新潟記念(G3) 重賞最終見解

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2022年09月04日(日)

新潟11R 新潟記念

過去5年の新潟記念は、複勝圏内に好走した15頭中8頭が当日単勝5番人気以下の人気薄。その8頭中3頭は、当日単勝12番人気以下の超大穴。

夏のローカル開催におけるハンデ重賞という位置づけ通りに、極めて波乱度の高い傾向が垣間見える重賞競走。

また、中距離のハンデ戦というイメージ通り、スタミナを凌ぎ合う消耗戦になりやすく、相応の才能に長けた欧州血統馬、あるいは類似した能力が問われる宝塚記念や有馬記念に実績を持つ血統馬などが激走しやすい傾向も当レースならではの方向性。

ヒートオンビートは、前走の七夕賞(福島芝2000m・G3)が上がり最速の末脚で2着。

シンプルに、前走2000m以上の重賞レース出走馬、前走上がり上位の実績馬も期待値の高いレース。

一昨年も、前走七夕賞で上がり順位5番手以内の実績馬が1着2着。

父は近年の当レースで特注系のキングカメハメハ。

当種牡馬の産駒は過去5年で2勝。父か母父キングカメハメハの該当馬は過去5年で合計6頭が馬券に。

尚、19年20年と2年連続で連対のジナンボー、一昨年の勝ち馬ブラヴァスは、本馬と同様に父と母父がキングカメハメハとディープインパクトで構成される血統馬。

スタミナ寄りの末脚が要求されやすい当レースでは理想的と言えるキャラクター。

ディアマンミノルは、近年の当レースで注目のステイゴールド系オルフェーヴルの産駒。

父ステイゴールド系は、18年13人気3着ショウナンバッハ、昨年12人気1着マイネルファンロン等々、大穴好走馬を複数頭輩出。

スタミナ指向の末脚がハマりやすい当レース向きのキャラクターで、新潟芝初出走の今回は近走からの更なる上積みも見込める臨戦過程。

スカーフェイスも欧州指向、スタミナ指向の強い当レース向きの1頭。

父ハーツクライは現役時代に有馬記念でディープインパクトを撃破。

非根幹距離のG1レース宝塚記念や有馬記念などに実績を持つ種牡馬の産駒が激走しやすい傾向も当レースならではの方向性。

推奨馬

ヒートオンビート
ディアマンミノル
スカーフェイス
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