も。 ミッキーゴージャス、コスタボニー
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ホープフルS(G1) [重賞最終見解]

2023年12月28日(木) 中山11R ホープフルS過去5年のホープフルSは、前走1800mに出走していた距離延長ローテ馬が全勝。 また、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中5頭は、前走3コーナー5番手以内の先行経験があった馬。 2000m重賞としてはスピード指向が強く、近走で短距離指向の速い流れを経験していた馬の期待値が高いレース。 ヴェロキラプトルは、前走の野路菊S(阪神芝1800m)が道中3番手付近から上がり最速の末脚で1着。 過去5年の当レースは、4人気以下で複勝圏内に好走した6頭全馬が、距離延長or前走3角5番手以内or前走上がり最速の何れかの経験馬。 中でも過去5年で全勝と、距離延長ローテ馬は特注系。 血統構成は、スワーヴリチャード×Giant's Causeway。 母父は米国競馬の名血ストームキャットを経由するノーザンダンサー系種牡馬。 代表産駒に2011年のマイルCS(芝1600m・G1)勝ち馬エイシンアポロン、2009年の京王杯SC(芝1400m・G2)勝ち馬スズカコーズウェイ等々、近年の当レースで期待値の高いスピード指向の強いノーザンダンサー系種牡馬。 近年の当レースは、父か母父ノーザンダンサー系血統馬が3連連続で連対中というデータも。 父がハーツクライ系で母父ノーザンダンサー系、かつ1800m以下の距離に実績を持つ馬という意味では、2018年2着アドマイヤジャスタにも近いキャラクターで当レース向き。 ゴンバデカーブースは、前走のサウジアラビアRC(東京芝1600m・G3)が上がり最速の末脚で1着。 例年期待値の高い距離延長ローテ馬。 また、
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[重賞展望]ホープフルSの傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup ・基本的には、前走が1勝クラス以上で連対馬or芝重賞で5着以内馬など好調馬が走る(過去5年で複勝圏内に好走した15頭全馬が該当) ・人気薄は、距離延長馬、前走3角5番手以内馬、前走上がり最速実績馬の何れか経験馬(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した6頭全馬が該当) ・中でも近年は、距離延長馬の期待値が高い(該当馬は過去5年で全勝、昨年も該当ローテ馬が14人気90.6倍で1着) ・内回り&右回りの芝2000mで実績を持つ馬も走りやすい、特に勝利実績か重賞連対実績馬(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した6頭中5頭が該当) ・父か母父が、ダンチヒ系、ヌレイエフ系、ファルブラヴ、フレンチデピュティ、Kitten's Joyなど、スピード指向の強いノーザンダンサー系血統や、モーリスの産駒など、スピード指向の強い欧州血統の血を強く有する馬が走る(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した6頭中4頭が該当) ・父か母父キングカメハメハ系orディープインパクト系も毎年走る(該当馬は過去5年で4勝、4人気以下で複勝圏内に好走した6頭中4頭) 総括過去5年のホープフルSは、前走1800mに出走していた距離延長ローテ馬が全勝。また、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中5頭は、前走3コーナー5番手以内の先行経験があった馬。 2000m重賞としてはスピード指向が強く、近走で短距離指向の速い流れを経験していた馬の期待値が高いレース。 以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。 推奨馬ヴェロキラプトル…前走の野路菊S(阪神芝1800m)が道中3番手付近から上がり最速の末脚で
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有馬記念(G1) [重賞最終見解]

