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宝塚記念(G1) [重賞最終見解]

2025年06月15日(日) 阪神11R 宝塚記念京都開催の昨年を除く直近3年の宝塚記念で、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した4頭は全馬が、前走2000m以下の芝重賞に出走していた距離延長ローテ馬。 また、上記期間で複勝圏内に好走した9頭中8頭は、ヴァイスリージェント、ダンチヒ、ストームバード系等々の父か母父ノーザンダンサー系血統馬という共通項。 この結果が示す通り、近年の宝塚記念は、芝2200m重賞ながらも、戦歴、血統ともにいわゆる短距離指向のスピードが問われやすい傾向も。 ヨーホーレイクは、前走の大阪杯(阪神芝2000m・G1)が、上がり最速の末脚で3着。 母の父は米国型ヴァイスリージェント系フレンチデピュティ。 前述の通り阪神開催の近年の当レースは、距離延長ローテ馬、ノーザンダンサー系血統馬も有利。 前走大阪杯からの臨戦で、ディープインパクト産駒、かつ母父がヴァイスリージェント系種牡馬という意味では、2021年3着レイパパレにも近いキャラクター。 尚、父か母父ヴァイスリージェント系は、近年の当レースの特注血統。 2020、21年で連覇のクロノジェネシス、一昨年10人気2着と馬券のポイントになったスルーセブンシーズも、母の父がヴァイスリージェント系種牡馬。 いわゆる非根幹距離G1レースで、主流とは若干異なる才能が要求されるレースだけに、芝2200m重賞で2勝の実績も、今回の競馬へ向けては強調材料。 メイショウタバルも、距離延長ローテで、母の父がフレンチデピュティ。 これまで重賞勝ち鞍2勝は、芝1800m、芝2200mと典型的な非根幹距離巧者のキャラクター。 父ゴール
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安田記念(G1) [重賞最終見解]

2025年06月08日(日) 東京11R 安田記念過去5年の安田記念は、近2走以内に上がり順位3番手以内or1800m以上の中距離重賞出走馬の括りで、その勝ち馬5頭全馬が該当。 当日単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中4頭も上記の実績馬。 また、父が欧州型種牡馬or父ディープインパクト系orハーツクライ系の括りで過去5年の勝ち馬5頭全馬が該当。 当日単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した6頭も、全馬が上記の血統条件を満たす馬。 1600m重賞ながらも、戦歴、血統ともにいわゆる中距離指向の体力が問われやすいレース。 ブレイディヴェーグは、前走ドバイターフ(首G1・芝1800m)7着からの臨戦過程。 芝2200mG1レースのエリザベス女王杯、また東京芝1800mの府中牝馬S(G2)勝ち馬。 近年の安田記念は、芝1800m以上の重賞レースで連対実績を持つ馬もその相性は抜群。 上記の実績馬は、過去5年で当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中4頭が該当。 また、古馬の東京芝1800m重賞に連対実績を持つ馬も期待値が高いレース。 2021年の勝ち馬ダノンキングリー、2022、23年で連覇のソングラインは、府中牝馬Sと同舞台G2の毎日王冠の連対実績馬。 血統構成は、ロードカナロア×ディープインパクト。 過去5年の安田記念は、ディープインパクトorキズナ産駒が4勝。 唯一、これに該当しなかった昨年は、香港最強馬ロマンチックウォリアーが優勝。 また、2021年の安田記念はディープインパクト産駒のワンツー決着。 強豪香港馬の出走がない安田記念は、ディープインパクト系血統馬が定石。
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日本ダービー(G1) [重賞最終見解]

2025年06月01日(日) 東京11R 日本ダービー過去5年の日本ダービーは、芝1800m以下の距離で勝利実績or重賞連対実績を持っていた馬が全勝。 2024、2021、2020年は当該実績馬が複勝圏内を独占。 2400m重賞のカテゴリーの中では、いわゆるスピードの絶対値がポイントになりやすい傾向も。 マスカレードボールは、芝1800m重賞の共同通信杯(G3)の勝ち馬。 共同通信杯の勝ち馬は、近年でもジャスティンミラノ、エフフォーリア、ダノンキングリー等々、日本ダービーの好走馬は多数。 前走の皐月賞(中山芝2000m・G1)は、単勝4番人気で3着に好走。 過去5年の日本ダービーは、複勝圏内に好走した15頭中12頭は前走皐月賞組。 またその12頭は、全馬が皐月賞で単勝5番人気以内or5着以内馬というデータも。 血統構成は、ドゥラメンテ×ディープインパクト。 父も母父も日本ダービー馬で、典型的な日本の王道クラシック血統馬。 尚、過去5年の当レースは、母父に米国型種牡馬を持つ馬が4勝。 主流血統馬の中でも、よりスピード強化型タイプが走りやすいレース傾向を踏まえれば、2代母ビハインドザマスクが芝1200m重賞の勝ち馬であることも強調材料。 尚、前走の皐月賞は、決して得意とも言い難い右回りの一戦。 実績十分の左回りの競馬ともなる今回は、前走で後塵を拝した2頭を逆転することも十分に可能と見立てます。 ミュージアムマイルは、芝1600mG1朝日杯フューチュリティSの連対実績馬で、前走皐月賞1着からの臨戦過程。 2022年の勝ち馬ドウデュース、2021年9人気3着ステラヴェローチェなども、朝
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オークス(G1) [重賞最終見解]

2025年05月25日(日) 東京11R オークス過去5年のオークスは、当日単勝7番人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭が、前走OPクラス&1800m以上の距離で1着馬or前走1800m以上の芝重賞で3着以内、の条件を満たす馬。 あくまでも人気薄の好走馬という観点では、いわゆる別路線組が有利の傾向も。 また、この時期の3歳牝馬限定重賞の2400m戦ということもあり、総合的な体力の裏付けもポイントに。 具体的には、父が欧州型種牡馬、もしくはステイゴールド系、ハーツクライ系等々、主流血統馬の中でもスタミナ指向の強い種牡馬の産駒は毎年の特注系。 上記の血統条件を満たす馬は過去5年で全勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中5頭も該当。 リンクスティップは、前走桜花賞(阪神芝1600m・G1)3着からの臨戦過程。 過去5年のオークスは、前走桜花賞から複勝圏内に好走した10頭全馬が、桜花賞で5着以内or5番人気以内馬というデータも。 父キタサンブラックは、東京芝2400mG1レースの勝ち馬で、サンデー系種牡馬の中ではスタミナ指向の強いタイプ。 前述の通り、同様の才能に優れたサンデー系種牡馬ステイゴールド系、ハーツクライ系血統が走る傾向も追い風に。 半兄デュアルウィルダーは、同時期の東京芝2400m重賞、青葉賞好走実績馬。 父系、母系ともに、当レースに対する適性の高さを窺わせるキャラクター。 尚、前走の桜花賞は、18頭立ての道中最後方の位置取りから、残り800m地点付近で大外を回ってスパート。最後までその脚色が衰えることなく3着に好走した心肺機能の高さを示した一戦。 桜花賞
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NHKマイルC(G1) [重賞最終見解]

2025年05月18日(日) 東京11R ヴィクトリアM過去5年のヴィクトリアMは、近2走以内に1800m以上の重賞出走馬or上がり順位3番手以内の末脚実績馬、の括りでその勝ち馬5頭全馬が該当。 また、父か母父がディープインパクト系orキングカメハメハ系血統馬も過去5年で全勝。 マイル重賞ながらも、その戦歴、血統ともにいわゆる中距離指向の体力が問われやすい傾向も。 クイーンズウォークは、前走金鯱賞(中京芝2000m・G2)1着からの臨戦過程。 ディープインパクト系キズナの産駒。 前述の通り近年のヴィクトリアMは、近走1800m以上の重賞に出走していた王道血統馬が断然有利。 尚、本馬の父キズナは、昨年のリーディングサイアー。 一昨年のヴィクトリアM勝ち馬ソングライン、2022年の2着馬ファインルージュもキズナ産駒。 ディープインパクト系種牡馬の中でも、より主流種牡馬の産駒であることも、当レースへ向けては大きな強調材料。 また近年の当レースは、東京芝重賞の連対実績馬や、左回りコースの上級条件で勝利実績を持つ馬などの相性も水準以上。 上記の実績馬は過去5年で全勝。昨年の当レースで単勝208.6倍1着と、大波乱を演出したテンハッピーローズも、左回りコース&上級条件で3勝の実績があった馬。 クイーンズウォークは、左回りの競馬場に限れば、クイーンC1着、オークス4着、ローズS1着、金鯱賞1着と、ほぼ崩れていない戦歴。 純粋に東京芝1600m重賞の勝ち馬であることも含めて、ここは勝ち切る競馬まで期待したい1頭。 ステレンボッシュは、近4走連続で芝2000m以上のG1レースに出走する中距離指向
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NHKマイルC(G1) [重賞最終見解]

2025年05月11日(日) 東京11R NHKマイルC過去5年のNHKマイルCは、前走芝重賞で5着以内馬が全勝。複勝圏内に好走した15頭中13頭も当該ローテ馬。 また、父か母父がキングカメハメハ系orディープインパクト系血統馬も例年の特注系。 上記血統馬は、過去5年で当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した8頭中7頭が該当。 基本的には、近走好調の王道血統馬が走りやすい傾向も。 マジックサンズは、前走の皐月賞(中山芝2000m)が上がり最速の末脚で6着と、単勝16番人気ながらも見せ場十分の競馬を披露。 近年のNHKマイルCは、出走頭数こそ少ないものの、前走が芝G1レースor1800m以上の芝重賞出走の距離短縮馬も期待値も水準以上。 当該ローテ馬は過去5年で5連対、昨年、21年、19年は全て該当馬のワンツー決着。 血統構成は、ディープインパクト系キズナ×キングカメハメハ。 前述の通り、父か母父キングカメハメハ系orディープインパクト系血統馬は近年の当レースにおける特注血統。 2代母アンブロワーズは、マイルG1レースの連対実績馬で、芝1200m重賞の勝ち馬。 いわゆるスピード指向の強い牝系の特性を踏まえれば、デビュー以来初の芝1600m戦出走馬で、更なるパフォーマンスの上昇度があっても不思議はない1頭。 チェルビアットは、父ロードカナロア、母父フレンチデピュティが何れもNHKマイルCに実績を残す種牡馬。 一昨年8人気2着ウンブライル、2022年の勝ち馬ダノンスコーピオンは、どちらもロードカナロア産駒。 2017年の勝ち馬アエロリット、2015年の勝ち馬クラリティスカイは、何れも
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天皇賞春(G1) [重賞最終見解]

2025年05月04日(日) 京都11R 天皇賞春京都競馬場で行われた直近2年の天皇賞春は、複勝圏内に好走した6頭全馬が、前走3000m超の重賞レース出走馬。 また、そのうち5頭は前走阪神大賞典組。 この結果が示す通り、新装後の京都競馬場で行われる当レースは、よりステイヤータイプが走りやすくなった傾向も。 ハヤテノフクノスケは、前走の阪神競馬場リニューアルオープン記念(阪神芝3000m)が、上がり最速の末脚で2着馬に5馬身の着差をつける圧勝劇。 前述の通り、前走阪神大賞典組の期待値が高い新装京都開催時の傾向を踏まえれば、当レースと同舞台で高いパフォーマンスを示している戦歴は強調材料。 血統構成は、ウインバリアシオン×シンボリクリスエス。 父は、2012年の天皇賞春で3着、2014年も2着に好走した当舞台のスペシャリスト系。 また、現役時代のウインバリアシオンがそうであったように、トニービンの影響が強いハーツクライ系血統であることも強調材料。 一昨年7人気3着と結果を残したシルヴァーソニックは、母の父がトニービン。 2016~2018年で3年連続3着以内に好走したシュヴァルグラン、2015、16年と2年連続好走のカレンミロティックは、ウインバリアシオンの父にあたるハーツクライの産駒。 母父シンボリクリスエスは、3000m超G1馬エピファネイアを輩出した大種牡馬。 昨年5人気2着ブローザホーンは、シンボリクリスエス系エピファネイアの産駒。 母方はいわゆる在来牝系で、サクラプレジデント、サクラホクトオー、サクラセンチュリー、サクラエイコウオーなどとも同族になる往年のサクラ軍団の名血。
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フローラS(G2) [重賞最終見解]