2023年12月24日(日) 中山11R 有馬記念昨年6人気2着ボルドグフーシュは、前走3000mG1の菊花賞2着からの臨戦で、芝2200m重賞にも好走実績を持っていた馬。 一昨年5人気2着ディープボンドは、芝2200m重賞と海外の重賞レースの勝利実績馬。 一昨年11人気2着サラキアは、芝1800mの重賞勝ち馬で、芝2200mのエリザベス女王杯(G1)2着馬。 2019年4人気3着ワールドプレミアは、菊花賞勝ち馬で、後に3200mのG1レース天皇賞春も勝利。 前年も3着に好走し、2018年も9人気3着と馬券のポイントになったシュヴァルグランは、2500m、3000m重賞の勝ち馬で、天皇賞春の連対実績も持っていた馬。 このように、近5年の有馬記念で当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した上記5頭は、全馬が1800m、2200m、2500m、あるいは3000m超の非根幹距離の重賞で好走実績を持っていた馬という共通項。 いわゆる主流距離ではない芝2500mのG1レースだけに、同じく非根幹距離や海外のG1レース等々、日本の主流ではないカテゴリーに実績がある馬の期待値が高いレース。 ソールオリエンスは、前走の菊花賞(京都芝3000m・G1)が上がり順位3番手の末脚で3着。 前述の通り、過去5年の有馬記念は、4人気以下で複勝圏内に好走した5頭全馬が前走凱旋門賞組、もしくはエリザベス女王杯、菊花賞、ジャパンCの何れかのG1レースで5着以内or上がり順位5番手以内馬。 また、過去5年で4人気以下から複勝圏内に好走した5頭は、全馬が非根幹距離の芝G1レースで好走実績を持っていた馬というデータも
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阪神C(G2) [重賞最終見解]

2023年12月23日(土) 阪神11R 阪神C極端なイン有利の特殊馬場になった2018年を除く、直近4年の阪神Cで、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した5頭は、全馬が前走芝1600m以上の重賞に出走していた距離短縮ローテ馬。 またその5頭は、全馬が父ディープインパクト系or父か母父キングカメハメハの血統馬という共通項も。 通常馬場ならいわゆる芝中距離指向が強く、1600m以上の重賞レースでも通用するような体力や直線での伸びに優れた日本の主流タイプが極めて走りやすいレース。 エエヤンは、前走のマイルCS(京都芝1600m・G1)が道中5番手追走から10着。 過去5年の阪神Cは、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭が距離短縮の前走芝重賞出走馬。 また、その5頭中4頭は、前走3角5番手以内の先行経験があった馬と、短縮馬の中でも前走先行経験馬の期待値が極めて高いレース。 父シルバーステートは、当レースで特注系のディープインパクト系種牡馬。 昨年11人気3着ラウダシオンも、前走マイル重賞で先行経験があった父ディープインパクト系の血統馬。 2019年の勝ち馬グランアレグリアも、前走マイルG1で先行していたディープインパクト産駒。 デビュー以来初の芝1400m出走のシチュエーションも含めて、大駆けに期待できる1頭。 エイシンスポッターは、直近5走は全て上がり順位3番手以内の末脚を計測。 いわゆる中距離指向のスタミナ、直線の伸びが活かされやすい当レースは、距離短縮馬と同様に近走上がり上位の実績馬も期待値は水準以上。 過去5年の勝ち馬5頭中4頭は、近2走以内に上がり順位3
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[重賞展望]有馬記念の傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup・基本は、前走が今秋のG1レースor海外G1レース出走馬(過去5年で複勝圏内に好走した15頭全馬が該当) ・特に近年は、前走凱旋門賞組、もしくはエリザベス女王杯、菊花賞、ジャパンCの何れかのG1レースで5着以内or上がり順位5番手以内馬の期待値が高い(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した5頭全馬が該当) ・非根幹距離のG1レースだけに、同じ非根幹のエリザベス女王杯や3000m超G1で連対実績馬、海外G1レース勝ち馬など、タフなタイプが走る(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した5頭全馬が該当) ・斤量に恵まれる3歳馬、牝馬も有利(該当馬は昨年まで4連勝中、過去5年で複勝圏内に好走した15頭中11頭も3歳馬or牝馬) ・父か母父が、ロベルト系、ダンシングブレーヴ系、ニジンスキー系、ハンプトン系、あるいはトニービンの血を持つ馬等々、いわゆる欧州型のスタミナ血統を強く有する馬の期待値が高い(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した5頭全馬が該当) ・キタサンブラック、キズナ、ハーツクライ、マンハッタンカフェの産駒など、2200mや2500mG1レースに実績がある父サンデー系も期待値は水準以上(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した5頭中2頭が該当) ・ディープインパクト産駒は1800m、2200m、3000m超など非根幹距離の重賞で好走実績のある馬(該当馬は近年でもサラキア、フィエールマン、ワールドプレミアなど好走馬多数) 総括昨年6人気2着ボルドグフーシュは、前走3000mG1の菊花賞2着からの臨戦で、芝2200m重賞にも好走実績を持っていた馬。 一昨
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[重賞展望]阪神Cの傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup・スタミナ指向で前走芝1600m以上の重賞に出走していた距離短縮馬の期待値が高い、特に前走3角5番手以内の先行経験馬(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した7頭中5頭は距離短縮の前走芝重賞出走馬、そのうち4頭は前走3角5番手以内の先行経験馬) ・近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬も走る(該当馬は過去3年で2勝) ・但し、2018年のように極端なイン有利の馬場になると、前走1400m以下出走の先行経験馬、内枠などが有利になる傾向も(2018年は該当馬が複勝圏内を独占して3連単34万円超) ・通常馬場なら、父ディープインパクト系、父か母父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスなど、王道の中距離血統馬が走る(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した7頭中5頭が該当) ・2018年のように極端なインコース有利の馬場なら、キングヘイロー産駒、ダイワメジャー産駒、父ストームキャット系など、ノーザンダンサー系全般や1200mG1血統など、スピードや馬力に優れた血統馬が走る(2018年は該当馬が複勝圏内を独占) ・特殊条件でリピーターや阪神芝1400mの重賞好走実績馬の期待値も高い(近2年連続連対のグレナディアガーズ、21、20年で2年連続好走のダノンファンタジー等々、該当の好走馬は多数) 総括極端なイン有利の特殊馬場になった2018年を除く、直近4年の阪神Cで、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した5頭は、全馬が前走芝1600m以上の重賞に出走していた距離短縮ローテ馬。 またその5頭は、全馬が父ディープインパクト系or父か母父キングカメハメハの血統馬と
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朝日杯フューチュリティS(G1) [重賞最終見解]

2023年12月17日(日) 阪神11R 朝日杯フューチュリティS過去5年の朝日杯フューチュリティSは、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した馬は4頭。 その4頭は全馬が、前走芝1400m、もしくは芝1800m出走馬という共通項。 昨年16人気4着キョウエイブリッサ、一昨年8人気4着アルナシームも上記ローテーションの該当馬。 あくまでも馬券的な妙味という意味では、1600mを使われてきた王道タイプよりも、前走非マイル戦出走馬のほうが期待値は高い2歳限定のG1競走。 シュトラウスは、東京スポーツ杯2歳S(東京芝1800m・G2)1着からの臨戦過程。 