2025年04月27日(日) 東京11R フローラS過去5年のフローラSは、父がステイゴールド系、ハーツクライ系、ロベルト系、キングマンボ系の括りで、その勝ち馬5頭全馬が該当。 当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した11頭中8頭も、上記の血統条件を満たす馬。 この時期の3歳牝馬限定の芝2000m重賞だけに、いわゆるスタミナ指向の裏付けもポイントに。 ヴァルキリーバースは、父がロベルト系エピファネイアで、母父がハーツクライと、近年のフローラSの特注血統馬。 今回と同舞台となる前走フリージア賞(東京芝2000m)1着からのローテーションも有利。 昨年の勝ち馬アドマイヤベルも、前走フリージア賞2着からの臨戦で、ハーツクライ系スワーヴリチャードの産駒。 昨年4人気3着カニキュル、一昨年4人気3着ブライトジュエリーは、何れもエピファネイアの産駒。 母方は、トゥザヴィクトリーやトゥザグローリーなどを輩出した超名牝系フェアリードールの一族で、母グロリアーナの姉デニムアンドルビーは、2013年のフローラS勝ち馬。 戦歴、血統背景ともに申し分なく、勝ち負けを期待したい1頭。 ルクスジニアの父キズナ、母父ハービンジャーは、何れもフローラSに実績を残す種牡馬。 2022年9人気3着と馬券のポイントになったシンシアウィッシュは、キズナ産駒。 2017年は、単勝10番人気以下のハービンジャー産駒が1着2着で波乱決着に。翌2018年の3着馬ノームコアもハービンジャー産駒。 また、その2017年の1着2着馬もキャリア5戦以上のハービンジャー産駒だったように、競馬を使う毎に上昇しやすい当種牡馬の特性を踏ま
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皐月賞(G1) [重賞最終見解]

2025年04月20日(日) 中山11R 皐月賞重馬場開催の一昨年を除く直近4年の皐月賞は、前走芝1800m以下の重賞出走馬or前走3コーナー5番手以内の先行経験馬の括りで、その勝ち馬全馬が該当。 当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭も全馬が、上記の臨戦過程を満たす馬。 またこの傾向に伴い、血統的にもスピード指向の強いタイプは有利の傾向も。 重馬場開催の一昨年を除く直近4年の皐月賞は、父か母父が米国種牡馬orキングヘイロー、バゴ、キンシャサノキセキ、ロードカナロア、ジャスタウェイ等々、芝1200m重賞勝ち馬を輩出した種牡馬を持つ馬が3勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中4頭も該当する特注系。 2000mG1ながらも、戦歴、血統ともに短距離寄りの才能が活かされるレース。 サトノシャイニングは、前走きさらぎ賞(京都芝1800m・G3)1着からの距離延長ローテ。 重馬場開催の一昨年を除く、直近3年の皐月賞は、前走芝1800mの重賞連対実績馬が全勝というデータも。 血統構成は、キズナ×Star Dabbler。 母父は米国の快速型血統で、ヘイロー系種牡馬。 前述の通り、近年皐月賞は日本の主要種牡馬にプラスαで、スピードを強化する種牡馬の血を持つ馬も有利。 昨年の皐月賞も、ディープインパクト系種牡馬の産駒で、母父がスピード強化型の血統構成馬が1着2着。 また1着馬ジャスティンミラノは、本馬と同じキズナの産駒。 2着馬コスモキュランダは、母の父が本馬の母父と同系統の米国型ヘイロー系種牡馬のSouthern Image。 日本の王道クラシック血統にプラスαで米国指向
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桜花賞(G1) [重賞最終見解]

2025年04月13日(日) 阪神11R 桜花賞過去5年の桜花賞は、前走芝1600m重賞出走馬orフィリーズレビューで連対馬orエルフィンS1着馬の括りで複勝圏内に好走した15頭全馬が該当。 また、特に父か母父がディープインパクト系、キングカメハメハ系、ハーツクライ系の何れかに該当する血統馬は過去5年で全勝。 当日単勝5人気以下から複勝圏内に好走した7頭も全馬が上記の血統条件を満たす馬。 臨戦過程、血統構成ともに、いわゆる日本の王道タイプが定石通りに走りやすい傾向も。 アルマヴェローチェは、前走阪神ジュベナイルF(京都芝1600m・G1)1着からの特注ローテ。 過去5年の桜花賞は、前走芝1600m重賞出走馬の中でも、阪神ジュベナイルFで連対実績馬が3勝。 昨年、2021年は、何れも阪神ジュベナイルFの連対実績馬によるワンツー決着。 血統構成は、ハービンジャー×ダイワメジャー。 父はデインヒルを経由する欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。 昨年の2着馬アスコリピチェーノ、3着馬ライトバックは、何れも母の父がデインヒル系の種牡馬。 2020年の2着馬レシステンシアも、母父がデインヒル系種牡馬。 父と母父が、デインヒル系種牡馬とダイワメジャーで構成される血統馬という意味においても、前述したアスコリピチェーノ、レシステンシアに酷似するキャラクター。 尚、近年の桜花賞は、父か母父キングカメハメハ系やエピファネイア産駒等々、欧州型のトップサイアーの血を持つ馬も相性抜群。 上記の血統該当馬は、過去5年で全勝というデータも。 本馬の父ハービンジャーは、桜花賞に限らず、キングカメハメハ系血統やエピフ
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大阪杯(G1) [重賞最終見解]

2025年04月06日(日) 阪神11R 大阪杯近年の大阪杯は、前走3コーナー5番手以内馬、距離延長馬、前走の上がり順位が3番手以内馬等々、スピードの裏付けがポイントに。 上記の経験馬は過去5年で全勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭も全馬が該当する特注ローテ。 また血統的にも、ロードカナロア、ジャスタウェイ、モーリスなどの短距離重賞に実績を残す種牡馬の産駒や、父か母父が米国種牡馬等々、スピード指向の強い種牡馬を持つ馬も有利。 当該該当馬は過去5年で全勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭も全馬が該当。 戦歴、血統ともに短距離指向の強いスピードタイプが最も走りやすいレース。 シックスペンスは、前走の中山記念(芝1800m・G2)が上がり最速の末脚で1着。 前述の通り、近年の当レースは、距離延長馬、前走上がり順位が3番手以内馬の期待値が高いレース。 また過去5年の大阪杯は、芝1800m以下の距離で勝利実績を持っていた馬も4勝。 自身の勝ち鞍5勝が全て芝1800m以下の距離で、重賞3勝馬の実績も今回の競馬へ向けては有利。 父ジャスタウェイは、芝1200mG1レースにも実績がある近年の当レースの特注種牡馬。 昨年11人気3着ルージュエヴァイユ、一昨年10人気3着ダノンザキッドは、何れもジャスタウェイの産駒。 また母父Twirling Candyは、米国型の快速血統Fappianoを経由するミスプロ系種牡馬。 母フィンレイズラッキーチャームは、米国のダ7F(約1400m)G1レース、マディソンSの勝ち馬。 母方が短距離指向の強い米国牝系であることも強調材料で、
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高松宮記念(G1) [重賞最終見解]

2025年03月30日(日) 中京11R 高松宮記念近年の高松宮記念は、1400m以上の距離で勝利実績or重賞連対実績を持つ馬がポイントに。 一昨年は、上記の実績を満たす馬が複勝圏内を独占して、3連単の配当金が66万円超の波乱決着に。 22年も人気薄の当該実績馬が2着3着に好走して、3連単の配当金が278万円超という大荒れ決着に。 スプリント戦ながらも、1400m以上の距離も走れるような体力の絶対値がポイントになるレース。 ウイングレイテストは、これまで自身の勝ち鞍4勝が全て芝1400m以上の距離、かつ芝1400m重賞の勝ち馬と、当カテゴリーの中では体力の絶対値に優れたキャラクター。 血統構成は、ロベルト系スクリーンヒーロー×プリンスリーギフト系サクラユタカオー。 近年の当レースは、父も母父も日本の主流系サンデーサイレンス系種牡馬ではない血統馬も有利。 当該血統馬は過去5年で4勝。当日単勝9番人気以下から複勝圏内に好走した4頭中3頭も、父、母父ともに非サンデー系の血統馬というデータも。 2020年の当レースで単勝64.6倍15人気ながらも1着入線(4着降着)クリノガウディーも、芝1200mの勝利実績が無かったスクリーンヒーロー産駒。 また、昨年11人気4着と、惜しくも複勝圏内には走らなかったものの結果を残したウインカーネリアンは、本馬と同馬主のスクリーンヒーロー産駒。 尚、昨年のウインカーネリアンも、当レース出走以前の勝ち鞍8勝は全て芝1600m以上の距離で、芝1200m自体も初出走だった馬。 戦歴、血統ともに近年の高松宮記念で激走する典型のキャラクターで、人気以上のパフォーマ
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阪神大賞典(G2) [重賞最終見解]

2025年03月23日(日) 阪神11R 阪神大賞典過去5年の阪神大賞典は、近2走以内に2400m以上の距離で3着以内or上がり順位3番手以内の括りで、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭全馬が該当。 また、父か母父がリオンディーズ、ドレフォン、デュランダル、クロフネ、キングヘイロー、フレンチデピュティ等々、マイル以下のG1実績があるスピード型種牡馬を持つ馬が、過去5年で全勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中4頭も当該血統馬。 長距離戦に実績がある馬の中でも、スプリント指向のスピード、速さのプラスαもポイントに。 コパノサントスは、2走前の古都S(京都芝3000m)が、上がり順位2番手の末脚で1着。 父イスラボニータは、現役時代にマイルG1レースで複数回好走、種牡馬としても1600m以下の重賞好走馬を複数輩出するスピード指向の強い種牡馬。 道中絶好の位置取りも、最後の直線で失速して9着に敗れた前走のダイヤモンドS(東京芝3400m・G3)は、約4ヵ月の休養明け初戦で馬体重がマイナス16キロと、その敗因も至って明確なもの。 その一戦を除けば長距離戦で全く底を見せていない戦歴も込みで、巻き返しの競馬に期待したい1頭。 ショウナンラプンタは、前走の日経新春杯(中京芝2200m)が上がり最速の末脚で2着に好走。 2走前の菊花賞(京都芝3000m・G1)4着の実績も、今回のメンバー構成の中では威張れる戦歴。 母父Zensationalは、7F(約1400m)以下のG1レース3勝の実績馬で、父キズナも短距離重賞の好走馬を多数輩出。 戦歴的には長距離指向、血統的には
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スプリングS(G2) [重賞最終見解]

2025年03月16日(日) 中山11R スプリングS重馬場開催の2021年を除く、直近4年のスプリングSで複勝圏内に好走した12頭中11頭は、近2走以内に1600m以下出走馬or3コーナー5番手以内の先行経験馬。 また、父か母父が米国種牡馬、もしくは芝1600m以下の重賞レースに実績を持つ種牡馬の血を持つ馬も、過去5年で4勝。 当日単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中6頭も、上記の血統条件を満たす馬。 1800m重賞ながらも、戦歴、血統ともに短距離指向の強いタイプが走りやすいレース。 マテンロウバローズは、例年の当レースで期待値の高い前走こぶし賞(京都芝1600m)1着からの距離延長ローテ馬。 父ロジャーバローズ、母父キングカメハメハは、何れも1600m以下の重賞好走馬を輩出した種牡馬。 また、半兄マテンロウオリオンはマイル重賞の勝ち馬で、1600mG1NHKマイルCの連対実績馬。 これまで芝1600mで2戦2勝の父ディープインパクト系血統馬という意味では、昨年の勝ち馬シックスペンスと全く同じキャラクター。 連闘策のレーヴブリリアントも、これまで4戦の競馬は全て1マイル戦。 母父ロードカナロアは、現日本の短距離界におけるチャンピオンサイアー。 一昨年の勝ち馬ベラジオオペラ、2019年2着のファンタジスト、2018年の勝ち馬ステルヴィオは、全てロードカナロア産駒。 中山芝では2戦無敗と、底を見せていない戦歴も込みで勝ち負けを期待したい1頭。 ニホンピロデヴィンは、近2走ともに3角2番手以内の先行脚質で、父が短距離指向のスピードに優れたグレーターロンドン。 ニホンピロサー
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弥生賞ディープインパクト記念(G2) [重賞最終見解]

2025年03月09日(日) 中山11R 弥生賞ディープインパクト記念過去5年の弥生賞ディープインパクト記念は、距離延長ローテor前走3コーナー5番手以内の括りで全勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した4頭中2頭も該当。 また、過去5年の勝ち馬5頭は全馬が、父欧州型種牡馬orディープインパクト系種牡馬の共通項。 戦歴的にはスピード指向、血統的には中長距離指向の強いタイプが最も走りやすい傾向も。 ミュージアムマイルは、前走朝日杯フューチュリティS(京都芝1600m・G1)2着からの距離延長ローテ。 2022年の2着馬ドウデュース、2018年の勝ち馬ダノンプレミアムも、前走朝日杯フューチュリティSからの臨戦過程。 母の父ハーツクライは、近年の弥生賞における特注種牡馬。 2022年の2着3着馬ドウデュース、ボーンディスウェイ、2021年3着ダノンザキッド、2020年2着ワーケア、2019年2着シュヴァルツリーゼは、全て父ハーツクライ系の血統馬。 戦歴的にはスピード指向、血統的にはハーツクライ血統のような重厚なタイプが走りやすい当レース向きの典型と言える1頭。 アスクシュタインは、例年期待値の高い前走ホープフルS(中山芝2000m・G1)6着からの臨戦過程。 前走ホープフルS組は、2018年から実に7年連続で必ず1頭以上は複勝圏内に好走中というデータも。 前走ホープフルSからの臨戦かつ、ドゥラメンテ産駒の先行脚質という意味では、2021年の勝ち馬タイトルホルダーを彷彿とさせるキャラクター。 尚、前走のホープフルSは、スタートで前をカットされる形で、本来の持ち味である先行力が活か
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中山記念(G2) [重賞最終見解]