前述の通り、過去5年の当レースは4人気以下から複勝圏内に好走した4頭全馬が前走非1600m戦の出走馬。 基本的に、前走は1600m以外の距離に出走していた馬のほうが期待値は高いレース。 父モーリスは、スプリンターズS勝ち馬も輩出したスピード指向の強い欧州型ロベルト系種牡馬。 近年の当レースは、ロードカナロアやフランケル産駒など、スピード指向の強い父欧州型血統馬の活躍も顕著。 ロードカナロアorフランケル産駒は、直近3年連続で合計4頭が複勝圏内に好走中というデータも。 また、2018年9人気2着と馬券のポイントになったクリノガウディーは、本馬と同様に前走東京スポーツ杯2歳Sからの距離短縮ローテで、モーリスの父にあたるスクリーンヒーローの産駒。 加えて母ブルーメンブラットは、右回りコースのマイルG1レース勝ち馬と、定石通りに勝ち負けを期待できる1頭。 サトミノキラリは、前走の1勝クラス(東京芝1400m)が上がり最速の末脚で1着。 例
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ターコイズS(G3) [重賞最終見解]

2023年12月16日(土) 中山11R ターコイズS過去5年のターコイズSで複勝圏内に好走した15頭中8頭は、当日単勝4番人気以下の人気薄。また、そのうち4頭は9番人気以下の超大穴。 トリッキーと称される中山のマイル重賞に加えて、牝馬限定のハンデ戦ということもあり、そのイメージ通りに波乱度は水準以上に高い重賞競走。 また、小回りコースのハンデ戦で体力を凌ぎ合う観点から、重厚な欧州血統馬の期待値が高い傾向も当レースならではの方向性。 過去5年のターコイズSで当日単勝4番人気以下から3着以内に好走した8頭は全馬が、父か母父が欧州血統馬、もしくは欧州血統馬が走る競馬に相性がいい父ステイゴールド系というデータも。 ソーダズリングは、前走の三年坂S(京都芝1600m)が上がり最速の末脚で1着。 近年の当レースは、近走先行経験馬、距離延長馬、近走上がり上位の実績等々、スピードの裏付けもポイントに。 中でも、前走の上がり順位が3番手以内馬は、過去5年で10人気以下から複勝圏内に好走した4頭中3頭が該当する特注系。 血統構成は、ハーツクライ(母父トニービン)×シンボリクリスエス。 昨年4人気2着ウインシャーロットは、本馬の母父と同系統の欧州型ロベルト系スクリーンヒーロー産駒で、母の父がジャングルポケット(父トニービン)。 この両者は、何れもロベルトの血と凱旋門賞馬トニービンの血が強調された欧州指向の強い血統馬。 また、2016年1着マジックタイム、2015年15人気3着と大波乱を演出したオツウは、本馬と同様にハーツクライ産駒。 ハーツクライ産駒で母父がロベルト系血統馬、かつ前走の上がり順位が
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[重賞展望]朝日杯フューチュリティSの傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup・基本は、前走1着or前走上がり最速実績馬が走る(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中14頭が該当) ・人気薄で走る馬は、前走芝1400mや芝1800m出走馬など、1600mが未知数の馬(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した4頭全馬が該当、昨年16人気4着キョウエイブリッサ、一昨年8人気4着アルナシームも当該ローテ馬) ・父がロードカナロア、フランケル、スクリーンヒーローや、母父ファルブラヴなど、スピード指向の強い欧州種牡馬の血を持つ馬(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した4頭全馬が該当) ・主要血統馬も走る、中でも父か母父ディープインパクトorキングカメハメハ系(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中7頭が該当) 総括過去5年の朝日杯フューチュリティSで、当日単勝4番人気以下で複勝圏内に好走した馬は4頭。 その4頭は全馬が、前走芝1400m、もしくは芝1800m出走馬という共通項。 昨年16人気4着キョウエイブリッサ、一昨年8人気4着アルナシームも上記ローテーションの該当馬。 あくまでも馬券的な妙味という意味では、1600mを使われてきた王道タイプよりも、前走非マイル戦出走馬のほうが期待値は高い2歳限定のG1競走。 以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。 推奨馬シュトラウス…東京スポーツ杯2歳S(東京芝1800m・G2)1着からの臨戦過程。過去5年の当レースは4人気以下から複勝圏内に好走した4頭全馬が前走非1600m戦の出走馬。基本的に、前走は1600m以外の距離に出走していた馬のほうが期待値は高いレース。父モーリスは、スプリンターズS勝ち馬も輩出した
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[重賞展望]ターコイズSの傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup・変則的な中山マイル戦で行われる牝馬限定のハンデ重賞だけに波乱度は高い(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中8頭は4人気以下、うち5頭は9人気以下の超大穴) ・スピードの裏付けもポイント、中でも距離延長馬、前走3角5番手以内の先行経験、近2走以内に上がり順位3番手以内の何れか経験馬(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した8頭全馬が該当) ・父か母父が、キングマンボ、ロベルト、グレイソヴリン、サドラーズウェルズ系などの欧州血統馬か、父ステイゴールド系など重厚な血統馬が走る(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した8頭全馬が該当) ・変則的な中山マイル重賞でリピーターや中山芝重賞の実績馬、舞台実績馬などの活躍も顕著(近2年はミスニューヨークが連覇、20年21年は2年連続でアンドラステが連対、17年18年はミスパンテールが連覇、デンコウアンジュも2年連続人気薄で3着、昨年12人気3着フィアスプライドは舞台実績馬、一昨年9人気3着フェアリーポルカは中山芝重賞の実績馬) 総括過去5年のターコイズSで複勝圏内に好走した15頭中8頭は、当日単勝4番人気以下の人気薄。また、そのうち4頭は9番人気以下の超大穴。 トリッキーと称される中山のマイル重賞に加えて、牝馬限定のハンデ戦ということもあり、そのイメージ通りに波乱度は水準以上に高い重賞競走。 また、小回りコースのハンデ戦で体力を凌ぎ合う観点から、重厚な欧州血統馬の期待値が高い傾向も当レースならではの方向性。 過去5年のターコイズSで当日単勝4番人気以下から3着以内に好走した8頭は全馬が、父か母父が欧州血統馬、もしくは欧州
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阪神ジュベナイルF(G1) [重賞最終見解]

2023年12月10日(日) 阪神11R 阪神ジュベナイルF過去5年の阪神ジュベナイルFで3着以内に好走した15頭中11頭は、前走芝1400m以上の重賞レースで3着以内or上がり順位3番手以内の実績馬。 紛れの生じ辛い阪神外回りコースの芝1600mで施行されるG1レースということもあり、基本的には近走で相応の才能を示している馬が順当に走りやすいレース。 また、昨年の当レースは父か母父キングカメハメハ系が複勝圏内を独占。 一昨年も父欧州型の血統馬が1着2着。 2020年も、父欧州型が走るレースに相性のいいステイゴールド系ゴールドシップ産駒が6人気3着と馬券のポイントに。 1600m重賞としては、いわゆるスタミナ指向が強く、中距離戦もこなせるようなタフなタイプが走りやすい傾向も。 ルシフェルは、前走の萩S(京都芝1800m)が上がり最速の末脚で1着。 過去5年の当レースは、前走芝重賞以外のローテで複勝圏内に好走した4頭全馬が、前走1着&上がり最速実績の条件も満たす馬というデータも。 血統構成は、ハーツクライ×Exchange Rate(米国型ダンチヒ系)。 2019年3着クラヴァシュドール、2016年2着リスグラシューも、ハーツクライ産駒で母父が米国型の血統馬。 ハーツクライ産駒のスタミナ、総合力にプラスαで、米国指向のスピードを強化されたタイプも走りやすいレース。 尚、本馬の母アルアリングスターは、米国競馬の2歳牝馬チャンピオン決定戦に位置づけられるBCジュヴェナイルフィリーズの2着馬。 一族の成長曲線という意味でも買いのタイミングと言える1頭。 シカゴスティングは、前走ファンタ