2025年03月02日(日) 中山11R 中山記念過去5年の中山記念は、距離延長馬or近2走以内に3コーナー5番手以内の先行経験馬の括りで、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した10頭全馬が該当。 また、父か母父がモーリス、フレンチデピュティ、ロードカナロア、フランケル等々、マイル以下のG1レースで実績を残す種牡馬or米国型種牡馬の括りで、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した10頭全馬が該当。 戦歴、血統ともに、いわゆる短距離指向のスピードが問われやすいレース。 メイショウチタンは、前走東京新聞杯(東京芝1600m・G3)3着からの距離延長ローテ。 父は、短距離指向のスピードを強化するキングカメハメハ系種牡馬のロードカナロア。 昨年の当レースは、前走芝1600m重賞に出走していた距離延長ローテの人気薄が1着2着に好走して、3連単の配当金も54万円超の大波乱決着に。 2022年は、父キングカメハメハ系血統馬が複勝圏内を独占。1着パンサラッサ、3着アドマイヤハダルは何れもロードカナロア産駒。 2021年5人気2着ケイデンスコールも、ロードカナロア産駒。 シンガリ人気で3着に好走した前走東京新聞杯の勢いも見方に、ここは2走連続の激走に期待。 ソウルラッシュも、父キングカメハメハ系血統馬で距離延長ローテ。 これまでの実績然り、マイル指向のスピードという意味ではメンバー随一の存在。 斤量59キロがどう出るかも、レース適性という意味においては疑いの余地はない1頭。 シックスペンスは、前走の毎日王冠(東京芝1800m・G2)が、道中4番手付近の先行策から抜け出して1着。 キズナ×T
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フェブラリーS(G1) [重賞最終見解]

2025年02月23日(日) 東京11R フェブラリーS過去5年のフェブラリーSは、複勝圏内に好走した15頭中14頭が、前走1800m以上の重賞出走馬or近2走以内に上がり順位3番手以内馬。 また、父か母父がキングマンボ系や米国型種牡馬といったスピード型、もしくはクロフネ、ロードカナロア、アドマイヤマックス等々、芝1200mG1実績種牡馬を持つ馬は過去5年で全勝。 上記血統馬は、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した9頭も全馬が該当する特注血統。 戦歴的には体力の裏付け、血統的にはスピード指向の強いキャラクターが最も走りやすい傾向も。 コスタノヴァは、前走の根岸S(東京ダ1400m・G3)が、上がり順位2番手の末脚で1着。 父は、世界のスプリント王者としても知られるキングマンボ系ロードカナロア。 一昨年の勝ち馬レモンポップも、前走根岸Sで上位の上がりを使って勝ち切っていた父キングマンボ系の血統馬。 また、同年の2着馬レッドルゼルは、本馬と同じロードカナロアの産駒。 近年のフェブラリーSは、父か母父キングマンボ系血統馬が4年連続で必ず1頭以上は複勝圏内に好走中というデータも。 これまで東京ダ1600mでは3戦無敗と、全く底を見せていない戦歴も込みで定石通りに勝ち負けを期待できる1頭。 エンペラーワケアも、ロードカナロア産駒。 東京ダート戦に限れば、武蔵野S、根岸Sの重賞2勝を含む3戦して連対率100%の舞台巧者。 Storm Catの3×3という、スプリント指向の強い血統馬であることも今回の競馬へ向けては有利。 メイショウハリオは、前走JBCクラシック(佐賀ダ2000・G1)
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共同通信杯(G3) [重賞最終見解]

2025年02月16日(日) 東京11R 共同通信杯過去5年の共同通信杯は、前走で芝2000m以上の距離を使われていた距離短縮ローテ馬が全勝。 2023年は当該ローテ馬が2頭のみの出走で1着2着。昨年単勝151.2倍ながらも3着と、高配当馬券を演出したパワーホールも当該ローテ馬。 春のクラシックシーンにも直結する出世レースだけに、いわゆる総合的な体力の絶対値がポイントになる傾向も。 ネブラディスクは、京都芝2000mの新馬戦1着からの臨戦過程。 血統構成は、ドゥラメンテ×American Post。 芝2000mの新馬戦を勝ち上がったドゥラメンテ産駒という意味では、一昨年5人気2着タッチウッドと全く同じパターン。 半姉には2019年の年度代表馬に選出されたリスグラシュー。 出世レースに相応しい血統スケールを持ち合わせるキャラクターで、実績馬を圧倒するパフォーマンスにも期待したい1頭。 ワンモアスマイルは、前走エリカ賞(京都芝2000m)2着からの距離短縮ローテ。 父ブリックスアンドモルタルは、Storm Catを経由する米国型ノーザンダンサー系種牡馬。 近年の共同通信杯は、ノーザンダンサー系血統馬の期待値も水準以上。 過去5年で、父か母父ノーザンダンサー系血統馬は3勝、昨年も当該血統馬かつ当日単勝4番人気以下の伏兵が1着3着に好走して3連単の配当金が11万円を超える波乱決着に。 尚、今年の共同通信杯に出走を予定する馬の中で、父か母父ノーザンダンサー系血統馬は本馬1頭のみ。 レッドキングリーは、芝2000mの勝利実績馬。 一族には2007年のBCターフ勝ち馬イングリッシュチャネル
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東京新聞杯(G3) [重賞最終見解]

2025年02月09日(日) 東京11R 東京新聞杯過去5年の東京新聞杯は、複勝圏内に好走した15頭中13頭が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮のローテ馬。 また、父か母父がロベルト系、ダンチヒ系、キングマンボ系、もしくはトニービンの血を持つ馬は、過去5年で4勝。 単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した11頭中10頭も、上記の血統条件を満たす馬。 マイル重賞ながらも、戦歴、血統ともに中距離指向の強い傾向が垣間見えるレース。 ブレイディヴェーグは、2走前の府中牝馬S(G2)が上がり最速の末脚で1着。前走マイルCS(G1)4着からの臨戦過程。 近年の当レースは、前走が芝1600m以上のG1レース出走馬も期待値は優秀。 当該ローテ馬は、過去5年で2勝5連対、合計7頭が3着以内に好走。 血統構成は、ロードカナロア(キングマンボ系)×ディープインパクト。 2023年6人気3着プレサージュリフトも、父が欧州型種牡馬で、母父がディープインパクトの血統馬。 昨年8人気3着ホウオウビスケッツは、ロードカナロアと同系統のキングカメハメハ系ルーラーシップを母の父に持つ血統馬。 2022、2021年の勝ち馬も、父か母父キングカメハメハ系血統馬。 尚、本馬は芝2200mG1のエリザベス女王杯の勝ち馬。 直近2年の東京新聞杯は、1800m以上の距離で勝利実績or重賞好走実績馬が掲示板内(5着内)を独占したように、中距離G1で実績を残すことも有利。 オールナットは、例年期待値の高い距離短縮ローテに加えて、自身のこれまでの勝ち鞍4勝が全て1800m以上の距離というスタミナ指向の強いキャラクター。
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根岸S(G3) [重賞最終見解]

2025年02月02日(日) 東京11R 根岸S過去5年の根岸Sは、複勝圏内に好走した15頭中13頭が前走5着以内馬。 また、父か母父がフォーティナイナー系、フジキセキ系、キングマンボ系、ストームバード系、フレンチデピュティ系など、芝ダート兼用指向の強い血統馬も有利。 上記の血統馬は過去5年で全勝。当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭も全馬が該当。 近走好調馬の中でも、いわゆる芝指向のスピードを兼ね備えたタイプが最も走りやすいレース。 ロードフォンスは、東京ダ1400mで連勝中と、勢いのある臨戦過程。 父ロードカナロア、母父ダイワメジャーは、何れも芝ダート双方の重賞レースに実績を残す種牡馬。 特にロードカナロア産駒は、昨年の勝ち馬エンペラーワケア、2021年の勝ち馬レッドルゼル等々、近年の根岸Sにも相性抜群。 そのレッドルゼルが勝った2021年もそうであったように、降雨の影響で脚抜きのいい馬場状態にでもなれば、母父ダイワメジャーの影響も込みで、芝指向のスピードが更に活かされる可能性も高いキャラクターで、勝ち切る競馬にも期待したい1頭。 コスタノヴァも、ロードカナロア産駒で東京ダート巧者のキャラクター。 2走前の欅S(東京ダ1400m)では、昨年の根岸S勝ち馬エンペラーワケアを完封したように、地力上位も明らかな1頭。 フリームファクシは、東京ダート実績こそ無いものの、左回りコースのダ1400mに限れば何れも圧勝で2戦無敗と、底が知れない戦歴。 父ルーラーシップは、前述したロードカナロアと同系統のキングカメハメハ系種牡馬。 父キングカメハメハ系血統馬の上位独占まで想定でき
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アメリカJCC(G2) [重賞最終見解]

2025年01月26日(日) 中山11R アメリカJCC過去5年のアメリカJCCは、1800m、2200m、2500m等々、非根幹距離の上級条件で勝利実績を持つ馬が全勝。 また過去5年の勝ち馬は、全馬が父か母父が欧州型種牡馬。そのうち3頭は、父も母父も欧州型種牡馬という共通項も。 戦歴的にも血統的にも、日本の主流とはやや異なる才能の方向性が問われるレース。 ビザンチンドリームは、前走の菊花賞(京都芝3000m・G1)が、上がり最速の末脚で5着。 2021年のアメリカJCCは、前走菊花賞組が1着2着。当時の勝ち馬アリストテレスは、前走の菊花賞で上がり最速の末脚をマークしていた馬。 2019年の2着馬フィエールマンも、前走菊花賞で上がり最速の末脚をマークしていた馬。 前走菊花賞組の中でも、末脚実績馬は特に期待値が高い傾向も。 血統構成は、欧州型ロベルト系エピファネイア×欧州型グレイソヴリン系ジャングルポケット。 過去5年のアメリカJCCは、父か母父にロベルトorグレイソヴリンの血を持つ馬が3勝。 昨年の勝ち馬チャックネイトは、本馬と同様に、ロベルト、グレイソヴリンの双方の血を持っていた馬。 尚、本馬は芝1800m重賞のきさらぎ賞勝ち馬。 上級条件の1800m、2200m、2500m勝ち馬や、前走菊花賞出走馬など、非根幹距離の中長距離戦に実績を持つ馬は、過去5年で全勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した8頭中7頭も該当する特注実績というデータも。 年齢を重ねる毎に上昇しやすい欧州血統馬の特性等々も込みで、勝ち負けを期待したい1頭。 ボルドグフーシュは、ロベルト系スクリーンヒー
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京成杯(G3) [重賞最終見解]

2025年01月19日(日) 中山11R 京成杯近年の京成杯は、当レースと同じ右回り&内回りコースの芝2000mで勝利実績or1勝クラス以上で5着内実績を持つ馬が有利。 過去5年の京成杯で、当日単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した9頭中7頭は、上記の実績を持っていた馬。 また過去5年で、当日単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した9頭中6頭は、父が欧州型orステイゴールド系種牡馬という共通項も。 コース実績馬の中でも、いわゆる重厚なスタミナ血統馬が走りやすいレース。 パーティハーンは、今回の舞台と同じ右回り&内回りコースの京都芝2000mの未勝利戦1着からの臨戦過程。 父Wootton Bassett、母父Green Tuneは何れも欧州種牡馬で、全姉Audaryaは、2020年のBCフィリー&メアターフ勝ち馬という仏国生産の超良血馬。 父も母父も欧州指向の強い種牡馬で、母方が仏国牝系という意味では、一昨年の勝ち馬ソールオリエンスを彷彿とさせるキャラクター。 インターポーザーは、昨年の勝ち馬ダノンデサイルと同じ、欧州型ロベルト系エピファネイアの産駒。 2022年3着ヴェローナシチー、2020年2着スカイグルーヴも同種牡馬の産駒。 2代母フサイチエアデールは、当レースと同じ右回り&内回りコースの芝2000m重賞勝ち馬で、近親フサイチリシャールは中山芝G1レースの勝ち馬。 デビュー以来初の中山芝出走で、前走からの大幅な上昇度まで期待できる1頭。 キングノジョーは、前述したエピファネイアと同系統のロベルトの血を父、母父と双方に持つロベルトクロスの血統馬。 先週のフェアリーSの勝ち馬エ
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日経新春杯(G2) [重賞最終見解]

2025年01月19日(日) 中京11R 日経新春杯今年の同じく中京芝2200mで行われた2021~2023年の日経新春杯は、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中5頭が、距離短縮ローテor近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚の実績があった馬。 また上記期間で、単勝7番人気以下から複勝圏内に好走した4頭は全馬が、芝1800m、2200mといった非根幹距離で勝利実績を持っていた馬。 2021年は、非根幹距離の勝利実績馬&当日単勝4番人気以下の伏兵が複勝圏内を独占して、3連単の配当金が96万円超の大波乱決着に。 長距離レースもこなせるような体力の絶対値は大前提として、いわゆる非根幹距離適性もポイントになる傾向。 ショウナンラプンタは、前走菊花賞(京都芝3000m・G1)4着からの距離短縮ローテで、今回と同舞台となる2走前の神戸新聞杯(中京芝2200m・G2)では上がり順位2番手の末脚で3着に好走。 中京開催の日経新春杯で問われる長距離レースもこなせる体力に加えて、非根幹距離適性も兼ね備えたキャラクター。 血統構成は、ディープインパクト系キズナ×米国型ミスプロ系Zensational。 キズナ産駒で母父が米国型ミスプロ系の血統馬という意味では、2022年9人気3着ヤシャマル(キズナ×アグネスデジタル)を彷彿。 父がディープインパクト系で、前走菊花賞からのローテーション、かつ青葉賞に好走実績を持つ馬という意味では、2023年4人気3着プラダリアにも近いタイプ。 近走内容然り、タフで時計を要する現行の中京馬場コンディションも絶好条件と言えるキャラクターだけに、定石通りに勝ち負
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シンザン記念(G3) [重賞最終見解]

2025年01月13日(祝) 中京11R シンザン記念今年と同じく中京開催の2021~2023年のシンザン記念は、複勝圏内に好走した9頭全馬が、前走5着以内に走っていた馬。 また、上記期間で複勝圏内に好走した9頭中7頭は、父か母父がディープインパクト系、キングカメハメハ系、ハーツクライ系の何れに該当する血統馬。 近走好調馬の中でも王道血統馬、特に芝中距離指向の強いタイプが走りやすい傾向も。 アルテヴェローチェは、前走朝日杯フューチュリティS(京都芝1600m・G1)5着からの買いローテ。 モーリス×ディープインパクトの王道血統馬。 中京開催の2021~2023年のシンザン記念は、複勝圏内に好走した9頭中4頭が、父か母父ディープインパクト系の血統馬。 また9頭中3頭は、本馬と同じロベルト系モーリス産駒。2021年はモーリス産駒のワンツー決着。8人気2着ルークズネストは、モーリス×ディープインパクトの血統馬。 5着に敗れた前走の朝日杯フューチュリティSは、超スローの前残り決着を後方から追い込んだ負けて強しの一戦。 その前走との比較では、逃げ先行各馬も出揃うメンバー構成等々も加味すれば、まず勝ち負けも必至の1頭と見立てます。 相手も前走芝重賞出走馬、モーリス産駒を重視して、タイセイカレント、ジーティーマン。推奨馬アルテヴェローチェタイセイカレント ジーティーマン
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フェアリーS(G3) [重賞最終見解]

2025年01月12日(日) 中山11R フェアリーS過去3年のフェアリーSは、複勝圏内に好走した9頭中8頭が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮ローテ馬。 また近3年の複勝圏内好走馬は、父か母父がディープインパクト系、キングカメハメハ系、ハーツクライ系、エピファネイア産駒の括りで全馬が該当。 マイル重賞ながらも、クラシック指向の総合力が問われるような方向性。 ホウオウガイアは、前走百日草特別(東京芝2000m)2着からの距離短縮ローテ。 2022年5人気1着ライラック、2021年8人気2着ホウオウイクセルなども距離短縮ローテ馬。 父シルバーステートは、当レースにも相性のいいディープインパクト系種牡馬で、その母父は欧州型ロベルト系Silver Hawk。 Silver Hawkの代表産駒に、中山競馬場で行われるグランプリG1有馬記念連覇のグラスワンダー。 昨年の当レース勝ち馬イフェイオンも、同系統の父ロベルト系血統馬だったように、中山芝重賞に相性のいい系統。 また、近親には当レースと同じく3歳限定重賞スプリングS(G2)2着のアレグロブリランテ。 父系、母系ともに中山巧者の血統馬で、激走に期待したい1頭。 エリカエクスプレスは、近年の当レースに相性のいいロベルト系エピファネイアの産駒。 昨年5人気1着イフェイオン、2021年6人気3着ベッラノーヴァも当種牡馬の産駒。 母方は重厚な愛国牝系で、近親には英セントレジャー、愛国ダービーなどの欧州G1レースを制したCapriがいる名牝系。 マイル重賞ながらもスタミナ指向が強い当レース向きの典型と言える1頭。 レイユールは、ディ
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中山金杯(G3) [重賞最終見解]

2025年01月05日(日) 中山11R 中山金杯過去3年の中山金杯で、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭は、父か母父が欧州種牡馬、もしくは父ステイゴールド系orハーツクライ系の括りで全馬が該当。 また上記6頭は全馬が、距離短縮ローテor近2走以内に上がり順位3番手以内の実績馬。 血統的にも臨戦過程的にも、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 クリスマスパレードは、前走秋華賞(京都芝2000m・G1)5着からの臨戦過程。 近年の中山金杯は、前走G1レース出走馬or前走5着以内の好調馬も有利。 過去5年で複勝圏内に好走した15頭中13頭は、当該ローテ馬。 父キタサンブラックは、ステイゴールド系やハーツクライ系血統馬が走るタフな競馬に強いサンデー系のトップサイアー。 中山金杯と同じ競馬場で行われ、ステイゴールド系やハーツクライ系が走るレースとしても知られる有馬記念でも3度3着以内に好走した中山巧者の一面も。 母父Blameは、近年の当レースで特注系のロベルト系種牡馬。 直近3年の当レースは、ロベルトの血を持つ馬が3連勝中というデータも。 中山金杯と同舞台で行われる紫苑S(中山芝2000m・G3)の勝ち馬であることも込みで、定石通りに勝ち負けを期待。 リカンカブールは、昨年の当レース勝ち馬。 父シルバーステートは、母の父がロベルト系Silver Hawk。 Silver Hawkの代表産駒に、有馬記念連覇のグラスワンダー。 このイメージ通りに、中山芝ではオールカマー、中山金杯の重賞を含む3戦して複勝率100%。 今年のメンバーレベル等も加味すれば、あっさり連
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ホープフルS(G1) [重賞最終見解]

2024年12月28日(土) 中山11R ホープフルS近年のホープフルSは、距離延長ローテ馬が6連勝中。 昨年単勝128.7倍12人気3着のサンライズジパング、一昨年単勝90.6倍14人気1着のドゥラエレーデなども距離延長ローテで高配当馬券を演出。 また過去5年で、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭は、父か母父が、ダンチヒ系、ヌレイエフ系、ファルブラヴ、フレンチデピュティ、Kitten's Joyなど、スピード指向の強いノーザンダンサー系血統馬という共通項も。 2000m戦ながらも、いわゆるマイル寄りのスピードが問われる方向性で、中でもスピード指向の強いノーザンダンサー系血統を持つ馬が最も走りやすい傾向も。 マスカレードボールは、前走アイビーS(東京芝1800m)1着からの距離延長ローテ。 血統構成は、ドゥラメンテ×ディープインパクト。 一昨年14人気1着と大波乱を演出したドゥラエレーデも、前走で東京芝1800mに出走していたドゥラメンテ産駒。 2代母ビハインドザマスクは、芝1200mの重賞勝ち馬で、半姉マスクトディーヴァは芝1600m重賞の勝ち馬。 前述の通り、マイル寄りのスピードが問われるレースだけに、母方が相応の一族であることも有利。 アスクシュタインは、前走札幌2歳S(札幌芝1800m・G3)7着からの距離延長ローテ。 本馬もドゥラメンテ産駒で、母の父がダンチヒ系を経由する米国型ノーザンダンサー系Bellamy Road。 昨年1着レガレイラ、3着サンライズジパング、一昨年2着トップナイフ、2020年の勝ち馬ダノンザキッドは、全て父か母父ダンチヒ系の血
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有馬記念(G1) [重賞最終見解]

2024年12月22日(日) 中山11R 有馬記念過去5年の有馬記念は、その勝ち馬5頭全馬が、1800or2200mの芝重賞勝ち馬という共通項。 また過去5年の有馬記念で、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中5頭は、有馬記念と同じ非根幹G1レースの宝塚記念やエリザベス女王杯、あるいは3000m超G1で連対実績馬や海外G1レースの好走実績があった馬。 世界の主要距離ではない2500mで施行される一戦だけに、いわゆる非根幹距離実績もポイントになるレース。 また、この傾向に伴い、血統的にも日本の非主流型が走りやすい傾向も顕著。 中でも、トニービンやダンシングブレーヴ、バゴなどの凱旋門賞血統馬や、母方が仏国、英国、独国牝系の馬など、いわゆるヨーロッパ指向の強い血統馬は、過去5年で全勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭も全馬が該当する特注系。 ローシャムパークは、前走BCクラシック(米・芝2400m・G1)2着からの臨戦過程。 前述の通り、前走が今秋の海外G1レース出走馬、また海外G1レースの好走実績馬も期待値が高いレース。 2021年の有馬記念は、前走凱旋門賞出走のディープボンド、クロノジェネシスが2着3着に揃って好走。 2019年も、豪州競馬の最強馬決定戦に位置づけられるコックスプレート(G1)を勝って挑んだリスグラシューが5馬身差の圧勝劇を披露。 血統構成は、ハービンジャー×キングカメハメハ。 父も母父も、例年の有馬記念で期待値の高い欧州種牡馬。 2018年の有馬記念を制したブラストワンピースも、ハービンジャー×キングカメハメハの血統構成馬。 また、母方は
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朝日杯フューチュリティS(G1) [重賞最終見解]

2024年12月15日(日) 京都11R 朝日杯フューチュリティS今年の朝日杯フューチュリティSは、従来の阪神競馬場から舞台を移して京都競馬場で施行。 先週の阪神ジュベナイルFも京都芝1600mで施行。このレースが一応の参考レースとなるでしょうか。 その先週の阪神ジュベナイルFは、3頭しか出走していなかった前走芝1800m出走の距離短縮ローテ馬が、そのまま複勝圏内を独占。 また、上位好走馬3頭は全馬が、父か母父が欧州種牡馬という共通項も。 ミュージアムマイルは、前走黄菊賞(京都芝2000m)1着からの臨戦過程。 今年の朝日杯フューチュリティS出走馬の中で、前走が1勝クラス以上&芝1800m以上の距離で連対実績馬も本馬1頭のみ。 血統構成は、欧州型ミスプロ系リオンディーズ×サンデー系ハーツクライ。 同舞台で施行された先週の阪神ジュベナイルFも、父と母父が欧州種牡馬とサンデー系種牡馬で構成される血統馬が複勝圏内を独占。 8人気2着ビップデイジー、7人気3着テリオスララは、何れも父と母父が欧州型ミスプロ系とサンデー系種牡馬で構成される血統馬という共通項も。 また先週の阪神ジュベナイルFは、1~4着馬が全てノーザンファームの生産馬。 ノーザンファーム生産の中距離指向の強いタイプであることも強調材料で、定石通りに勝ち負けを期待したい1頭。 アルテヴェローチェも、父と母父が欧州型とサンデー系種牡馬で構成される、毎年の当レースで期待値の高い前走マイル重賞1着馬。かつノーザンファーム生産馬。 母方は世界最高峰のスピード大国とも称されるアルゼンチン牝系で、日本の2歳重賞で問われるスピードの絶対値
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ターコイズS(G3) [重賞最終見解]

2024年12月14日(土) 中山11R ターコイズS直近3年のターコイズSは、距離延長馬or前走3角5番手以内馬or近2走以内に上がり順位3番手以内馬の括りで、単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭全馬が該当。 また過去3年で、複勝圏内に好走した9頭中7頭は、父か母父がキングマンボ系or父ステイゴールド系の血統馬。 戦歴的にはスピードの裏付けがある欧州指向の強いタイプが走りやすいレース。 ミアネーロは、2走前の紫苑S(中山芝2000m・G2)が上がり最速の末脚で2着。 父ドゥラメンテは、例年の当レースで特注系のキングマンボ系種牡馬。 直近3年のターコイズSは、父か母父キングマンボ系血統馬が全勝、合計5頭が複勝圏内に好走というデータも。 また、変則的と称される中山マイル重賞だけに、リピーターや中山芝重賞に実績がある馬の期待値も水準以上。 ミスニューヨークは近3年で3着1着1着、フィアスプライドは近2年で1着3着、20年21年は2年連続でアンドラステが連対、17年18年はミスパンテールが連覇、デンコウアンジュは2年連続人気薄で3着、2020年9人気3着フェアリーポルカは中山芝重賞の勝利実績馬。 フラワーC1着、紫苑S2着の実績も、今回の競馬へ向けては大きな強調材料。 シングザットソングも、ドゥラメンテ産駒で、例年期待値の高い距離延長ローテ馬。 前走芝1400m出走馬は、一昨年4人気2着ウインシャーロット、2021年13人気3着ギルデッドミラー、2020年1人気1着スマイルカナ等々、その好走馬は多数。 フィールシンパシーは、昨年のターコイズS2着馬。 前述の通り、近年の当レース
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阪神ジュベナイルF(G1) [重賞最終見解]