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カペラS(G3) [重賞最終見解]

2023年12月10日(日) 中山11R カペラS過去5年のカペラSは、複勝圏内に好走した15頭中11頭が前走3着以内の好調馬。 JRAのカテゴリーの中では数少ない古馬のダート短距離重賞ということもあり、基本的には近走好調馬が有利のレース。 また、JRA唯一の中山ダ1200m重賞ということもあり、リピーターの好走率が水準以上に高い傾向も顕著。 近2年連続連対のリュウノユキナ、2020年1着&昨年3着のジャスティン、2020年3着&2021年1着のダンシングプリンス、2018、19年で連覇のコパノキッキング等々、近年でも該当の好走馬は多数。 リュウノユキナは、前走JBCスプリント(大井1200m・G1)3着からの臨戦過程。 過去5年の当レースは、複勝圏内に好走した15頭中11頭が前走3着馬。 基本的には、近走好調馬が有利の傾向も特徴的のレース。 父ヴァーミリアンはキングマンボ系種牡馬で、カペラSは2021、2022年と近2年連続連対の実績馬。 カペラSはダート重賞としては珍しく、芝中距離指向の強いタイプも走りやすいレース。 中でも父か母父サンデー系orキングマンボ系血統馬は、過去5年で全勝、4人気以下で複勝圏内に好走した5頭も全馬が該当する特注系。 従来のダート短距離戦とは異なる才能が問われやすいからこそリピーターも走りやすく、その典型と言えるキャラクター。 ベルダーイメルは、前走武蔵野S(東京ダ1600m・G3)6着からの臨戦。 昨年の勝ち馬リメイク、2019年の勝ち馬コパノキッキングは、何れも距離短縮ローテ馬。 前走武蔵野Sからのローテーション、かつダ1200m初出走という意
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中日新聞杯(G3) [重賞最終見解]

2023年12月09日(土) 中京11R 中日新聞杯昨年4人気2着マテンロウレオ、10人気3着アイコンテーラーは、何れも前走3コーナー3番手以内の先行経験があった馬。 一方で、この経験が無かった単勝1番人気プログノーシスは、強烈な末脚で追い込むも4着敗戦。 一昨年も、前走3コーナー5番手以内の先行経験馬と距離延長ローテ馬が複勝圏内を独占して3連単の配当金が230万円を超える大波乱決着に。 2020年は、前走1800mに出走していた距離延長ローテ馬が複勝圏内を独占。 一方で、前走2000m以上の距離から臨んだ当日単勝3~5番人気のグロンディオーズ、サトノソルタス、サトノガーネットは全馬が馬券圏外に敗戦。 毎年良好な馬場コンディションで行われやすい当レースは、近走先行経験馬や距離延長馬など、近走で速い追走スピードを経験している馬の期待値が極めて高い傾向。 ホウオウビスケッツは、前走の日本ダービー(東京芝2400m・G1)が、道中2番手追走から直線で一旦は先頭に躍り出る見せ場十分の内容で6着。 過去5年の当レースは、4人気以下から複勝圏内に好走した10頭中6頭が、近2走以内に3角5番手以内or距離延長ローテの該当馬。 要するに、近走で速い追走スピードを経験している馬が有利の傾向。 血統構成は、マインドユアビスケッツ×ルーラーシップ。 父は米国型ヴァイスリージェント系種牡馬で、現役時代にドバイゴールデンシャヒーン(首ダ1200m・G1)を連覇したスプリント王者。 過去5年の当レースは、父か母父米国型血統馬が4勝。 2018年の勝ち馬ギベオンも、母の父がヴァイスリージェント系Ghostz
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[重賞展望]阪神ジュベナイルFの傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup・基本的には、前走芝1400m以上の重賞レースで3着以内or上がり順位3番手以内の実績馬が走る(該当馬は過去5年で全勝、複勝圏内に好走した15頭中11頭も該当) ・中でも近年は、前走アルテミスS連対馬orファンタジーS1着馬(該当馬は過去5年で全勝) ・前走が芝重賞以外の馬は、前走1着&上がり最速実績の条件も満たす馬(過去5年で前走芝重賞以外のローテで複勝圏内に好走した4頭全馬が該当、うち2頭は6人気以下の伏兵) ・父か母父がディープインパクト系、キングカメハメハ系、ステイゴールド系、ハーツクライ系、ダイワメジャー系、母父サンデーサイレンス等々、クラシック指向の王道血統馬が軒並み走る(該当馬は過去5年で4勝、複勝圏内に好走した15頭中12頭も該当) ・ドゥラメンテ、ルーラーシップ、エピファネイア、ロゴタイプ、バゴの産駒など、父欧州型血統馬も期待値は高い(父欧州型は近2年で連勝、また近2年連続で8人気以下の伏兵が複勝圏内に好走中) 総括過去5年の阪神ジュベナイルFで3着以内に好走した15頭中11頭は、前走芝1400m以上の重賞レースで3着以内or上がり順位3番手以内の実績馬。