2024年12月08日(日) 京都11R 阪神ジュベナイルF過去5年の阪神ジュベナイルFは、前走芝1600m重賞で連対orファンタジーS1着馬が全勝。 また、父か母父に欧州型の種牡馬を持つ血統馬も、過去5年で全勝。 今年は阪神外回りコースから京都外回りコースへの舞台替わりこそあるものの、双方のレイアウト等も含めて、近走重賞好走馬、また中距離指向の強いタイプが走りやすい方向性自体に大きな差異は無い可能性も高いでしょうか。 アルマヴェローチェは、前走の札幌2歳S(札幌芝1800m・G3)が上がり最速の末脚で2着。 一昨年10人気3着と高配当馬券を演出したドゥアイズも、前走の札幌2歳Sで上がり順位3番手以内の末脚を使って2着に好走していた馬。 父が欧州型ダンチヒ系のハービンジャー。母父は日本の主流系統でサンデー系のトップサイアー、ダイワメジャー。 父と母父が、欧州型ダンチヒ系種牡馬とダイワメジャーで構成される血統馬も、近年の阪神ジュベナイルFにおける特注系。 昨年の勝ち馬アスコリピチェーノ、2019年の勝ち馬レシステンシアは、何れもダイワメジャー産駒で、母の父が欧州型ダンチヒ系の血統構成馬。 近親には、2016年の朝日杯フューチュリティS2着馬モンドキャンノ。 いわゆる一族の成長曲線という意味においても、2歳重賞だからこそ触手が伸びる1頭。 コートアリシアンは、前述の通り例年の当レースで期待値の高い前走マイル重賞で連対実績馬。 サートゥルナーリア×ハーツクライの重厚な血統構成馬で、父は近年の当レースで特注系のキングカメハメハ系種牡馬。 近2年の阪神ジュベナイルFで、当日単勝5人気以下
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中日新聞杯(G3) [重賞最終見解]

2024年12月07日(土) 中京11R 中日新聞杯過去3年の中日新聞杯は、複勝圏内に好走した9頭中8頭が、当日単勝4番人気以下の人気薄。そのうち4頭は10番人気以下の大穴と、大波乱必至の重賞レース。 その過去3年は、複勝圏内に好走した9頭中8頭が、前走道中5番手以内馬or距離延長ローテ馬という共通項。 2000m戦ながらも、いわゆる短距離指向のスピードが問われやすい傾向も。 クルゼイロドスルは、前走富士S(東京芝1600m・G2)8着からの距離延長ローテ。 これまで自身の勝ち鞍4勝が全て1800m以下の距離であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。 過去3年の勝ち馬3頭も、全馬が1800m以下の距離で勝利実績orオープンクラスで連対実績があった馬という共通項。 父ファインニードルは、現役時代にスプリンターズS、高松宮記念と日本の古馬スプリントG1レースをコンプリートしたスピード指向の強い種牡馬。 昨年の当レースは、イスラボニータ、クロフネ、ミッキーアイルと、父か母父に芝1400m以下の重賞勝ち馬を輩出した種牡馬を持つ馬が複勝圏内を独占。 2021年10人気3着シゲルピンクダイヤは、芝1200mG1レースの好走馬を多数輩出するダイワメジャー産駒。 血統的にも短距離指向のスピードタイプは有利のレース。 その他では、ロードデルレイ、コスモキュランダ辺りもスピード指向の強いキャラクターで当レース向き。推奨馬クルゼイロドスルロードデルレイ コスモキュランダ
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チャンピオンズC(G1) [重賞最終見解]

2024年12月01日(日) 中京11R チャンピオンズC過去5年のチャンピオンズCは、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内馬の括りで、複勝圏内に好走した15頭中12頭が該当。 また、キタサンブラック産駒、キズナ産駒、父か母父キングマンボ系など、いわゆる芝中長距離指向の強い血統馬が走る傾向も特徴的。 上記の血統馬は、過去5年で当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭が該当。 臨戦過程、血統ともに、芝中距離G1のような傾向が垣間見えるレース。 ペプチドナイルは、前走の南部杯(盛岡ダ1600・G1)が、上がり順位2番手の末脚で僅差の2着。 キングカメハメハ×マンハッタンカフェと、芝中長距離指向の強い血統馬。 父は、近年のチャンピオンズCで特注系統のキングマンボ系種牡馬。 過去5年のチャンピオンズCは、父か母父キングマンボ系血統馬が4勝、5年連続で連対中。 一昨年は、父か母父キングカメハメハの血統馬が複勝圏内を独占。 母父マンハッタンカフェも、日本の左回りコースのダートG1レースに複数頭の勝ち馬を輩出するサンデー系種牡馬。 2021年の勝ち馬テーオーケインズも、母父マンハッタンカフェの血統馬。 また近年の当レースは、前走が地方交流重賞で負けていた馬の期待値も水準以上。 前走地方交流重賞で負けていた馬は、過去5年で合計8頭が複勝圏内に好走。2020年は当該ローテ馬が複勝圏内を独占してして、3連単の配当金も20万円超の大荒れ決着に。 母クイーンオリーブは、現役時代に上級条件の芝2400m戦で好走するなど、日本の牝馬としては珍しいスタミナ指向の強いキャラクター。 巷で
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ステイヤーズS(G2) [重賞最終見解]

2024年11月30日(土) 中山11R ステイヤーズS過去5年のステイヤーズSは、複勝圏内に好走した15頭中13頭が、近2走以内に芝2400m以上の距離で、3角5番手以内の先行経験or上がり順位3番手以内の実績を持っていた馬。 また過去5年で、複勝圏内に好走した15頭は全馬が、ステイゴールド、トニービン、ロベルト、キングマンボの何れかの血を持っていた馬という共通項も。 戦歴的にはスピード、血統的にはスタミナの裏付けを持つ馬が最も走りやすいレース。 メイショウブレゲは、2走前の京都大賞典(京都芝2400m・G2)が、シンガリ人気の低評価を覆す上がり順位2番手の末脚を駆使して僅差3着に好走。 父ゴールドシップは、近年のステイヤーズSで特注系のステイゴールド系種牡馬。 父ステイゴールド系は過去5年で3勝。近4年連続で連対中。 2020年は、父ステイゴールド系血統馬&7人気以下の伏兵が1着2着で高配当決着に。 父がステイゴールド系で、母父が米国種牡馬の組み合わせ、かつ追い込み脚質という意味では、一昨年5人気2着プリュムドールにも近いキャラクターで激走に期待。 ゴールデンスナップもゴールドシップ産駒で、これまで12戦の競馬では全て上がり順位3番手以内の末脚をマークと、ステイヤーズSで走る典型のキャラクター。 母の父タニノギムレットは、ロベルトを経由する欧州型ブライアンズタイム系種牡馬。 2019年のステイヤーズS勝ち馬で、2018年、2016年も3着に好走したモンドインテロは、母の父がブライアンズタイム。 父系、母父系ともにレース実績も十分で勝ち負けに期待したい1頭。 アイアンバローズ
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ジャパンC(G1) [重賞最終見解]

2024年11月24日(日) 東京12R ジャパンC過去3年のジャパンCは、上級条件の東京芝2400mで1着or東京芝2400mのG1レースで3着以内馬の括りで、複勝圏内に好走した9頭全馬が該当。 また、父がウインドインハーヘア系、キングマンボ系、ステイゴールド系の何れかに該当する馬も、過去3年で複勝圏内に好走した9頭全馬が該当する特注血統。 舞台実績に加えて、日本の主流の中長距離血統馬が軒並み走る傾向も。 ドウデュースは、ジャパンCと同舞台で施行される日本ダービーの勝ち馬。 主流のサンデー系種牡馬ハーツクライの産駒。 母父は米国型ボールドルーラー系のVindication。 2018年3着、2019年1着と、ジャパンCで2年連続好走の実績を持つスワーヴリチャード、2016年3着、2017年1着とこちらも2年連続で結果を残したシュヴァルグランは、何れもハーツクライ産駒で、母父が米国種牡馬の血統構成馬。 驚異の上がりとも言えるラスト3F32秒5の末脚で突き抜けた前走の天皇賞秋の内容然り、競走馬としてのスケール感という意味では、そのスワーヴリチャード、シュヴァルグランを凌ぐ存在と言っても差し支えはなく、主戦武豊騎手の手腕も込みでここも勝ち負け濃厚の1頭と見立てます。 ジャスティンパレスは、例年の当レースで期待値の高い父ウインドインハーヘア系の代表格ディープインパクトの産駒。 2023年の天皇賞春(芝3200m・G1)勝ち馬。 近年のジャパンCは、古馬の牡馬であれば3000m超G1実績を持つ馬も有利。 2020、2021年で2連続連対のコントレイルは菊花賞馬(芝3000m・G1)。
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京阪杯(G3) [重賞最終見解]

2024年11月24日(日) 京都12R 京阪杯2019年以来の京都開催となった昨年の京阪杯は、前走芝1400mG2出走の距離短縮ローテ馬or前走スプリンターズS(芝1200m・G1)で上がり順位3番手以内馬が複勝圏内を独占。 また、昨年の上位好走馬3頭は、全馬が欧州の名血サドラーズウェルズの血を持っていた馬という共通項も。 同じく京都開催だった2019年の当レースも、サドラーズウェルズ系ローエングリン産駒のカラクレナイが7人気3着。 2018年も、ローエングリン産駒のナインテイルズが12人気2着と激走。 この結果が示す通り、臨戦過程、血統ともに体力の絶対値に裏付けのあるタイプが最も走りやすい方向性。 モズメイメイは、前走のスプリンターズSで上がり順位3番手の末脚を計測。 母父Frankelは、近年の当レースで特注血統となるサドラーズウェルズ系種牡馬。 前走スプリンターズSで上がり順位3番手の末脚を計測していた父ディープインパクト系&母父サドラーズウェルズ系の血統馬という意味では、昨年の3着馬で今年も出走を予定するエイシンスポッターにも酷似するキャラクター。 ビッグシーザーは、昨年の当レース勝ち馬トウシンマカオと同じ欧州型ナスルーラ系のビッグアーサー産駒。 ビッグアーサーは、サドラーズウェルズの血を持つ種牡馬で、欧州指向のタフさが要求される短距離戦は絶好条件。 前述したエイシンスポッターは、今年も昨年同様スプリンターズSからの臨戦過程。 母の父Baratheaは、欧州型サドラーズウェルズ系種牡馬。 尚、昨年の京阪杯の1着馬トウシンマカオ、2着馬ルガルは、今年のスプリンターズSの
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マイルCS(G1) [重賞最終見解]

2024年11月17日(日) 京都11R マイルCS京都開催の直近3年のマイルCSで複勝圏内に好走した9頭中8頭は、前走芝重賞で5着以内馬。 また、父が欧州型やステイゴールド系などスタミナ指向の強い血統馬は、京都開催の直近3年で複勝圏内に好走した9頭中7頭が該当。 近走好調馬の中でも、体力の絶対値に優れた中距離指向の強いタイプが最も走りやすい傾向も。 ブレイディヴェーグは、前走府中牝馬S(東京芝180m・G2)1着からの勢いのあるローテーション。 1800m以上の芝重賞で3着以内の実績を持つ馬も、京都開催の直近3年で全勝、単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した5頭も全馬が該当する特注系。 父は欧州型キングマンボ系のロードカナロア。 京都開催時の父か母父キングマンボ系は、実に4年連続で連対中というデータも。 2018年の勝ち馬ステルヴィオも、芝1800m以上の距離で勝利実績を持っていたロードカナロア産駒。 近親にはオークス、秋華賞と2冠を制したミッキークイーン。 中距離指向の強い牝系であることも、相応の才能が活かされやすい当レースへ向けては有利。 ナミュールは、新装京都開催となった昨年の当レース勝ち馬。 中距離指向、スタミナ指向の強い欧州型ダンチヒ系ハービンジャーの産駒。 今年は秋の叩き台をパスして、前走安田記念(東京芝1600m・G1)2着からのローテ。 近年のノーザンファームの必勝パターンで挑む今年は、秋に一戦を消化して挑んだ昨年以上のパフォーマンスまで引き出される可能性も。 チャリンは、クイーンアンS、ジャック・ル・マロワ賞、クイーンエリザベス2世Sと、2024シーズンにお
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東京スポーツ杯2歳S(G2) [重賞最終見解]

2024年11月16日(土) 東京11R 東京スポーツ杯2歳S過去5年の東京スポーツ杯2歳Sで複勝圏内に好走した15頭は、全馬が前走芝1800m以上で連対or芝1600mで上がり順位3番手の実績があった馬。 また、過去5年で複勝圏内に好走した15頭は、全馬がトニービンorウインドインハーヘアの欧州の名血を持っていた馬という共通項も。 スピード優先の2歳重賞としては珍しく、欧州指向のスタミナや、クラシック指向の総合力が問われやすいレース。 ファイアンクランツは、前走の札幌2歳S(札幌芝1800m・G3)が、上がり順位2番手の末脚で3着。 血統構成は、ドゥラメンテ×ハーツクライ。 ドゥラメンテ、ハーツクライは、何れもトニービンの影響が強い種牡馬で、当レース相性も抜群。 過去5年の東京スポーツ杯2歳Sで複勝圏内に好走した15頭中8頭は、父がハーツクライ系orドゥラメンテ産駒。 2022、2020年は、当該血統馬が複勝圏内を独占。 2歳重賞としては珍しくスタミナ指向の強い当レース向きの典型と言える1頭。 サトノシャイニングは、例年期待値の高い前走芝2000mで上がり最速&1着からの距離短縮ローテ。 前走で2000mの新馬戦を勝ち上がったキズナ産駒という意味では、昨年8人気2着シュバルツクーゲルを彷彿とさせるキャラクター。 レッドキングリーも、芝2000m1着からの臨戦。 父サートゥルナーリアは、当レースに相性のいいドゥラメンテと同系統の欧州型キングカメハメハ系種牡馬で、初年度から勝ち鞍を量産する今世代からの新種牡馬。 近親には、BCターフなどG1レースを6勝したイングリッシュチャンネル
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エリザベス女王杯(G1) [重賞最終見解]

2024年11月10日(日) 京都11R エリザベス女王杯新装京都開催の昨年は、前走G2以上のグレード&芝1800m以上の距離出走馬が複勝圏内を独占。 父キングカメハメハ系orハーツクライ系と、いわゆる日本の非根幹距離G1レースに実績のある種牡馬の産駒も複勝圏内を独占。 基本的には、近走で質の高い中長距離戦を使われている非根幹距離巧者の血統馬が走りやすい傾向も。 シンティレーションは、前走府中牝馬S(東京芝1800m・G2)2着からの臨戦過程。 京都開催の直近3年の当レースは、複勝圏内に好走した9頭全馬が、前走G2以上のグレード&芝1800m以上の距離で5着以内に走っていた馬。 また、そのうち5頭は前走府中牝馬S組と、近走好調馬の中でも当該ローテ馬は堅実に走る傾向も。 1800m重賞に連対実績があるロードカナロア産駒で、かつ母方が重厚な欧州牝系という意味では、昨年の勝ち馬ブレイディヴェーグにも共通項の多いキャラクターで激走に期待したい1頭。 ホールネスは、自身の勝ち鞍4勝中3勝が芝2200m戦という典型的な非根幹距離巧者のキャラクター。 父が仏ダービー馬のlope de vega、母父がキングジョージ6世&QエリザベスS勝ち馬のGolanという重厚な欧州血統馬。 2010、2011年のエリザベス女王杯で愛国馬のスノーフェアリーが連覇を成し遂げたように、日本の非主流距離で行われる当レースは、日本の主流ではない欧州の名血系も走りやすいレース。 重賞実績こそ乏しいものの、全く底を見せていないキャリアも込みで十分に勝ち負けになる1頭と見立てます。 上位人気が想定されるレガレイラも、欧州
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武蔵野S(G3) [重賞最終見解]

2024年11月09日(土) 東京11R 武蔵野S過去5年の武蔵野Sは、オープンクラスの東京ダートコースで連対実績を持っていた馬が全勝。 過去3年で複勝圏内に好走した9頭中8頭も、上記の実績を満たす馬。 また、過去5年で複勝圏内に好走した15頭中13頭は、父か母父サンデーサイレンス系orキングマンボ系の血統馬。単勝5番人気以下から複勝圏内に好走した9頭8頭も当該血統馬。 東京コース巧者かつ芝指向のスピードを兼ね備えた馬が最も走りやすい傾向も。 エンペラーワケアは、今年の根岸S(東京ダ1400m・G3)勝ち馬で、東京ダート戦に関しても連対率100%。 前走エニフS(中京ダ1400m)1着からの勢いのあるローテーションも、当レースへ向けては強調材料。 過去5年の武蔵野Sは、複勝圏内に好走した15頭中11頭が、前走5着以内の好調馬というデータも。 父ロードカナロアは、キングマンボ系種牡馬。 前述の通り、父か母父サンデーサイレンス系orキングマンボ系等々、芝指向のスピードを兼ね備える血統馬も特注系。 昨年5人気3着レッドルゼルは、本馬と同じロードカナロア産駒。 2020年8人気3着、2021年2人気2着と、2年連続で好走したエアスピネルは、ロードカナロアの父にあたるキングカメハメハの産駒。 2019年13人気3着ダノンフェイスも、キングカメハメハ産駒。 2着1着と結果を残す直近2走は、斤量59キロを背負ってのパフォーマンス。 別定戦の斤量57キロであれば、あっさり突き抜けるシーンまで想定できる1頭。 ショウナンライシンは、前走グリーンチャンネルC(東京ダ1400m・OP)1着からの臨戦
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アルゼンチン共和国杯(G2) [重賞最終見解]

2024年11月03日(日) 東京11R アルゼンチン共和国杯過去5年のアルゼンチン共和国杯は、前走条件戦orオープン特別出走馬の括りで、合計7頭が複勝圏内に好走。そのうち4頭は5番人気以下の人気薄。 父か母父がロベルト系、スターリング系、キングマンボ系、もしくはトニービンの血を持つ馬も、過去5年で4勝。 単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した8頭も全馬が上記の血統条件を満たす馬。 いわゆる格下馬の中でも、スタミナ指向の強い欧州血統馬が、ハンデ差を活かして激走しやすいレース。 タイセイフェリークは、前走の昇仙峡S(東京芝2400m・3勝クラス)が上がり順位3番手の末脚で2着。 前述の通り、例年の当レースで期待値の高い前走条件戦出走馬。 また、近年の当レースは、長距離重賞だけに末脚の裏付けを持つ馬であることも必須。 過去5年で複勝圏内に好走した16頭は全馬が、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚の実績があった馬というデータも。 血統構成は、ミッキーロケット×ディープインパクト。 父ミッキーロケットは、キングカメハメハを経由する欧州型キングマンボ系種牡馬。 2018年の2着馬ムイトオブリガードも、前走3勝クラスの東京芝2400m戦を使われていた父キングカメハメハ系の血統馬。また本馬は翌年のアルゼンチン共和国杯も1着と当舞台巧者の典型。 昨年3着同着のヒートオンビートは、キングカメハメハ×ディープインパクトの血統構成馬。 本馬は、2021年の目黒記念で2着、2023年の目黒記念で1着、2022、2023のアルゼンチン共和国杯で2年連続3着と、東京芝2500m重賞で4度の好走歴を持つ
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京王杯2歳S(G2) [重賞最終見解]

2024年11月02日(土) 東京11R 京王杯2歳S過去5年の京王杯2歳Sは、前走1着馬or前走の上がり順位が3番手以内馬の括りで、その勝ち馬5頭全馬が該当。 複勝圏内に好走した15頭中13頭も、上記の実績を満たす馬。 また、過去5年で父か母父がディープインパクト系の血統馬は、合計6頭が複勝圏内に好走。そのうち5頭は、単勝5番人気以下の人気薄。 昨年9人気3着オーキッドロマンスは、父ディープインパクト系の血統馬。 一昨年は、当日単勝5番人気以下&母父ディープインパクトの血統馬が1着3着で、3連単の配当金が222万円超の大荒れ決着に。 ヤンキーバローズは、前走の函館2歳S(G3)が、上がり順位2番手の末脚で僅差の4着。 血統構成は、エピファネイア×ディープインパクト。 前述の通り、母父は近年の当レースにおける特注種牡馬。 ディープインパクト産駒の母キャンディバローズは、京王杯2歳Sと同時期に行われる2歳1400m重賞ファンタジーSの勝ち馬。 いわゆる仕上がり早の一族であることも含めて、勝ち切る競馬まで期待したい1頭。 ヒシアマンは、デビューから一環して上がり最速の末脚を計測。 前走札幌芝1500m1着からの距離短縮ローテ。 過去5年の当レースは、距離短縮ローテ馬が計5頭複勝圏内に好走。2021年は当該ローテ馬が複勝圏内を独占するなど特注系。 ディープインパクト血統が走りやすいレースだけに、モーリス×マンハッタンカフェと、いわゆる欧州指向、スタミナ指向の強い血統馬であることも有利。 バニーラビットは、ダイワメジャー系アドマイヤマーズの産駒で、母トレジャリングが英国生産馬。 202
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天皇賞秋(G1) [重賞最終見解]

2024年10月27日(日) 東京11R 天皇賞秋過去5年の天皇賞秋は、前走が芝G1レース出走or前走芝G2レースで3着以内の括りで、複勝圏内に好走した15頭全馬が該当。 また、父か母父が欧州種牡馬or母方が欧州牝系の該当馬は過去5年で4勝、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭も当該血統馬。 競走馬として一定の格を兼ね備える馬の中でも、欧州指向の重厚なタイプが最も走りやすい傾向も。 リバティアイランドは、前走ドバイシーマクラシック(首・芝2410m・G1)3着からの臨戦過程。 父が欧州型キングマンボ系ドゥラメンテ、母父が欧州型ロベルト系All Americanと、当レースでポイントになる欧州指向の強いキャラクター。 芝1600mG1レースで2勝の実績も、当レースへ向けては有利。 過去5年の当レースの勝ち馬5頭は全馬が、芝1800m以下の重賞で勝利実績を持っていた馬。 また、過去5年で単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭も、芝1800m以下の重賞で連対実績があった馬。 尚、近年の当レースは、斤量に恵まれる3歳馬or牝馬も有利。該当馬は過去5年で4勝、直近5年で合計8頭が馬券に。 今年の出走予定馬の中で、3歳馬or牝馬は本馬1頭のみと、メンバー構成にも恵まれた印象も。 ベラジオオペラは、前走宝塚記念(京都芝2200m・G1)3着からの買いローテ。 父は欧州型キングマンボ系ロードカナロア、母父は欧州型ノーザンダンサー系ハービンジャー。 一族には、2008年の天皇賞秋でウオッカ、ダイワスカーレット等を相手にコンマ1秒差5着に走ったエアシェイディ。 芝1800
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スワンS(G2) [重賞最終見解]

2024年10月26日(土) 京都11R スワンS3年ぶりに従来の京都競馬場で施行された昨年のスワンSは、上位人気馬が総崩れで3連単の配当金も51万円を超える大波乱決着に。 10人気1着ウイングレイテストは、前走京成杯AH(中山芝1600m・G3)2着からの臨戦で、ロベルト系スクリーンヒーローの産駒。 6人気2着ララクリスティーヌは、前走関屋記念(新潟芝1600m・G3)9着からの臨戦で、母父がロベルト系タニノギムレット。 11人気3着ロータスランドも、前走関屋記念からの臨戦。ロベルト系Point of Entryの産駒。 このように昨年の当レースは、距離短縮ローテ&父か母父ロベルト系血統馬が複勝圏内を独占。 マイル以上の距離も走れる、ロベルト系特有の体力や馬力の才能に優れたタイプが最も走りやすい傾向も。 ウインカーネリアンは、前走の安田記念(東京芝1600m・G1)が、道中2番手の位置取りから14着。 父はロベルト系スクリーンヒーロー。 前述の通り、大荒れ決着となった新装京都開催の昨年は、前走マイル重賞出走の父か母父ロベルト系血統馬が複勝圏内を独占。 前走マイル重賞で先行していたスクリーンヒーロー産駒で、コスモヴューファーム生産の馬主がウインという意味では、昨年10人気1着ウイングレイテストを彷彿とさせるキャラクター。 セルバーグも、前走マイル重賞で先行経験の短縮ローテ馬、かつロベルト系エピファネイア産駒。 2代母エンジェルシードは、ダ1000mの勝ち馬という快速型。 久しぶりの1400m出走で一変も。 近走は中距離戦を主戦場としているピンハイは、一気の末脚で完勝したデビュー
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アルテミスS(G3) [重賞最終見解]

2024年10月26日(土) 東京11R アルテミスS過去5年のアルテミスSは、前走芝1800mで1着の距離短縮ローテ馬が3勝、前走芝1600mで上がり最速&1着馬が2勝。 父か母父が欧州種牡馬の血統馬も、計12頭が複勝圏内に好走。 臨戦過程、血統ともに、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 マイエレメントは、欧州型ロベルト系エピファネイアの産駒。 2018年のアルテミスSは、エピファネイア産駒のサークルオブライフが7人気1着、同じく同種牡馬の産駒シゲルイワイザケが8人気3着で、3連単の配当金が16万円を超える波乱決着に。 2017年の3着馬テンハッピーローズも、エピファネイア産駒。 アルテミスSと同舞台で行われる今年のヴィクトリアM(G1)を単勝200倍台で制したテンハッピーローズも、エピファネイア産駒。 スタミナ指向の強いマイル重賞、東京芝マイル重賞に抜群の適性を誇る種牡馬。 母の父はディープインパクト。 2020年のアルテミスS2着馬ククナは、母の父がディープインパクト。 2019年は、ディープインパクト産駒が1着2着。 デビュー初戦の前走(新潟芝1600m)で上がり順位3番手以内の末脚を使っていることも強調材料で勝ち負けに期待。 その他では、例年期待値の高い距離短縮ローテの前走1着馬ブラウンラチェット、カムニャック。推奨馬マイエレメントブラウンラチェット カムニャック
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菊花賞(G1) [重賞最終見解]