紛れの生じ辛い阪神外回りコースの芝1600mで施行されるG1レースということもあり、基本的には近走で相応の才能を示している馬が順当に走りやすいレース。 また、昨年の当レースは父か母父キングカメハメハ系が複勝圏内を独占。 一昨年も父欧州型の血統馬が1着2着。 2020年も、父欧州型が走るレースに相性のいいステイゴールド系ゴールドシップ産駒が6人気3着と馬券のポイントに。 1600m重賞とし
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[重賞展望]カペラSの傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup・基本的には、前走3着以内の好調馬が有利(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中11頭が該当) ・近年は、前走1400m以上出走の距離短縮馬、中山ダ1200mの上級条件で勝利実績を持つ馬も走る(直近3年で馬券に絡んだ9頭全馬が該当) ・ダート重賞としては珍しく、父か母父サンデー系orキングマンボ系が走る(該当馬は過去5年で全勝、4人気以下で複勝圏内に好走した5頭も全馬が該当) ・JRA唯一の中山ダ1200m重賞ということもあり、リピーターの好走も目立つ(近2年連続連対のリュウノユキナ、2020年1着&昨年3着のジャスティン、2020年3着&2021年1着のダンシングプリンス、2018、19年で連覇のコパノキッキング等々、該当馬は多数) 総括過去5年のカペラSは、複勝圏内に好走した15頭中11頭が前走3着以内の好調馬。 JRAのカテゴリーの中では数少ない古馬のダート短距離重賞ということもあり、基本的には近走好調馬が有利のレース。 また、JRA唯一の中山ダ1200m重賞ということもあり、リピーターの好走率が水準以上に高い傾向も顕著。 近2年連続連対のリュウノユキナ、2020年1着&昨年3着のジャスティン、2020年3着&2021年1着のダンシングプリンス、2018、19年で連覇のコパノキッキング等々、近年でも該当の好走馬は多数。 以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。 推奨馬リュウノユキナ…前走JBCスプリント(大井1200m・G1)3着からの臨戦過程。過去5年の当レースは複勝圏内に好走した15頭中11頭が前走3着馬。基本的には近走好調馬が有利の傾向も特徴的のレース
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[重賞展望]中日新聞杯の傾向と平日推奨馬

近5年傾向Pickup・基本的に波乱度は高い、特に当日単勝4番人気以下(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中10頭が該当、そのうち4頭は10人気以下の大穴) ・スピード指向で、近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験馬or距離延長馬の期待値が高い(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した10頭中6頭が該当) ・近2走以内に上がり順位3番手以内の高速上がり実績を持つ馬も走る(該当馬は過去5年で3勝、4人気以下で複勝圏内に好走した10頭中4頭も該当) ・父か母父がノーザンダンサー系や米国型、サクラバクシンオー、ダイワメジャー等々、スプリント指向の速い血を持つ馬の期待値が高い(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した10頭中9頭が該当) ・父か母父ディープインパクト系、キングマンボ系、ハーツクライ系、ステイゴールド系などの王道血統も毎年走る 総括昨年4人気2着マテンロウレオ、10人気3着アイコンテーラーは、何れも前走3コーナー3番手以内の先行経験があった馬。 