2024年10月20日(日) 京都11R 菊花賞京都開催時の近3年の菊花賞は、複勝圏内に好走した9頭全馬が、前走芝2200m以上の距離&2勝クラス以上で1着or芝2200m以上の重賞で3着以内馬。 また、上記期間で4人気以下から複勝圏内に好走した4頭は全馬が、父か母父がキングマンボ系、ロベルト系、グレイソヴリン系、サドラーズウェルズ系等々の欧州血統馬という共通項も。 近走好調馬の中でも、血統的には重厚なキャラクターが最も走りやすい3歳馬限定のG1競走。 ピースワンデュックは、2勝クラスの阿賀野川特別(新潟芝2200m)1着からのローテーション。 2017年13人気3着ポポカテペトル、2018年7人気3着ユーキャンスマイル、昨年9人気4着リビアングラスも、前走阿賀野川特別1着からのローテーション。 またその前走で、上がり最速の末脚を計測していることも強調材料。 京都開催の直近3年の菊花賞は、複勝圏内に好走した9頭中8頭が、前走の上がり順位が3番手以内馬という傾向も。 長距離G1だけに末脚の裏付けも必須。 血統構成は、グレーターロンドン×ジャングルポケット。 父は、近年の菊花賞でも相性抜群のディープインパクト系種牡馬。 同じく京都開催だった2020年の菊花賞は、父か母父ディープインパクトの血統馬が複勝圏内を独占。 2019年もディープインパクト産駒のワンツー決着。 母父ジャングルポケットは、菊花賞馬も輩出したスタミナ型の欧州型グレイソヴリン系種牡馬。 京都開催の直近3年の菊花賞は、単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した4頭全馬が、父か母父がキングマンボ系、ロベルト系、グレイソヴリン
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富士S(G2) [重賞最終見解]

2024年10月19日(土) 東京11R 富士S過去5年の富士Sは、距離短縮の前走芝重賞出走馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬の括りで、単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭全馬が該当。 またこの期間で、父か母父がディープインパクトorキングカメハメハ系血統馬は2勝。単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中6頭も当該血統馬。 臨戦過程、血統ともに、いわゆる中距離指向の体力や直線での伸びがポイントに。 ゴンバデカーブースは、前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)13着からの距離短縮ローテ。 母の父ディープインパクトは、往年の富士Sにおける特注血統。 2020年の当レースは、父ディープインパクト系血統馬が複勝圏内を独占。 2021年の勝ち馬ソングラインは、ディープインパクト系キズナの産駒。 母方が仏国牝系で、ディープインパクトの血を持つ馬という意味では、2020年の勝ち馬ヴァンドギャルドにも近いキャラクターで、前走からの一変に期待したい1頭。 レッドモンレーヴは、昨年の当レース2着馬。 父がキングカメハメハ系ロードカナロア、母父がディープインパクトと、近年の当レースで走る典型のタイプ。 前走安田記念(東京芝1600m・G1)からの臨戦過程も昨年と同じで、昨年同等のパフォーマンスに期待。 ソウルラッシュは、前走安田記念3着からの臨戦過程で、父がキングカメハメハ系ルーラーシップ。 前走安田記念13着から2着に好走した2020年の富士Sよりも、競走馬としての完成度も明らかに上と言える戦歴。 アクシデント等が無ければ、順当に走るであろう想定上位人気馬。 推奨馬ゴ
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府中牝馬S(G2) [重賞最終見解]

2024年10月14日(祝) 東京11R 府中牝馬S過去3年の府中牝馬Sは、複勝圏内に好走した9頭中8頭が、前走芝1600m重賞出走の距離延長馬or前走3角5番手以内の先行経験馬。 また、父か母父がロベルト系、ノーザンダンサー系、キングマンボ系など、いわゆる欧州型血統馬の活躍も顕著。 上記の血統馬は、過去3年で全勝、複勝圏内に好走した9頭中8頭も該当。 戦歴的にはスピード指向が強い、重厚な欧州血統馬が最も走りやすい傾向も。 ハーパーは、前走ヴィクトリアM(東京芝1600m・G1)15着からの距離延長ローテで、欧州指向、スタミナ指向の強いハーツクライ産駒。 2020、21年と2年連続連対のシャドウディーヴァもハーツクライ産駒。勝ち切った2021年は、前走芝1600m重賞からの臨戦だった馬。 また、近年の当レースは、芝1400m、芝1800m、芝2200m等の非根幹距離に実績を持つ馬も有利。 特に、当該距離の上級条件で1着or重賞で3着以内の実績馬は、過去3年で4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭全馬が該当する特注系。 この傾向を踏まえれば、昨年のエリザベス女王杯(京都芝2200m・G1)で3着に好走した実績も追い風に。 尚、大敗を喫した前走のヴィクトリアMは、本馬を管理する友道調教師曰く「ゲート内で駐立が悪くて突進して、顔をぶつけてしまった。最後もジョッキーは無理をしていなかった」と、コメントを残した参考外レース。 スムーズに走れば大きく巻き返してきても不思議はない1頭。 マスクトディーヴァも、前走ヴィクトリアM(3着)からの特注ローテ。 ヴィクトリアMからの臨戦で、父がキング
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秋華賞(G1) [重賞最終見解]

2024年10月13日(日) 京都11R 秋華賞昨年の勝ち馬リバティアイランドは、母方が世界最高峰のスピード大国とも称される豪州牝系。 2020年の勝ち馬デアリングタクトは、世界各国の短距離重賞勝ち馬を輩出した名牝系デアリングダンジグの一族。 2019年の勝ち馬クロノジェネシスは、母の父がクロフネ。スリープレスナイト、カレンチャン、ママコチャ等々、芝1200mG1レース勝ち馬を多数輩出した種牡馬。 この結果が示す通り、芝2000m戦ながらも、いわゆるスプリント指向のスピードもポイントになるG1競走。 ミアネーロは、近年の秋華賞で特に期待値の高いキングカメハメハ系ドゥラメンテの産駒。 近年の当レースは、父か母父キングカメハメハ系の血統馬が4連勝中。 母父Pulpitは、スピードを強化する才能に優れた米国型エーピーインディ系種牡馬。 母ミスエーニョは、米国の1400G1デルマーデビュータントSの勝ち馬で、姉ミスエルテは2016年のファンタジーS(京都芝1400m・G3)勝ち馬と、短距離寄りのスピード指向の強い牝系であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。 昨年の勝ち馬リバティアイランドも、ドゥラメンテ産駒で、母ヤンキーローズが世界最高峰のスピード大国としても知られる豪州競馬の芝1400mG1レースの勝ち馬。 ドゥラメンテ産駒のスピード強化型という意味で、この両者は類似性も高く、人気以上の激走に期待したい1頭。 クイーンズウォークは、ディープインパクト系キズナの産駒で、米国の快速系としても知られるFappiano系のHarlingtonを母父に持つ血統構成馬。 母ウェイヴェルアベニ
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毎日王冠(G2) [重賞最終見解]

2024年10月06日(日) 東京11R 毎日王冠過去5年の毎日王冠は、芝1600mの勝利実績馬が全勝。そのうち4頭は芝1600mのG1レース勝ち馬。 また、父か母父に欧州種牡馬を持つ馬、もしくは父がステイゴールド系orハーツクライ系血統馬は過去5年で4勝。当日単勝4人気以下から複勝圏内に好走した5頭中4頭も該当する特注系。 戦歴的にはスピード指向、血統的にはスタミナ指向の強いキャラクターが走りやすい傾向も。 オフトレイルは、これまでの自身の勝ち鞍3勝中2勝が芝1600m戦。 父Farhh、母父Kingmamboは何れも欧州種牡馬で、戦歴的にはスピード指向、血統的にはスタミナ指向といった例年の毎日王冠のコンセプトに合致するキャラクター。 父Farhhは、2013年の英チャンピオンS(芝10F・G1)勝ち馬で、欧州競馬の主流系統でもあるノーザンダンサー系種牡馬。 父も母父も欧州型種牡馬で、父が欧州型ノーザンダンサー系、かつ1600m以下の距離で実績を持つ馬という意味では、2021年の勝ち馬で、昨年も3着に好走したシュネルマイスターにも近いタイプ。 尚、父Farhhは、5歳になって初めてG1レースを勝利した晩成型。 オフトレイルも前走で初めて重賞勝ちを決めたように、今後の伸びしろにも期待できるキャラクターで、今回は3歳夏を超えた上昇度も込みで激走に期待したい1頭。 シックスペンスは、自身の勝ち鞍3勝中2勝が芝1600m戦で、ディープインパクト系キズナの産駒。 昨年の勝ち馬エルトンバローズ、2019年の勝ち馬ダノンキングリーも芝1600mで複数鞍の勝利実績があった父ディープインパクト
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京都大賞典(G2) [重賞最終見解]

2024年10月06日(日) 京都11R 京都大賞典3年ぶりに従来の京都競馬場で行われた昨年の京都大賞典は、父か母父ディープインパクト系orキングカメハメハ系の血統馬が4着以内を独占。 また昨年の勝ち馬プラダリアは、母の父がクロフネ。3着ディープボンドの母父は、キングヘイロー。 クロフネ、キングヘイローは、何れも種牡馬として芝1200mのG1レース勝ち馬を輩出。 日本の主流血統にプラスαで、スプリント指向のスピードを強化された馬が最も走りやすい傾向も。 ドクタードリトルは、前走関ケ原S(中京芝2000m)1着からの距離延長ローテで、母の父がキングカメハメハ。 新装京都開催の昨年は、距離延長ローテ馬が複勝圏内を独占。 延長ローテで父か母父にキングカメハメハを持つ馬という意味では、昨年2着ボッケリーニ(父キングカメハメハ)にも近いキャラクター。 父デクラレーションオブウォーは、自身もマイル重賞の勝ち馬で、代表産駒にデュードヴァン、タマモブラックタイ、セキトバイースト等々、1600m以下の短距離重賞好走馬も多数いるスピード指向の強い種牡馬。 主流血統にプラスαで、スプリント指向の速い血を掛け合わされた京都大賞典の理想的と言える配合馬で人気以上の激走に期待。 サトノグランツは、京都芝の重賞勝ち馬で、京都芝2400m重賞の好走実績も持つ馬。 父サトノダイヤモンドは、ディープインパクト産駒で、2018年の京都大賞典勝ち馬。 母の父が欧州型ダンチヒ系と、その血統バランスも父と同じで、京都芝中長距離重賞で走る典型的なキャラクター。 前述したプラダリアは、今年も連覇を懸けて出走を予定。 前走の宝
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サウジアラビアRC(G3) [重賞最終見解]

2024年10月05日(土) 東京11R サウジアラビアRC昨年の勝ち馬ゴンバデカーブースは、母の父がディープインパクト。 一昨年の勝ち馬ドルチェモアも、母の父がディープインパクト。 2021年の勝ち馬コマンドラインは、ディープインパクト産駒。 2020年の勝ち馬ステラヴェローチェは、母の父がディープインパクト。 直近4年のサウジアラビアRCは、父か母父ディープインパクトの血統馬が全勝と、基本的には主流のスピード、直線の伸びが問われるレース。 アルテヴェローチェは、今年のメンバーでは唯一となる母父ディープインパクトの血統馬。 中距離寄りの伸びが問われやすいレースだけに、タフな洋芝の札幌芝1500mを勝ち上がってきた臨戦も有利。 札幌芝1500mの新馬戦を勝ち上がってきた母父ディープインパクトの血統馬という意味では、一昨年の勝ち馬ドルチェモアにも近いキャラクター。 アルレッキーノは、昨年の勝ち馬と同様、ブリックスアンドモルタルの産駒。 母の父はキングカメハメハ。ディープインパクト血統が走る競馬にも強い現日本競馬界の主流種牡馬。 半姉チェルヴィニアは、昨年のオークス馬で、2歳時に当レースと同舞台で施行されるアルテミスS(G3)を完勝。 前走時のパフォーマンスは、その走破時計も含めて姉以上と言っても差し支えはなく、アクシデント等が無い限りは順当に走るであろう1頭。 ニシノルアノーヴァは、母の父がハーツクライ。 2019年の当レースは、ハーツクライ産駒が1着2着。 2代母ニシノブルームーンは、当レースと同舞台で行われるヴィクトリアマイル(G1)3着馬。 東京コース替わりで更なる上昇も。
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スプリンターズS(G1) [重賞最終見解]