一方で、この経験が無かった単勝1番人気プログノーシスは、強烈な末脚で追い込むも4着敗戦。 一昨年も、前走3コーナー5番手以内の先行経験馬と距離延長ローテ馬が複勝圏内を独占して3連単の配当金が230万円を超える大波乱決着に。 2020年は、前走1800mに出走していた距離延長ローテ馬が複勝圏内を独占。 一方で、前走2000m以上の距離から臨んだ当日単勝3~5番人気のグロンディオーズ、サトノソルタス、サトノガーネットは全馬が馬券圏外に敗戦。 毎年良好な馬場コンディションで行われやすい当レースは、近走先行経験馬や距離延長馬など、近走
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チャンピオンズC(G1) [重賞最終見解]

2023年12月03日(日) 中京11R チャンピオンズC過去5年のチャンピオンズCは、前走地方交流重賞出走馬が4勝。 特に、前走が地方交流重賞で負けていた馬は直近4年連続で連対。2021年は該当馬が複勝圏内を独占するなど特注ローテ。 JRAダートとの比較で言えば、タフで時計を要する地方の砂で負けていた馬が巻き返す、といった構図が極めて顕著に垣間見えるレース。 またこの傾向に伴い、芝指向のスピードを兼ね備えた血統馬も有利。 中でも、父か母父にキングカメハメハの血を持つ馬は直近3年連続で連対。昨年は当該血統馬が複勝圏内を独占するなど近年の特注系。 メイショウハリオは、前走JBCクラシック(大井2000・G1)4着からの特注ローテ。 過去5年のチャンピオンズCは、前走地方交流重賞出走馬が4勝。 2020年は、前走交流重賞で負けていた馬が上位独占で3連単の配当金が20万円超の波乱決着に。 血統構成は、パイロ×マンハッタンカフェ。 一昨年の勝ち馬で今年も出走を予定するテーオーケインズは、本馬と同系統のエーピーインディ系シニスターミニスター産駒で、母の父がマンハッタンカフェ。 そのテーオーケインズは、前走JBCクラシック4着からの臨戦で2021年の当レースを制覇。 昨年もエアグルーヴ牝系のジュンライトボルトが勝ち切ったように、母方がテーオーロイヤルやメイショウカドマツ等々、芝中長距離重賞の好走馬を多数輩出する牝系であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。 前走内容に加えて、4走前のフェブラリーS(東京ダ1600m・G1)では致命的な大出遅れから直線一気の末脚で僅差3着に好走したように、
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ステイヤーズS(G2) [重賞最終見解]

2023年12月02日(土) 中山11R ステイヤーズS過去5年のステイヤーズSは、前走条件戦orオープン特別戦の出走馬が3勝。当該ローテ馬は過去5年中4年で連対。 格下のレースを使われていた馬が、大幅な距離延長で秘めたる才能を開花させやすいレース。 また、年に一度しか施行されない特殊条件の3600m戦だけに、いわゆるリピーターの出現率が高い傾向も当レースならでは。 13年14年はデスペラードが連覇。 15~17年はアルバートが3連覇。 モンドインテロはステイヤーズSで3度馬券内に好走。 トウカイトリックは当レースで3着以内が4度のスペシャリスト。 ディバインフォース、シルヴァーソニックも昨年一昨年と近2年連続で3着以内に好走。 ジェットモーションは、前走丹頂S(札幌芝2600m)7着からの臨戦。 2走前の札幌日経OPでは、上がり順位3番手の末脚を計測。 過去5年の当レースは、前走2500m以上出走or近2走以内に上がり順位3番手以内馬が全勝。 4人気以下で複勝圏内に好走した10頭も全馬が当該ローテ馬。 2019年1着モンドインテロ、2018年1着リッジマンも前走丹頂Sからの臨戦だったように、前走が格下のレースに出走していた馬も期待値は高いレース。 父ハーツクライは、凱旋門賞馬トニービンの血が強調されたスタミナ指向の強い種牡馬。 昨年1着、一昨年も3着と結果を残したシルヴァーソニックは、母の父がトニービン。 ステイヤーズS3連覇の実績を持つアルバートも、トニービンの血が強調されたアドマイヤドン産駒。 母の父シンボリクリスエスも、当レースに相性のいい欧州型ロベルト系種牡馬。 当レ
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