2024年09月29日(日) 中山11R スプリンターズS近年のスプリンターズSは、芝1600m以上の距離で勝利実績を持っていた馬が5連勝中。 また、父が非サンデー系血統馬も、過去5年で4勝、5人気以下から複勝圏内に好走した6頭中4頭も該当する特注系。 生粋のスプリンターというよりも、距離に融通の利く非主流血統馬が最も走りやすい傾向も。 オオバンブルマイは、芝1600m重賞の勝ち馬。 前走キーンランドS(札幌芝1200m・G3)3着からの臨戦過程。 過去5年のスプリンターズSは、その勝ち馬5頭中4頭が前走芝重賞で3着以内に走っていた馬。 芝1600m以上の距離実績馬でかつ、近走好調馬が走りやすいレース。 血統構成は、ディスクリートキャット×ディープインパクト。 父は、例年の当レースで期待値の高い非サンデー系で、ストームバードを経由するノーザンダンサー系種牡馬。 昨年の勝ち馬ママコチャ、一昨年の勝ち馬ジャンダルム、2019年の勝ち馬タワーオブロンドンも、芝1600mの上級条件で勝利実績を持っていた父ノーザンダンサー系の血統馬。 純粋に芝1200m2戦目の上積みにも期待できる今回は、鞍上の手腕も込みで勝ち負けまで期待したい1頭。 ウイングレイテストは、上級条件の芝1600m勝ち馬で、前走アイビスサマーダッシュ(G3)2着からの好調ローテ。 父スクリーンヒーロー、母父サクラユタカオーは、何れも非サンデー系の種牡馬。 2021年の勝ち馬ピクシーナイトは、芝1600m重賞の勝ち馬で、スクリーンヒーローを父に持つモーリスの産駒。 年齢を重ねる度に短距離指向にシフトする傾向もロベルト系(スク
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シリウスS(G3) [重賞最終見解]

2024年09月28日(土) 中京11R シリウスS従来の阪神ダ2000mから舞台を変えて、今年は中京ダ1900mで施行されるシリウスS。 2020~2022年のシリウスSも、中京ダ1900mで実施。 上記の期間で複勝圏内に好走した9頭中8頭は、左回りコース&上級条件のダート戦で勝利実績or左回りコースのダート重賞で3着以内の好走実績を持っていた馬。 また上記期間で、単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭全馬は、父か母父がキングカメハメハ系、ゴールドアリュール系、ブライアンズタイム系、あるいはネオユニヴァース産駒、マジェスティックウォーリア産駒等々、左回りコースのダートG1レースで好走馬を輩出した種牡馬の血を持っていた馬という共通項も。 戦歴、血統ともに左回りの実績がポイントになる傾向。 ロコポルティは、自身の勝ち鞍5勝中3勝が左回りコースのダート戦。上級条件の中京ダ1900m戦にも勝利実績を持つ馬。 父ヘニーヒューズ、母父キングカメハメハは、何れも左回りコースのダートG1レース勝ち馬を複数頭輩出。 いわゆるサウスポータイプの典型で、中京開催の当舞台は絶好条件。 ハピは、今年と同じく中京開催だった一昨年のシリウスS2着馬。 左回りコースのダートG1レース好走実績馬で、母の父はキングカメハメハ。 これまで中京ダート戦に限れば、一昨年のチャンピオンズC(中京ダ1800m・G1)3着などを含む複勝率100%と、舞台実績も十分。 オメガギネスも、左回りコースのダート重賞レースで連対実績を持つ馬。 近親に左回りコースのダートG1ドバイワールドC(首・ダ2000m)勝ち馬ヴィクトワール
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オールカマー(G2) [重賞最終見解]

2024年09月22日(日) 中山11R オールカマー過去5年のオールカマーは、複勝圏内に好走した15頭中14頭が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮馬。 また父が欧州種牡馬、もしくはステイゴールド系orハーツクライ系の種牡馬の産駒は過去5年で4勝。 臨戦過程、血統ともにいわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるG2競走。 サリエラは、例年期待値の高い前走天皇賞春(京都芝3200m・G1)からの距離短縮ローテ、かつ2走前のダイヤモンドSでは上がり順位3番手の末脚をマーク。 オールカマーと同様に、非根幹距離の目黒記念(東京芝2500m・G2)で3着に好走している実績も今回の競馬へ向けては強調材料。 血統構成は、ディープインパクト×Lomitas。 母父Lomitasは、ノーザンダンサーを経由する欧州型ニジンスキー系種牡馬。 目黒記念で上位に走っていた実績があるディープインパクト産駒、かつ母父が欧州型ノーザンダンサー系種牡馬という意味では、昨年7人気3着ゼッフィーロを彷彿とさせるキャラクター。 2020年5人気1着センテリュオも、非根幹距離に実績があったディープインパクト産駒。 尚、そのゼッフィーロ、センテリュオは、何れも戸崎圭太騎手がエスコート。 戸崎騎手は、近5年のオールカマーで計3度、複勝圏内に好走。また、その3頭は全て当日単勝5番人気以下の人気薄と、鞍上のレース相性も込みで勝ち負けに期待したい1頭。 サヴォーナは、前走の函館記念(函館芝2000m・G3)で上がり順位2番手の末脚を計測。 父がディープインパクト系キズナ、母の父は欧州型ノーザンダンサー系のスニッツェル
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神戸新聞杯(G2) [重賞最終見解]

2024年09月22日(日) 中京11R 神戸新聞杯今年と同じく中京競馬場で行われた2020~2022年の神戸新聞杯は、複勝圏内に好走した9頭全馬が、前走日本ダービー出走or前走1勝クラス以上&芝1800m以上の距離で上がり順位3番手以内の条件を満たす馬。 また、上記期間で複勝圏内に好走した9頭は全馬が、父か母父がディープインパクト系orサンデー系×欧州型種牡馬(順不同)の血統馬。 日本の非根幹距離重賞特有と言えるスタミナ指向の末脚が決まりやすい傾向も。 ミスタージーティーは、前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)からの特注ローテ。 近年の神戸新聞杯は、競馬場を問わず前走日本ダービー出走馬が8連勝中と、基本的には王道の路線を歩んだ馬が有利。 父ドゥラメンテは、ディープインパクトが走る競馬に強い言わずと知れた現日本競馬界のトップサイアー。 中京開催の2020~2022年は、父か母父ディープインパクトの血統馬が3連勝中というデータも。 母父にSadler's Wells。こちらも言わずと知れた往年の欧州競馬界のチャンピオンサイアー。 2022年12人気2着ヤマニンゼスト、2021年5人気2着レッドジェネシスなども、Sadler's Wellsの血が強調された重厚な血統馬。 3歳秋に行われる長距離重賞だけに、成長力に定評があるタフな欧州血統馬が走る傾向も特徴的のレース。 尚、本馬の兄姉馬に、エリザベス女王杯(G1)3着のタッチングスピーチ、セントライト記念2着サトノルークス。 2200m重賞に実績がある非根幹指向の強い牝系であることも、今回の競馬へ向けては強調材料。 ジューンテイ
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朝日杯セントライト記念(G2) [重賞最終見解]

2024年09月16日(祝) 中山11R 朝日杯セントライト記念過去5年のセントライト記念は、前走芝重賞出走馬が4勝、合計12頭が馬券に。 その12頭中7頭は、前走日本ダービー出走馬と、基本的には世代上位の実績馬が走りやすいレース。 また、昨年の勝ち馬レーベンスティールの母父はトウカイテイオー。 一昨年の勝ち馬ガイアフォースは、キタサンブラック産駒。 2021年の勝ち馬アサマノイタズラは、ヴィクトワールピサ産駒。 同じ中山競馬場の非根幹距離で行われる重賞レースということもあり、トウカイテイオー、キタサンブラック、ヴィクトワールピサと、有馬記念勝ち馬の産駒に相性のいい傾向も。 アーバンシックは、前走前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)11着からの特注ローテ。 過去5年のセントライト記念は、前走日本ダービーから複勝圏内に好走した7頭中5頭は、前走6着以下の大敗馬。 広大な左回りの東京2400m戦に対して、小回りで右回りコースの2200m戦と、日本ダービーとはまるで異なる形状のコースで行われるセントライト記念は、むしろダービーが合わなかった馬の期待値が高い傾向も。 父スワーヴリチャードは、初G1制覇が4歳春の大阪杯。5歳になってジャパンCを制した成長力にも定評のある種牡馬。 母父ハービンジャーも、ブラストワンピース、ナミュール、ペルシアンナイト、ノームコア等々、3歳秋以降のG1レース勝ち馬を多数輩出するトップサイアー。 加えて、母方はディープインパクトと同じウインドインハーヘアの一族。 前走からのコース替わりに加えて、3歳秋の上昇度、更には血統スケール等々も加味すれば、ダービー
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ローズS(G2) [重賞最終見解]

2024年09月15日(日) 中京11R ローズS今年は中京芝2000mで施行されるローズS。 2020~2022年のローズSも当舞台で施行。 この期間で複勝圏内に好走した9頭中は全馬が、前走オークス出走or前走5着以内の好調馬。 また、中京開催の近年で複勝圏内に好走した9頭中8頭は、父か母父がディープインパクト系の血統馬。 世代上位の実績馬か好調馬の中でも、ディープインパクトに代表されるサンデー系特有のスピード、直線の伸びに優れたタイプが最も走りやすい傾向も。 ハワイアンティアレは、前走1勝クラスのマイル戦1着からの臨戦過程。 父ロードカナロアは、キングカメハメハを父に持つ言わずと知れた現日本競馬界のトップサイアー。 今年と同じく中京競馬場で行われた2021年のローズSは、父キングカメハメハ系血統馬が1着3着。 ディープインパクトに限らず、日本の主流血統のスピードが活かされやすいレース。 尚、本馬の前走時の馬体重は428キロ。 中京開催の2020~2022年のローズSで複勝圏内に好走した9頭中6頭は、レース当日の馬体重が452キロ以下というデータも。 前述の通り、スピードや直線の伸びが活かされやすい方向性だけに、体格的にもコンパクトな馬は有利。 レガレイラは、前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)5着からの臨戦過程。 過去5年の当レースは、その勝ち馬5頭中3頭が、前走東京芝2400mG1レースの出走馬。 前走時の馬体重は458キロで、想定上位人気馬の中ではコンパクトなタイプであることも強調材料。 また、近親には中京開催の当レースに相性抜群のディープインパクト。 父スワーヴ
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京成杯AH(G3) [重賞最終見解]

2024年09月08日(日) 中山11R 京成杯AH過去5年の京成杯AHは、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の実績馬が4勝。 また、父がキングマンボ系かロベルト系種牡馬、もしくは父か母父にサドラーズウェルズやトニービンなど欧州競馬の名血を持つ馬も過去5年で4勝。 当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した11頭中7頭も上記の血統条件を満たす馬。 マイル重賞ながらも戦歴、血統ともにいわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。 ディスペランツァは、前走の関屋記念(新潟芝1600m・G3)で、上がり順位3番手の末脚を計測。 父ルーラーシップは、キングカメハメハを経由する欧州型キングカメハメハ系種牡馬。 昨年の当レースで、斤量59キロを背負いながらも勝利したソウルラッシュも、ルーラーシップ産駒。 同年8人気3着ミスニューヨークも、父がキングマンボ系種牡馬で、近走上がり上位の実績馬があった馬。 また前走の関屋記念は、例年いわゆる短距離指向のスピードが要求されるレース。 前走とは真逆の才能が問われると言っても過言ではない、スタミナ指向の強い当レース出走で一変に期待したい1頭。 エエヤンは、ディープインパクト系シルバーステート産駒で、ニュージーランドT1着、ダービー卿CT2着等々、中山芝1600m重賞の実績馬。 過去5年の京成杯AHは、その勝ち馬5頭中4頭は、上級条件の中山芝1600mで連対実績を持っていた馬。 また、2022年12人気2着ミッキーブリランテ、2021年12人気2着コントラチェック、2020年3人気2着スマイルカナは、何れもオープンクラスの中山芝1600m
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セントウルS(G2) [重賞最終見解]

2024年09月08日(日) 中京11R セントウルS今年と同様に中京競馬場で行われた2020~2022年のセントウルSは、その勝ち馬3頭全馬が、前走1400m以上の芝重賞に出走していた距離短縮ローテ馬。 2020年のセントウルSは、前走芝1600m重賞に出走していた距離短縮ローテ馬が複勝圏内を独占。2着メイショウグロッケは、単勝12番人気の大穴。 また、上記期間で複勝圏内に好走した9頭中8頭は、距離短縮ローテor近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬。 尚、当レースと同舞台で施行された3週前のCBC賞(中京芝1200m・G3)も、距離短縮の臨戦だったドロップオブライト、スズハロームが1着2着。 スプリント重賞ながらも、いわゆる1400m以上もこなせる体力の絶対値がポイントになる傾向。 ダノンスコーピオンは、前走安田記念(東京芝1600m・G1)からの特注ローテ。 中京開催の直近3年の当レースは、前走芝のマイルG1レース出走馬が2勝。 前走安田記念からの臨戦過程で、ロードカナロア産駒、かつ馬主がダノックスという意味では、2020年のセントウルS勝ち馬ダノンスマッシュを彷彿とさせるキャラクター。 尚、そのダノンスマッシュは、安田隆行調教師の管理馬。 ダノンスコーピオンも、転厩前は安田隆行調教師の管理馬。 この両者は、育成方法という意味においても類似性の高いタイプで、初の芝1200m出走で激走に期待したい1頭。 テンハッピーローズは、前走ヴィクトリアM(東京芝1600m・G1)1着からの買いローテ。 父エピファネイア、母父タニノギムレットは、何れも欧州型ロベルト系種牡馬。 2
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